アセアンの信義

どうもオバマさんやクリントンさんにリードオフマンの表現は相応しくないのか・・・・・
イスラエルのような国を糾弾できない、しない、しようとも思わない彼らの性質は、世界に不信感を持たれる最大のものと私は思うが・・・・・
何か、その都度、国によって考え方を変化させる、ご都合主義でしかないような・・・・・・
世界の中での軽くなったアメリカには、軽くなったアメリカの意志を表現する大統領が相応しいのか・・・・私には分からぬ・・・・



アセアンが北朝鮮を半ば許すのも、日本が自分勝手に国連の席を蹴って退場してしまうほどの傲慢さを持ち合わせてはいないからです。
みんなそれぞれ小さな国は、北朝鮮の気持ちが痛いほど分かるからです。勿論、昇り流である中国を慮っていることもあるでしょう、経済的比重はすでに日本から中国に移行もしているのですし、何と言っても北朝鮮はアセアンの中で「自分からは戦争しない宣言」を撤回していないのです。つまり、「北朝鮮の信義を」少なくともアセアン諸国は信じているのです。それが日本の憲法で言うところの「信義」なのです。それを失くしたらアセアンは、存在意味も失くし崩壊します。
日本や中国はアセアンのブラス要員ですが、北朝鮮は、アセアン会議のメンバーに名を連ねているのです。外れる意志もなさそうです・・・・このように見てみれば、危険、要注意な国が見えてもくるでしょう・・・・

本当の問題国は・・・?

中国からすれば、北朝鮮はなかなか言うことを聞かない独立心の旺盛な息子のようなものなのですよ。ちょっと怒られそうですが、朝鮮半島ってあの息子のようでしょ・・・・・
血の繋がった息子・・・・です。
だから日本人の感性、アメリカ人の感性では相容れないのです。
言うことを聞かない息子でも、可愛いのです、だから日本のように冷たくはできないのです。
どんな聞き分けのない国でも、やっぱり息子の窮地には出て行くのです。
何回も言いますが、長い間ソ連とインドと国境紛争を繰り返していた中国が、今こうしてロシアとインドと非常に仲が良くなっているのも、アメリカに物申すことができるようになっているのも、その最大の功労者は金正日さんなのですよ。それをあなたは分かりますか・・・・



北朝鮮の70%の取引額がそれを良く表わしています。
ゾウリムシの人は、中国が北朝鮮の面倒を見ていると思ってしまうでしょう・・・・・そうではないのです、北朝鮮が中国に奉仕しているのです。北朝鮮の海外での技術協力の部品調達を一手に中国市場にお願いしているのです。優秀な人材が育ちつつあったとしても、まだ産業構造はピラミッドの体を為していません。優秀な部品が作れるほどの中小零細の力強さはないのです・・・・・
本来、小泉さんがうまく取り入っていれば、独占的に日本の役割であったでしょう・・・・・
結局はあなたのような歪んだ愛国の必要以上に強すぎる右傾政権であったがために、その全てを打ち消してしまったのが現実です。


オバマ民主党も北朝鮮に関する情勢分析がまるでできていないようだ。
ブッシュさんがコソコソと日本を抜かした国々と話し合って、テロ国家指定を解除したことの意味が分かっていない・・・
今起こっている事態は、北朝鮮問題ではなく、実は日本国の問題であると、認識しなければならないのだ。最大のテーマは「右傾化している日本国民の去就」にある・・・・・
特に、ネット右翼の広がりが、この問題を複雑にしてしまっていることをオバマ民主党は早く気付かなければならない。
長きに渡ったブッシュ政権は、終盤にきてそれを悟ったから日本が反対するであろう事を重々承知しつつ、日本を除け者にしてテロ国家指定解除に踏み切ったのである。
オバマ民主党も2期に渡らなければそれが分からぬか・・・・・?
日本の意固地なまでのいじめっ子体質に疑問を抱かぬ、理由や意味を探らぬオバマ政権では大した政権にはなれない。
世界のリードオフマンは、北朝鮮だけではなく、日中韓ロの性質を見抜く目を持つ事が必要だ・・・・・勿論、アメリカ自身の性質もだが・・・・・

