宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

今更にポスト小泉さん

2006-07-13 23:19:00 | 政治
今、安倍さんに試験のつもりの北朝鮮問題を担当させているようだが、
小泉さんは悠々の外遊においでになっている。
次が安倍さんなのか、自民党は?
再三再四述べているが、私には安倍さんと言う人物、浅野タクミノカミのような不安定さを感じてならないのだ。お家断絶じゃないけれど、日本国滅亡へ向かわせる人物のような気がしてならないのだ。
単なる「若さ」故で申しているのではない、若くとも十分に安心できる人物もいる。
幼稚な小泉さんでも流石に、彼のアオさが不安で、勉強のための官房長官という、あらゆる情報の集積役をやらしている。
ありとあらゆる情報が集まってくるので、そこから取捨選択していかねばならない、結構度胸のいる仕事である。
彼のアオさには柔軟性がない。柔軟性がないからアオいとも言えるが?このアオさが何一つ問題を解決できない、どころか却ってドロ沼にしてしまう恐れさえある。
この心内のアオさ、甘さ、浅さは、非常にヤバイ!彼のアオさは日本を最低ランクに位置づけるようにしてしまいかねない。今でもそうだが、もっと、どこからも相手にされない日本にしてしまうだろう。日本のレベルがどんどん下がってしまう。なぜなら大人になりきれていないからである。いろいろある国家を包容する力量が無いからである。彼の思想は戦前回帰の後ろ向きでもあるからだ。未来を後ろ向きにする国家がどこにあると言うのだ、そうだ!同列に北朝鮮がある。
世界の首脳たちからすれば、経済、技術の前を歩く国、日本のトップがこの人か?と揶揄、唖然とされるばかりではないだろうか?
中国首脳たちと比較しても、まるで考え方がお話になら無いくらい雲泥の差だ!
日本の皆様!本当にこの人でいいの?
首相代理の初仕事、北朝鮮制裁決議要求が、各国の事情も考えぬままに、彼らしく唯我独尊の結果、どうも失敗しそうだ。これは発議した以上、失敗しても成功しても、北朝鮮の「怒りと恨みと憎しみ」を背負うことになる。
安倍さんや麻生さんだけではなく、国民みんなが北朝鮮から「怒りと恨みと憎しみ」を数年に渡って共有、授受されることになる。
何故、日本人は相手を非難したり追い落とそうとすることしかできないのか?
なぜ、建設的な方向へ向かって努力しないのか?共に歩んで行こうと言う意識をもてないのか?
まったく人間味と言う、味わいの薄い民族だ!これが本当の本来の日本民族なのか?
かつての日本が今の北朝鮮とまるで相似形なのだ。先達として、相談に乗ることもできるのではないか?
無理か・・・・?
結局は自分勝手であったからこそ、愛国軍事全体社会を構築したのだし、戦後高度経済成長の一人勝ちもそうであったのだろう?
だから今、同じような道を辿る北朝鮮など救い上げる人の好さなど、サラサラ微塵もないのだろう!
そして、安倍さんなら十中八九、その自己中国家に拍車をかけるのは、想像するべくもない。当然に世界からのツケの報いは日本国民の上に降るであろう。



