宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

防衛戦争省

2008-03-31 23:54:24 | 政治
またまた、映画「靖国」が、反日だとの理由で、自民党政府の誰か?(新聞に載らない誰か?)が試写会で見させるように要求した後、右翼の圧力で、近隣に迷惑を掛けるとの事で、上映を映画館が止めた。
香港などで賞まで取った作品なのであるが、右翼や右翼政治家にとって都合悪い内容であったのだろう・・・・
これで日教組のホテル側のお断りに続く。
これは何とかしないか警察さん!
日本は一応、民主主義の社会ではないのかい・・・・
右翼のこのような行為をいつまでも黙って見ているつもりなのかい、警察さん!
一般国民も、いつまでも自分の都合だけで政治家を選んでいてもいいのかい・・・
言論や映画を封殺、圧殺するような右翼思想を蔓延させてもいいのかい・・・・
愛国心の真実も分からん者たちに、好き勝手にさせていいのかい・・・・
あの日本の強盗強殺戦争は、忠君愛国の強制の結果であったことを知っているのかい、みなさん!

忠君は「上意」と言うものであって、上の命令を皆さんの下々へまで行き渡らせるために唱えたものであったことを知っているのかい・・・・つまり、上の言うことを良く聞け!と言うものであるのだ。間違っていても黙って言うことを聞け!ということだ・・・

愛国も、同じ動機であるのだ。私たちはそこに居れば自動的に愛国心や郷土愛を持ってしまうのだ。(自殺や犯罪者、また、もどきや予備軍はこの限りではないが・・・)それ以上のものを持たせようと画策するは、つまり、単一的に上の者の言うことを良く聞く、余計な考えや批判を言わせない、ブレーキの壊れた人材を作ろうとする意図に他ならない。

これらが、日本国民を強盗強殺行脚に導いて行ってしまったことに、気づかないか・・・・
また同じような轍を性懲りも無くやろうとするのかい・・・
「己に対する批判の封殺、自己嫌悪の忘却」は、ブレーキの効かない車のようなものだ。傲慢と横柄と蔑視への道を辿る。
やがて、防衛と言う名の戦争へ至るのも間近い。

右翼の彼らのブログにサーフィンすると、押しなべて私の意見を拒否してくる。
コメントを受け付けないブログがあまりにも多い。
だから偏ってしまうのだ・・・・いやっ、偏っているから自分の考え方を否定されるのを極端に嫌うのかも知れない・・・・・


チベットの息吹

2008-03-30 22:40:47 | ニュース
またまたチベットを分析しよう・・・・
右よりの中国攻撃派は、単純で「それ見ろ、シナって言うところはそんな国だ!」くらいにしか非難することしかできないが、もっと深遠を探ってみると、いろいろな中国における問題の数々が表出されてくる。

元々、共産社会の構造は、「質素が美徳」の仕組みを擁していた。
それがうまく機能せず、人々における欲望の調節作用を軽視していた。
本来、人間の基本であるところの「欲望」という行動欲求を過度に抑制してしまうと、それが生産や消費としての役割である「意欲」というものの抑制につながってしまう。
全体的にその「意欲」は沈滞してしまうのだ。上からの勝手な音頭による生産目標では、「仕方なく仕事をする」という受身の体制にならざるを得ない。

その結果、共産システムは綻び、止むを得ず資本主義や民主主義や自由経済システムも少しずつ取り入れていく方策に転換せざるを得なくなっていく。

一方、共産思想と軸が一緒であったチベットや中国国内の宗教というものは、人々の心の中枢を占めていた筈である。
共産思想と相まって、人々の「心の拠り所」として重要な地位、位置にあった訳である。
特に、他国より隔絶されたチベット仏教にあっては、尚更人々の暮らし、生活との共存は抜け難いものであったに違いない・・・・