太陽政策と経済制裁

あなたはここで太陽政策が失敗であったと論評しておりますが、経済制裁の影響には何ら触れておりません。
経済制裁をしつつ、追い込まれての戦争になることを避けたのが、韓国の政策であって、アメリカにもそれだけは止めて欲しい・・・と、要求していたのですから、先ず取り敢えずの戦争は回避できていたのです。又、それがために韓国は北朝鮮との戦争の危機は考える必要も無く、安全な国家運営ができたのです。つまり、敵は韓国ではなく、日米に移行したのです。38度戦が戦場になるところを日本海に向けさせることができたのです。それと同時に今度は当然に日本が危機感を持つことになります。
太陽政策だから、北朝鮮が図に乗ったのではなく、それは戦場を移行させたのに過ぎないのです。



韓国からの支援金が軍事に化けた、のは多分あるでしょう、それは否定できません。北朝鮮は日本やアメリカとの敵視関係が主要な問題なのであって、韓国の太陽政策があったとしても、なかったとしても、対アメリカ、日本路線、経済制裁は相変わらず続いていたのですから、それの対応をせざるを得ない・・・・よって核開発も、ミサイル開発も継続するよりないのです。
5カ国が、経済制裁を終了させて、長年に渡った戦争終結宣言と平和条約を締結させて、核の傘を解消させれば、北朝鮮も核全廃に動けるのです。戦争中の相手が近くで核をウロウロさせていては、心穏やかでないのは、日本も同じでしょう・・・・・
イ・ミョンバクさんの政策は、もっぱら経済事情によるものが主です。ノムヒョンさんの経済政策はあまり芳しいものではなかったでしょう・・・・北朝鮮への支援金も結構きつかったものと思えます。


無関心・・・・・それはあまり意味のある事とは思えません。
無関心はイコール、時間の無駄とも言えます。その間に北朝鮮が全てを停止している訳ではないのです。科学技術は、軍事技術は、産業技術は、確実に進歩しているのです。おまけに政治技術も、商売技術も
すべからく成長して行くのです。そして伸びきった国は(日本など)
時間の経過と共に力は萎えて行くのです(大失敗をやらかしたアメリカを救出せんがために身を削って奉仕しなければならない)
最後にあなたの期待が盛り込まれていますが、北朝鮮の安全が日本の安全につながるとは考えられませんか?一度良くじっくりと考えて見てください。
ここで戦争が起こらなければ、日本は安全なのではありませんか・・・・経済制裁が北朝鮮に核やミサイルを作らせた・・・・と絶対に考えませんか・・・・・やっぱり太陽政策が、核とミサイルを作らせた、と、どうしても考えてしまいますか・・・・・

包括パッケージ中身

管理人さんの「包括パッケージ」の中身、戦争終結宣言、平和協定
と入っているならば、北朝鮮も検討の余地はあるでしょう、先の長い交渉になるでしょうが、これが日本自民党政権が何処まで了解している事なのか?・・・・その辺がまだ不確定ですが、日本も金詰りにいよいよなってきて、強い主張もできなくなりつつありますので、又、今度の政権もどうなるのかわからないし、この辺が潮時なのかも知れませんね。


アメリカはキリスト文化ですから、ギブアンドテイクが浸透しています、そんなアメリカの腰ギンチャク、コバンザメになってしまったのが、ならざるを得なかったのが運の付き・・・・・いいように「打ち出の小槌」を振らされ、あっちに支援こっちに協力、IMFには大金を、国民には金利も払わず犠牲を強い、そんなことなら、わざわざ経済制裁などしなければいいのに、揃いも揃っておバカさんばかり・・・・・同じアホなら踊らにゃ損損・・・・・・


だから民主小沢さんはできるだけアメリカとは、付かず離れずでやって行きたい筈だ。負担を減らすためにの「第7艦隊だけで良い」という簡単すぎて明快な文言となったのであろう・・・・・
然し、右翼自民党はトコトンアメリカと心中を選択した。その結果がドル下落の官民共に大損害に結びつくことになる。
まあ、「先見の暗」と、言うところでしょうか・・・・・
まだ戦争をやっていられるのだから、まだアメリカも幾分余裕がありそうですが、被害が拡大したり、長引けば、そのあらゆる面での物的、人的補償は天文学的累積に達する・・・・・長引けは長引くほどにその立ち直りも必然的に長引いても行くであろう・・・・・その間には、あっ!と言う間に中国が迫って行くことになる・・・・・

北朝鮮を知らなさ過ぎ(2)

