宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

自民党的なるものの、やっとの・・・・崩壊

2008-10-25 22:29:15 | 政治
さあ、書きましょう・・・・・
世界のこれから・・・・
アメリカの無尽蔵な戦争、お金儲けのできなくなった戦争、損をするだけの戦争、それにも増して、どうにも訳の分からない不動産バブルの崩壊、と、共産主義に続く、民主主義、個人自由主義(アメリカンドリームの果ての個人責任主義)、資本主義の崩壊、経済大国2位の日本がすでにやっていた。「変性社会主義化」・・・・・・・・アメリカもそれへの移行に向かわざるを得ない・・・・・
共産主義もやってきた、資本自由経済化と言う「変性社会主義化」
低金利を続け、余剰銀行、余剰企業を生き長らえさせ、税金投入、資金の量的緩和を数年続けて、企業や株式市場を活発化させて、何とか日本発の恐慌は免れた・・・・その代償が、不公平社会・・・・格差社会・・・・自殺者、困窮者、ギリギリ生活者、ホームレス、リストラ、道連れ破滅者を誕生させて、困窮耐乏に弱い層を現出させてしまった・・・・・・・大改革も絶望の(貧富の差の是正もほとんど絶望に近い)自民党政治は私利私欲で、政権のタライ回し・・・・
従って、そんな政治不信が購買力の低下に進み、経済の活性化もほぼ絶望で、空しいカラ威張りで、強い国どころか弱い国に相成れり・・・・

何れ、同じような現象が世界全体に起こるであろう・・・・・
あの石油資源に投資していた資金が、持ち続けることができなくなって、ついにガソリン価格の下降さえもが始まっている。
わが世の春であった産油国までもが、尻に火が点いた・・・・・
ドバイの高層ビルは建つのか?・・・
ロシアの健全財政はどうなるのだ?
世界取引通貨ドルが信用できなくなってきたのだから、世界が右往左往するのは仕方がない・・・・

では、何が信用できるのだ。
円でもない、ユーロでもない、かくなるうえは原点しかない・・・・
生きるには、空気、水、餌(食料)そして心と体の健康だ・・・・
逞しく生きる勇気力と知恵力と体力を発揮することだ。
混乱の辞世こそ、人間の器が測られる。

世界の国々の中でも賢明なるトップに恵まれた国では、この機を利して、今までの資本絶対のペーパーカンパニー方式から転換して、知恵を発揮して行くのではないだろうか・・・・・(失敗した銀行の業務に制限を設けたり、潰せるようなシステム作りを構築する必要性がある)
あくまでもリスクに対しては、厳正に取り扱うことができるようにすることが、信用不安や不信を招かない手立てなのであるから・・・・

少なくとも日本ではムリだ!、それは保証する、何故なら、上に君臨まします知識人階級が、日本バブルを解決できた実績があるとのたもうている限りに於いては、新しい進むべき道を探る必要性など、何も感じる筈もないからである・・・・・

この格差社会の中で、再びの企業、銀行を助ける税金の投入は、もう絶望に近い、
アメリカの外貨準備のドルは使えない、その上、アメリカ企業を助ける資金供給はする、輸出企業は救わなければならない、それどころか、零細後進国の破綻により、IMFの準備金の不足による資金供給の依頼、地方公共団体の収入の減少によるSOS、税金アップで賄うか、それとも国庫にお願いするか・・・・
いい格好しい・・・の、二代目連チャン、ボンボン麻生さんでは、お金が湯水の如く、湧き出て、流れでて行くであろう・・・・

日本経済はアメリカ経済よりも苦しく、辛い局面を迎えることになるのを、今の多くの日本人たちは知らない・・・・・まだ当分は対岸の火事程度の認識であろう・・・・貧富の差が歴然のままの恐慌は、体力のないものたちにとっては最悪のシナリオを迎えるのである・・・・・これも、自民党一党独裁政権を続けさせた民の愚の報いであるのだ・・・・・





