宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

総理!問題の答えが間違っています。

2007-01-29 21:58:20 | 政治
安倍さんも岸おじさんと同じで、脇目も振らずの猪突猛進タイプだな、と納得しました。
岸さんも、安保の批准を国民大勢の猛反対を振り切って、自分だけの信念と意地の批准を通して退陣しました。
安倍さんはしなくともいい憲法改正を抱え込んで退陣するような様相を呈してきたように思う。
だから、もしかしたら、郵政選挙じゃないけれど、衆参同時憲法選挙をするかも知れないね・・・?あくまでハテナではあるけれど・・・

安倍さん!あなたは最低どの条文とどの条文を通したいと思っているのか?
はっきり言わないかい?まあ、言う筈はないわな。

兎に角、こんな重要な緊急問題から外れた、問題点の答えにもなってない、教育と憲法しか頭にないような人を、日本国の総理にしなければならないシステム(制度)って、それこそが緊急に正さなければならない課題なのではないか。それが肝心要なことでしょう。
小泉さんも郵政改革で国民に目潰しを食らわせ、また安倍さんも、とりあえず必要性の薄い「教育、憲法」に躍起になって、「拉致」は一見優し気な言葉をかけながら何かするでなし、アメリカと北朝鮮のやりとりの推移をただ拱いて見ているだけの無能さで、日本のトップの自覚がまるでなしですね。

相手が攻撃してこれないのを読んでの窮乏させる「制裁弱い者いじめ」は簡単にできるから積極的にするくせに、強いアメリカや中国やロシアには何も言えないタイプなのだ。
軍事力がないから、言いたい事も言えないのではない、精神年齢、精神力が幼いから言えないのだ。言い訳は上手に言えても、心の髄に届く言葉は言えないだけなのである。







安倍さん!山積み課題わかってる?

2007-01-21 21:43:55 | 政治
何度も言いますが、安倍さん!
日本に山積みの緊急課題ってあなた、理解できておりますか?

愛国心を子供たちに強制させることですか?
憲法を変えることですか?
防衛省に格上げさせることですか?

愛国心とは・・・・司る立場の者たちが一生懸命になって努力して、みんなに愛してもらうことである事が、あなたには分かりませんか?
一般の国民は、何でも、どんな形のスタイルの国でも良いのですよ、平穏に普通に幸せに生きている事さえできれば、名前が日本だろうと、韓国だろうと、中国の日本州、アメリカの日本州だろうと良いのですよ。
ただ司る者たちが、ここを日本だと定めたから、生まれたところを選べないし、そうか、ここは日本と言うところで、自分は日本というところに在籍しているんだ、と認識しているだけなんですよ。
だから、日本を気に入ってもらうためには、また、日本に生きてきて良かったと思ってもらいたかったのなら、司る立場の者は、気に入ってもらえるような国作りの努力をしていかなければならないのです。
親子、夫婦の間でもそれは同じではないですか。
みんな、この親で良かった、この子で良かった、この旦那で良かった、この奥さんで良かった、と思いたいのは同じなのです。そのように思ってもらいたいから時間を掛けて努力しているのです。
そういう基本の考え方に理解が及ばないのは、最初からあなたの心は歪んでいる、と言うことなのです。

郷土(故郷)にしても同じことです。
気に入らなければ、勇気と事情が許せば、人は、嫌な郷土は捨てられるのです。
人生も同じなのです。
良いことのない人生ならば、あるいは、これ以上良い事はないだろうと予測すれば、怖さを乗り越えて、簡単に人生さえも捨てることができるのです。

自殺が多いと言う事は、日本と言う国家を司る立場の者としては最大の「恥!」なのです。
そう言う人たちをできるだけ出さない事が、為政者、司る者としては最低やらなければならない絶対必須条件なのです。

やる事が小泉さんの「郵政不必要小改革」と一緒で、めくらばんの国民をバカにしたような、無理やりの教育基本法と投票法案と、憲法改正と共謀罪と・・・・・
国民受けする「拉致問題」をダシにして、ここまで国民もよくぞ「舐められたものよなあ!」

今、大事な進行形のガンである財政再建問題、少子化問題、格差社会問題、年金問題、制度改革よりも、憲法改正が大事か?
そんな考えだから、政策ミスも起きる。何処に視線が向いているのだ!何処を見ているのだ!
見習い総理くん!