共産社会は、それなりに一致点もあり、理解もされていたのであろう・・・・が、
中国のそのような自由経済社会体制への移行に伴い、従来の「質素倹約の美徳」という大儀が大きく変貌していくそれのように、いつしかチベットにもその影響が俄かにやってくるのだ。
「質素は美徳」の代表格として、その尊厳を一心に集めて人々の暮らしの中に溶け込んで君臨していた「僧侶」という人たちの地位は一挙に陥落し、変わりに台頭してくる経営者、司直への羨望が、「僧侶」と言う立場を侵食してしまう現実に晒される。

過渡期に於ける中国の「生みの苦しみ」であるのかも知れない・・・・

あれだけ多くの僧侶と言われる方々がいることを思えば、いかに人々の暮らしの中にある仏教という「価値観」の尊大さが分かろうというものである。
これからの中国は、自由経済社会体制の下に、人々の欲望をいかに注意深く「調節」していくかが、与えられた課題であろう・・・・
人の欲望の発露には「際限がない」・・・・
しかし、無くても困るのだ。
その自由経済による物欲得行動や心の退廃等の弊害部分は、チベットにも舞い降りてきて当然なのであり、人々の畏敬の念が、僧侶から経営者に移行していくのも当然の成り行きなのである。
だから中国の中央政府は、あまりある配慮を怠ってはならないと、思える。
宗教を無上の宝とする国家群は世界には数々あり、それへ(仏教)の対応を軽視すると、「宗教を持たない国家は・・・・」と揶揄されてしまうであろう・・・
それほどに宗教への冷遇は、反発が強いのである。(日本右翼群の反発とは意味合いが違う)

最終的な帰結は、やっぱり心の拠り所なのであり、地に足を付けた生き方であり、けっして大儲けの人集めの経営者の役割ではないのだ。チベット国民も、日本国民も、一時的な栄華に酔っては後悔する原因ともなろう・・・・
中国のこれからもいろいろと費用の嵩む事柄が多く表出してくるであろう・・・
そうそう軍事にばかりお金を費やすこともできない筈である。

ネパール、ブータン等の独立によって危機感を覚えた中国共産党政府の進軍は、チベットが独立未承認であったのも相まって、主要国の反対もなく、そのまま了解されてしまった。
多分、日本に手痛い傷を負わされた国であったことも理解同情の範疇であったのであろう・・・?
また、主要国も大戦争の疲れ、厭世感も強く働いていたのかも知れない・・・?
また、主要国の植民地が独立への反旗に、それぞれ対応しているのが手一杯でもあったのであろう・・・・?
方や常任理事国、方や独立未承認国、というハンデもあったであろう・・・・?
そしてこの進軍は、日本の侵略に真似ているのも歴史の皮肉とも取れる。
しかし、国連から独立国として認められていなかった、且つ、清とチベットとの付き合いは長かった事を考えれば、日本のその時とはおのずと質は違う・・・・

そして、その後の共産主義の拡大南下を嫌ったアメリカ軍の朝鮮戦争と時を同じくして、アメリカCIAのゲリラ抵抗作戦がチベットを挟んで頭上で破裂し、それぞれの暴力の残酷性に拍車を掛けた争いとなる。

平和や国土や思想や主義を守る(防衛)筈の「戦争」は、まさに「恨みと恨み、憎しみと憎しみの交差点」と同一のものでしかないのだ。

やがての日本国土を挟んで・・・・という将来を暗示示唆していることであるのかも知れない・・・・?









Gooよおまえもか・・・

2008-03-28 22:53:34 | ニュース
チベット問題でgooのRssを読むと、ほとんど中国への攻撃である。これはGooが偏り初めていることを表しているように思う。
バランスを考えた取り扱いにしてもらいたいものだ。
そうでないと、Goo自体のレベルがドンドン低下していくのだ。
ほとんどの中国攻撃コメントが口汚く罵る内容に終始している。
これは、全く冷静さを欠き、勢いに任せた怒りのなにものでもない。
このような内容のコメントばかりを採用していては、Gooそのものの存在感も失い、単なる2チャンネルと同様に、右翼意見のみに席巻されてしまい、読むに耐えないものとなってしまうであろう・・・・
それでなくとも、大手が産経ニュースの偏りに埋没してしまっている現状なので、Gooよおまえまでもか・・・・という思いがある。
心して考えて欲しい・・・・

