宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

the北朝鮮その4

2009-06-22 05:50:29 | Weblog
さて、日本のことを少し書こう。
私が一番問題としているのは・・・・あんなにも「戦争」から遠ざかっていた国が、今、こんなにも近くにある、目の前にぶら下がってる事実に、ほとんどの人々が気付かない現実がある・・・・・

それは長い時間を経て形成したる日本人特有の本質と言えなくもない・・・・
近代国家としては正に「落第」の優等生であろうと思われる。なるべくなら戦争のない世界、戦争を忘れる世界、戦争から遠ざかる世界を構築するを目標とするのが常道なのであるが、相手国を常に敵に見立てて、自ら誘引されるように戦争に近づく「愚」を何と形容すれば良いのであろう・・・・
私には「刺激」を求めているとしか思えないのであるが・・・・・
強盗するような「性根」を持つ国というものは、国そのものの遺伝的にも、継承的にも、修整は効かないものなのであろうか・・・・?
けっしてそうではない、殺人者の子供が必ず殺人者になるものでもないからだ。勿論、非殺人者との間に生まれているから薄められていることもあるであろうが、形質は何分の1かで持っている訳だから、子供に殺人者の要素があっても不思議ではないのだ。

戦後の「反省」「検証」という作業を一切、省いてきてしまった故ではないかと思っている。反省、検証の中には、結果として、「平和を維持する」ための確かなる理論が必ず構築されて、確立され、後世に伝えられるものになるのだから、それは反省、検証無くしては有り得ない。

日本人のやってきたことは、単に「勝った、負けた」という事柄でしかなかったのだ。僅か20分程度で終わる、へぼ将棋の世界観である。
だから子孫に自信を持って平和を伝える事ができない・・・・右翼、右傾の愛国に振り回されてしまうことになるのである。
恐らく・・・・愛国心が日本を戦争に導く・・・・という私の理論が理解できる人はほとんどいないであろう・・・・

プロの将棋には負けても勝っても双方による、必ず局後の感想戦があって、勝負のターニングポイントを見つけあうしきたりとなっている。平和と戦争のターニングポイントというものも、戦争以前に相当の数あるのであり、それらを冷静な判断で見つけ出さなければならない。

戦争と言う二文字から離れるがいい・・・・遠ざかるがいい・・・・
いつまでも「北朝鮮問題」として、物事を捉えていてはターニングポイントを発見することはまずできない。
即ち、今起こっている出来事を「日本の問題」愛国右傾化の問題として捉える視点が必要なのだ。
自らの(日本の)対処の仕方がこれで良いのか?・・・最善手なのか?・・・・それとも悪手なのか・・・・?と疑問を投げかけて見る姿勢が大切なのです。
武器には武器で守る、というゾウリムシ的発想で思考を止めて済ますのか・・・・?
政治が右翼だから、北朝鮮外交をさせてもらえないのなら、政治を、政策方針を変えれば、経済制裁方式を変えれば、外交は生き返る筈だ。ちょっとした変化でよい、少しでも明るい方向を目指せば、死んでいる外交を生き返らせることができる。それが鳩山さんの目論むところであろう・・・・今、口に出しては言えないが、「友愛」の意味はそこにある。「他人のふんどし右翼政権」では気付かない、気付いても右翼タカ派金太郎飴自民党政権だから、北朝鮮には伝わらない・・・・・






RSSに載せてもらえない、ついに偏ったGOO

2008-06-20 20:15:04 | Weblog
しかし、gooのRSS、私のような考え方の人間を削除してしまったら、日本びいきの人たちしか残らないではないか・・・・流石は読売ニュースからのことだけはある・・・・・
ついに、偏向著しい2チャンネルと同じような道筋を突き進みそうである。
そりゃバランスの取れた反論がないRSSであるから、人々の考え方も一様でしか考え付かない、愚かで視野の狭い人間たちが出来上がるのであろう・・・・
それでもいいのであろう、それよりも利であるだろうし、そんな程度のgooさんなのだから・・・・