アジアのお荷物、日本

2006-07-12 23:16:44 | Weblog
前に「日本はアジアのしようもないお荷物になる」と書いた。
どうもその様相になってきたようだ。
中国は粛々と北朝鮮を自由経済社会への道へ取り込もうとしている。
これは中国の強制でもなんでもない、北朝鮮がみずから羨み取り入れようとしているだけだ。オーストラリア資源国も中国の人的資源発展に日本から中国に目をむけようとしている。
当然にアメリカ、カナダの資源国も指を咥えて見ているわけにも行くまい。
dellなどの廉価販売ができるのは、中国のお陰かも知れない?
中国も、発展の原動力である資源は「喉から手」でほしいであろう。
軍事などに力を注いでいるどころではないのだ。
みんな中国、インド、ロシアの巨大市場に群がる。何れ台湾も平和裡に組み込まれるであろう。
中でもロシアの資源供給能力との合体は、力のあるほかの国々が引き剥がそうと試みても無駄なことであろう。世界の動向は、EUを例に出すまでも無く、国取り物語の時代ではなく、「国と国の合流」の時代に移行しているのだ。それを平和の延長線で成し遂げようとしているロマン溢れるビジョンなのだ。
だから長々と愛国軍事全体社会を構築してきた北朝鮮に対して「こっちの水は甘いぞコール!」にはかなりの時間をかけなければならないだろう。
それが大陸国、「中国」だからこそできるのだ。
そんな中国に世界が期待を込めて見つめてもいるのだ。
かつてはソ連、インドとの国境紛争を重ねてきたのが、まるで嘘のような話である。
日本の一部の識者の中には、その時代をいまだに引きずっている者もいるが、時代は大幅に変わっている。
インドとパキスタンでさえ、紛争が無くなってしまうような気がしてならない?
これはどうしたことだろうか?
やはり、中国指導部の大人の見識なのではないだろうか?私にはそうとしか考えられない。
兎に角、中国太陽を軸にして周囲が回転しているようだ。
この大人の見識とは、安心を与えるのだ。無闇に刃を抜かない、じっと相手が自分からやってくるまで「待つ」と言う、なかなか普通では出来ない事をする。その良い例が「香港」だし、チベットの5000メートル級の高原に列車を走らせるのも永い永い投資だ。
そんな情勢に慌ててアメリカがインドに食指を伸ばしてきたが、インドは自分の在籍している位置を良く分かっている筈だ。
さてそんな中で日本だけが、後ろ向きに歩き出しているのだ。これは何としたことか?全くアジアの情勢とは相反する動きなのである。そもそも次ぎの総理が安倍さんだとするならば、尚更おかしなことになるであろう。
騒乱を導き出す元凶の存在となるであろう?
中国の永い永いビジョンが、安倍さんに分かる筈もなく、恐らく日本の議員、官僚のほとんどは理解できないのではないだろうか?
島国日本の最大の欠点であるのかも知れない?だから「自国愛」は当然と思い、「他国愛」と言う概念には違和感さえ持ち、想像すらできないのだ。
孤島に住まう日本の孤立は、必然であったのかも知れない?