愛国と自殺の因果

2008-10-24 23:32:41 | 
一度、物事の真理のようなものを確認のために語っておこうと思う。

愛国→これは各自ご自分の心の中で、しみじみと、つくづくと、思うものであり、他人に要求、指導、強制してはならない。
愛の表現の仕方はそれぞれによって異なるものであり、一つの方式しか考えられないものではないので、それをしっかりと理解すべき・・・・批判や非難が必ずしも、愛していないことではなく、愛すればこそより良い国になって欲しいと念願しているものなのだ。

国に忠誠を誓っているのは、必ずしも愛国とは言えない、むしろ批判がないのは、その国をダメ国ダメ男にしてしまうことに繋がってしまうのだ。

適正な非難や批判は、国を適性に運営するには、無くてはならない絶対のものなのである。
   
愛国とは何ぞやと、討議検討することは一向に差し支えないが、足りないからと要求してはならない、そもそも要求する人たちが愛国の定義を持っているとはとても思えない・・・・
非難、批判をシャットアウトするのは、ブレーキを、自制御機能を、コントロール機能を、バランス感覚を、取り去るようなものだ。

人は生まれながらにして、例外を除けばその位置を愛してしまうものであり、知らず知らずに愛国郷土愛に目覚めているものなのだ。

そして、為政者はバランスのとれた政事をして、皆の衆に「ここに生まれてよかった!」と思ってもらえるように一生懸命努力すべきものなのだ。
自殺者が多いのは、暗に日本に生まれたために・・・・見捨てられている、という思いが満杯だったからだ。
だから自殺者が無闇に多いのは、司る者たちの重大責任だとも言える。

最後のアガキ

2008-10-23 06:30:22 | 政治
麻生さん・・・・ホテルのバーに連日通っているらしい・・・・
ホテルのバーは安全で安い、と、記者に言ったそうな・・・・・
くだらない宰相ともなると、矢鱈に贅沢三昧だ。
小泉さんも辞める前に、無駄にあっちこっちの国々へ旅行して、お金を振舞ってきていた。
常任理事国入りを熱望して、止せばいいのに大使を世界から呼び寄せて、ご機嫌伺いするように画策したが、結局支持してくれたのはたったの2カ国、大枚叩いた末に、世界に不人気の日本を露呈してしまった・・・・残虐な戦争を起した国が、またゾロの戦争犯罪者を尊ぶような小泉さんを毛嫌いされたものなのだが、当の本人は、それが悪いことだったという自覚がなかった、国のために戦ってくれた、という国益しか考えていない歪んだ精神の思考が、アジアへの蔑視思考が、災いをもたらしたことも分からぬ御仁の無駄遣いの象徴であった・・・・そして積極的応援をした右翼も押して知るべし・・・・・安倍さんも自身の戦争好き、攻撃的思考をアジア各国からの非難を避けるために、いろいろとお金を不必要に振舞って使った。
福田さんも、見得を張って豪勢なサミットを行ったり、遅れてやってきた中国に先を越されたアフリカ諸国首脳を集めた外交を展開して、お金を振舞う。
何だかお金を日本人に回さずに、借金を積み重ね、矢鱈に競って贅の限りを尽くす総理大臣ばかりが選出されたように私には見える。
祭事をしなければならない下請け、取り巻きがそれを要請しているのであろうか?そうとしか思えぬ、この国の祭事を司る立場の権限の強さを思い知る・・・・

