宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

アメリカ下院の否決に驚く日本の民の愚かさ

2008-09-30 20:14:21 | 政治
何で、みんながアメリカ下院が否決してしまったのを驚いているのか?
それは、アメリカの歴史的体質と日本の歴史的体質の根本相違が分かっていないからである。
日本では、お金を入れるのが当然であっても、個人主義絶対のアメリカは民主主義的な思いがまるで違うのだ・・・・・

歴史的素因が違うと言っても良いであろう・・・・・

ヨーロッパや日本などは・・・・ヨーロッパにあっては長い間貴族社会であって、一人の王様の独裁制度であったし、日本も、一人の権力者或いは数名の権力者たちによって絶対的に治められていたので、下僕たちは長い間、「寄らば大樹」の風習に民主主義になっても引き摺って、席巻されているのである。
だから、それらへの特別待遇に対して、それほどの矛盾も感じることがないし、程度を越さなければ「長いものに巻かれて」生きていた方が楽だ・・・と言う気持ちが、ほとんど全員にあるのである。

一方、アメリカはあまりそのような独裁政治の歴史の洗礼を長い間に渡って、受けてはいないから、それらトップの失敗を看過できないのである。
日本のような日和見主義はアメリカには似合わないのだ。

それが分かれば、今回のアメリカ(大陸)の否決はさもありなんと理解できる筈であるが、
多くの日本的ナアナアを普段から実践、実感している方々には、その一人一人のアメリカ民の独立心を理解するのは難しいと、思える・・・・・

さて、日本の株式の下がり具合は、初日としてはたいしたことはなかったであろうが、大津波は遅れてやってくるのだ・・・・
ヨーロッパは早くに対策を講じているが、下がり方の低い日本は政府も甘く見ているだろうが、後日悔やむことになるのは必然なのである。

アメリカとの3割の貿易関係性や同盟関係性などを勘案してみても、影響が微々たるものである訳がないのである。
保険業界、年金、銀行、アメリカとの通商企業、それぞれが影響を受け、ドル信用不安が広がり、当然に耐久財(住宅)などは売れなくなるであろうし、車も5年買い替え周期が7年になり、高額商売が立ち行かなくなるであろう、勿論、生活防衛も進むし、失業も増える、それぞれ国家に(保護主義)保守思想が蔓延するようになって、よからぬ人物が窮状を打破する!と、宣言して、登場する可能性も多々ある。
そう言う意味では「喧嘩好き」な麻生さんは、愚かな日本の民には、うまく時勢とマッチしてしまって受け入れられてしまう公算が強いのである。
この日本の「民の愚かさ」は何と申しましょうか、日本社会と言うものを知れば知るほど、その存在が明らかになってきてしまうのだ。
この「流される民の愚かさ」は、高度の教育を受けても消えるものではないようだ。
この「喧嘩好き・競争好き」という性質は、負けた者たちは仕方ない自業自得である、という、人に優劣を付けたがる性質であって、トップを任せるには極めて危険な性質でもあるのだ・・・・・

前回の参議院選挙では小沢さんの「生活」がタイムリーであったが、今回は、景気の不安にスポットが当てられていることは確かである。
民主党もその辺りの情勢変化を鋭く読むセンスを持つ必要があろう・・・・
暮らし、年金だけでなく、景気も、最大テーマに浮上しているのだ。


アメリカ株暴落、薄ら寒い日本国民

2008-09-30 15:06:02 | 政治
やっぱりな、アメリカは日本などと大きく違って、徹底的な個人主義、個人の権利を大事にする国だから、こその下院の不成立・・・・
こういうところが民主主義の国と、民主主義も・ど・きの国の典型的な相違点である。
良く覚えていた方が良いでしょう・・・・・
天皇がいるか、いないかで分かれる違いです。
主権在民を徹底しているアメリカと・・・・徹底できない、個人よりも尊王体制と、大組織を維持することに血眼になる国家観の違いです。

結果、どうなるか?・・・・・・

アメリカが落ち込んで復元するよりも、日本の与えられた影響力の方がはるかに大きくなるのです。
ちょうど、それは津波のようなものです。
発現する国の被害よりも、それ以上に津波は大きく次第に日本に近づくにつれ膨れ上がっていくのです。