MSNも毎日から産経に鞍替えしてしまった。どのような条件で変更してしまったのかは知るよしもないが、MSNの責任者は、産経新聞が、他アジア圏の国々の汚点をほじくる姿勢の強い偏向した新聞社であることをご存知ないのか?それとも営利上やむを得ぬ選択だったのであろうか?それにしても、何と社会性を失った選択をしたものよなあ・・・・
まあ、MSNもGOOもおしなべてこんな程度のレベルの組織なのであろうと、つくづく歯痒い思いである。
まあ、YAHOOもグーグルも似たり寄ったりなのであろう・・・・
困ったものである、そのような情報の手づるで育つ、育った、影響を受ける、子供たちは言うに及ばず大人たちも含めて、末恐ろしい時代になってしまうのを私は見たくない!その前に死んでおきたいものである・・・・


楽天の戦い方

2008-04-26 22:01:15 | Weblog
今年の「東北楽天イーグルス」優勝しそうである。
投手陣が厚く、軸がいる。
打撃陣は薄いと思っていたが、どうしてどうして山崎が軸になって、非常にバランスが良い。
投手では岩隈を軸に、田中、永井、朝井、今日のドミンゴと完投能力のあるピッチャーが5人もいる。
後ろに中継ぎ、押さえを必要としないくらいである。
ホームランバッターに山崎とフェルナンデス、そして、アベレージヒッターもいるし、兎に角、バランスが良い。
これだけ完投能力を備えた投手陣が揃ったのは、キャッチャーの働きが多分、良いからだ・・・・
ということは、やっぱり野村さんの影響か?
投手陣が安定しているということは、そうそうは負けないことを意味している。
今年は楽天が台風の目になる。
優勝も現実味があろう・・・・・


衆議院選挙と戦争終結宣言と核と拉致

2008-03-02 06:43:16 | Weblog

タイトル : 衆議院選挙と戦争状態の終結宣言
さてさて、予算案の衆議院強行採決、やっぱりな・・・・
これで3月中に決着する・・・・北朝鮮とアメリカの戦争状態の終結宣言に間に合いそうだ。
何と言っても半年期限だから多分?4月一杯でしょう。それをやられては右翼傾向の方々の支持を失うから、自民党はメロメロになってしまうので、「ちょっと待った!!」っと、多分?待たせている訳でありまして、丁度日本の北朝鮮に対する「経済制裁」の期限も半年、それも4月一杯の予定であるから、辻褄がピタリと一致する。
だから4月中にどうしても衆議院選挙をせねばならない・・・・?筈・・・・
経済制裁を半年にした意味も理解できる。

戦争状態の終結宣言は、大統領選挙の共和党陣営にとって絶対必要なものであるから、それ以上の先延ばしは不可能に近い。それがなくとも勝てる要素が生まれれば終結宣言はする必要もないが・・・・

兄弟国イギリスまで、資源探査に協力しているくらいだから、(これは身の程知らずの安倍さんが「資源探査はしてもいいよ」とのたもうた、ご自分が北朝鮮にどのように思われているのか、知りもせずにいけシャーシャーと・・・・このお人は何にも分かっていらっしゃらない、「夢追い人」だからしょうがないとしても・・・・日本国民としてはいかにも恥ずかしい・・・限りだ。

ほとんど「終結宣言」はもうレールの上には確実に載っている事でしょう・・・・

そこで、それが衆議院選挙前にはっきりとしたら、自民党の現在の支持者たちはどのように思うだろうか?
あの「拉致」は完璧に棚上げなのである。
その上に、「経済制裁に因る損失補填」を各国から請求されるであろう、勿論アメリカにはその余裕はない、多分?・・・ない!しかし、共和党としては、手柄話はどうしても欲しい!・・・・
日本は、他の各国からの要求を退けることが出来るのか・・・果たして?・・・・
「拉致」を棚上げにされても、支援は5カ国の付き合い上、せにゃならん・・・
(他の4カ国はみんな協力しているのだ)原因を作った日本が、やらない訳にもいくまい。それを無視すれば、今後も日本の立つ瀬はほとんど封じられる。イコール「孤立化」へまっしぐら・・・・・
孤立化は経済界へも波及する、日本が貧乏になっていくのだ。

出すについて、北朝鮮への影響力を行使できるのであるならばいいが・・・・??
そんなことを自民党支持者(特に右傾の者たちは・・・・?)は許すか・・・・?当然NO!だわな・・・・