それにしても、経済大国はいつまでも経済大国ではいられないのだ・・・・やがてその無駄の積み重ねが滅亡への序章になることは自明でもある。
上に立つ者がこのような思考形態の者ばかりでは、庶民も泣くに泣けない・・・・
みんなどの首相も、日本国の財政が逼迫していることを十分に承知の介での無駄遣いなのである、一面、それも資金提供は経済大国には必要な外交の一環だと、言う者もいるであろうが、「国あって山河なし」にならぬよう自制を促したい。
そのような首相を野放しにしている国民も愚かであるのであろう・・・・・確かに蟻の集団も「餌」の集まるところに群がるのは生きとし生きる者たちの習性ではあろうが、だからといって必ずしも全部の習性がある訳でもない、それが証拠に常任理事国入りの賛成が立ったの2カ国の現実を知れば、理解できよう・・・・世界は、アジアは小泉さんの右翼傾向に警鐘を鳴らしたのであり、不信感、不安感をもたらしたのは事実なのである・・・・以後、安倍さんにも、まあ福田さんはさておいて、麻生さんの選出を考えみれば、日本国の大勢の民は、世界を考える首相よりは、自国の利益のみに専念してくれる首相を選択している事を思えば、自己中の民心であることがわかろう、と、いうものである。
まあ、それも自民党という利益供与団体に限っては・・・・という注釈付きでもあるが・・・・
今、そんな自民党の凋落振りを見てみれば、その思考が世界の思考との軋轢を生む結果になることを、薄々民心も気付き初めているようであるから、案外、食わせ者の民心ではあるかも知れない・・・・?
戦争責任を指導者たちだけに負わせたり、自民党一党独裁でやらせてきたのも、利益誘導をこれでもか、これでもか、と運んでくれた恩義に報いる意図があったのであろう、しかし、そのバブルも崩壊するに至り、やっと、一党独裁政権の弊害に気付く民心は、今度は踵を返すように自民党から離れる・・・・日本国ナルちゃんのストーカーまがいのネットでの喚き、いななき、も最後のアガキなのであろう・・・・


強さの源・・・・賢民

2008-10-22 22:54:18 | 政治
多分、麻生さんは、自分には人気が取れないことは重々承知している。
への字のひん曲がった唇では、男を見る視線が雰囲気、姿形から入る、今時、老若隔てなく、女性どもの共感を得られないのは仕方がない、と思っている。政策的にも、いろいろな部署で、しがらみの圧力議員が沢山いるのでもあるから、今の企業・天下り・役人優先の政策は続けるしかないのである・・・・「改革!」といくら叫んだところで、小泉さんじゃないけれど、にっちもさっちもいかないのは見え見えなのであり・・・・代議士独特の嘘も方便で乗り切ろうとするだけなのだろう・・・・それに乗せられてしまう人も現実にいるのだから、性懲りも無く同じ愚を繰り返す筈である・・・・そんなだから、これからも支持率のうなぎ上りは期待もできそうもない・・・・このままでは結局又、投げ出しから人気ある者の首の挿げ替えが行われることになるのは自明だ・・・・
極右の彼が、安倍さん同様、戦争嫌いの日本人に受け入れられる筈もなく、外交に於いても得点を上げられる筈もないのである・・・・むしろ全アジアを敵に回して日本をますますの孤立に追い込む人になることは、正確に読み取れる。
それでも「愚の象徴」自民党は、こんな人をトップに据えなければならなかったお家の事情たるやは、惨めったらしいものがある。
人気で左右される選挙であるから、日本国民の「愚」が、垣間見えるであろう・・・・
何度も力説するが、今の時代、右翼の台頭は、国粋思想の台頭は、ナルシズムの行き着く先の挙句、ストーカーであり、鎖国にも準じて、世界から取り残される自滅への足掛かりになることを、自民党も、日本国民も、最低限度知らなければならない。
多くのアセアン各国も、中露韓米も各国間の「話し合い解決」を望んでいるのであり、他国への蔑視や敵視が、それを阻んでいることであることを自戒すべきである。
日本国はある意味、否応なりに共産社会との隣組を構成しているのであるから、敵視、蔑視はそのまま自分のところにブーメランのように帰ってくる、自然の厳粛なシステムがある事を学ぼうではないか・・・・

彼らには、富国強兵という永遠なる願望があるのであろうが、それは日本の歴史上で潰えたことではないか・・・・むしろそれを土台や基礎として、賢民になるべく努力をすることが、強さの源になることを悟るべきであろう・・・・・