チベットの逆説

2008-03-27 00:13:57 | ニュース
再びチベット問題。
どうも産経ニュースに席巻されている大手のネット業界(YAHOO・MSN・グーグル)の影響をモロに受けているブロガーの方々は押しなべて中国共産党政府に攻撃的だ・・・・
このようなときは私めが支援してやらねばならぬ。
中国政府への援護がほとんどない・・・・
むしろ、今度の暴動は中国にとっては「追い風」のような気がする。
何故なら良い宣伝になるからだ・・・・
普通、中国でのオリンピックなど、遠い国から見てみれば、わざわざ行く気にもならないだろうが、今度の騒ぎが行く気もなかった人々の心を刺激しているかも知れない。また、中国も低姿勢で一生懸命に尽くしてもくれるであろう・・・初のオリンピックであるだけに感慨もひとしおなのである。

欧州が騒ぐのも、中国商品の安売りに辟易しているところでもあるので、これ見よがしであろうが、現実問題として、このオリンピックに目標を定めていた選手たちのことを思えば、軽率にはボイコットなどできるわけもない。
「輪」の祭典に欧州自ら水を差してしまっては、EUのリーダーとしての器の狭さを問われることになりはしないか・・・・?
するとしたら、その安易な政府の姿勢が却って糾弾の憂き目に合うであろう・・・
何しろ、中国が攻めていっている訳ではないのだ。
チベットが暴動を起こして、中国は受身であるのだ。
受身の中国を糾弾して、折角の「輪の祭典」オリンピックをボイコットするなど愚の骨頂もいいところである。
アジアとアフリカ、オセアニアはまず動かないことは固い、アメリカも日本もロシアもインドも、動くことはないであろう・・・・残るはヨーロッパであるが、EUに加盟したばかりの東欧諸国は動かない筈であり、むしろオリンピックを待っていると言っても過言ではない。英、仏、独、伊のせいぜい4カ国が消極的に形だけ問題にするくらいである。
中国に恩も義理もないからである。
アメリカが動かないのは、中露の存在、影響力がすでに巨大になっているのを知っているためであり、世界を動かすとき、中露を無視しては成り立たないのを知っているのである。
13億の民はオーストラリアなどの資源国にとってみれば、おいしいことに他ならない、日本を捨てても中国なのである。

日本右翼と、日本マスコミくらいなものである、大騒ぎしているのは・・・・
一部の国を除いて、ほとんどの国は「動かざること、岩の如し」であって、短辺急にボイコットしようと音頭することが浅はかさの象徴のように恥ずかしいことであることに気づく・・・・・
暴動を中国が悪いからだ、と、彼らは吹聴しているが、暴動は暴動であって、暴動には断固たる態度で接するのはどの国でも当然取るべき手段なのであり、そのままやりたい放題にさせる国はありゃしない・・・・
暴動が続けば続くほどに、強引に沈静化させたりしない中国当局の配慮が伺えるのである。
日本右翼や日本マスコミの一方的な都合の良い「中国落し込め」のPRに容易く乗ってしまっては、知性レベルを疑われる・・・・
仏のサルコジさんが「オリンピックボイコットも有り得る」と述べた、など、事実かも知れないが、取り立ててニュース種にする程のものでもないし、むしろ、中国オリンピックを失敗させようとする意図すら感じられ、とても見苦しいのである。
あちらこちらで批判の火の手が上がっているということを、必要以上に悪感情を植えつけるように吹聴しようとする行為に至っては、「これだから日本のマスコミは・・・・」と揶揄されてしまうのだ。
暴動するほどの悪政ならば、世界に実情を発信すれば良いのだ。今の時代、暴動によらずしてもいくらでも発信できる状況にはある筈だ。
インドと中国との経済、軍事等の今、蜜月の関係性を読むとき、むしろこの暴動は、ダライラマさんにとっては、マイナス効果が多いことに早く気づくが良かろうに思う・・・・