アジアの破壊国、日本

2006-07-11 23:25:51 | 政治
あんなに日本から遠く離れた場所に撃ち込んだミサイルなのにも拘わらず、日本は敢えて大騒ぎして、一つになりたい北朝鮮、韓国の恨みを買うようなことをする。
これが、犯罪国に成り得る「要素」のひとつである。
つまり、普通人よりも、必要以上に北朝鮮のミサイルをこわがるのだ。それは、リーダーの一翼にある自分たちが、北朝鮮と言う国に対しての偏狭がそうさせているのだ。先ず、自分ありきだからだ。
この問題を一連托生で引っ張っているのは「安倍さん!と麻生さん!」だろう?
彼らの過激さは日本をどうにもならないところへ迷い込ませている。
全てのことが、全ての人が、そちらの方向へ向かおうとしている。
額賀防衛庁長官さんまでも、調子に乗って、途中のミサイルが撃ち落せないならば、事前に撃ち込むことを検討すると言っている。おバカな話だ!
それは、はっきりと戦争時の問題であって、戦争中では当たり前のことであるが、平常時、平和時にそんなことをすれば由々しき問題である!こんな程度の意識しかないのだから情けない。みんな頭に血が上ってしまって今、興奮が興奮を呼んでいる状態、勢いの連鎖のアドレナリンが猛烈に吹き荒れている。
これを自らドォードォードォー!と押し留める(つまりハッ!と気付く)必要があるのだが、残念ながら日本にはそのブレーキ役がいない。これが被害国或いは、加害国になり易い性質の一端なのだ。
もう少し先のことを考えれば、お隣同士でこのようにいがみ合っていては、やがてはどうしようもなくなるであろう。もっとアメリカの立場や北朝鮮の立場、韓国の立場、中国の立場、ロシアの立場、日本の置かれている状況をしっかり勘案してみるべきだ。そんなに周りの色づけをして良いと思うか?アジアの結束を、中国中心の結束を、日本が壊そうとしているようにしか見えない!だからアメリカは前面に出ないのだ。分かっているのだアメリカは、自分たちが前面に出ればアジアの問題にアメリカが口を出してくる、と非難を受けるからなのだ。それだけではなく、戦争するにリーダー、兵隊、資金も、もう疲れてもいるのだ。
それを「浅はかな」リーダーたちとジャーナリズムと日本国民が、日本をターゲットにしていることを今更ながらやっと気づき始めたから、訳も分からず沸騰してしまっているのだ。この「精神年齢の幼さ」も被害国、加害国に成り得る一端でもある。
私には日本が恐れおののき「狂った!!」としか見えない。
阻害された落ち目の日本の「あがき」にしか見えない。
中国に追いつかれ、アジアのリーダーとして追い越されようとしている状態に、日本愛国者たちの焦りもあるのだろう。
しかしアジアの一員なのか、果たして日本は?
自らアジアの結束を見せ始めようとしているのに、破壊しようとしている国がある。戦争にならなくとも、なったとしても、何れ、日本は現在よりももっと阻害され凋落することになるであろう、アジアの片隅に追いやられることになるであろう、それは私には見えているのだ。だからこそ常日頃言っていたのだ、この経済技術の図体のデカい、精神の幼いアンバランスは、それだけで犯罪を誘発し易い「要素」なのだ。
日本と北朝鮮の戦争になれば、喜ぶのは特需のある中国であり、ロシアであり、アメリカなのがわからないのか!アセアン諸国への貢献にも一役買うであろう?
追い詰める程度が理解できない、ほとんどの人が初体験する日本は、結局不徳の致すところになってしまう可能性が大である。
北朝鮮の覚悟は揺るぎないと思う、一貫性があるからだ。中国次官が説得に行っているが、どちらにせよ、中国は拒否権を使わざるを得ないであろう?
使わなかったら、引き返せない戦争への道を突き進むしかないのではないか?その時は日本人も覚悟がいるぞ!「恨みは骨髄」に染み渡っているだろうからな?
中国の要人が言うように、北朝鮮を変えるには、周囲の開放経済の恩恵を見せ付けるのが、一番効果があるのだよ。少しは頭を使いなさいよ、理解しなさいよ。
少しずつ、ゆっくりとアジアの仲間として交流していけば、どんなに意固地になっていても、豊かさの恩典には抗しきれないものだ。
戦争への道を選択するか、それとも、小泉さんの最初の訪朝時に戻るかの選択は、賢民と愚民の選択だ!
最初の訪朝時は、キムジョイルさんも小泉さんも、いろいろ過去があったが、これからは仲良くやろうじゃないか、とお互いに思って会ったのだよ。
それをジャーナリズムが大騒ぎキャンペーンをして、いつまでも得意げに追求したもんだから全てこじれてしまった。謝ったことだし、取り敢えず過去を忘れて交流を深めていけば、否応なしに少しずつでも「拉致問題」も進展していく筈だった。
それをなじり、追求の手を緩めずしていけば、北朝鮮も硬化していくのは自明の理だろう。北方四島問題の結果が教訓になっていないのか?
ついこの間の出来事が、今、制裁決議うんぬんになってしまっている。
何とも言葉がない!これは相手の心を理解する心が希薄なためである。日本に最も必要とするものは「自愛国心」ではなく、「他国愛、人類愛」であって、それが分からない幼稚さは罪なのである。