ヒルさんの思いやり・・・から

2008-10-21 23:17:20 | 北朝鮮
ヒルさんが日本の立場を理解して、日本の支援分20万トンをオーストラリア他の国々に肩代わりをお願いして、協力してもらうことにした、報を受けて・・・・
前からオーストラリアは支援するよと、言っていたので渡りに船であろう・・・・
これで大恥を掻くのは日本である・・・・
単純右翼は当然と思っているのだろうが・・・・・

やっぱり「核よりも拉致」というバカ丸出しの歪んだ考え方に、どの国も大人を感じる事はできないであろう・・・・

どうして自民党政府も官僚も、核は核、拉致は拉致、と、考えられないのだろうか?・・・自民党政府の票を失いたくない、という気持ちは分からぬでもないが、一部の右翼のご機嫌取りのために、幼稚と世界から笑われるくらいなら、解決への外交道筋をつけるのが、経済大国を築き上げた精神の成熟なのではないのか・・・・・
身体ばかりが成長して、精神が伴わない発達途上の少年のようで、その幼ないガキっぽさに、にが笑いを堪えて、子供をあやす様な思いやりを見せるしかないのである。
しょうがない経済大国らしい、お金のバックアップがあるから・・・・また、東アジアの民主主義の砦であるから・・・・共産主義の動向を睨むには格好の土地であるから・・・・・ついでにイスラム教拡大阻止の拠点でもあるから・・・・・
こうなった以上、もう、北朝鮮を足がかりに民主化への道筋は絶望的でもあるから・・・・・38度線の解消は、中国、ロシアの手によって開場されていくであろうから・・・・・鉄道がその端緒だ・・・・
こんな幼稚な日本国でも、アメリカの安全にとっては絶対必要な手放してはならない土地なのである。

日本国ナルシストであるだけではなく、北朝鮮ストーカーでもある日本人の大勢の感情は、自らの刃で、視野狭窄で、愚かな自滅の道を選択しようとしているのだ・・・・・

いや、もうそれでなくとも、内需を取り残して経済的にも、財政的にも、自滅街道を突っ走っているのであろう・・・・・これに外交の自滅行為が加算されれば、いよいよ手術の不可能な末期に突入して行く・・・・・

そんなこんなであるから、アメリカは日本の孤立を恐れぬわがままにも、聞く耳を持つのである。
しかし、日本人のゾウリムシでは分からぬアメリカなりの隠れた事情というものがある・・・・・
北朝鮮が世界で大きな顔ができるのも時間の問題であることは、どの国でも理解の範疇なのであるから、イギリスもオーストラリアも食指を伸ばすにはそれなりの理由が歴然としてある訳だ・・・・・
アジア蔑視の歪んだ右翼がいかに愚かで、小泉さん以降の総理の不(無)見識と先見の暗が理解できるであろう・・・・
どの先進諸国も、成長性、成長可能性を秘めた国家への投資は十分な見返りを期待できるのである。それは失礼ながらアフリカの諸国とは質を異にするとも言える。
何故なら何度も述べているが、中国、日本、韓国、ロシア、この囲まれた国々は何れも成長著しい国々であり、良き見本であるからだ(日本はその取引などせずとも、何処からでも日本技術は入ってくる・・・・日本が開放経済をしているからだ)
欧州や豪州にとっても東アジアの販売製造拠点としての有意性は十分認識しているであろう・・・・・

日本の本来持っている商人気質のような、右翼愛国的(ナルシストストーカー)でない観点から考えれば、そしてこのような状況、環境を大局的に見ることができさえすれば、私は、今回のヒルさんの思いやりの言葉で「大恥晒した・・・・」自尊心がもたげてくるのではないかと思うのであるが、どうであろう・・・・そうなれば、いくらかやっと大人の領域に入りつつあるのかなあ・・・と、思うのであるが・・・・