何故そうなっていくのか?・・・・

国民から体力を奪ってしまったからです。
必要のなくなった大企業を助ける、助けたために、国民の収入の多くを犠牲にしたのです。
預金金利の低利もそう、量的緩和もそう、不良債権企業を税金で救ったのもそう、
官僚のアブク銭の使い方もそう、総理以下、大臣から国会議員の無駄もそう、経済大国の体面を保つための札びら切るのもそう、無駄に立派な建物類もそう、地方の役人たちだって中央を真似する、中央のていたらくを大企業以下中小企業も真似をする・・・・・
全部、個人より、組織維持に重きが置かれ、かくして個人の生活は惨憺たるものに相成れり・・・・・
何もなくても、黙っていても高齢化社会、元気に働ける人は少なくなり、生産力も消費力も衰えていくのは当然の必然・・・・・
いつまでも自民党に夢を託して一党独裁をさせておく愚かなる国民であればこそ、必然なる「報い」とも受け取れる。

期待される自民党も、その自民党に期待される官僚たちも、無理を承知の「成長戦略」

しかし,元々が無理難題、どこかで諦め手放せば済むものを、ついにここまできてしまった・・・・・戦争の二の舞、バブルの三の舞、最後には徳政令しか残っていない・・・・
国債の利下げか?据え置きか?

なんにせよ、ここまできてやっと間違いに気づくような、国民と・・・官僚と・・・・政府自民党と・・・・地方役人たちなのだ・・・・彼らからは反省の弁は聞かれない。
個人を大事にして、放漫経営の企業は潰しても良しとする国家と・・・・
放漫だろうが、潰れては困る、長いものには巻かれよう的思考で、この際は個人が我慢すればいいんだ、いままで経営者たちは立派にやってくれたと容認する国家との違いが如実に現れたと言ってもよいであろう・・・・・・

どちらが困難辛苦を上手に乗り切れるのであろうか?

日本はまた赤字国債で乗り切ろうとするであろう・・・・さて、機関投資家や外人が、こんな折り、格付けランク下の日本国債を引き受けてくれるのであろうか?
日銀が余分にお金を刷るのでろうか?
また上だけのインフレがくるのであれば、日本も終わりだ。
ますます、国民の耐乏生活が進む、その維持する力も人によっては限界になりつつあるであろう・・・・
それらは、市民病院が潰れ、給食費も払えず、健康保険証もなく、生活保護世帯も増加の一途であることを思えば、いかに日本国民の再生能力に翳りが訪れていることが分かろうと言うものである。

いくら、国民大多数の犠牲を払ってしてまで、企業にお金が集まっていても、国民自身の力強さがなければ、国債価値も上がらず、国力自体もあがらないのである。
こんな時でも国家防衛に力を注ごうとするバカな総理大臣を選ぶようなら、どうしようもない、薄ら寒い日本国民と言わざるを得ない・・・・・・


中山さんに見る、軽薄短小の精神構造

2008-09-28 15:15:17 | 政治
今、私のブログにとても恥ずかしい人がコメントをいつまでも載せているが、今度の国交大臣の中山さんも恥ずかしい人だ。
安倍さんや福田さんも日本国にとって対外的にも恥ずかしい辞め方をしたが、あの「みのさん」が、安倍さんは病気だったからと、擁護するコメントをしている意味が分からん・・・・病気などは都合の良い言い訳であって、本当はちがうところにあるのだ。
どうも、恥ずかしさみたいな感情というものが、日本全体から失われているのではないだろうか・・・・・
中山さんのバカさ加減に、「恥」と言う感情がまるでないように思える。
恥は、大人の分別になくてはならぬものである。
だからこのようなことを宣言して止まぬ心の幼稚さは、大臣云々前に、漫画チックであるとしか思えない・・・・

そう言えば、「軽薄短小」の産業構造の変化が、人の精神構造までをも軽薄短小にしてしまったようである。
いい中年の大人たちがアイドルに群がり、国家的イベントには率先して並んだり、やる事為すことが子供じみている。
自分を豊かに表現することが大人でもできるようになったのは、それはそれで素敵なことであるが、程度に度を越すと、やがてこのような総理大臣や各省大臣たちを輩出してしまう弊害が生じてしまうのだ。
漫画の輸出が、皮肉にも漫画チック総理の輸出にもなっているのが現状である。

中山さんも就任時には、国交省内の全員を集めて訓示を行ったばかりであろう・・・・それはこれからの方針を述べているのである、そして、辞めていった。
呆れる、というよりも脱力感を禁じえないだろう・・・・大人なのか?子供なのか?何だったのか?