何で、防衛庁にしておいたままであったのか?皆さんも考えた事あったでしょうか?
シビリアンコントロール(文民統制)のためであったのでしょう?
「省」になると言うことは、誰がどんな言い訳しようとも、その文民統制は完璧に崩れることを意味しています。
軍隊のトップが重要な閣議で、何事かあった時には主要閣僚として発言できる訳ですから・・・・
何れ、一大事の日のための「有事法制」なども即、発効されることになるでしょう。

何度も私は、政治をするセンスがない!と判定してきました。
戦争のできる、しても良い国にすることが、国際的な地位を高める事と、妙なる曲解をしている事自体、頭の中をカッポジッテ見てみたい。
アメリカに代わって、警察予備隊と言おうか、商売として、ガードマン(警備)としてやろうとしているのか?真意が計り兼ねる・・・・
今時、儲けにもならない軍隊にお金を費やして、腕力与えて何とするのだ!
大体、アメリカ大国の威光(トラの衣・・・)を借りて、小国に圧力を掛けたとしても、どんな小国でも今や何処かの大国の支援を受けられるようなシガラミに蓄積されている筈だ、あの北朝鮮のような最貧国でさえ、中国、韓国、ロシアがバックアップしてくれているのだ。ロシアが出てきたらスゴスゴと引っ込むしかない日本では、全く警備の意味を為さないのだよ。

そもそも、軍隊を世界に出して、国際的地位向上したと思う事自体、あさはかの極みと申すしかないだろう。
軍隊を世界の紛争国に出すと言う事は、言わば「参勤交代制」のようなもので、自らの経済力を削ぐ働きがあるのだ。経済力が削がれれば、当然にその影響力も低下していくであろう。
それがアメリカへの忠義だとして、総理個人の誉れであったとしても、他の有力な国家群からは、隅には置けない、何れ確執が生ずる元凶という捉え方しかされないであろう。
それより、アメリカ自体が日本を、安倍さんを、利用はしても、信用はしない筈なのだ。日本の過去の策謀の歴史は、不信感という、なかなか拭えぬ重さを引きずっているのが分からんか!・・・

世界はできれば、出すだけの報奨の無いそんな負担は逃げたいと思っているだろう。債権国日本が出てきてくれれば、願ったり叶ったりの大歓迎を受けるのは間違いない。安倍さんはそれで悦に入れるであろうが、その日暮らしの貧乏な人々にとっては、最悪の税金と言うツケが待っている筈だ。














「美しい国、日本」を・・・切る!

2007-01-18 07:09:23 | 政治
自民党宣言で・・・
「美しい国、日本」を目指すらしい?
安倍さん!あなた、どんな国を美しい国と想定しているのですか?
細部に渡ってのあなたのご意見が伺いたい。
どのような国を「美しい!」と定義なされるのか?
また、自民党としての憲法改正案ではなく、あなたの考えている憲法とやらをつぶさに伺いたい。
一度、発表していただけないでしょうかねえ?

タウンミーティングでのやらせ・・・・あれっ!って「美しい」行為でしたか?
確かに株主総会に似て、順序良く進行しますものな。「美しい国」の前に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「美しい政治」頼みますよ。

「格差社会」・・・・って「美しい国」だったですか?不公平社会とも言うのではないですか?貧富の差拡大とも言えますな。お金持ちを優遇して、貧乏人をその日暮らしにさせて、「美しい政治」をやっているおつもりですか?

「自殺者3万人」・・・・・に何の緊急性も感じない心、って、あなたには「美しい」と思える分類ですか?つまり、あなたには近くて遠い足元の存在の「底辺」の蠢きが見えていないのですよ。視野に入っていないのですな。

あなたが一生懸命やっているつもりになっている、「拉致」って、同じように何の緊急性も切迫性も感じない心が招いた罪ではないですか?その反省ってないですか?

お隣りの国の人民が飢えて死んでいくのを見て見ぬ振りの経済制裁積極策、この行為、美しいですか?その国の不法行為をヨーロッパまで出かけて行って吹聴してくる行為、美しいとお考えですか?

