荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

衣干岩

2016年03月01日 | 散文
郷里に「綱敷天満宮」があります。

菅原道真公をまつっている天神様です。
「綱敷」の謂われは前回報告したので、今回は別の謂われを報告します。

天神様の近く海岸に「衣干岩」があります。


(謂われ)
菅原道真公が九州太宰府に配流される途中桜井の沖でしけにあい、やっとこの志島の海にたどり着いた。


嵐に揺られながら早くこの島に漕ぎ寄せ、安全に上陸したいと願ったことから「志島」の名が起こったと伝えられている。


上陸の途中濡れた菅公の衣をこの岩にかけて干したことから「衣干岩」と呼ばれるようになったといわれ、ここあたりは魚釣りや海水浴で名高いところであった。「志島ケ原振興会」

菅原道真公は、ここを島と思っていたようですね。
もっとも、四国は大きな島だけど・・・。
京から初めて海に出たので、陸地は全て島だと思ったのでしょうか?

今でも魚釣りや海水浴で有名ですよ。

「振興会」って呼称も違和感があります。
「志島ケ原観光振興会」ですかね。

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