そして、麻生さん!嘘つきの可能性と共に、短気な性格も併せ持つ、彼の額の静脈のふくらみがそれを物語る。
この人も、堪え性のない性格と見た、きっと投げ出すに似たりする行動を取るであろう・・・・選挙に勝てる人材の登用ではなくて、どうも、安倍さんと話し合った末の、主に考え方の似たもの同士(右翼)の大臣や自民党政府要人のお友達内閣であるようだ。
つまりは、数は減らすだろうが、自公が過半を制するのは当然の体形だと思っているようである。
しかし、麻生さん、安倍さん、中川昭一さんでしたか?彼らが大威張りで中枢を引っ張っている間は、日本は、日本人は、庶民は、けっして良くはならない・・・・・
お金が無駄に使われていく一方だからである。


麻生さんと小泉さん

2008-09-26 19:30:02 | 政治
麻生さんが自民党の大将になって、小泉さんが政界引退ですか・・・・
小泉さん、ガンでも見つかりましたかね?大分緊張の総理大臣職でしたから、さぞかし、体に負担の重しがきつかったことでありましょう・・・・
せがれが跡目を継いでくれるんで、心残りはありませんか・・・・

麻生さんは、景気浮揚の宣言で、良くぞ国民の切羽詰った状態を理解できた・・・・これもみんなで仲良く総裁選びであっちこっちへの批判の憂き目に晒された行脚の賜物ですか・・・・?・・・小沢さんの生活重視よりも、現実感溢れたタイムリーな問題点の指摘でした・・・・
唇のひん曲がりは、良く人相学的嘘つきの典型なのですが、それが当たっているかどうかは、これからの政策次第ですが、この人ほど、建前と本音が著しく違う人はいないのではないでしょうか・・・・?
そのような観点から麻生さんを見続けてみましょう・・・・・多分、当たっていると思う・・・・
この人では恐らく、中、韓、北との関係性はギクシャクするでしょう・・・・
靖国はどうするのか?参拝したら、中国の対応はどうなるのか?その際のODAは?
北朝鮮問題は、そのまま継続なのか?
今、一番分かっていることは、アメリカが日本を対共産主義の前線砦にしようとしていることは確か・・・・そして、麻生さんの日本もそれを暗黙の内に了承していることも確か・・・・・
従って、対中、韓、北、露、外交はおよそ想像はつく・・・・・
小泉さんのように、意固地になることは、後から大将の知恵故にあるまい・・・・
そこは本音を隠して、対応するのであろう・・・・
ただ右翼麻生さんである以上、北朝鮮に対しては、今まで以上に強くあたるのではないだろうか・・・・?強く当たれば、日本ビイキ、ナルシストの国民たちの強い支持が得られる・・・・それがしたくともできなかったのが福田さんであるから尚更であるが・・・・しかしそれは、アジア諸国との軋轢を生むことになり、実は、これが大変な災いを招く元凶になることになる。
相変わらず「捨て身」を忘れていない北朝鮮は、強く出てくる日本に対して、情動というものを断絶できる絶好の格好の総理だとも言える。
日本に対して「憐れみの情」を失くせば、核を撃ちこむ事に躊躇はない・・・・・

下手をすると唯一、日本ばかりが核の洗礼を享受することになるのだ・・・・
潜望鏡で日本が分析されていた、そして、追尾能力に翳りがあった・・・・だからジョージワシントンの横須賀配備に繋がっている。
これで有事の際は確実に・・・・日本が戦場の中枢になることを意味している。
アメリカの北朝鮮攻撃イコール日本へのミサイル核攻撃の大義が生まれる・・・・
当然に世界からの非難に当たらないのだ・・・・日本国は即ち、米軍でもあるからだ・・・