希望を語りたい気持ちは分からぬではありませんが・・・・
クリントンさんが国交正常化云々といったようですが、そもそも国交正常化って抽象論は何ですか・・・・
経済制裁にあのように細かく指定して、国交正常化もへったくれもないでしょ・・・・・
第一日本の自民党麻生さんがそんな事、了解しないでしょ・・・・勝手にクリントンさんが、6カ国協議に出てもらいたいから言っただけですよ。6カ国協議がこのまま開けない事態に陥ると、アメリカの国際的体面は泥塗れになってしまうからです。
隣国仲間の中国の言うことをなかなか聞かなかった北朝鮮ですから、強硬姿勢のアメリカの言う通りにする訳ないじゃありませんか・・・・・
強硬姿勢で圧力を掛ければ掛けるほど、北朝鮮は却って逆らうのが、いままでだったのですよ・・・・・何年同じ事を繰り返せば気が済むのかね・・・・・・バカとしか言えないね・・・・



もう一度言います。キムヨンナムさんは、「自主、平等は、命よりも大事だ」と、言っています。
これこそが共産社会の共産主義です。それを失くしたら共産国家ではなくなるのです。
だから、政治交渉の「上から目線」は、厳に慎まなければならないのです。
命よりも・・・と言うことは、お金よりも、とも示唆しています。
この考え方は、恐らく、このブログを読んでいる人以外、ほとんどの人には分からない、通用しない考え方だと思います。
恐らく利に塗れている人では、全く理解の及ばない範疇でありましょう・・・・・


6カ国協議にいつまでも日本が参加する以上、先ず北朝鮮は6カ国協議にでてくる事はありません。5カ国、4カ国ならきっと出るでしょう・・・・・それほど、日本に迎合する気はほとんどないのです。
つまり、そこまで拗れているということです。
だからお利巧な自民党右翼政権では何年でもこのままの推移を辿るしかありません。
自民党の下落のかなりの部分は、北朝鮮問題の対応に不満が募っているのではないでしょうか・・・・・・同じことの繰り返ししかできない能足りんは、ブッシュさんのイラク戦争の長丁場と同じです。
そこに有能を見出すことは困難でありましょう・

北朝鮮を知らなさ過ぎ(1)

正念場・・・・・?
このパッケージとやらは多分無視するでしょう・・・・5カ国の了解をとったパッケージなど、何の意味もありません、ブッシュさんの続きです。
結局はお金で釣る、ということでしょう・・・・
北朝鮮のミサイルは世界に十分売り物になるのですよ。
売り物ができた以上、それで食べられる目算が立つのです。
それよりも自立国家としての「誇り」の方がどんなにか重要なことか、あなたは分かっていません。
アルジェリアへキムヨンナムさんが足を伸ばしたのも、ヨーロッパを見据える対岸の位置の国だからです。ブラジルの大使館を北朝鮮に置かしたのも、南米の左翼政権の国々を睨んでの事です。
イランを含めて、ミャンマーを含めて、南アを含めて、次第に世界に地歩を固めつつあるのです。
もうすでに、状況は5年前とは違うのです。
安定的顧客は今は中国であっても、外交が遊んでいるのではないのですよ。
ミサイルの高性能化には、付加価値が随所にあるのです。
恐らく北朝鮮は、相当の自信を漲らせていることでありましょう、だから相当の譲歩がなければ納得はしません。


クリントンさんの上から目線では、もう北朝鮮には通用しないのです。クリントンさんがオバマさんに負けたのは分かるような気がします。
日本も自民党右翼政権の上から目線が北朝鮮のカンに触ったのですから・・・・・恐らく、今のオバマ政権の上から目線には、相手をしないでしょう・・・・・言っておきますが、共産主義国家は、大国と言えども、全くの対等平等社会体制なのですよ。日本人にはほとんどそれが理解できません。
だから金正日さんも、今では「ドン(首領)様」ですが、当初は「同士」と言ってました。中国のオリンピックの折もブッシュ産を特別待遇するでなし、コキントウさんへの挨拶を並んで待機していましたね
、それが共産国の特徴です。ある程度は民主主義国家のアメリカはあまり違和感がありませんが、民主主義もどきの日本からすると違和感一杯だったのではないでしょうか・・・・・