アメリカからのプレゼント

2008-10-18 22:16:45 | 政治
さあ!お金に余裕のある人は、アメリカ行きのツアーで、貧乏人が出て行ったハウスを、銀行から買い叩いてきましょう・・・・
きっと良い別荘になりますよ。
特にアメリカなどへ行く機会の多い人は、ホテルよりもいいかも知れません・・・・
ただ税金とか、保険とか、維持費とか、住宅の値段よりもそっちの方が高くつくかも知れません・・・
が、株と同じで長く持っていられればきっといつか値上がりしますよ。
取り敢えず、出て行った貧乏な人に毎月いくらかで貸家として提供すれば、損失も少なくて済みます。
有価証券の類は、信用証券と言って、紙切れみたいなものなので信用できませんが、不動産は実質なので間違いはありません。ただ暫くは寝かせなければならないので、余裕のない人ではムリです。

日本への影響がどのような形で現れるかを予測する人はほとんどいません・・・・
狼少年に思われてしまうのが恐いですからね・・・・
間違いがないのが、アメリカの消費低迷と、税金投入(注入?)による国債価値の下落です。国債価値を下げたくないのならば、増税がありますが、何れ増税するでしょう、ますます日本以上の格差社会がやってきます。不満や失業を解消させるために外の軍事に目を逸らすか、失業費用負担解消の方策として、無理に仕事を作らなければなりません。戦争危険地域を拡大して、兵器で金儲けに走る公算も大きい。多分プライドを有して生きるためには、なりふりは構っていられません・・・
国の収入が目減りして、且つ、企業救済に費用を掛けるのですから、赤字国債の増加は必然でしょう・・・
日本で起こったような、上だけ(大企業と富裕層と、株式保有者等)インフレと下(住宅を追われたホームレス、リストラ、倒産による失業者、政府にお金がなくなることで、片親家庭など保護世帯、年金生活者等々のデフレ状態がこれから先長く続く・・・・
アメリカが日本よりも酷いのは、戦争状態が長引き費用がサブプライムローンと負けず劣らずに高額であることだ。しかも、ロシア、中国の台頭によってその防備にもこれからも多額の費用を必要とするであろう・・・・
兎に角、アメリカの衰退は相当に長引く筈だ・・・・

自動的に自民党がアメリカ一辺倒の失政は糾弾されなければならない、と、同時に右傾化の波もやがて雲散霧消せねばならないのだ、これからは八方美人型の政策にシフトするであろう、そのためには極右麻生さんでは似合わないのだ・・・・・似合わないと言うより、アジア各国が強盗力を磨こうとする国家主義者を真から相手しようとは思わないし、やっぱり金持ちであるから、貧乏人にお金を渡すバカな政策なんてする筈もない!・・・・・せいぜい、国家主義者の本心の爪を隠すために、世界やアジアにお金を使おうとするから、
貧乏人にまでお金を回す余裕なんて無いのが実情である。
円高は、日本からお金が逃げて行く事を表す、海外資産が買い易いし、旅行もお得だからだ。
内需振興と言うが、大多数の貧乏人を作り上げてしまって内需なんて戯言でしかない。お金ある人はアメリカ様様と海外で使い、国や地方公共団体や大企業は、無い袖は触れない貧乏人からあの手この手で奪い取ろうと画策するであろう・・・・そのドツボから日本は、自民党は、抜け出すことができないのだ。
例えば、今、中曽根さんのやった政策の一つ、累進税率を見直すことができるか!?・・・・・できはしまい!・・・・
自殺に対して、大した問題意識のない政治だもの、貧乏人のひとりやふたり、視野にも入いらんだろうよ・・・・




三浦和義さんの意味

2008-10-12 10:45:32 | 
簡単に今日二回目のコメント
三浦和義さんの自殺で・・・・・
60歳を越える年齢というのは、ほぼ人生の大半(ほとんど)を経過した年齢である。
社会の中で、人々に囲まれて安寧に暮らす老後であるならば生きている価値も楽しさもあろう・・・・
これからのまた長きに渡る裁判と留置生活を考えると、生きている意味も、一種植物人間的生き様も全て空しいものと思えるのである。

