宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

このご時世、自民党離れは尻軽さに通じ

2008-12-08 07:19:28 | 政治
最近の自民党を出ようとする動きについて・・・・
このまま行ったら野垂れ死にだとばかりに、自民党議員でありながら反旗を翻す言動、行動を取るものたちがいるが、それらの発生は自然力学的ではあるだろうが、あまり感心したものではない。
少なくとも自民党の中で大多数の支持で推挙された首相なのであるから、首相に意見するべきであって、マスコミで騒ぐべきことではないだろう・・・・
ただ単に首相の器としての予見、先見性の不足が招いた自分たちの失態であるのだから、自分たちがそれなりの責任を取るのが筋というものであり、一度は覚悟を決めるべきものである。
自民党がヤバイっとなってやっと腰を上げているようでは、ご都合主義、尻の軽さは人間の軽さに通じて、浅はかというものであろう・・・・・

これで族議員たちまでもが自民党を離脱するようでは、今度は民主党と仲良くなる暁には、きっと民主党が元の自民党の代わりになるだけで、何の意味もなくなる。
まあ、元々は民主党も自民党ではあったのだから、オール与党の愚は避けなくば、日本国はけっして歓迎されるべき国家に成長することはできない・・・・
せめて国家主義、民族主義の議員は自民党に骨を埋めるべきだ。
それが往生際の良さ・・・・であろう・・・・
また民主党に種種雑多な議員たちの集まりになってしまったら、同じことの繰り返しではあるのだ。
良く弁えて行動するがよかろう・・・・
民主党も官僚擁護を積極的に繰り返した議員はオフリミットにしないと、またまた民主党の中で「しがらみ構築」が始まってしまうのだ。
それぞれが自分の位置、立場を守るのに必死であるから、けっして悪さをしているつもりは無いので、彼らを単純に責める訳にもいかないのである。
ただその権限を変更するしかないのです。それには、ポストを与えないようにするしかないのです。彼らは優秀であるだけに発言権ある立場を持たせるとまた、ニョキニョキと鎌首をもたげてきてしまうのだ・・・・・

それにしてもこの急激な落ち込みは、今更の感が拭えないのだが、何か自民党を積極的に擁護してきた組織票なるものが大きく動いたように見えるのであるが、何であろうか?・・・・
右翼民族国家主義が動いたようには見えないが・・・・利を共に築いてきた層(個人事業者or経営者)の彼らなのであろうか?・・・・それとも地方役人たちなのであろうか?・・・・兎に角、何をしても、悪さしても、長年、根強かった自民党支持者たちの一角が崩れた、と言ってもいいのであろう・・・・・
固定票が吹っ飛んだ!・・と言うことだ。
彼らには3年後の消費税が痛かったか・・・・?・・それとも、スピードと言いつつ、年内二次補正を見送ったご都合主義に嫌気が差したか・・・?・・・
政局より政策と言いつつ、政局を考えた「嘘つき」が支持を失ったのか・・?
やはり、口のひん曲がった人には嘘つきが多い、という人相学上の判定は嘘ではなかったか・・・?・・・まあこれも確率で、全員がそうとは言えないのであるが・・・・今回はくしくも当たってしまったようだ。