被害者、加害者になる性質を根底に持つ日本

2006-07-09 11:59:12 | 政治
麻生外務大臣さんに、安倍官房長官さんの強行タッグ、しっかりと覚えておこう。
日本が前面に出て行って北朝鮮包囲網を築こうとしている。
当然に北朝鮮の「憎しみ」を一身に背負うことになる。
ありえないことを祈るしかないが、北朝鮮を甘く見ているかもしれないこの二人の軽薄な怒り表明のアオくささでは分からん、何とも言えないが・・・・?
国際連合脱退の事態に発展すれば、即、北朝鮮からの宣戦布告なき、自らの国の死を覚悟の東京急襲がいつでもあり得る事態だ!
いいか、お二人さんに物申す!イラクの自爆行為を知っているか?
自分の身体に爆弾を縛り付けて、イラク人民の尊厳を守るために爆発させて、肉片をバラ撒くのだ。そんな人がきっと北朝鮮にも雨後のたけのこのようにいるんだ。そう言う国の人間と戦うことになるんだ。イヤ、戦う前に身体が千切れているかも知れん?そんな覚悟、二人にあるか?みんなもあるか?もてるか?
逆恨みと言ってしまえばそうかも知れないが、かつてのどこかの国もそうだったのだ。歴史は果たして繰り返されるか、どうかだ?
実は兵隊と兵隊の戦いではないんだ。破壊機械と一般人との戦いになるんだ、そんな瀬戸際スレスレをしようとしているんだよ。分かってるかい?
 犯罪に遭う、起こす。
事故に遭う、起こす。
この場合、このような状況に至るにはその人の持っている性質、性格、思い、などが、それを生み出す基本にあると言うのは疑いようのないものである。
北朝鮮が世界に飛び出すについて、いかにもアメリカの威光というものが大きく立ちはだかっているのを感じていると思う。だからこそ日本もアメリカに擦り寄るしかないと思ってもいるのだ。
北朝鮮にとっては立ちはだかるアメリカと言う障壁を取り外す必要がある、従って対話をしたがっているのだ。
しかし、ここで様相が変わってきた。日本の右寄り政治屋さんがアメリカの威光と言うトラの衣を借りつつ音頭をとって、圧迫を加えようとしている。
これは、「恨み」とか、「障壁」がアメリカから日本に移動したことになる。
ただ違うのは信頼度の低い日本の障壁はアメリカほども高くはなく、むしろ簡単に飛び越えることができる。
今、中国、ロシアの拒否権を無力化させようと躍起になっているが、失敗した場合、成功した場合、その後の状況をどこまで予測しているのであろうか?
いささか不安である。
多分、北朝鮮孤立化は失敗に終わるであろう。そして、恨みを買うのは日本自身になる。どう言う形でその怨念がやってくるのかは予測もつかない。相手を追い落とす働きかけが失敗しても、成功したとしても、そのツケは必ずや跳ね返ってくる筈だ。
そのような「ツケ」と言う自然界の掟は、浅はかな考えのところにやってくるように仕組まれているのだ。北朝鮮が米国と戦えば、自動的に日本との戦いになることは自然の成り立ちであって、まして、巨大影響力国家とは言えない日本は北朝鮮にとっては御しやすいものであるのだ。
事故、事件を起こし易い性質が日本にはある。国民全体が視野狭窄に陥ってしまう点だ。つまり、自分が見えず、正面の相手しか見えていないのである。それも、自分が見えていない程だから、相手の表面しか見えてはいないのだ。ジャーナリズムの大騒ぎを見ていれば良く分かる。日本を自ら批判する勢力が誕生しないのだ。北朝鮮の弁明を一切許さないのだ。相手を理解しようとする心が封じられてしまうのだ。また、そのような反論意見を述べられる人を参加させないのだ。これは明らかに日本世論の一定方向への誘導でしかない。
これは、当然に視野狭窄を招き、犯罪や、事故を誘導する、し易い性質なのである。
被害者になろうが、加害者になろうが、どちらにもなりうる性質なのである。
つまりは、小船が揺れて傾いてしまっていても、いつまでもハッ!と我れに返ることのできぬ性質(バランス能力の欠損のため)が、加害国となり、被害国となる、先天的要素を持ち得ていることなのである。
 もう一つは、その先を、そしてもっと先を、さらに先を読みきる術がないことである。或いは、読んでも己れ自身をその読みの萱の外に置くために、読みが正確とは言えなくなるのだ。また、傲慢、慢心が時として重大な勘違い、間違いをしでかすのだ。
常任理事国全員の賛成を取り付けたところで、その先はどうなるのだ?
北朝鮮を国連から追い出すのか?
そう言う行為をしなければならぬ必然性があるのか?そこまでも北朝鮮人や韓国人の「恨み」を買わなければならぬ必要があるのか?その「恨み」の矛先を何処へ向かわせるつもりなのか?
始まりは「拉致行為」ではあったろうが、キムジョイルさんが謝ったではないか、よもやそれを安倍さんはご都合良く忘れてはいまいな。そう言うような解釈しかできないから、器ではないのだ。日本にとっては危険この上ない存在なのだ!