彼らが(日本右翼、日本マスコミ)中国をどのように見ているか?・・・・それに比して世界全体は中国をどのように捉えているのか?・・・オリンピックを目指す者たちの思い・・・安易にボイコットを掲げる国のトップに寄せる信頼性・・・など、識見を持って眺めた方がよいだろう・・・・
何かのついでに「小林よしのり」さんの漫画を見たが、何とまあ!相変わらずの偏屈な漫画であることか・・・・・中国の行ってきた残酷性をこれでもか、これでもかと宣伝する意図、また、あらぬ方向へ誘導するように列挙するくだりは、歪んだ心の証明でもある・・・非常に醜い!・・・


日、出ずる国から、日、沈む国へ

2008-03-26 06:52:05 | 政治
しかし福田内閣と自民党と官僚と民主党の綱引きの妙なるバランス、どうしようもないね・・・・
このまま何の知恵も無く、時の過ぎ行くままに・・・・流れに身を任せて任期満了までやっていくつもりかね・・・・?
まさに無為無策のお見事な典型ですな・・・・
まあでも、安倍さんのような余計な事をして、余計に酷くしてくれるよりかは、何もしないでくれた方がいいかも知れないね・・・・

結局、このような事態に陥ることは、すでに読めてもいましたね。
自民党さんの、官僚さんの、好きなようにはこれからはさせませんよ、という国民の側の選択でもある訳だから、その趣旨に則った政治手法が必要なんですが、知恵もないためにその打開策を見つけることもできません。
結局は、政治の「ていたらく」を、図らずも自分の国に、世界に、露呈してしまいました。
「4月中のの解散風」は吹きませんかね・・・・?
世界で、アジアで、また米朝に何が起ころうとも、自民党さん!解散ができなくなってしまいましたか・・・?
それとも「総辞職」で、乗り切りますか・・・ね?・・とりあえず・・・

自民党というのは「組織、団体を大事にする」集団ありきなのですね、それに対して民主党の野党は敵対政党の役目として、一般人を支持母体として活動するようになる集団なのです。
そしてその、「組織、団体ありき優先」の姿勢を、自民党はとり続けるしかない宿命を負っているのですな。
しかし日本の今の時代は、開発途上から充実生活の時代に移行しようとする途上の訳なのです。
先進国の何がしかも「温暖化対策」等を優先課題としてやっている関係で、これ以上の不必要な開発に疑問を投げかけているように見えるので、多分、開発よりも充実生活の大切さを理解しているのでしょう・・・・・?
そのことを自民党政府の誰一人として理解できていないのが不幸の始まりでもある。
今、生きている、生活している、暮らしている、人々を大切にしなければならないのが、世界の、日本の、「潮流」なのであるが、相も変わらず、利権構造にしがみつく政府と官僚と株式会社の三つ巴・・・・
そこに発展的な思考形態は見当たらない・・・・
その利権に群がる構図は、「地方公共団体」「財団、社団法人」にまで及ぶ。
全く、全てそれを否定するものではないが、役目を終えた、放漫経営の不必要な団体組織は、その利権構造を断ち切るのが本来であろうが、その「断ち切り」が自民党政権にあってはとても出来ないのが現状なのだ。
なら,変えればいいではないか、いや、変えなければこの国ははきっと立ち行かないと、そんな自民党政権に「ノー」を突きつけたのが有権者たちであったのだ。
バブルまでは、みんなが「利」を貪った・・・そして、バブル破綻後気づいてみれば、
みんなを困窮させて、利権構造のしっかりしている組織団体だけが相変わらずバブルを貪っている。
このようなところに人間集団と言うものの「性質」が現れている。

高齢化社会というのは、つまるところ組織団体に属さない層が確実に増えていくことに他ならないのだ。

だから、いつまでも組織団体だけに特典を与えるような仕組みは、やがて咀嚼されていくのである。

そうでなければ、「日、出ずる国・・・から・・・日、沈む国」への転落を余儀なくされるであろう・・・・





チベット騒乱

2008-03-22 14:37:48 | ニュース
チベットの騒乱について、右傾の方々がやたらとすぐ引っ張り出してくる問題であるので、ちょうど騒乱が起こっている折りでもあり、いろいろと少ない知識なりに語ってみたいと思う。