だから衆議院選挙前の「戦争終結宣言」は有り得ないことになる。
問題は、アメリカが宣言をせずとも、民主オバマさんに勝てる要素があれば・・・・にかかっている。
しかしその時は、大将同士の約束反故というオマケがついてしまう。
日英中露韓も「親書」の内容は理解しているだろう・・・?と思う?
言葉よりも書いたものの重さは深いものなのだ。

とりあえず選挙して、勝っても、負けても、小沢さんに託しても、また、福田さんでもない、小沢さんでもない、喧嘩にならぬ全く別の人が総理に推挙される・・・・かも?知れないが、後、米朝の間で戦争終結宣言が出されて、同時に日本の支援が開始されて、同時に拉致問題の協議が始まるという筋書きが私には見えるが・・・・・どうなのでしょうか?

そうでないと、「経済制裁」を半年期限にした意味が分からぬ?それのタイムリミットが4月だとすれば、今度の、あの安倍さんではなく、是正するために真反対の政策方針を掲げている筈の、福田さんの強行採決の意味が理解できる。
選挙後も引き続き総理をやる可能性もかなり強い、それは「拉致は私が解決する」と言った宣言に現れている。本当のところは経済制裁の半年継続延長はするつもりがなかったのかも知れないが、官僚か?はたまた自民の右翼部隊か?の反対意思に押し切られたのであろう・・・・ことは容易に推測できる。
拉致と核と支援を同時に行いたい日本政府ではあろうが、(それはやっぱり自民党だと有権者に思わせられる)北朝鮮はそれには難色を示しているのであろうことも推測できる。

拉致被害者やご家族には気の毒だが、全ては政略の元にあるのだ。
もっとも彼らも政府にゲタを預けた以上、政略に踊らされるのは仕方のないことである。北朝鮮に信頼されない(北朝鮮だけではなく、他の4カ国にも・・・・)政府と官僚とマスコミと柔軟性のない国民の行ってきたツケが、解決を長引かせている元凶であることには疑いの余地はない・・・・・

選挙は4月中と予測する私の根拠とするところを述べさせていただきました。
当たれば拍手、外れればケチョンケチョン・・・・



再び「いじめ」を少し

2006-11-30 19:00:53 | Weblog
「死ぬな!死ぬな!」「死んでは何にもなら無い!」の連呼は、被害者への糾弾みたいなものだ。
それが分からない人々の何と多いことか?
その間「死にたい奴は死にゃいいんだ」と、性悪な加害者は舌を出しているだろう?
相手は年端もいかぬ子供たちだ、やった行い以上に自分自身にトガが及べば、大半は止める。
まして、暴力で相手を捻じ伏せようとする者たちは、より強い暴力にはそれを否定する者たちより弱いものだと、相場は決まっておる。
ただ、難しい年頃に達している子供たちの中には、時に、我が身も家族も親戚も顧みず、抑えも効かず、無鉄砲にいきがる者もいなくはない。
暴力に訴える者たちには、ちょっと厳罰の匂いをさせれば、それでかなりの「いじめ」が防げる筈なのだ。
問題は、根の深い、性根からくる者たち、環境の歪みからくる者たち、虐げられた状態からの咆哮は、年数を経ているだけに解決は困難を極める。
精一杯原因を究明して、どうしようもない場合は、学校では手に負えぬであろう、他に行ってもらうしかない。
鑑別所は最終段階で、できれば受け入れてくれる、そう言う人用の専門の学校への転校が望ましいと思う。社会共同体不適合の少年たちを研究している公の機関みたいなものがあればよろしいのだが・・・・
日本ももっとそう言うものにお金を掛けて研鑽して取り組むべきだ!それが世界が認める先進国の姿なのだよ、それが、後からくる国々への指導、そして尊敬のお土産になるのだよ、美しい国作り標榜の筈の安倍さん!・・・・(大丈夫かぁ)?