ミサイル迎撃システムの総決算

2006-07-08 22:23:25 | 政治
ミサイル迎撃システム
ミサイルをミサイルで撃ち落すには、トラップとスキートの二種類があるが、
詳しいことはわかりませんが、所謂、迎え撃ち、と、追い撃ち、がある。
例えば、テポドン2号は、距離も長いし、当然にスピードもある。従って、追い撃ちは、それ以上のスピードを要求されるので、巨大になるし、日朝間の距離を考えた時、時間的にも迎撃システムとしては難しいのではないか?
ならば、迎え撃ちが考えられる、が、海上とは限らず陸上のあちこちに設備しなければならない。まあ、大都会や爆撃されては困る場所の近場に設定するのだろうが、とてつもない資金が掛かりそうだ。しかも、これはアメリカの開発でありながら、多くは日本のために使う前提だから、その費用は全て日本持ちになりかねない?大変なことである。
右寄りの政治屋さんたちは、そんな金食い虫の無駄に資本投下するのである。
それならば、誰にも優しい政治を目指して、ご近所の国々に一億円、好きに使っていいよ、って与えた方が、気が利いている。
迎撃システムにはとても想像すら出来ないような資金が、税金が投入されるであろう?
過激な方たちが、北朝鮮に怒り、左派を罵倒するのは結構だが、その代償であるツケは、お金と身体で払わされることになるであろうから、前線に出る覚悟は出来ているのだろうな。全くお陰で傍迷惑も窮まれりー!っていったところか?
バブルに踊った銀行や企業を助けたツケ、 アメリカ海兵隊の移転に伴う費用のツケ、自衛隊のイラク駐留のツケを、これから一般大衆が払わされるのだが、更にミサイル防衛迎撃システムのつけが数年後にやってくる。ところがドッコイ!生産人口は極端に目減りしている。
どうせ人のお金だからって、政、官、揃って湯水のように使って、少しはもっとお金の掛からない方法を考えたらどうなんだい!!無いなりの頭を使って少しくらいの知恵は働かせなさいよ!バッカじゃないの?
そんな事を言う前に、借金地獄、借金まみれの日本からサッサと消えた方が利口かな・・・・?これからの取立てはハンパじゃないからなあ?
しかし、日本にドップリ浸かっているよなあ・・・・・・・・・!



拉致家族、横田さんへ

2006-07-08 21:17:55 | 北朝鮮
北朝鮮が日本に良く思われようとしている。弱気が顔を覗かせる。
それで調子に乗って強気に出てくるのが、過激な日本右派だ。始末が悪い。
人間心の味の薄い人たちだ!
それはさておき、横田さん!・・・・・
ウンギョンさんだっけ?やまとなでしこの奥ゆかしさそのままに良く育ってくれているじゃありませんか。めぐみさんの一粒種ですよ、行って抱きしめてあげなさいな、あなた方のためではありません、ウンギョンさんのためです。娘のめぐみさんのためでもあります。
どちらも後悔しないためです。
あなた方が行きたい!と言えば、誰も引き止めることはできません。
他のみんなのためにジッとここは我慢だなんて、ちっとも格好良いことではないのです。
本当の格好良さは、正直に素直になることです。それが娘の唯一の一粒種への親として、ジイさんバアさんとしての務めです。
ウンギョンさんもジッと耐え忍んで待っているのです。
北朝鮮の国への恨みつらみより先に、忍んで待つ孫への「無償の愛」を与えて上げるべきです。
早くに親を亡くしたのであるならば、余計に「無償の愛」に飢えている筈です。
父親を気遣い、まま母を気遣うその心には、わがままの言えぬ、嫌われたら行くところの無い、本人にしか分からぬ辛さがあったろうに思えます。
あなた方の今とっている行動は「有償の愛」そのものなのです。祖父、祖母の風上にも置けぬものです。
娘の遺伝子継承者である子供なら、自分の持っている「全ての愛」で包んであげてください。それが先に生まれた者の、先に死に行く者の為すべき行い、姿です。
あなた方の立場よりも、ずぅーと複雑な立場でここまで生きてきたのです。それを十分に理解してあげてください。
多くの日本人には理解されなくとも良いのです。
あなた方とウ・ギョンさんだけに通じていれば良いのです。
それが、最大にして最高の勲章です。
後悔は先にたちません、やらなかった後悔は一生の不覚です。あなた方のめぐみさんを探求した全ての人生は、これで決まるのです。
あんなにも奥ゆかしく育ったのは、北朝鮮のお陰かも知れないではないですか?
日本では、謙譲の美徳は、もはや何処を探してもありません・・・・?
あなた方は日本の多くの方々からの物心あらゆる面での援助を受けて、感謝があるかも知れませんが、それを踏まえての経済制裁などを唱えているのでしたら、それは邪道です。多くの親心を裏切り踏みにじるものです。お願いします!会ってやってください。親心に経済制裁要求は元より似合わないのです。