彼らが(日本の右傾、もどき)どうして中国を攻撃したくてすぐチベット問題を出してくるのか?・・・・・私にも理解不能なのですが、どこかつつくためには、(
日本は正当で、中国に言い返すための姑息な手段として利用しているのであろう・・・?)
ちょうど最適な問題なのであろう・・・・
しかし、よくよく勉強してみると、彼らの主張には、戦争中の大本営発表のような歪曲性があちこちに垣間見られる。
中国を糾弾したい、という思いがまず、前提にあって、その上で理解していく歴史であるから、当然にそれに沿って都合よく変更していくのである。

あの高山地帯にそもそも国家という制度が適合するかどうか?・・・は、置いといて、どうも、本来のチベットの問題は、民主主義と(アメリカCIA)共産主義(中国とソ連)との冷戦構造に起因しているらしい・・・・
それまでのチベットがどこにも攻撃されずに、なかば独立同然であったのもその地形によるところも大きい。
良く虐殺があったことを右翼の人々は指摘しているが、どうもそれもCIAの軍事訓練化と武器供与などが果たしている公算が大きいようだ。
つまり、アメリカがチベットのテロ組織を形成していた可能性大なるものがある。
昔から、中国もインドもインドを植民地化したイギリスもここには手を出さずにいたわけだが、チベット自体も独立というものにあまり重きを置いてはいなかったのであろう・・・
中国の「清」の時代では貢ぎ物を持っていくことで、自治としてのほぼ独立性を保っていたが、「清」がなくなって、ご承知のように中国もあちらこちらで欧州や日本などに侵食される時代になり、ここからここまでは外国のそれぞれの領地だと区分されるようになると、国境という問題が現実問題として発生してきた訳ですね・・・
中国も共産党政権の時代になると、インドとの国境であるとか、またネパール独立などの例でもある通り、独立という機運を避けるためにも中国の一部であるという必要性がでてきた。
そこでチベットへの進軍が開始されたのであろう・・・
あらためて中国としての権利主張であったのであろう。
そして、確かに世界的には(つまり国際連合ではチベットは独立国として認定されていない)独立国としての立場はなかつた、それだけでもなく、多分、日本の被害国であった中国が自ら追い返した実力のもとに、戦争によって疲弊していた、また戦後の建て直しの各国のドサクサもあいまって、その進軍に目を瞑ったのであろう。
そのようなことは、ドサクサの中では、世界のあちらこちらで散見されている。
戦後、共産化の広がりを嫌ったアメリカやヨーロッパは、それを食い止めるために、抵抗運動に手を貸した。結果残虐な殺し合いにつながっているのである。
と、まあこれが大まかな歴史の実態であろうか・・・・?

このような内容を右傾の彼らは、いいように曲解、歪曲してブログに載せるのである。

チベット問題は、世界的にも、アジア的にも、要衝の地ではないし、中国も、インドもイギリスも重要とは思っていなかったように、私自身も思っていなかったので、穿り出していた右傾の彼らを意味は違えどもある意味では評価したい。
勉強になりました。
もう少し突っ込んでみると、台湾や香港などの問題にも、当時の中国の思惑、アメリカの目のつけどころとの駆け引きなども理解できるようになるのではないだろうか・・・・?
あまり共産化を急ぐと、アメリカの目が光ってもいたのであろう・・・・

衆議院選挙と戦争終結宣言と核と拉致

2008-03-02 06:43:16 | Weblog

タイトル : 衆議院選挙と戦争状態の終結宣言
さてさて、予算案の衆議院強行採決、やっぱりな・・・・
これで3月中に決着する・・・・北朝鮮とアメリカの戦争状態の終結宣言に間に合いそうだ。
何と言っても半年期限だから多分?4月一杯でしょう。それをやられては右翼傾向の方々の支持を失うから、自民党はメロメロになってしまうので、「ちょっと待った!!」っと、多分?待たせている訳でありまして、丁度日本の北朝鮮に対する「経済制裁」の期限も半年、それも4月一杯の予定であるから、辻褄がピタリと一致する。
だから4月中にどうしても衆議院選挙をせねばならない・・・・?筈・・・・
経済制裁を半年にした意味も理解できる。

