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from Shizuoka/name is "slide"

土曜日、

2014-02-22 | Weblog




ただ今、午後1時台。土曜日の午後、暖かい。
風もほとんどなくピーカンの空で
日の光は春を思わせ、金と白の光を強く放射している。

風があるのとないのとでは
体感温度が随分ちがう。
風がないとこんなに暖かいのだな。
この間の暖かい日には、蟻が歩いていた。

我が家を訪れ、お団子をプレゼントしてくれた姉家族。
暖かいからか縁側で姪っ子が寝転がっていたので
そんなに暖かいのか…と、かねがねゆっくりとしたかった
最近の植物状況と、荒れた庭状況を観察すべく…
庭というより『植物が植わってるところ』へ。

玄関を出て数歩。
青い睡蓮鉢の中の睡蓮は、小さい葉が弱々しく浮かんでいる。
冬の間は、夏の元気がみる影もなくなり
毎年そんな風だ。
でも、小さな葉には弱冠、艶があり
これから夏の全盛期に向かっていく予感がほんの少しあるように思えた。

小さな青い睡蓮鉢の向こうは、荒れたスペース。
あいかわらず、荒れ放題。

椿の季節になってきているけど
山茶花は、まだ咲いていて、今日はその山茶花を撮ってみました。
撮ってみたはいいけど、
山茶花の足元へは行けなかったので(荒れて草ぼうぼうで)
小さく写っている写真になってしまってる。

それと、メジロが一羽遊びにきていてね、
山茶花や金柑の間を
可愛らしく囁くようにさえずりながら
あっちの梢、そっちの梢と飛んではとまり…と
楽しんでいるようだったので
それもあり近寄ることはやめておいた。

でも、そばへ近寄らなくても
春の花が、何種類か咲いているところを見つけることができた。

冬の間咲いていた花、
春になり咲き始めた花。

何となく、今、ソチで自分自身と闘っていたという
選手を思い出した。
姿はもちろん、スピリットが
冬の寒い間、ずっと咲いていた山茶花や
春になり微笑むように咲く花と重なるのでした。

記事を書いているうちに
窓の外から風の音が聴こえてきた。
少し風が出てきたようだ。
カーテンも、山茶花も、金柑も、みんな揺れている。

今日も、良い日を






日が差して
輝く花びらの
季節を問わないその美の影に
寒さを味わった分
とり戻すように増していく美の光に
繰り返す輪の途中に在る
春の花のアクセント

綻びの時を見逃さないように
春の歌い出しを
聴き逃さないように
その頬笑みを庭の中に探す
土曜日の午後










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