ビクビクなミサイル

2006-07-07 07:22:51 | 政治
今回のミサイルは、落下させた位置からみるとどうもビクビクしながら撃っているように私には見える。
やっぱり最初の頃の、命を惜しまずアメリカにガナリ立てていた勢いはなさそうだ。あまり、カリカリするような事でもない。
カリカリしている日本の方が、それを利用しているようでおかしい?
これを見ると追い詰められた瀬戸際の挑発行動とも言えず、キムジョイルさんらしく、露、中、韓のバックアップで、守りの臆病風が吹いてきましたか?
あまり北朝鮮にとっては効果的とは言えない示威行動だ。
何故に今、これなのだ?
軍部の暴走とも思えぬし、行き詰っているようにも見えない?
さりとて、東京への距離感を計っているようにも見えぬ?
単なる試し撃ちとしか考えられない。日米軍がジワジワ北朝鮮領海内に踏み込んできたのを牽制でもしたのか、まったくもって不可解?
めぐみさんの夫の記者会見もした。まだ、日本へコンタクトをとろうとしている。
どうもやっていることがチグハグ。
日本もチグハグなことをするから、そんなに不自然でもないのかな?
北朝鮮のレベルとはそんなものか?私だったら方向は任意でも、それぞれ目標地点との距離を合わせて、日米同盟軍との有事に備えるがな?どうも分からん?こんな笑い話のような威嚇があるものか!
結局、愛国鎖国に近い国情だから、頭脳の進展性がないのだな?
根性論で戦うしかないのか、北朝鮮は?もしかして満足に戦うこともできないのかも知れないな。
日本の領海内に撃たなければ何の威嚇にもならんだろ!
今更に日本相手にもみ手をしたところで、日本側はその臆病風を読みきってしまっているだろう?
威嚇は一か八か、森の石松調でやるからその効果があるのだ、オズオズと撃っていたんでは、見透かされてしまうのは二代目の甘さなのだろうな。
この「甘さ」は戦争時には最大の障害となろうが、外交手段的にはもっとも有効性を発揮するものとなろう?
何ゆえ敵国日本を相手にするより、もっと世界に目を向けないのだろうか?それが不思議でならない。かれらの世界観の土俵は狭過ぎる。
愛国全体社会がそうさせているのかも知れない?頭脳流失を恐れんがために、やむを得ぬ科学技術の停滞なのだ。
全くかつての日本の途上の再演なのだな。

ミサイルに踊る日本

2006-07-06 23:27:40 | 政治
北朝鮮のミサイルにことのほか大騒ぎしているのは、日米くらいなものである。
そりゃそうだ、日米同盟は世界からはいぶかしげに疎んじられているからだ。
日本が、あちこちから阻害されているのは、いまでは誰でも分かっていることじゃないか?北欧、スェーデンからも小泉さんの靖国詣でを考え直すように言われてしまっている始末なのだ。賢明なる日本人なら、その意味するところをしっかりと理解すべきだ。露、中、韓、北にキラワれている、みんなお隣りさんではないか?
何ゆえ、お隣りさんにこうまでキラワレルのだ?
少しは考えているのだろうか?
折角の平和憲法を持ちながらなし崩しに、アメリカと一緒になって世界警察を目指そうとして、紛争国にチョッカイを出そうとしている日本を、誰が?どの国が、信用、信頼、尊敬するのだ、できるのだ!何かしらあったとしても、誰一人、どの国も付いていく国などあるものか?つまり、憲法を逸脱して行動するのを「おかしい?」と思わない国では、他国さえもその国の運営者を油断ならぬ輩と定義するだけだろう?うっかり口車に乗ってしまったなら、痛い目に合うのは自分自身だとわかっている筈だ。
憲法を、融通性もなくバカみたいに頑固一徹に守ろうとしている気概ある日本であったならば、日本と言う国は、あらゆる国から尊敬と信頼と信用で迎えられたであろうのに、それを無視して逸脱するところに、戦争時の卑怯な日本の国策を彷彿とさせてしまうのである。
だから、どんなに日本がアメリカに擦り寄っていっても、最終的にはアメリカでさえも日本を真からの親友とは考えずに常に牽制球を投げつづけるであろう?
擦り寄る人間の計算ヅクメの思想こそ、賢明なる者たちから見れば、最も気をつけなければならない存在なのだ、と言うことが知恵ある者には分かっている筈だ。
そう言う意味では、今は孤高のブッシュさんのアメリカなのである、哀れにも最大の部下が、もみ手で擦り寄る日本しかいない、と言う不徳は、ブッシュさんの人間性に負うところが大いにある。
日本がミサイルに大騒ぎするのは、北朝鮮に嫌われていることぐらい、流石のジャーナリズム、司るものたちにも理解が及ぶからだ。北朝鮮の狙いが日本であることを理解しているからだ。
露、中、韓が何ゆえ猛り狂っていないのだ?それぞれ自国に害が及ぶ筈はない、と思っているからだ。
それなら何故、露、中、韓、そして、アセアン諸国にもあまり良く思われていないことの理解ができないのだ?愛国だ!とか自分だけの殻に入ろうとして、他国の「積年の怨念」をなかった、忘れた、かのように平然とあからさまに無視するから、であろう。
このままでは、東京に核が落とされても、葬式には出席してくれるが、真から憤り泣いてはくれないだろう?寂しい限りである。
今、日本がすべきは、他国への愛の無償の持ち出しであり、人間そのものへの畏敬の念なのではないだろうか?それならば戦場に戦闘服で出掛けることはできぬものであるのだ。