アメリカやその他の国の支援を必要としなくなれば、自力で立ち上がろうとするのが、人間の心です、北朝鮮という国の心です。プライド高き国だから、その事を忘れて外交交渉しては失敗します。
ヨタヨタ歩きの赤ちゃんでも、親の手助けの手を払い除けます。
ここまで伸してきた北朝鮮の技術力は、これからの進歩は更なる昇り竜となることでしょう・・・・・当初私が予言しているように、周囲に豊富な技術発展国家を控えているのですから、黙っていてもその成長の度合いは激しく急進的であるのです。

包括的パッケージとお金

日本が積極的に日朝関係を打開しなければと思うのならば、ここは民主党に勝たせるしかない。ほとんど自民党では現段階の継承が相変わらず続くであろうし、北朝鮮もあの官僚たちと自民党では話には最初から乗れないであろう・・・・
鳩には鳩の官僚が必要であって、日本の変化を北朝鮮が感じ取れば、先ず話し合いからスタートができる。
家族会や支援者との話し合いのマスコミ向けパフォーマンスは必要ではない、いらない、実行動が必要なのだ。
このままでは6カ国協議の再開は当分ないだろうから、日本が積極的役割を敢行せねばならない。鳩山さんならばやれる・・・・・
北朝鮮が拒否して、麻生さんも北朝鮮を拒否して、麻生さんのような人は本能的に貧乏な北朝鮮を嫌っているのであろう、うまく取り繕える訳もない。
広がってしまった米朝間の断絶を、取り繕うことのできる人は、鳩山さんでしか周囲にはいない。それほど民主党への変化は絶大な効果を発揮する。


韓国政府の400億ドルが本当なら、思いきりましたね。4兆円は北朝鮮にとっては大きいが、何より、平和条約が先決でしょう・・・・・お金をもったまま銃で撃たれては何もなりませんからね。
しかし、嘘としても、北と南の間には、同胞の気持ちが漂っているような気がします。韓国の政権が変わっても本来一緒の仲間の思いは伝わってきます。
米中間も散々、制裁について話し合っていますから、お互いの胸の内は分かり合っているのではないでしょうか・・・・・
どの辺までだったら暴発しないか、を聞きながらの制裁案であるのでしょう、それをしないととんでもないことになってしまいます。
中国は、アメリカの国際的立場も理解しつつ、北朝鮮にもそれなりの抑制を強いているでしょう。あくまでも、北朝鮮擁護であることは当然です。日本以外の国の真剣さは、ジワジワやってきます。
これならロシア日本が外れるのが適正ではないでしょうか


しかし、隔たりの大きい米朝間では解決できませんが、中国が取り持ってもなかなか思うようにならないのは今までの経過を見れば明白です。
今までの日本の自民党政権では、邪魔な存在でしかなかったのでしょうが、民主党政権に若し変わるのであるならば、日本国民の右傾化に変化の兆しが現れていると考えられても不思議ではないので、鳩山さんの呼びかけ次第で、話を聞く態度が北朝鮮側に生まれてもくるのです。
民主党でもかなりタカ派の人が、外務を司ってしまってはミもフタもありませんが・・・・・
政権が変わっただけのものを日本が打ち出しさえすれば、変革の後押しにはなります。ただ経済制裁が当然の行為として国民に浸透してしまっているのですから、このうねりを堰き止め、方向を変えるのは勇気が必要で生易しいものではありません。ボンクラでは流されてしまうでしょう・・・・


お金の問題ではないのですよ、お金は経済制裁をストップすれば、すぐ稼ぐことはできるのです、その体制もできているのです。
又、国としてもお金で動いたというのは、プライドを傷つけます。日米韓が助けてやったと、居丈高になって言いふらすのもプライドに傷がつくのです。親切を押し付ける性向は、傲慢な国の独壇場です。
安全に自由に貿易ができさえすれば、それだけで良いのです。それが各国とも理解できておりません。だからいつまで経っても「北朝鮮は分からん」という結論しか生み出せないのです。
「利」に必要以上、目敏くなっている人には、いつまで経っても到底北朝鮮を理解することはできないでしょう・・・・・

