荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

浜茶屋/志満

2016年03月01日 | 散文
衣干岩のすぐ近くに浜茶屋があります。
昔は海水浴客や観光客が多くて料理店が幾つかありましたが、今唯一残っている店です。

海水浴客が減る一方なので食事所以外の施設に手を加えていませんが、数代続いている店です。

女将は私の老幼なじみの同級生です。

その縁で時々昼食に訪れます。

女将は15歳で嫁いで来て以来、ずっと頑張っている働き者です。

彼女の明るい人柄と新鮮な食材とで流行っている店です。
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衣干岩

2016年03月01日 | 散文
郷里に「綱敷天満宮」があります。

菅原道真公をまつっている天神様です。
「綱敷」の謂われは前回報告したので、今回は別の謂われを報告します。

天神様の近く海岸に「衣干岩」があります。


(謂われ)
菅原道真公が九州太宰府に配流される途中桜井の沖でしけにあい、やっとこの志島の海にたどり着いた。


嵐に揺られながら早くこの島に漕ぎ寄せ、安全に上陸したいと願ったことから「志島」の名が起こったと伝えられている。


上陸の途中濡れた菅公の衣をこの岩にかけて干したことから「衣干岩」と呼ばれるようになったといわれ、ここあたりは魚釣りや海水浴で名高いところであった。「志島ケ原振興会」

菅原道真公は、ここを島と思っていたようですね。
もっとも、四国は大きな島だけど・・・。
京から初めて海に出たので、陸地は全て島だと思ったのでしょうか?

今でも魚釣りや海水浴で有名ですよ。

「振興会」って呼称も違和感があります。
「志島ケ原観光振興会」ですかね。

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