ミサイルあれこれ

2006-07-06 06:18:32 | 政治
あらら、北朝鮮のミサイル、テポドン2号は失敗ですか?
核弾頭を搭載していないから、計算違いなんでしょうか?ノドンはきちんと落としているわけでしょ、ノドンに核を搭載したならばどうなるんでしょうね?
アメリカはどこの地点で迎撃する予定だったのですかねえ?
テポドンの失敗もさることながら、稚内方面へ横っ飛びのミサイルを撃ち落せないんですかねえ?これはミサイルの有効性の証明ですかねえ?
これじゃ、お先真っ暗ですねえ。
北朝鮮も何発も撃っちゃって、もったいないことですね。
いよいよ追い込まれていることの証明です・・・かな?
ロシアも中国も援助にはなかなかシビアなんでしょうか?
あんな海の中では、命中精度っとやらは第三国の人には分かりにくそうですね。
命中精度と言っても、核搭載なら、多少ズレていようが破壊力範囲が広いのであまり影響もないか?
テポドン2号の失敗は北朝鮮にとっては、大打撃でしょう。
つまり売り物にはなりませんから、したがって開発費の元が取れないし、今後の軍事費調達にも影響する。しかし、テポドンよりもノドンを欲しがる国もあるだろうし・・・なあ?
それと、中国、ロシアの技術供与までには至ってはいない、と言う事でしょうな。
10発くらい撃っていると言う話もあるが、丁度10発と言うのは成功確立何割の世界であって、売り先へのデモンストレーションもあるのでしょうか?
偽札、麻薬の次はやっぱりミサイルかね?
しかし、射程距離からすれば東京はしっかりと範疇に入っているようだ?地図上にコンパスを90度回転させれば、どこに届くかは一目瞭然ですな。
ちょっとまだ正確ではないかいな?打ち上げた場所から着水した場所までの距離と打ち上げた場所から東京までの距離が同一ならば、標的は東京でしょう?
距離が合って、方向が合えば後は風とか、山越えとか、気圧とか、天候だな?
まだ、詳しいデータがないので当てずっぽうの事しか言えませんが・・・?
アメリカの迎撃ミサイルはどうしちゃったんだい?
10発と言うロシアの発表の中には、迎撃に失敗したアメリカ産のミサイルも含まれているんじゃないのかい?
しかし、あの場所では迎撃するのは無理なのか?失敗すれば中国か、ロシアに飛んでいっちまうもんなあ?迎撃ったって、制空権を握って北朝鮮領地内でやるしかないんだよなあ、あとは太平洋のど真ん中か、失敗した場合の矛先も考えないと、とんでもないことになるからな?あるいは自爆装置付きの迎撃ミサイルじゃないとならんだろ?
いずれにしろ、片側からだけの攻撃はやりにくかろ?所詮この程度のていたらくなのだアメリカは・・・・身に詰まされないと真剣にはならないものさ。
アオ2才の方々は怒り心頭にきているようだが、
安倍さんは大丈夫か?考えがアオいから心配でしょうがないよ。
本当にアメリカは無視イジメなんだな、まあ、北朝鮮のような雑魚を同じ土俵で相手にしたって、得になることは何もないと思っているだろうし、やけどするのがオチだとも思っているのではないか?。
しかし、周囲を敵に回しても覚悟の上であり、もったいないような多数のミサイル発射が意味しているものは果たして何か?
いよいよ、追い詰められてきたってことか?
怖いねえ!武器を有する者の自暴自棄は、自殺行為では有り得ない。
まあ、東京が核の嵐に見舞われようと、自業自得ではあるがな。押さえどころのないジャーナリズム、煽られ乗せられる知ったか無知国民、強硬タカ一辺倒の司るものたち為政者など、みんなで責めれば折れる、落ちると単純に思っちゃっているのが、摩訶不徳の致すところだな!
アメリカも振り向いてあげないと暴走するよ、中、露には全面的に面倒見る余力が無いって言う証明だから、手遅れにならないように善処しないと駄目でしょう。
貧乏な国なのに、折角のなけなしのミサイルを沢山撃っちゃった!
撃った場所も分かっちゃった。分析もしっかりされてしまう、手の内見せちゃまずいの分かってる筈なのに、アメリカ、日本同盟軍の力量知りたかったのか?自分の実力を知らせたかったのか?
兎に角、始まったら日朝ともタダでは済まないからね、加害、被害はイラクの比ではないからね。言っとくけど・・・・