平等、博愛で扱わないならば、命も掛ける宣言

次に戦争に於いては、生命保険が下りる可能性はほとんどありませんから・・・・・政府からの見舞金も期待はできません。
間違いなく殺され損、壊され損です。相手国からせしめようと思っても、貧乏国からは到底無理な話です、どころか北朝鮮難民のために日本は国連を通して復興資金を拠出しなければなりません。
これから①北朝鮮がパッケージを受け入れギブアップするか?それとも②中国コキントウさんを信じて、暫くは大人しくコソコソと核やミサイルの開発に勤しむか、又は③いよいよ挑発行動に出るか・・・・?
訳も分からず、コキントウさんに面会してしまったのだし、当然のように諭されて、3回目の核実験もできなかったのだから、これからの行動はコキントウさんの言うがままで動く可能性は高い・・・・・だから私は②を選択するのではなかろうか、と思う・・・・


アメリカがコキントウさんの顔を立てて、というのはやや違うのではないか・・・・・譲歩ではなく、北朝鮮に本気で挑発行為をされては困る、というのが絶対的にあると思う・・・・それほどに兎に角、大量破壊兵器を大量に所持している国の暴発には、普通に想像力ある人なら非常に危険な賭けを為している事であることは分かる筈なのだ。
アメリカ自身も、韓国、日本を迂闊に殲滅させる訳にもいくまい。
戦争というものは、想像以上の破壊と、想像以上の費用が掛かるものだ。それは果てしなく続く事になるかも知れないし、中国やロシアからの武器援助も考慮しなくてはならない。自爆用の武器も、恐らく中国から入ってもいるはずだ。従って、絶対に戦争は避けるしかない。
ところが北朝鮮は常々から戦争準備は滞りなく粛々と余念が無い・・・・ベトナムやイラク戦争を参考にしてもいるだろう・・・・・時間が経てば経つほどに、戦争が厄介な物になって行くのだ。それが分かったいながらアメリカは戦争をしたくはない。
だから適当なところで手打ちをしたい筈



コキントウさんの顔を立ててするのではなく、北朝鮮の顔色を伺って、というのが正解なのではないだろうか・・・・北朝鮮の方向性は今に至るまで少しも変化していない・・・・・
ただ、どうした訳か、コキントウさんにこの時期、挨拶に行くのは、私には不可思議の何ものでもなかった。コキントウさんはその立場上、怒り狂って説諭するのは当然なことなのであるが、誰の判断だったのかは私には分からない・・・・?少し考えが浅かったと思うしかない・・・・・中国らしいおとしどころ・・・・?何を言ってるのか?
おとしどころ、と言うのなら、アメリカがそうなのだ。一応、日韓に対しての面ッは立ったし、一生懸命さは伝わったのだから、そろそろ手を打たないと、と思うだろう・・・・しかし、お互いの言い分には差が有り過ぎるから、話も纏まる訳もない。この閉塞を打開するには日本の政権交代でしかないのだろう・・・・・



経済的にも逼迫しているアメリカで、戦争を新たに行うなどの余裕もある訳がない。経済制裁も時間が経てば、次第に穴だらけになって行く。コキントウさんはそれが分かっているから、北朝鮮の逸脱を戒めているのだ。慌てる乞食は貰いが少ない・・・・・そんなところだ。
アメリカにとって見れば、特にオバマさんにとっては話を纏める必要性もないのである。ただ今のところ全てに於いて政策が中途半端であるから、強いて言えば、何か成功する物を作りたい思いはあるであろう・・・・・しかし事、北朝鮮問題に限っては、今度の制裁圧力によって、談合できるための思惑の差は、却って広がってしまった。解決を困難なものにしてしまったというのが現実である。

包括的パッケージでは2005年に戻れって、ムリ・・・

包括的パッケージとやらが何なのかが記されていませんが、今現在で、2005年に戻る事を北朝鮮が受け入れる訳がないではありませんか・・・・それは判断がおかしいですよ。
もうすでにかなりのところまで開発が進んでいるのですから、そのまま北朝鮮は突っ走りますよ。アメリカは厳しい制裁を課していますが、それを自画自賛して事を優位にしたつもりでいるのです。
制裁が浸透しているつもりになって足元を見透かした気持ちから出ている外交トリックに過ぎません。
2009年度に沿った内容でなければ、意味はないのです。
アメリカの提案を受け入れるようであるならば、北朝鮮の本気は「参った!」の状態です。
私にはその選択は到底考えられませんが・・・・・・
パッケージが分かりませんが、北朝鮮が核を捨てる事になることは万に一つもありません。何故なら、アメリカが核の傘をここから捨てられないからです(対中国で必要だからです


