Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

ここで

2007-06-27 | Weblog
いつまでも、こうしていないさ。
いずれ歩き出す。
それまで、ここで、ソファのうえで
ゆっくり、ゆっくり
許されるまで
白と水色の影の跡を、包むんだ。

たとえば、神様が許してくれるまで。



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晴れ間

2007-06-27 | Weblog
一日は、早い。もう僕は、この椅子にいる。
昨日とくらべて、今日はどんな顔でここにいるんだろう。
そして、明日はどんな顔で、その又次の日は?
その間僕の中で、君はどう変化してるんだろう。

秋桜が咲いている。まだ6月なのにな。気が早い花だね。
何故だか、6月になんて咲いてる秋桜を見て僕は、何ていうか。何だろう。
動揺している?
この夏が終わってしまったような。終わってしまうような。
君が去る映像と、夏が終わる現象が、何故だか
重なってしまうらしい。

紫陽花と秋桜が咲いている景色は、混乱するね。
そこに向日葵でも加わったら、シュールだろうな。
ますます、君のことで混乱してしまうかも。
早く時がすぎるなら、君のことも早く、納得したい。

なかなか複雑な梅雨の晴れ間だ。


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2007-06-26 | Weblog
どこまで続く?
どうしたら、楽になれる?
 
ギターの弦は 暑さで微妙に狂う
マイナーコードでは 君へうたえない
ギターの音は 窮屈だった気持ちが 楽になる
最後に弾く曲は いつも大抵 決まっていて
弾くたびに 君を思い出していた

涼やかな風に吹いていてほしいが 吹いてくるのは
梅雨の気配漂わす 陰りのある風
僕の気分がこんなだから そうなのかもしれないけどね

うっとうしい自分の影と梅雨の風

一瞬にして持っていってくれないかい?
僕のあてのない思いを
君に見えないように



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今日

2007-06-26 | Weblog
3軒目の別荘で
僕はソファに横たわる
一息ついて
天井ながめて
揺らめく感情を
くゆらせる

静かなんだな
鳥の影は水色で
白い影は君の置きみやげ

レースのカーテンは
時折めくれて
初夏の緑が
ふと見える

今日の景色

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深さ

2007-06-26 | Weblog
長閑だな。
どうしたら、こんな自分から逃れられる?
 
こわい時がある。
漠然と、何かに覆われてしまって、こわい。

思ってた深さほどに、その時がこわい。
一人で背負わないと渡れない。

こんな自分から逃れたい。
いつか、笑って、笑ってもらえる日が
来るといいな。

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