教育再生会議で決まった。
見て見ぬ振りの生徒も加害者に準じ
はて?
実に浅墓で幼稚な結論を出しましたな。
これはこれから大変なことになってまいります。
これをお上が決めてはいけません、つまりチクリの蔓延を促しているようなものになるでしょう。
生徒たちが縮こまってしまいます。思い切った発言、批判、冗談の言えない環境、笑顔を失くした戦後のポーカーフェイスが戻ってきます。
それでなくとも大人数に比べて多勢に無勢なのですから、最悪の文言だと思います。





戦争のシミュレーションツゥー

2006-10-18 23:03:24 | Weblog
アメリカは、余程のことが無い限り、これ以上の戦争拡大はできないと言うことは再三再四述べてきた。
ブッシュさんも、そろそろ退任時期が近づき、この辺で親子共々「戦争の揃い踏み」の代名詞では嫌だろうから、子供のブッシュさんもそろそろノーベル平和賞でもいただきたくなったとしたら、急転直下の譲歩がありうるかも知れない?

かつ、このままの推移では、共和党も民主党のヒラリーさんにはとてもとても勝負にはならず、何かインパクトのある行いが必要でしょう。
それが平和的なものか、戦争的なものなのかは今はわかりませんが、今までが戦争的に推移してきた以上、平和的なるものに移行させようとするのは必然なのではないか?
だからこのまま北朝鮮に圧力を掛け続けるとはとても思えない。
これからの冬が勝負ではないか?
一冬、北朝鮮が越せれば、平和解決へ向かうのではないだろうか?
経済制裁、金融制裁の効果がどれほどのものになっているか、解体に向かえばそれでいいのだし、持ちこたえるようならば、北朝鮮と言う国を存在させておきたい中国の意思を確認できるし、武力衝突を避けつつ相手を潰せれば万々歳なのだ。
武力衝突と駐留の結果イラクで躓いているのだし、お金と人命を失いながら石油資源を絶対に失う訳にはいかないのは、北朝鮮もアメリカの立場を知り得ている。
だから、無用にアメリカも北朝鮮と刃を交える訳もないのだ。

しかし、一触即発の状態にあるのは確かであって、「臨検」を強制しようものなら、北朝鮮も何かをしてくる可能性は多分にある。護衛艦が一緒に航行することも考えられ、あればの話ではあるが・・・・

アメリカが日本を守るためには唯一、北朝鮮のミサイル封じ込めのための一斉射撃しかないのであるが、これは事前にミサイル装甲車の位置、或いは定置しているミサイルの位置を完璧に特定して置かねばならない。その情報の正確さが全ての鍵を握る。脱北者、衛星写真、スパイ等から入手するのであろうが、当然に漏れも数多くあるであろう、その後はカウンターパンチを受けることになるのは必然であるが、その内の何パーセントが日本に降り注ぐことになるかは「神のみぞ知る」ということである。
アメリカの一斉射撃も3日間は続けることが出来るでしょうが、問題はその後ですね。
兎に角攻撃にはトマホークと、地下要塞を攻撃するバンカー爆弾でしょうが、これらは高額商品であって、日本にはとてつもなく高い請求書がやってきます。
まずもって元を取ることは全くできないのではないですか?
大体今の戦争は、壊しながらそしてまた建設も考えないとならないのです。
壊すために高額兵器を使い(医学の発展で医療費が高額になっていくのに似たりして、破壊解体費もインフラ建設費も高額になっていくのですし、全部実費です)つまり我々は以後、高額の税金に苦しむことになるのです(アメリカへ支払う「守ってもらうのですから、守れず東京に被害が出ても文句は言えません」そして、北朝鮮が立ち直るまでのインフラ整備費用を出さざるを得ない)
国連での戦争決議にでもできれば費用は分担できるのですが、侵略したのではなければ中々難しいのではないでしょうかねえ。

そして、北朝鮮の土地を担保物件として権益を主張しても、韓国、中国、ましてやロシアがそれをさせてくれません。それより中国は在留中国人の保護と言う名目で、また中国企業の経済権益保護で侵攻するでしょうし、ロシアも北朝鮮がロシアを攻撃したとか、難癖をつけてジワリジワリと拡張してこないとも限りません?
韓国も遅ればせながら朝鮮統一の格好の舞台でもあり、38度線を越えるということも考えておかなければならないでしょう。これも、国連監視の中では今はかなり難しくはなってきています、が・・・・?
結局は国連軍監視団が常駐するようになるでしょう。