折角の、あなたがたが軍事力を使っての圧力、示威行為をしたくとも、それさえさせてもらえない憲法に、横槍を入れ、あれやこれやと実情に合わなくして行ったのは他でもない、あなたの所属する自民党ではないですか。その美しく燦然と輝く憲法をズタズタに切り刻んでしまったのは「あなたの自民党」なのですよ!
そして実情にそぐわないから「違った美しさに改正」ですか。

あなたのおっしゃる「美しい国づくり構想」って、自分の家、自分の車を可愛がるあまり、飲んだコーヒーの空き缶、煙草の吸殻、コンビニ弁当の袋を外に投げる行為のようですな、その辺の与太アンちゃん達と変わりませんな、違いますか?


「美しい国づくり」は「バランス感の美しい心の持ち主」がやってこそ成就できるものです。そうでなければ・・・・「己れ知らず」の一語に尽きます。






アメリカと中国の対比で見えるもの

2007-01-15 07:33:25 | 政治
アメリカ右翼の世界への対応のやり方と、中国の世界への対応のやり方の相違を今回はみなさんも教訓とした方がよろしいのではないかと思う。

磨かれた強大な軍事力(腕力)政治力、資源力、土地、資金力、を持って、世界最大の影響力を行使しようとして、世界を、有無を言わさず牛耳ろうとチャレンジしても、それが大きな抵抗を生み出し、死を覚悟の反発の憂き目に合うことになることは、どんな人にも理解されたであろう。
人間として、国として「(尊厳)プライドを守る」と言うことはこう言うことなのである。

それに対しての今回の中国のアフリカ諸国との会議は、全てのそれぞれの国家のその尊厳を理解しつつの、訳隔てなくの依願は、人の(国の)心をひとつに集合させることができるのだ。
何故か?
そこには、それぞれ事情を抱えている国々にとっても、大きな安心や安寧をを受けるからなのである。結局は、人も、国も、安寧を求めるものなのだ。

その安心感から、人は心を許す態度に至れるのです。
つまり、絶対民主主義が究極の理想だとして押し付けるような行為は、他の思想や主義を排斥する行為に準じていることを指しているのです。
では、共産主義が何もかも悪いか?そうではあるまい。

私から見ると、みんなが「最も良いと思われる」方向を目指して行くように、自然が仕組んでいるのだとしか思えない。

そう考えると、日本の方向性は反作用で、敢えて滅亡へのスケープゴート(犠牲)
となって、世界をより良い方向へ舵が切れるように作り上げているとしか思えないし、反面教師の典型を進んでいるように思えるのだ。



安倍さんの憲法改正宣言で・・・・

2007-01-13 17:29:57 | 政治
今年は安倍さんも堂々と憲法改正に踏み込んできたので、私も暫くはこれに真っ向うから対峙しようと思う。

前に随分、憲法の事では語ってきたのではあるが、かなり前のことになってしまって多くの方たちには読んでもらえそうもないので、改めて書付けようと思う。
まあ、ここまで小泉さんも安倍さんも、今まで戦前回帰ともとれる各種の法整備を行ってきたが、いよいよ本丸、最終章の憲法を弄る決断をしたようだ。
これには内閣法制局のメンバーが大きく関わっているのは確かだ。
彼らからは、戦前の体制(生活形態、軍事体制、政治体制、国粋文化、経済一体化、全体同一歩調)等こそが「美しい国家」と映るようである。

そう言えば小泉さんに群がり、アイドルの如く持ち上げた民衆の動きも、ハイルヒットラー!の支持に似たりしていたかも知れない。
強烈な国民受けした支持は、マスメディアから、マスコミ業界に携わるに必要な冷静な判断力を曇らせてしまった。

しかし、この国民の大きな「波のうねり」を覆すにはいかなる所業が必要なのか?
はわからないが、小さな言葉の羅列の説明で私の存在意味とするしかないだろう。
勢いを止めるには必死にブレーキを踏むしかない。最後の最後まで踏み続けるしかないのだ。

いかなる穏やか、たおやかな憲法改正であろうとも、60年に渡って戦争を避け続ける事のできた、攻撃的指向の司る者たちにとっての手械、足枷の本憲法の改正は、
一歩も二歩も「戦争」と言う二文字に近づく事になることは確かなのだ!
それには何の言い訳も通用しないのだ!