銀行と自民党と官僚のアコギ

2008-09-23 06:39:28 | 政治
日本国民のなけなしのお金を、自民党政府の徳政で、体力の弱った銀行や大企業を助けたるうちに、今度は有り余ったお金で、アメリカ企業を買収するという三菱UFJが現れた・・・・・
結局、日本経済をメタメタにした張本人の銀行、大企業を助けて、国民を貧乏にさせて、アメリカにお金を返す、アメリカを牛耳る・・・・
結局、自民党と官僚たちのやってきたことは、こんなバカなことだったのだ・・・・

アメリカから儲けた分を違った形で返すのだから、それはそれで成り立つのだが、一番バカを見ているのが、働けど働けどジッと手を見てきた、国民であるようだ。
銀行なんて所詮はペーパーカンパニー、役人もおんなじ、代議士も口だけ達者の面々たち、一種の詐欺にも似ていて、日本国民の飼い殺しもいいところである。

かねてより、銀行には相当のお金が集まってはいると見ていたが、融資を選別されている中小企業は、きっと腹立たしいに違いない。
お金のあるところからお金を吸収せずに、無いところから取り立てる、自民党と官僚たちのアコギを、国民のどれほどの人が理解できているのであろうか・・・?

ユダヤ商人のアメリカでの影響力を真似て、今度は日本商人が国民生活や経済を犠牲にして、国債格付けも犠牲にして、それに取って代ろうとする、常任理事国入りを目指したいが故にの浅知恵とも取れる・・・・

戦争時でも、平和時でも、常に国民は国家の犠牲に晒されるしかないのか・・・・
日本が、企業が、大挙してアメリカを救うことが出来る実力であるならば、それも良かろうが、所詮はホンの一部に過ぎぬ、お金の使い様が違うではないか・・・・
アメリカがあたふたしなければならないのは、貧富の差に起因して、国力の衰退にあることを勉強しなければならない筈だ。
一部企業ばかりが突出しても意味は無く、国力は上がる訳もない・・・・
日本も、その良い見本を肥やしとすべし・・・・・



一人前の民主主義社会になるために

2008-09-20 21:53:46 | 政治
ブッシュさん、日本と同じ道を歩むようである。
公的資金を放り込むそうな・・・・・
世界恐慌を防ぐには止むを得ない選択か・・・・・
経済大国の一位と二位が共に仲良く、経済破綻・・・・・何と申しましょうか、これこそ「愚かなる者たち、似た者同士の共感、共鳴」ですな・・・・・・

共産社会の崩壊から、やや遅れてやってきた民主資本主義社会の崩壊です・・・・・
これで底辺にいる黒人たちの怒りが噴出しなければ良いが・・・・・
彼らアメリカ個人主義を教育されてきた者たちは、どれほど我慢できるのであろうか・・・・?みものである。

大企業、銀行への徳政税金投入は、結局日本と同じで、貧乏人は更に貧乏に、金持ちは更に金持ちにの当たり前の格差拡大に相成る可能性は大である。
累進税率などの見直しなどをしない限り、必然でそうならざるを得ない・・・・
政府が取り易い消費税の間接税を高くすれば、格差が拡大していくのは誰でも分かる。
国民全般の人々の生活を犠牲にしても、企業を助けなければ、国際競争力が弱体化していくのでやむを得ない措置であろうが、「国力」や「影響力」は足元から脆弱になっていくのだ。日本が良い見本である。
国債の価値がドンドン下降していくのを免れるものではない。

どんなに強がって軍備拡大やテロとの戦いを唱えたところで、札束が切れなくば誰も言うことを聞かない、聞かなくなっていく、それが資本主義社会の冷徹な事実である。
アメリカもこれからは日本と同じように鬱屈した長いトンネル時代を迎えるであろう・・・・暫くはモンロー主義の復活であるかも知れない・・・?
どんなにちっちゃな国とでも戦争など出来ぬであろうし、する気もないであろう・・・・・一目散に、戦争で散財した、また、サブプライムローンで無駄した資金を取り返さねばならないから大変だ・・・・