そんな中で、割りを喰らうのは日本です。自分の国の傷は自分で治すしかないのですし、その損失を北朝鮮に賠償させたくとも、無い袖は振れないどころか、自分で傷を癒しながら、北朝鮮の復興に手を貸す羽目になるのです。

アメリカは陸軍を投入することはしないでしょう。
何故なら、長丁場になってしまうから、選挙を控えている状態ではできないのではないでしょうか?
あくまでも日本の警備防衛を前提にスタンスに置いて攻撃する筈です。
短期決着ならば、選挙への影響も軽微で済むし、一銭も掛からない方策を取る筈です。
戦争が始まる予兆として、各国の陸軍が北朝鮮を国境で囲むことで分かります。
そしてその時を待つのです。

まあ戦争になった時は、体制側の人々に日本は恨まれ、憎まれているのですから、なまじ進駐などしない方が良いのかも知れません。自爆攻撃に晒されるかも知れませんからね。

長い戦争後に疲弊してからのギブアップならば、進駐軍に対する憎しみよりも、終わった戦争への安堵の方が強いのですが、短期終了の場合は、憎しみは消えておらず、燻り続けるのが通例ですから・・・・

戦争と経済の関係はこのように深く関わっているのですから、それを抜きにシミュレーションなどしても意味のないことです。
現在、財政が瀕しているのにこれほどの費用の捻出は、自滅行為、自殺行為の何ものでもありません。
即刻、圧力を掛けることなど止めた方が良いのです。
こんなことを続けている自民党では、いつまで経っても借金返済ができない、どころか、更にそれ以上に膨らみ続けていくしかないのです。まして、この「拉致、核でアメリカと北朝鮮とのやりとり狭間に一辺倒に乗せられている」安倍さんでは、尚更財政事情は悲劇の一路です。もう棺桶に片足どころか両足さえ入れている状態でしょう。


アジアのお荷物、日本

2006-07-12 23:16:44 | Weblog
前に「日本はアジアのしようもないお荷物になる」と書いた。
どうもその様相になってきたようだ。
中国は粛々と北朝鮮を自由経済社会への道へ取り込もうとしている。
これは中国の強制でもなんでもない、北朝鮮がみずから羨み取り入れようとしているだけだ。オーストラリア資源国も中国の人的資源発展に日本から中国に目をむけようとしている。
当然にアメリカ、カナダの資源国も指を咥えて見ているわけにも行くまい。
dellなどの廉価販売ができるのは、中国のお陰かも知れない?
中国も、発展の原動力である資源は「喉から手」でほしいであろう。
軍事などに力を注いでいるどころではないのだ。
みんな中国、インド、ロシアの巨大市場に群がる。何れ台湾も平和裡に組み込まれるであろう。
中でもロシアの資源供給能力との合体は、力のあるほかの国々が引き剥がそうと試みても無駄なことであろう。世界の動向は、EUを例に出すまでも無く、国取り物語の時代ではなく、「国と国の合流」の時代に移行しているのだ。それを平和の延長線で成し遂げようとしているロマン溢れるビジョンなのだ。
だから長々と愛国軍事全体社会を構築してきた北朝鮮に対して「こっちの水は甘いぞコール!」にはかなりの時間をかけなければならないだろう。
それが大陸国、「中国」だからこそできるのだ。
そんな中国に世界が期待を込めて見つめてもいるのだ。
かつてはソ連、インドとの国境紛争を重ねてきたのが、まるで嘘のような話である。
日本の一部の識者の中には、その時代をいまだに引きずっている者もいるが、時代は大幅に変わっている。
インドとパキスタンでさえ、紛争が無くなってしまうような気がしてならない?
これはどうしたことだろうか?
やはり、中国指導部の大人の見識なのではないだろうか?私にはそうとしか考えられない。
兎に角、中国太陽を軸にして周囲が回転しているようだ。
この大人の見識とは、安心を与えるのだ。無闇に刃を抜かない、じっと相手が自分からやってくるまで「待つ」と言う、なかなか普通では出来ない事をする。その良い例が「香港」だし、チベットの5000メートル級の高原に列車を走らせるのも永い永い投資だ。
そんな情勢に慌ててアメリカがインドに食指を伸ばしてきたが、インドは自分の在籍している位置を良く分かっている筈だ。
さてそんな中で日本だけが、後ろ向きに歩き出しているのだ。これは何としたことか?全くアジアの情勢とは相反する動きなのである。そもそも次ぎの総理が安倍さんだとするならば、尚更おかしなことになるであろう。
騒乱を導き出す元凶の存在となるであろう?
中国の永い永いビジョンが、安倍さんに分かる筈もなく、恐らく日本の議員、官僚のほとんどは理解できないのではないだろうか?
島国日本の最大の欠点であるのかも知れない?だから「自国愛」は当然と思い、「他国愛」と言う概念には違和感さえ持ち、想像すらできないのだ。
孤島に住まう日本の孤立は、必然であったのかも知れない?