まして彼は、日本での無罪放免の後に、スーパーでの万引きなどが発覚してしまい、その性根に疑問符をつけられて、身内も本人も相当に肩身の狭い思いをしているのである。
自分自身の持って生まれた性癖の悪寒めいたものが、恥ずる心を生み、自滅への、自傷行為に走らせてしまっていても不思議ではない・・・・
そしてかつ、周囲の者たちへの愛着も、その周囲の者たちからの当然に起こるであろう非難によって薄れても仕方あるまい・・・・
つまり、ある種自暴自棄でもあったと思われる・・・・
そこへ持ってきて、60歳過ぎの人生の主たる時間を過ぎてしまって、体力も、精神力も萎えが進み、未来への絶望感を覆すだけの、生きようとする力、生きたいとする力、死にたくないとする力、死ぬのが怖いと思う力、そのものの自己に持っているべきエネルギーが枯渇してしまったのであろう・・・・・

人生、思い切って生きられるのは僅か60年・・・そろそろこの辺でいいだろう・・・・という気持ちは分からぬでもない、三浦さんに限らず自己の力量の限界を悟ると、病気との闘いに明け暮れなければならない未来を断ち切る人々は多い・・・・多く、そこから先の人生に何の意味があると言うのだ、という思いに至るのも頷けるものも確かにある・・・・そこが男の唯一の残された格好良さを求めた、誇り、自尊を守ろうとする意地というものだ。
またこれは勘ぐれば「卑怯者」「いくじなし」のレッテルともなろう・・・・
しかし、これが現実の男の中の一種であることは疑いようもない。
彼は、自分で自分の「死ぬ時間と場所」を選んだ、選べた・・・・・
犯罪者たる者のそれは唯一選択することのできる自由な権利であったのだ。
普通の生き様の民は、なかなか自分の死の時間と場所を選ぶことができない・・・・・選べればいつでも「もはやこれまで・・・・」と死の選択ができるのであるが・・・・

私は、そのように分析したが・・・・・・?


テロ支援国家指定解除さもありなん

2008-10-12 07:20:58 | 北朝鮮
テロ支援国家指定の解除・・・
ヒルさんが持ち帰った北朝鮮側の言い分は内密な部分が多くて、いろいろ取り沙汰されているが、
ミサイル実験、核実験をする段取りになっている旨の脅しがあった、という専門家もいるが、今更アメリカがそれに驚く筈もあるまい、むしろそれは、北朝鮮が世界からの非難を浴びる結果となって、アメリカにとってはプラスこそなれ、マイナスにはならないのだから・・・・・
一面的な浅い考え方には無理がある・・・・

ここまで最後の段階へ来て踵を返したアメリカが、解除に踏み切らざるを得なかった直接の原因は、私の推定するところに由れば・・・・・
北朝鮮製のミサイル技術に由るところが大きいのではなかろうか、と思っている。

ロシア製や中国製のミサイルを更に工夫し、変造して、独自性ある高度なものに仕上げる技術は、貧乏な軍事国家ならではのものではないのだろうか?
しかも、軍事に限っては鍛え込まれた才能ある科学者を、中国、ロシア、イラン、シリアなどに向かわせ、双方の国と国との頭脳と利益が合致し、つぶさに研究実験させているのであろうと、思われる。
北朝鮮軍事技術の(特にミサイル技術)流失と北朝鮮製製品の安価は、何処の国にとっても喉から手の出るほど欲しいものであると推定される。

少なくとも北朝鮮科学者の受入国は、それを(軍事技術の研究、実験)容認しているのであり、軍事的にも対アメリカ・日本を視野に入れて、協力しているものと思うのが普通である。

恐らく受注依頼が数多くきている筈であり、その注文書国のリストを見せたか見せなくて言葉だけなのか、は定かではないが、相当の自信をもってヒルさんに伝えられたのではないかと、推定する・・・・・