これで、民主党オバマさんの目は失くなったのではないだろうか・・・・?
元々、まだ黒人大統領は早かったのだ・・・・・?
そんな運命のような気がしてならない・・・・・外れたらゴメンナサイ!であるが・・・・

原因となったサブプライムローンもアフガン・イラク戦争も、「時代的アメリカ社会のひずみ」のようなもので、直接に原因であったのかも知れないが、時代的に、もうそろそろ各分野全てに於いて、人の行う資本主義・民主主義の結果として「ひずみ、ゆがみの反動」が満を持して、現れてきたのだと思う・・・・

日本社会もそうであったのだ、いかにもバブル後遺症のようにみんなが呼んでいるが、「私も常日頃そのように表現してしまっていたが・・・」そうではなく、時代の趨勢がやがての「ゆがみ、ひずみ」を表出し、結局は資本、民主主義に於ける「弾性の限界」であったのだ・・・・
だから、いまだに公務員の問題、自民党の問題、食品や住宅の偽装など、「時代の積み(罪でもある)残した膿み」が現出してきているのである。
何れ、アメリカにもそれらの諸問題が表出してくるであろう・・・・・

それらを経験して、それらの「膿み」の必然性、当然性を認識知覚して、よりよい方策や方便を見つけ出せなければ、名実共に一人前の民主主義にはなれないのだと思う・・・・・











潜望鏡から日本が良く見えるワイ・・・・

2008-09-20 06:53:45 | ニュース
国籍も分からず取り逃がした潜水艦についての考察・・・・
つまり、潜望鏡で日本を見ている不審船を、日本の領海での守備監視は目視でしかなく、追尾能力はこんなものであることを世界に、アジアに露呈してしまっていることだ。
潜水艦での日本の探査は、日本海側だけに限らず、東海道メガロポリスから太平洋側全域に及んでいると見るべきものである。

どの位置からの攻撃が一番適しているのか?を実際の日本の防海能力(シーレーン防衛能力を試すことによって能力を解析しているのである。
所謂、「敵を知り己を・・・・・・・・」の格言に基づいている・・・・・

ロシアも原潜の開発に勤しんでいる模様で、対ヨーロッパ海域での戦闘と言うよりも、アジア配備が主体と思うのが普通であろう・・・・
黒海配備も考えられないこともないが・・・・・
かつて、ロシアは原潜の沈没という悲しき事態を起した経歴を持つが、それは昔の技術であって、一国だけで開発したものの脆弱性があっただろうが、今、仲間として中国との共同研究であるならば、優れたものが出来上がると考えても良い・・・

アメリカが、ロシア、中国、包囲網を築こうとしているのは誰の目にも確かなことであり、3国がお互いが虚々実々の駆け引きの中にいる。
当然に自民党政権下では、同じようにロシア、中国、包囲網を築く手助けをしているのが日本でもあるのだ。

アメリカとロシアとの関係で軍事的にお互いがギクシャクしてくると、アジアに特に北朝鮮、韓国がその狭間で重要な地点になってくるのは必然である。
ロシアと北朝鮮との取引の態様が注目されるようになってくるであろう・・・・

或いは、アメリカの経済的混乱を見越して、朝鮮半島は中国に任せて、日本にまでおいしそうな餌とともに食指を伸ばしてくるかも知れない・・・・?
何れ日本は、どちらの陣営にも笑い顔で接するようになる筈だ・・・・間違いなくそうなる運命にある。

アメリカの軍事的囲い込みの野望は、経済の混乱、衰退とともに、札束も切れなくなり、影響力が俄かに衰えていくのは自明であるから、日本も否応なしに転換せざるを得ないであろう・・・・

しかし、まだまだ経済力がついたといっても、あらゆる面で、ロシアも中国もアメリカのレベルではない、日本が尊敬してやまないのは、あらゆるところではまだアメリカであって、ないがしろにはできないが、部分部分ではシフトしていくのも止むを得ないであろう・・・・・