憲法改正65%だそうな

2006-03-05 20:02:57 | Weblog
毎日新聞に憲法改正65%と載っているらしい?
読売、産経新聞でないところがどうにも辛い。さて、これで思うところは、政治が民主のていたらくで、大政翼賛会風に相成り、3ぶんの2の可能性がでてきた。
国民は過半数以上の可能性ならば、いよいよ実現の可能性が高い。これで60年以上続いた現憲法による、恒久平和への祈りにも似た宣言の喜びや、当時のアメリカの考えに基ずいた、それまで大日本国憲法下において厳しく制約されていた「国民の権利」のありがた味、その意識も育たぬうちに残念だが、返却することになる。
はっきりと日本の民は 「変質」 を選択することになり、世界が、アジアが、日本のその「変質」をはっきりと認識して、まだ批判の声の上がらぬ国々さえも身構えることになるであろう。そりゃそうだ、資源強盗殺人犯が反省せずに (真面目に生きるしかなかった「きまり」を都合悪いから直そうって言うんだから、反省していないことと同じと取られても仕方がありませんな) またぞろ「悪い虫がうずきだしたな」 と他国は認知するのです。
つまり今回の憲法改正動議が、右翼的性質(「十五年ごとの戦争」は背景に極右翼的台頭があったのです)の人々の背景から発せられて、一般人がそれを追認することになる。今にしてやっとその思想が日の目を見るときがきたようだ。赤尾敏さんが無視されていた頃とは雲泥の差だ。これからは、国同士、或いはテロなどとのいがみ合い、角の突き合い、衝突の危険な中に、自らが率先して飛び込んでも行くように相成る可能性がある。
遠い国かも知れないし、お隣りさんかも知れない?それなりの覚悟が必要だ。
国内にあっては権力自慢が大手を振って闊歩するようになるだろう。大国との小競り合い、そしてミサイルの撃ち合いも体験することになるかも知れない。日露戦争、日清戦争を日本の大手柄、誇りとして認識するような幼稚な勢力は、愚かにも自らの断末魔の将来が予見できぬ。それらの怨念はいつまでも語りつがれていっていることを勝者は知らない。

壊れかけた日本に幻滅、さいなら!ついでにgooブログともさいなら!か?