そこには左翼系南米の国々もあるであろうし、中東の金持ち産油国も一部リストに載っているであろう、ロシアの脅威を感じる東ヨーロッパの国々もあるし、紛争の絶えないアフリカ諸国からもあろう、アルカイダやパキスタンの反政府勢力もスリランカなども北朝鮮産の低価格ミサイルは手の届く範囲のの軍事兵器なのではなかろうか・・・・・
世界中何処にも必ず反米、反政府はあるのであり、それらが常に貧乏であるとは限らないのだ。

偽札、偽タバコ、麻薬売買、ミサイル実験、核実験、と、世界の非難を諸共しない姿勢の北朝鮮の経済制裁からの抵抗であるから、それら軍事技術の広域売買は、へでもないであろう・・・・・

世界はかならずしも日米同盟に迎合する国ばかりではないのである。
天下の軍事超大国、経済超大国、影響力超大国で在らせられるアメリカやポチの日本の抑圧に、ちっぽけな国々の「抑圧武力戦争、抑圧経済制裁戦争を受けて立つ」姿は、結構世界の男気と言おうか、国義を刺激されるものなのだ・・・・・

引く手数多のミサイル、そして核の需要があって、実際に注文依頼がきていれば、これが世界中に出回ったらどのようなことになるのか?想像しただけでも身震いがする筈だ・・・・・かくて、アメリカはテロ支援国家解除せざるを得ない。
超軍事大国アメリカが、世界で最も貧乏であるかも知れない、失うもののない捨て身国家に、武力戦争を経由せずして軍門に下った瞬間である。


せいぜいいつまでも日本右傾化言論は、正義漢面して、拉致未解決を騒いでいればいい・・・・・
いつまでも日本国一国で安直な経済制裁戦争を続けていればいい・・・・
粛々と世界は流動する、考えの、物事の弾力性の失った、欲に溺れた国家は滅亡への道をまっしぐらに進むがいい・・・・
それが動脈硬直化した老人大国に最も相応しい生き様であるのかも知れない・・・・・











選挙が早まる

2008-10-09 22:20:56 | 政治
麻生さん、今すぐ選挙しないと、時間が経てば立つほど状況は最悪になっていくぞ・・・・
今の状態では、まだ、国民の不景気意識はそれほど高くもないが、時間の経過とともに、不景気風の恐ろしさが、実感となって世の中に蔓延していくであろう・・・・
先ず、高額商品を買える人が僅かになる。
お金のある人のところにやたらと廉価販売の不動産の売り込みが始まる。何処の建設会社、不動産会社も生き残りを掛けて、現金を欲しがる。
それでも敗れて倒産が始まる。そしてそれらをお得意さんとする関連商売も軒並みダウンして廃業に追い込まれる。失業してローンを抱えている人から順繰りに二束三文で手放す、そして不動産の下落が始まる。
当然に、自己防衛のために生活物資の節約も進み、スーパーも廃業が進み、ツワモノどもが夢の跡になる。町は閑散としていく・・・・
車の売れ行きダウンはもう世界的規模で始まっているようだが、車社会に従事する人々はほとんどが給料制であるがためにそれほどに人々への好不況の波は受け難い・・・・
給料がダウンしたり、リストラや厳しい仕事へのノルマなどが上がっていくのではあろうが、最低生活のレベルは維持してくれる。
全般的に給料制が多く浸透している業種は、中にいる限りは、あまり好不況の波は受け難いのだ・・・・
問題は、土木、建築の業種は請負制がまだ多くあるがために、また金額も高額であるがために、景気不景気を作り出すバロメーターの役割を担っている。
家を一軒持つ建築主の負荷は膨大で、他の業種を圧倒している。
それだけに、産業界全般に与える影響はかなり大きなものであるのだ。
建築主の負担が膨大であることは、不景気になれば、いの一番に逡巡されることになるのは当然なのである。