経済制裁に見合っただけの、核の開発とミサイルの開発であるのですから、4年分戻るには、経済制裁に於ける蒙った損害分が上乗せされなければなりません。だから時間を掛ければ掛けるほどに、その対価は高額になって行くのです。早くに手を打たなかった、打てなかったツケがこうして発生していくのです。
経済制裁して苦しめるのであるならば、その先にあるのは、①戦争か・・・・はたまた、②補償、補填か、③無責任に勝手にしろ!と、ホッテ置くかのどれかしかないのです。
この選択は、加害国の性質による・・・・・
アメリカが②を選択すれば、その誠意に甘んじて、核開発の凍結はするでしょう・・・・
③ならば、これからもうんざりするほど軍事に重きを置いた政策をし続けるでしょう・・・・・
①ならば、ミサイルを撃ち尽くすまでやるでしょう・・・・・

兎に角、大量にあるミサイル、そして核、悲願で作り上げたものを容易く捨てる訳もなし、その代償はあまりにも大きい・・・・
これほど大量に所持している国を経済制裁で追い詰めて、その結果は、恐らく世界では始めての経験となるであろう・・・・・どんな結果が訪れようとも、すべからくそれは各国の自業自得や、ツケの結果であって、その覚悟だけはしておいた方が良いであろう・・・・・
単なる貧乏国を相手にしているのではないことを肝に銘じて置くべきだ。私の予測によると、かなりなところまで(相当の危険水域)行く気配が濃厚である。外れれば良いが・・・・
日本近海に知らせずにミサイルを撃ち込むことくらいするかも知れぬ・・・・覚悟を決めた挑発であるが・・・・
或いは、日本の領海に船を進ませるか・・・・?

ミサイルから見てみると・・・・・

北朝鮮がアメリカへの威嚇を行うには、そこそこの船でもいい、
遥か彼方のワシントンを狙えるノドンの射程距離の位置まで行って、
やればよい。1300キロなら、その範囲内の都市は十分威嚇距離だ。
中国は、日本に対してその作戦訓練をすでにやっている。
何も自国の船でなくとも良い、借りられればそれで良いのだ。
ちょっと知恵を働かせればいくらでも方法は考えられる。大陸間弾道弾などは技術がすごいだけで、威嚇としての効率はすこぶる悪い。
日本などは海洋国家であるだけに、遠い太平洋の洋上からの攻撃には何の防御もできないであろう・・・・これからの戦争は、チョコマカ動くマッハ級の戦闘機を相手にするよりも、動かざる物、都市、飛行場、原発、人間、車、水資源、森、ビル、船、どれでもみんな面白いように当たる標的になる、遠いところから見れば、時速でしか移動できない物はみんな動かざるものであって、ミサイルの速度からすれば、みんな動かざる物にしか見えない。


ちょうどミサイルの速度は、天竺様の手の平で踊っている猿でしかない、一つまみである。
つまり、時間の観念は正にあの図が的を得ている。
各国が、各国をそれぞれ宇宙から監視し、洋上から監視し、目に見えない監視光線を送っていることになる。
さらにその監視光線を遮断しようともしている。
最終的には自然の中から人間が勝手に作り出した天竺様、神様、仏様が生意気な人間同士を戦わせてもいるのだ・・・・・・
そうそう、中国の潜水艦が浮上するまで気付かなかった、日本の海の探索技術は発達したのかね・・・・?宇宙で飛び交う宇宙船の識別探索能力はどうでしょうか?知っている人がいたら乞う・・・・・


サイバーテロはアメリカが発信地ですか・・・・・誰も指摘していませんね。北朝鮮に罪を擦り付けた韓国の情報院、困りましたね、誤報続きで・・・・・


しょうがない、よってたかって日米韓が北朝鮮を潰そうと考えているんだから、最後には、みちづれと共に自害するしかなかろう・・・・
欲しがりません勝つまでは・・・・じゃないか。
自分の国だけで死ぬくらいなら、何処かをみちづれにしないとたまらないでしょう・・・・その原因を作ってくれた国ですよ・・・・
幸い、核もあればミサイルもある。戦争するだけの力も残っているし、情無用にアメリカも韓国も日本も制裁してくれるから、情無用に戦争もできる。こうなったのもアメリカや日本のお陰だ!と歴史に残せる・・・・
北朝鮮はただ共産主義を守りたいだけなのに・・・・・思い残すことなく暴れることができる