2005-10-07 07:00:37 | Weblog
昨今、いささか日本国民にはガッカリしてしまった。何か、書く気持ちが少し萎えてきてしまっているのは否めない。
元々、こんなことを書いても得るものもないのだから、もうそろそろ仕事に専念したい。読んでくださる人も少ないし、ちょうど良い時期かも知れない。
調子を崩して壊れかけたひとつのマイパソコンを復活させることができた。もう一つも危なかったが、クリーンインストールに持ち込めた。バンザーイ! しかし、またミラーリングしなくちゃならぬ、辛い。仕事に集中できなーい!
ついでにNTローダーがミッシングなんて言っているパソ。これは駄目だ!
今では無用の長物になっちゃっている。アスロン1900MBだよ。ほとんど使わないのにオジャン!起動ディスクがうまくいってくれればいいのだが、6枚の起動ディスクが、何回やっても必ずどれか一つが駄目で、受け付けてくれない。
根がつきた。
でも、最初に買ったCPU380MBのIBMがまだがんばって動いている。散々いじり倒して勉強して、壊して一人前と思い込んで、とにかく滅茶苦茶、玩具代わり、フリーソフトで遊び、リソースと首っ引きで操作に明け暮れたが、幸運にもウィルスにも合わず、98からMEをいれるのにもやっとこさで、黒画面にsetupコマンドして何とかいれたのだが、おかげで5分もたたないうちに再起動の憂き目。今はその整理整頓に明け暮れしている。いまだにとにかく、システムファイルがドキュメントにあったり、訳がわからん。datファイルが悪さしているようにあちこちに出没するので、悪人ファイルだと勝手に判別して削除してしまったり、よくこれで壊れなかったのが不思議である。今はあまり必要とはしていないが、LANの設定で使わせてもらった。画面が暗いし、ファイルシステムがFAT32なので、NTFSからは引っ張ってこれないので仕方が無い。フリーソフトは惜しみながら、捨てている。
真っ黒地画面にしろ文字が出ると、win98世代なので、やる気が一気に無くなる。
ネット上ではBIOSが出れば「直る」って言うのだが、歳をとると面倒で他にあるからいいやって思ってしまう。電池も駄目で万事キュウス。
ミラーリングにUSB接続を知る。これは楽だ!
いままで共有とか、コピーとかして2台を転がしていたが、やっぱり時々は店を回る必要があるね。持ち運べる外付けディスクがもう一台欲しいな。
修復が不可能に近づくと、あきらめてしまうのは私の欠点か。本当はここでぐっとがんばるべきなのでしょうが、普通人はここで手を引くのです。だから普通の人間なのです。そんな人が大半なのです。これ以上踏み込むとどうにかなっちゃいそうな恐れの不安で、自己バランスを保つためなのです。これは本能です。