戦争状態の終結宣言は、大統領選挙の共和党陣営にとって絶対必要なものであるから、それ以上の先延ばしは不可能に近い。それがなくとも勝てる要素が生まれれば終結宣言はする必要もないが・・・・

兄弟国イギリスまで、資源探査に協力しているくらいだから、(これは身の程知らずの安倍さんが「資源探査はしてもいいよ」とのたもうた、ご自分が北朝鮮にどのように思われているのか、知りもせずにいけシャーシャーと・・・・このお人は何にも分かっていらっしゃらない、「夢追い人」だからしょうがないとしても・・・・日本国民としてはいかにも恥ずかしい・・・限りだ。

ほとんど「終結宣言」はもうレールの上には確実に載っている事でしょう・・・・

そこで、それが衆議院選挙前にはっきりとしたら、自民党の現在の支持者たちはどのように思うだろうか?
あの「拉致」は完璧に棚上げなのである。
その上に、「経済制裁に因る損失補填」を各国から請求されるであろう、勿論アメリカにはその余裕はない、多分?・・・ない!しかし、共和党としては、手柄話はどうしても欲しい!・・・・
日本は、他の各国からの要求を退けることが出来るのか・・・果たして?・・・・
「拉致」を棚上げにされても、支援は5カ国の付き合い上、せにゃならん・・・
(他の4カ国はみんな協力しているのだ)原因を作った日本が、やらない訳にもいくまい。それを無視すれば、今後も日本の立つ瀬はほとんど封じられる。イコール「孤立化」へまっしぐら・・・・・
孤立化は経済界へも波及する、日本が貧乏になっていくのだ。

出すについて、北朝鮮への影響力を行使できるのであるならばいいが・・・・??
そんなことを自民党支持者(特に右傾の者たちは・・・・?)は許すか・・・・?当然NO!だわな・・・・

だから衆議院選挙前の「戦争終結宣言」は有り得ないことになる。
問題は、アメリカが宣言をせずとも、民主オバマさんに勝てる要素があれば・・・・にかかっている。
しかしその時は、大将同士の約束反故というオマケがついてしまう。
日英中露韓も「親書」の内容は理解しているだろう・・・?と思う?
言葉よりも書いたものの重さは深いものなのだ。

とりあえず選挙して、勝っても、負けても、小沢さんに託しても、また、福田さんでもない、小沢さんでもない、喧嘩にならぬ全く別の人が総理に推挙される・・・・かも?知れないが、後、米朝の間で戦争終結宣言が出されて、同時に日本の支援が開始されて、同時に拉致問題の協議が始まるという筋書きが私には見えるが・・・・・どうなのでしょうか?

そうでないと、「経済制裁」を半年期限にした意味が分からぬ?それのタイムリミットが4月だとすれば、今度の、あの安倍さんではなく、是正するために真反対の政策方針を掲げている筈の、福田さんの強行採決の意味が理解できる。
選挙後も引き続き総理をやる可能性もかなり強い、それは「拉致は私が解決する」と言った宣言に現れている。本当のところは経済制裁の半年継続延長はするつもりがなかったのかも知れないが、官僚か?はたまた自民の右翼部隊か?の反対意思に押し切られたのであろう・・・・ことは容易に推測できる。
拉致と核と支援を同時に行いたい日本政府ではあろうが、(それはやっぱり自民党だと有権者に思わせられる)北朝鮮はそれには難色を示しているのであろうことも推測できる。

拉致被害者やご家族には気の毒だが、全ては政略の元にあるのだ。
もっとも彼らも政府にゲタを預けた以上、政略に踊らされるのは仕方のないことである。北朝鮮に信頼されない(北朝鮮だけではなく、他の4カ国にも・・・・)政府と官僚とマスコミと柔軟性のない国民の行ってきたツケが、解決を長引かせている元凶であることには疑いの余地はない・・・・・

選挙は4月中と予測する私の根拠とするところを述べさせていただきました。
当たれば拍手、外れればケチョンケチョン・・・・