アメリカが日本の核保有を嫌がっているのは、単に技術力の優秀さ、経済力だけではない、日本が全体社会体制に移行し易い(つまり一方向に進んでしまい易い島国的なる性根を擁している)からなのだ。
それは、「心に」腰の据わらぬ、地に足のつかない、腕力にすぐ頼る、不安定な思想をもたらしてしまうからにほかならない。(簡単に海外派兵をしようとする行為にそれがすでに出ている)
日本から見ると、北朝鮮やイランやイスラエルを不安定要因と見るであろうが、欧米、欧州から見れば、日本ほど不安定要因はないと見ているだろう。
その事を日本人は知らなさ過ぎる。能力、想像力ある人ならば、その程度は理解されても良さそうに思うが・・・・

何故か?
現実に、腕力、武器を用いて石油や土地を強盗に行った国だからである。
北朝鮮は、困っても強盗までするその意図も腕力もない。
イランは、イラクへのアメリカの謀略を目の当たりにしたからである。
イスラエルはアラブ体制に囲まれて四面楚歌であるからである。
そして日本の兵器、兵隊の輸出が、利害としがらみある大国と小国との軋轢、衝突に発展する可能性をいつでも抱えていることを世界は知っている(今の今までは、そのような事を危惧する必要性は一切なかった)が・・・・
日本が腕力と威嚇と不安定要因を輸出する必要性と意味が、どこにあるのか?誰方か答えられたら言って欲しい!答えられまい。

よもや、「腕力がないから、日本に必要資源が確保できない」なんて事は言わせない。愛国(自国、自分だけが可愛い)右傾化に走るからこそ、ロシアにそっぽを向かれ、イランからも厳しい態度で望まれるようになったのだ。その事をしっかりと自覚しなければ、日本の理性は遠ざかるばかりなのである。

これらの事は、トップに立つ者のイビツな思想によっては、いかようにも変容、誘導されてしまう幼稚さを表わしてもいるのである。
致命的にバランス感覚の適格性を欠いた国民性と思うほかはない。それを防ぐには「トップの権限を抑える」ことでしかないのだが、その無意識の不安を呼び起こし、洞察、改める事ができない国民である限り、日本の将来は闇に包まれてしまうであろう。

私が、ブレーキを踏んでも流れに抗しきれない状態と同じように、何とはなしにその方向(軍隊を強くする)の方が安全ではないか?と思う付和雷同の大勢の答えが、そのような国民性を形作ってしまうものなのだ。

強い軍隊であればこそ、強い「抵抗」を生み出してしまうものだ、という理論が幼稚な国の人々の心には突き刺さっていないのだ。



日本民主主義もどきの総括の否定

2007-01-11 21:32:51 | 政治
前回のメッセージで私は、民主主義というものの総括をしなければならない、と書いたが、訂正しておこう。

日本国では、為政者が、司るものたちが、自由民主党である限り、に於いての民主主義の反省は絶対有り、得ない
ことである、事をうっかりしていました。
「総括」など考えにも入ってくる筈もないであろう事は、私が一番理解していなければならない事である。

民主主義と言う名(美名)を振り翳し、騙りながらよその国を侵略したり、管理、監視する傲慢の歴史は、後世の人々に語り継がれることになるであろう (少なくともアラブイスラム圏に於いては・・・)

日本の歴史家、専門家たちの節穴は、自らの指で塞ぐことにもなるであろう。
残念だね・・・・・



民主主義の総括

2007-01-10 23:59:07 | 政治
動きだした北朝鮮。
いよいよミサイルの販売を始めるのか?金融でのイランとの結びつきを強めているそうな・・・
多分イランの働きかけであろう、イスラエルの爆撃構想や米軍のイラクへの増強もあって、事は急を要するのであろう。
曰く、イラクの安定を早めたいアメリカの思惑は、イランへの睨みを利かせたいものであろう?
従ってイランものんびりと自国での開発を待ってもいられまい。

北朝鮮の最大の売り物は今のところ確実性のあるミサイルであるからに、アメリカ、イスラエルの敵愾心に晒されているイスラム社会各国も喉から手が出るほどに欲しい筈だ。
横暴、自己中、傲慢国家の、意のままにされていなければならない不信感は、もう限界の極致に達している。