日本人の選択

2005-08-23 07:05:40 | Weblog
選挙に思う。
ここでまた小泉さんならば、日本人って本当は改革などして欲しくはないのではないでしょうか。
4年間もさしたる改革成果なしに借金まみれの日本にしてまた小泉さんですか・・・
こうなってくると日本も相当「哀れ」なもんです。
だから言ってたでしょ、本当に壊して改革するならば自民党にいては出来ないって・・・・自民党にいて、改革なんて出来るわけがないでしょうが・・・
本当の改革は自民党的なるものを打破するところにあるのです。だから今まで総裁でいられたことは、何にも改革しなかったことの証拠なのです。そこで内政、外交ともなんにも成果がないから意地を張っての唯一の改革が郵政改革だったのでしょう。それを否決されてしまったから解散か、しかも、鬼の首取ったかのように改革yes or no!のどっちだ? だなんて、全くゾウリムシ的発想、国民は単純だから出来るだけ単純にわかりやすくだって、かっ、確かに支持が増えているのだから、そうかも知れないな。賢民ではないかもね。その単純な考え方で良いのなら「何にもしなかった小泉政権、もうあの顔にも飽きたでしょう」ではどうでしょうか?小泉さんの改革は、郵便局からの出の問題なのに入りを変えようとする本末転倒あさってな改革です。自民党を維持するために、結局、小泉さんにできる改革と言ったら郵政しかなかったのでしょうね。自民党を生かすためには無難だったのでしょう。
精一杯やった結果がこれですよ、笑わずにはいられません。普通、長いこと代議士をやってきて、総理になってからはそれまでのしたためた思いをすぐさま実行に移せる筈なのであるが、この方はやっと今になって意地を通した。もう、遅きに失しているのである。4年前の当初から小泉さんは、口では改革を唱えながら、改革なんてする気は全然なかったのですよ。乗せた小泉さんが悪いのか?乗せられた国民がバカなのかは、私にも分りません、と言うより、言わぬが花・・・です。4年前と、構造(社会のしくみ)変わりましたか?こういうのを偽善と言うのではありますまいか?これは私の洞察なので、小泉さんの腹の中をカッポジッテ調べるわけにはまいりませんが、小泉さんの言動や行動から十分に類推することはできますし、結構正確なものです。
それなのにまた・・・ですか?
期待したほどの改革をしなかった小泉政権よ再び、と言うことだったら改革をのぞんではいない、と言う理屈に相成ります。
そうなれば日本の凋落衰退には加速度がついてまいります。つまり、凋落衰退を防ぐために大大改革が必要なのに、「国民自体」にその認識が無いから、或いは甘いから、あさっての郵政改革でも「やってるね」と思ってしまうのだ。
すでに死んでいるのに血液交換を重ねて生かされている状態を創作するのと同じなのが国の経済です。すでに手遅れで破綻同然なのに、どこからか不自然な方法でお金を調達し、注ぎ込みながら生き長らえている状態なのです。だから、改革が遅れてしまったが故に、国の借金棒引きの徳政令か、後は、文句の出ない人たちを苛め抜くしか選択の余地が残されていないのです。それでも小泉さんは、お金を無駄に使うだけ使って、後のことは次の総理に「宜しく」と言う次第なのです。お金が無ければ、無い也に出ずるを押さえて運営をしなければならぬのに、真反対をして借金地獄。日本の沈没は周辺諸国の沈没につながるのだ。経済大国は影響力大国でもあるのだから、自覚を持って対処しなければならぬのだ。
それが、安倍さんと同じように攻撃的気風のためか? 東アジアの一員として話し合いさえさせてもらえず無視され(6カ国協議)そのイビツな信念のせいか、世界からも相手にされず(常任理事国入り)財政事情は最悪の借金を平気で子孫頼み、自殺は増え続けていても社会問題にさえしない、100人の日本人の拉致にあれほど大騒ぎするマスコミさえも、3万人の自殺者と、その影響力には目配りもせずに、重大問題意識さえ持たない。「自分、自国ビイキもここに窮まれり」である。いったいこの国はどうなっているのだ。今、窮地に居る日本人さえ助けることをしないのか?憲法を遵守する気持ちも更々ないのか?下りに入っている筈なのに、まだ「成長の夢よ再び」の無理を重ねる。これからの日本政治も粉飾決算に注目ですかね。それと、平成の徳政政策には厳しい監視が必要です。付けは一般民衆が払わされるんですから。北朝鮮や東アジアを小バカにしているから、文句を言われたり、相手にしてもらえなかったりするのであるが、日本人自身も小バカにされているのです。
今のいままで平和を維持してきた60年間はなんだったのでしょう。単に小泉さんが悪いと言うよりも、そんな右寄り得手勝手な人でも、得になりさえすれば、で、持ち上げてきた、受身心の増大した民衆たちの自らの責任でもあるのです。戦争時の選択もこのような付和雷同ものだったのでしょうかな?こう言う国家の根性では世界に好まれる筈もありません。闘争心も「過ぎたるは及ばざるより悪し」です。
これが冷静さを失ったバランス感覚の未成熟な日本国民の哀れなる選択肢なのです。
でも、付け焼刃の方たちが勝てるとは到底思えませんが・・・?
もしかしたら民主党政権が誕生するかも知れませんな。それはそれで激しい性格の人もいるから難しい運営になるでしょう。バランス感覚の鈍い日本人が相手ですから。
このバランス感覚とは、理屈ではないのですね。本能なのです。たとえば今、体調のバランスが崩れていると感じるのは、平常とのちょっとした違いみたいなものを第六感が感じとり、異常を察知して揺り戻そうと心がけるものなのです。
日々そうしながら人間は生きていくものなのです。
その感覚が研ぎ澄まされていないと、過ぎたるは及ばざるより悪いことになってしまうのです。とんでもなく過ぎてしまっていることも気づかずに病気になってしまうのです。
その感覚が日本人には弱く、私には未成熟に映るのです。
ガン化してしまってからでは遅いのです。
日本はもうすでに手遅れに近い状況ではないでしょうか。小泉さんが出てきた4年前なら、不良な大企業や銀行の整理もできたのでしょうが、改革の遅れが難しい状況になってしまいました。どうせ駄目なところへの、無駄に資金をつぎ込む図は、あの人を血液交換で生きながらえさせた状況と瓜二つです。小泉さんに残されていたのは、やらなくてもいい郵政の改革なのだったのでしょう。これがスタートではないのです。これが最初で最終なのです。企業も法人である以上、役目を終えれば死亡を迎えてもいい筈です。死亡は悲しい出来事ではありません、新たなる誕生への交代なのです。
政治をする者や選択民は、バランスや新陳代謝というものを常日頃に考えていなくてはいけません。結局は自分の身に降り掛かってくるものだからです。