潜水艦の潜望鏡から日本をくまなく覗かれて探査され、宇宙のはるか彼方の核衛星(?積み込んでいる訳ではないが・・・・わかりやすかろうと・・・)からくまなく覗かれて探査されてもいるだろう・・・多分?
そんな宇宙からの防衛まで考えると、とてつもない金額になりそうである。
従って、腕力で国際外交をしようとしても、所詮、叶わぬものであって、腕力での防衛などは「愚者の致すべきところなり・・・・・」
それを日本国ナルシストさん方にご注進申し上げたい・・・・・





リーマンと事故米と地震波tunami

2008-09-16 23:45:59 | ニュース
リーマンブラザーズの破綻・・・・・
アメリカは突っ撥ねましたか・・・・
突っ撥ねた以上、責任者は日本と違って追求されるんでしょうね、当然・・・・
次は何処か?が皆さんの関心の的でしょうが、アメリカ政府は、スケープゴートだけで終わらすのか?他の企業はどうするんでしょうか、日本のように合併とかで逃げるのでしょうか?
モラルハザードの無かった日本ですが、アメリカはどうするのでしょうか?
まだまだ連鎖は続くと思いますが、難しいですね、大企業を助ければ、民衆が負担を余儀なくされて、格差社会の広がりが進むし、当然国内的には信頼性が潰え、世界への発信力も失いますし、世界を黙らせるだけの影響力も低下するのが見えてもいる・・・・日本とは比べ物にならない民主主義、個人主義絶対の国であるから、大企業といえども責任を取らせる可能性は強い。

しかし、同時に世界への波及を考えれば、世界恐慌を防ぐ責任もあるので、それは宗主国として、なさねばならないであろう・・・・アメリカは幸いにして世界が助けてくれる状態にある、産油国も、欧州も、露、中でさえも却って恩を売るチャンスにもなろう・・・・昔の世界同時恐慌は、世界大戦の後遺症もあって、豊かな国がアメリカしかなかった・・・・今の世界情勢は当時とは違って、豊かな国々が沢山あるので支援することができる、ショーザフラッグは軍事的だけでなく、経済的にも有効に作用するはずだ・・・・・

団体組織優先で、国民に対しては無責任の通せる日本だったら「山一」さんのようにスケープゴートでシャンシャンシャンで済ませられるのであるが、天下の個人優先主義のアメリカはそれで済ますわけにもいかないのだろう・・・・多分?
黙って従うだけの大人しい低辺層ではあるまい、が、もともとはサブプライムローン自体が、底辺層の焦げ付きであったことを思えば、それほど騒ぐことはできないか・・・?
この判断は、流石に私にも難しい、また、選挙中であることにも影響して、尚更、判断し難い・・・・・しかし、国内的にはモラルを徹底して守るアメリカだから、そんなところが世界の統治国としての魅力があるんだよな・・・・・


事故米騒動のダブルパンチもありながら、福田さんは政治をほっぽりだして、国会さえ開けない状態にある、こんな日本、モラルもへったくれもない
自民党も思慮分別も無く、賑々しくみんなで総裁選びのお祭り騒ぎの選挙遊説の真っ最中、何を考えいるんだか、世も末だね・・・・・
恐慌を防ぐ手立てはあるのか?もう、量的緩和はできないぞ・・・・これ以上の格差社会は、日本の終わりを意味して、絶望感の坩堝に陥るよ・・・・・
大企業や銀行のバブル後遺症を国民が面倒みてやったお陰で、国民の大多数の体力は落ちているぞ、どうする?これ以上の貧乏人の負担は自殺者4万人になるぞ、どうするんだ?
その内、中流意識だけではなく、自殺者数も発表しなくなるかもな・・・・・
消費税という税金を払うだけの余力が国民にもうないことが分かって、麻生さん3年据え置きだってさ、今年の国庫収入は大幅に落ち込むことがすでに分かっている、何処からお金を持ってくるつもりなんだ・・・・・?埋蔵金か?そんなのある訳が無い、あったらすでに使ってる・・・・あるのは、使えないドルの外貨と、年寄りが死んでから入ってくる相続税を期待するくらいだ・・・・