住宅や企業の設備投資、(家具調度・電気器具購入・各種税金取立て・機械購入・事業所増設、移動・工場増設)など、いろいろ多くの業種がこれに携わっているのであるから、その影響力は莫大である。
そしてこれらに掛かる時間は3ヶ月以上に渡っているので、契約時からいえばアメリカからの不況の土用波が直ぐに現れるのではない・・・・ゆっくりとじわじわと浸透してくる性格を持つのであるから、実体経済への湿潤は来年早々以降となるのである。

従って、どうしてもそれらが現れてこない内に選挙をしなければ、自民党がメロメロになってしまうのは言を待たない・・・・・
来年というよりも、年末から厳しい事態に直面するであろうし、恐慌風であるならば、もっと早まる可能性がないではない・・・・・・?






しつこく苛めたツケの誘い

2008-10-06 21:15:24 | 北朝鮮
北朝鮮の経済制裁ですが、制裁という加害行為をしている日本始め、他5カ国は、その行為の持つ残酷なことをしているという意識は比較的薄いように見受けられます。
いじめっ子といじめられっことの関係性に於いても、加害者は被害者の屈辱というものをあまり理解できていません。
多くそれらの知覚を感じられない加害者を、私は・・・精神年齢の未熟者・・・と呼んでいます。
力の強い加害者からの圧制を受容しなければならない、いじめられっこの恨みや憎しみをあまり、重く受け止めることができない故なのです。
これらの精神能力の未熟は、多く・・・発達途上の青少年たちに見られる特徴です。少し社会経験(対人とのつながりや協力することの意義や、それによる大きな力みたいなものが理解できるようになると・・・・)を積んできますと、相手の痛み、辛さのようなものが自然と理解できるようになってくるのです。
それらが理解できるようになってくると、「程度」というものを認識するようになって、人間「ほどほど」を覚えるのです。

つまり、その「ほどほど」を図る目安として「過ぎたるは、及ばざるより(悪し)・・・」という概念が理解できるのです。

国家がその「ほどほど」を逸脱すると、「過ぎたるは・・・悪し」に至ってしまうのです。
アメリカポチが、共倒れを呼び・・・・バブル崩壊が、格差を生み・・・・これらがみんなそれに該当するのです。

北朝鮮をこれほどまでに追い詰めることによって(経済制裁の音頭をとったのが安倍さんで、テロ指定国家解除に徹底的に反対したのが福田さんと今度の麻生さんで・・・・)あくまでも制裁を固持したのは日本であるから、当然に北朝鮮の恨みつらみの対象は日本国に及ぶ・・・・・
何かで反撃のチャンスがくれば、徹底的に苛め、更に情無用の破壊へと向かうのは日本であることに間違いはない・・・・・

だからある意味、テロ支援国家指定の解除は、北朝鮮にとっては無理にお願いする必要のないことでもあるのだ。
兎に角、「日本を道連れ」へのシナリオは完璧に練られている筈なのである。
それが失うもののない国家、唯一、共産主義社会の礎として、同士と共に散り行くのに潔しとする国家の思考形態なのである・・・・・

誇りを有して生きながらえる、生きる「道」があるならば、全力でその方向には進みたいであろう・・・・・が、「共産社会建設の夢」を捨ててまでしぶとく生き長らえようなどとの調子良さはない!・・・・と、思える。
ただその夢は、違った形、形式でも良い、共産主義の炎は消したくはないであろう・・・・

貧乏して、自分に与えられたそれが宿命と(自己の至らなさのツケが届く)、自ら死ぬのも(自殺)ひとつの国の人生・・・・・
他国から虐げられて、自らの失政と自然の飢饉との合体の場合は、怨念が生まれる、そしてその怨念は、自分へも(破滅願望)苛めた張本人の他国たちにも(破壊願望)必然的に冥土への道連れとなって向けられる・・・・・
従って、日本にその被害が及んだとしても、それは「しつこく苛めたツケ」の誘うところなり・・・・