宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

核実験、そして、エスカレート、そして武力戦争

2009-05-26 06:36:02 | ニュース
完全にオバマさんにも、クリントンさんにもガッカリしたな・・・・
結構な器と思っていたが、それほどでもなかった事が理解できた。
北朝鮮の情報がどれほど伝わっているのかわからないが、北朝鮮の真剣勝負がわからない筈もあるまい。
最初から話し合い解決を考えていたのだから、その信念の通りにすべきなのだ。
これからはいかに相手の出してきている刀を、鞘に収めさせられるかが、これからのアメリカの世界での位置を決めるものであり、オバマさんやクリントンさんの能力を問われる正念場であろう・・・・・
一度出してしまった刀を元にもどさせるのは大変難しい・・・・
相手に刀を見せるには相当の覚悟がいるからだ。そしてそれの味をしめてしまうと、次から次へと簡単にエスカレートし易い要素でもある。
だから、鞘に収めさせるには、そのようなエスカレートし易い心を捨てさせなければならないから、それも相当の覚悟を擁する、じっくりと根気良く対処しなければならない。

核実験

2009-05-25 22:50:13 | ニュース
北朝鮮の2回目の核実験。
こんなに早くできた、ということは満を持していた、事に他ならない。
確実に核保有国としての地位を築きつつある。
小型核の実験をしたのであろう・・・これで確かにノドンに積み込む実証ができたのではないかと思われる。
これを見て、何れはイランもイスラエルも公に核実験をするかも知れない。
これが反米、反日国家への技術的信頼性が生まれてきて、さて、これが販売にどれほど結びつかのかは、それぞれの反米反日の度合いとか、経済力とか、政局的不安定要素を抱える度合いとかによって変わってくる。
然しながら現況、核の売り込みは非常に困難であり、販売に結びつく可能性は少ない。
販売と言えばむしろ、人工衛星であろう・・・・人工衛星ならば大義がつくし、どの国の大将にとっても夢の乗り物であるからだ。

鳩山政権への道程

2009-05-17 05:44:00 | 政治
小沢さんが辞めてしまって、民主党が自民党に勝てる要素が極めて弱くなってしまった。
まだそういうところが、弱いところなんだなあ・・・と、思わずにはいられない。
小沢さん自身「民主党は子供だ」と言ってるが、本人自らがそうなのではないだろうか?
官僚から権限を奪いにいくのであるならば、政権を捕ってから奪いに行くのではなく、折角の検察の敵失かも知れぬのであるのですから、ここぞのチャンスを生かせねばならなかったのです。権限の無い内から捕りに行くのが正道です。
相手の最後の砦の検察の攻撃は、めったに訪れない最大のチャンスでもあったのです。それからの敵前逃亡に、二代目の弱さが露呈してしまったようです。
まあそれはそれとして、小沢さんもトップは似合わないのでしょう、健康不安もあるでしょうし、年齢もあったのでしょう、口下手のコンプレックスもあるかも知れません・・・・・裏で動かすのが性に合っているのだと思う・・・・だからそのチャンスを生かせなかったと、思うのが普通です。

後を受けた鳩山さんですが、彼も二代目で、自民党麻生さんの悪巧みには多分、負けます。相手を責める言動ではなかなか卓越したものがありまして、昔に比べては格段の違いがありますが、責められる立場になった時の言い逃れ術は果たしてどうなのでしょうか・・・・?また麻生さんには、後ろに策士、安倍さんや漆間さんという強力な助っ人が、てぐすね引いて待っていますから、それらの策謀に乗らずに上手に対応できるかが焦点ですね。
それには、力強いスタッフの布陣を敷かねばならないでしょう・・・・
鳩山さんのソフトタッチを生かすには、問題を生み出さなく、海千山千の自民党及び官僚官庁のあら捜しに負けぬだけの豪腕メンバーの人材が必須です。
それを乗り越えてこその実力勝負なのです。
今回はそれこそ、前とは違って実力で勝ち取る野党の政権になるのですから、それだけの覚悟が必要なのです。自民党も麻生さんですから、ありとあらゆることをしてくるのは、今までの成り行きをみても分かることでありましょう・・・・・心からの応援歌を送ります。一矢報いてください・・・・・





圧力と買収と時の権力者

2009-05-11 05:44:28 | 政治
小沢さんを党首から引きずり落そうと躍起になっているマスコミ、特にテレビ界の報道に携わる面々。
これはどうした事か・・・・?
要因いろいろあり、①小沢さんはテレビからの出演要請を結構断ってきているのではないか、特に今度の検察との問題でも、出演してもよさそうなものだが、一切出てきていないところを見れば、良い訳をするつもりも、検察批判するつもりも毛頭ない、と、見られる。
②また、マスコミが例によって、安倍さんや町村さん辺りからの圧力を受けているのかも知れないし、放送を牛耳ることのできる権力ある者たちからの「一言」は強い影響を与えるのだ。
③個別に評論家諸氏や解説者、報道責任者、が買収されているかも知れないことも有り得る。

例えば、岡田さんがなっても、民主党、それで勝てると思うか・・・・・
自民党、麻生さんの高笑いが聞こえてきそうである。
このような政治の悪質性を見逃してはならない。
多分私の見識であるが小沢さんには、すでにマスコミによる「小沢辞めろコール」が耳に届いているのではないだろうか・・・・だから出ないのである。
菅さんの時もそうであった・・・・・菅さんは逆にマスコミに出過ぎるくらい出ていたが、結局「辞めろコール」に押し潰されてしまった。
従って、マスコミに何か相当の民主党への圧力が掛かっているものと思うのが常識である。
時の権力者たちは、長年のそれなりの知恵によって、何処へどのような圧力や買収を掛ければ効果的であるのかを熟知していると思う他ないのである。
そしてそれが深く静かに今でも進められている権謀術数なのだ。
マスコミが小沢さんの内部の反対勢力の言動を常に追っていて、取り上げている姿を見せれば、それだけでマスコミとしての役割は済んでいるのだ。
それを民主党の中にもいろいろな意見がある、として一笑に伏せられるだけの度量が民主党幹部にも必要でもある。