ミサイル発射準備の功罪

2006-07-02 11:01:49 | 政治
北朝鮮のミサイル発射を注視しているのは、日本やアメリカだけではない。
世界が注目している。
北朝鮮の発射技術、そして正確な着地点技術、今までに無い応用技術があるのかないのか?あらゆる部分で興味の対象ではあるのだ。
売り出せば引く手あまたの破格の値段なのだ。
反米国は言うに及ばず、共産国、産油国、先進諸国にとっても魅力ある商品になるであろう?大量破壊兵器を有していなかった故にアメリカはイラクに侵攻したことを思えば、各国ともアメリカへの信頼依存性は薄れ、唯一擦り寄る日本を除いてはそれぞれ不安でならないだろう。核を世界市場に流すわけにも行かない事情はあっても、ミサイルならば防衛手段として市場での売買が可能なのではないだろうか?
そっくりそのままを輸出するのではなければ北朝鮮でも可能であろうと思われる。
アメリカの軍事作戦の変更にともなって、対峙する他の各国とも同じように軍事作戦の変更を余儀なくされ、それは、武器、兵器の流通の促進につながる。
そんな中での意味で、北朝鮮のミサイルは注目されているのだ。
成功のもたらすもの、失敗のもたらすもの、また、迎撃を宣言した日米の技術の成功、失敗のもたらす影響などを考えたとき、今後を占うに軽くはない?
多分、迎撃の失敗があるとすれば、日本国民には知らされることはないであろう。
ものすごいスピードで飛ぶミサイルの軌道を瞬時に計算して迎撃の合致をさせることが出来るとしたならば、それは大変な技術なのだ。まるでクレー射撃を見るようだ。アメリカも世界に向けて宣言をしてしまった以上、必死になって成功させようとするだろう?何発のミサイルを飛ばすのだろうか?その数も世界は見ているだろう?シュミレーションでは一発のミサイルに一発のミサイルの絵しか出ていないが・・・・果たして?
そこで、北朝鮮のミサイル技術が問題で、スピードを落としたり、上げたり、方向を変えたりする能力があるのか、ないのか?宇宙ロケットのように何段にも分かれて分裂できるのか、できないのか?
どちらにせよ、どちらの国にとってもその試金石とも言え、失敗と成功の落差はけっして少なくはない。
北朝鮮の成功を、何をして成功と言うのかは何とも言えないが、アメリカが撃ち落すと言った以上、取り敢えず無事に着水すれば成功だと言えよう。そうなれば、日米の経済制裁、国連制裁決議などなんともないし、アメリカの権威は明らかに失墜するだろう?
ただ、失敗の場合はいろいろなパターンが考えられるが、アメリカに擦り寄る国々が多少増えるには違いない?
しかし、露、中vs日、米という図式は変わらず、中近東、アフリカ各地での紛争地帯でのイザコザで、影に隠れた影響力の衝突が起こるものと思われる。
イラク侵攻によってアメリカの失墜がすすんでいるのは、いつまでも終わらぬテロによる武器弾薬の流入である。今後もアメリカ離れがジワジワと進んで行く筈だ。
ここで、ミサイル迎撃の失敗でもあろうものなら、アメリカも手負いの獅子になる。アメリカにとってもかなり思い切った危険な賭けなのだ。だから双方にとって重要な意味を持つミサイル発射準備の舞台裏では、入念に歴史的な打開策が話しあわれているだろう?
今では、北朝鮮の後には露、中の広大な面積と人口と影響力と軍事核を持つ大国を擁しているのである。だから生死を賭けた必死の張ったり咆哮は必要ではなくなったのだし、粛々と準備を進められるのだ、が、失敗は許されない状況に変わりは無い。