しかも彼らにとって、仏、独などの先進国も露、中などの大国もアメリカの傲慢に眉を寄せているのを理解している事が、彼らの勇気付けとなっている。

民主主義の雄であるべきアメリカがこれほどに威信を失墜した歴史はなかったであろう。その国への腰ギンチャクである日本も、これほどに信頼感を喪失してしまった歴史もないであろう。同時に全くの「日本らしさ」の喪失でもあった。

その誇り高き歴史を抱えていたアメリカ軍隊も今や、殺人集団となって闇雲に人を殺しまくっている。
北朝鮮に対しても、他の反米国家への影響を恐れるあまり、「折れる」という言葉を失ってしまった哀れな民主主義国家である。

何れいつの日か、民主主義と言うものの総括を誰かの手で為さねばならないであろう。
世界1位2位の民主主義、或いは、もどきの筈の国が、ソマリアも含めて、よそ様の土地に行ってドンパチするのであるから、これはその構成員として、正常な人間ならば考察せねばなるまい。

安倍さんもヨーロッパに行って、小泉さんと同じ轍を踏んでいる、アホの上塗りだ。北朝鮮を「こき下ろして」自分だけの溜飲を下げて、今更ヨーロッパに理解を求めて何とするのだ!日本の正当性を遠いヨーロッパまでノコノコ出掛けて行って説明したところで何が得られるのだ。ただ、北朝鮮の怒りを買うだけではないか、まさに後先の事などとても考えているとは思えない所業である。

そもそも、ヨーロッパにしてみれば北朝鮮のことなど、蛙にシヨンベンくらいしか考えてはいないだろうと思われる。安倍さんに、その世辞笑いの反応が、伝わるのであろうか?











今年も諸問題・特に北朝鮮

2007-01-05 08:04:56 | 政治
新年2回目のブログ。
今年は、北朝鮮問題と憲法と格差社会の自殺がおおきな日本社会のテーマとなろう。
そうそう、無駄金使いを続ける安倍さんのことだから、恐慌の再燃の可能性もあるかもね?

北朝鮮は今年こそ潰れる、と見ているテレビに良く出てくる専門家のほとんどが考えているようである。まあ、経済でも同じだが、当たる確率はほとんどゼロに近い?

それでは何のための「核開発」だったのか?と言う考察点が抜け落ちていて、従ってあま~~い!・・・専門家のみなさんは完全に甘~い。

経済を犠牲にして核を手に入れたのに、それで潰れていては、アホなキムジョイルさんと言うレッテルが内外に浸透してしまうことになってしまう。
そんな愚かなことで終わってしまう彼の全権委任の歴史ではないのだ。
まだ実験してすぐにはベネズェラなどの反米国への技術移転をしていないと言う事は、また、世界の隅々にまで広げることをしないということは、余裕がある、ともとれる。
よくよく、切羽詰まれば人間はタブーを冒すことなど、苦もないことなのだ。
今までもさんざんタブーをクリアしてきた国ですものな。

核がないうちはアメリカも北朝鮮のことなど捨ておいても済んでいたが、今では捨て置けない状況に立たされている。いや、内内では技術移転が進んでいることも考えておくべきであろう。
アメリカもイラン、イラクだけにかまけていられる状況ではないのである。
時間が経てば経つほどにその危険性は増していくものと見てよかろう。
兎に角ミサイルと核のドッキングは、タブーを繰り返してきた国にとっては、それを飛び越えるに障害はないのである。

核の恐ろしさを肌身に染みて感じている人は、実感の薄い日本人よりもむしろ本当は、その加害者であるアメリカの専門家たちなのであって、一発の自爆攻撃の最大効能は、この世の終わりを示唆しているのが大袈裟でないような感覚なのではないだろうか?
こんな切羽詰った危機的状況にある北朝鮮を、追い込んでいる安倍さんの、若さゆえの浅はかさと、自己愛右傾の思想故の浅はかさとが相まって、言い知れぬ不安を漂わせている。
「瀬戸際外交をしているのはあんただっ!」と言わずにはいられない。
つまり、右指向の考え方が、北朝鮮のような悪党を許せない、とする下手な、弾力性を欠いた正義感に至り、ますます深みに嵌まり込んでいくことになる。

北朝鮮の「心」を分かっていない人たちが、テレビで自分の考えを無闇に宣伝するのを見るにつけ、ああ、これが日本をあさってに導く道標になってしまうのだなあ、とつくづく思う。
その点ではアメリカの方が、北朝鮮幹部一人ひとりにもスポットを浴びせて、言動から推し量る裁量を持ちえているのではないだろうか?

