満開の梅の花の隣に、綻びはじめた桜がいました。
河津桜なのかな?こんなに早いのだもんね?
色は、お馴染みの染井吉野より濃いピンク色で、
小振りの桜です。
梅も色々あるけど、桜の種類も相当あるから
こんな早い時期から咲く桜もあるんだね。
この写真の桜、毎年こんな風にこの時期に咲いている。
成人の記念に写真を撮った時、そういえば
この桜のそばの梅の木を背景に撮ったのだった。
写真館でも記念写真は撮って頂いたけど
家のカメラで、父親か母親かに…忘れたけど
梅の木の前で撮ってもらったものもあった。
小さい頃から、とにかく写真に写るのが好きでなくて
撮る方だったら好きなのだけど
被写体になるのがどうにもこうにも恥ずかしくってたまらんな…
という、昔は父にカメラを向けられると
柱の影に隠れてしまうという子供だったのだけど
大人になってからは、さすがに柱の影に隠れるなんていうことは
しなくなったけど
でも、やっぱり写真に撮られることは相変わらずどうも苦手なので
成人の記念の記念梅の木スナップの時も
いつもと違う格好が恥ずかしくってね…
こんな改まった格好、僕には似合わないだろうなー…(>_<)
みたいな気持ちだったっけな。
そんな顔で梅の木と一緒に写っている写真、どこにあるのだろう?
そんな思い出がふと甦る
綻びはじめた河津桜でした。
満開の頃、また観られたら良いな。
あの日は確か、暖かな日で
いつもとちがう自分が照れくさくて
照れくさくて仕方ないもんだから
歩き方も
右手と右足が一緒に出てしまうような
ぎこちなかった一日
青春の頃は常にそんな僕で
ずっと少年で
君を知らずに暮らしていた
不思議だな
麗らかな日って
思い出を通り越して
ずっと先の何かに繋がっていて
今は、君を知ってる
過去も未来も、実はないのかも
延々と廻る星の上
あの日は、今日に繋がり
そして今日はまたどかに繋がっては
また花は咲いていくんだね