私の洞察が合っているか?日本のテレビでご活躍の専門の方々が合っているか?は面白い相違ではある。結果は春先か、夏前までにはやってくるであろう。


朝日新聞に、中近東に於ける核開発の可能性、ということでエジプトもサウジも、トルコも核を持ちたがっているようなことを書いていた。
また私の考え通りになってきた。
アメリカがイラクに攻め入った結果が、結局不信感の蔓延を導いてしまったようだ。

右翼アメリカの軍事政治がこう言う事態を招いてしまったのだ。
日本の安倍さん愛国右翼は、さて、どうかな?
「拉致前提そして、経済制裁」の方式でしか、解決法を知らないのであるならば、押し引きのない、全く知恵知らずの安倍内閣であることよ。

「善は急げ」もあるにはあるが、「急がば回れ」もあることを思い出す事も知恵者ならば、賢者ならば、あってもよかろう。




泰然自若の大人社会

2007-01-01 22:57:16 | 政治
あけまして、おめでとう、ございます!
本年もよろしく、ご支援のほど、お願い申し上げます。

日本も戦後、これほどに右傾になった事はありませんでしたね。
武器を持つ事が、防衛にしろ、侵略、強盗にしろ、戦争状態を誘発せしむることであると認識されて、憲法に「いかん!」と書かれた。
アメリカが日本を自在に牛耳り操るためにそうしたんだ!と言う人がいる、
しかし、「こんなムゴイ戦いはもうこりごりだ!」と言う、アメリカ自身の本音であったのではないか?
その人殺し、物壊し用の解体に使う武器をまたぞろ性懲りも無く揃え出した。


日本の中にも同じような事がありましたね、豊臣秀吉が、農民一揆、土一揆、比叡山などの抵抗にてこずった教訓から、統一後刀狩を行いました。
つまり、守護大名や国師、外様、農民、僧侶たちに武器を持たせると、厄介であると言うものである。
安寧に国(世界やアジアも)を治めることができない例えです。
「武器(腕力)を必要以上に持つ」ただそれだけで、国を安寧に保つことが困難を極めることなのです。精神年齢が高度で、人間性なるものが上位であったならば、この限りにあらず、ですが・・・・
果たして日本人は賢民であろうか?代表者は果たして有能で、大人であろうか?キチンと自分自身(あらゆる国事行為も)をコントロール(制御)できるのであろうか?
私は現時点ではノン!と言わざるを得ない。

人間は愚かな者たちである。
ブッシュさんのように、近代的兵器の威力の効能を試してみたくもなるのである。
戦争もしなければ、意気も動きも真剣みも必死さも匠さも腐る。

飛行機も飛ばしてみなければ、欠陥が露出してこれないのだ。
だから兎に角、使ってみようと心がける。
従って、近代的武器を考案すればするほど、イザと言う時の使用に耐える物であるかの確認が必要となる。

そうして実に安直に、武器の威力を背景にして圧力、脅迫を加えたりするのである。
これは、アメリカだけの論理ではない、安倍さんの右傾の考え方の中にも、それはあるのだ。
兎に角、腕力を持ちたい(暴力、武器を持つ)の底流に力を鼓舞「試したい」欲望も潜んでいるのである。
鼓舞する事の具体化が、相手国への何事かの強制であったり、相手国の平身低頭(ひれ伏す)する姿を見て、改めて自国の力の威力を認知誤信して、更にそれを増幅させて行くという愚かなりし者たちの求道へと突き進む。
だから真剣で真摯な努力の外交が軽くあしらわれ、安直な腕力を一見弱そうな国から、台頭し始めの国、宗教、数少ない勢力、そして弱い人や生徒に向かっていくことになる。
かなり「原始動物的指向」に近しいと言わざるを得ない。それは泰然自若への大人の道ではない。