日本は無駄な大企業や銀行を助けたがために、バブル後遺症がいまだに尾を引いて、国民の頭の上にのしかかっている。
「働けど働けどジッと手を見る」状態がいまだに続いておる、当然そのために政府の蔵にも金が枯渇してしまっているから、大ナタが振れない、振れば振るほど、上でインフレ、下でデフレの格差状態がますます広がるだけで、国債信用はそれにつれてドンドン下降の一途・・・・・・・・・これ以上下降しようがないか、モルジブという国と一緒らしい・・・・?アメリカがそんな「道」を選択する筈がないやね・・・・・バカな日本の国民やマスコミは、日本がバブル後の大不況はうまく乗り切ったと信じて錯覚しているが、とんでもハップン!責任追及もなおざり、うやむや、必要のなくなった企業、銀行を救う代償に、国民生活を逼迫させてきたツケがここへ来て広がっているのだ、この上、アメリカ津波の影響をモロに被ることになるだろう・・・・・
アメリカを救う国があっても、日本を救ってくれる国はないのだ・・・・

やがてやってくるアメリカの地震波tunamiは、体力の無い日本に信じられないような破壊をもたらすであろう・・・・今から予測しておく。
弱体化させられた企業は潰れ、仕事も無く、失業者が溢れ、物が売れなくなり、政府はお金も無く、ただ札束を余計にバラまき続け、信用不安は一挙に加速、救うことも出来ず、ただウロウロするのみ・・・・・・・・


旧態依然の民主党と、愚かなる国民

2008-09-13 20:09:30 | 政治
民主党も相変わらず旧態依然のままの選挙をやろうとしている。

何故・・・・数字で勝負しないのか?およそ知恵の回る人間がいないようである・・・・

自殺者が10年間3万人を越している現実の自民党政治が(俗に官僚政治)、良かろう筈はないんだ・・・・(切捨て御免)

毎年3万人が死んでいるのに、それを追求しない野党、本当はそれだけで十分過ぎる

くらいの数字なのだ、選挙カーにでもその歴然たる事実を棒グラフにしたボードを

乗せて見せて歩けばいい、自殺問題から自民党政治(官僚政治)と言うものの姿

形、実体がはっきりと見えてくるのである。

年金不安、老後不安があるから、お金を無闇に使えない、国は・・・大企業、銀行

を徳政で助け、アメリカを助け、給油して、日本の給油は高値のままほっとかれ、

中国を真似て、アフリカ首脳を集めて散財し、サミットでは振る舞い、グルジアにもアメリカの代りに支援金を渡し、常任理事国になりたくて、またお金を使い、まるで打ち出の小槌よろしく、無駄にお金は使って借金だらけで・・・・

そのツケを一般その他大勢の平民に被せ、金をむしり取ろうとするから、自分で死

ぬ人は切り捨て御免だし、とてもじゃないが信用何ぞできる訳がない、頼りにする

訳もない!だから経済が萎み、沈没、不景気風が吹き捲る・・・・・

そんなことは当然じゃないか、そんな出鱈目をやってきたのが自民党政権であるの

だし、その職に無知な自民党の大臣政治屋を小バカ扱いにして恩を売って牛耳って

きた官僚たちなのだ・・・・・

素人政治屋に〇〇大臣のたらい回しをして、官僚の思う壺をさせてきたのも自民党

政権総理だったのだし、何を今更の官僚叩きなんだ!叩けるわけも無い

官僚を叩く資格がそもそも自民党にあるのか!・・・・・不勉強だったから、いつ

でも新人トーシロだったから、増長させて、よろしく頼んだ自民党歴代大臣の面々

なのだ・・・・

随分とその節はお世話になってきたのだろう・・・・・マスコミ受け、国民受けの

見せ掛けのパフォーマンスは、もう白々しいだけだろ・・・・・

またまた自民党に勝たせれば、またまた官僚の思う壺の政治が粛々と行われる。

埋蔵金などある訳がない・・・・ていのいい自民党への援護射撃の誇大宣伝、国債

価値を下げないためのプロパガンダだよ、そんなお金があったなら、こんなに借金

まみれになる前に使ってるよ・・・・

もうどうにもならないところまで来ているんだ、量的緩和策は、最後の最後の手段

で、もう流石できないだろ・・・・?これ以上の格差社会作る訳にもいかんから

な・・・・・

外貨のドルはあっても使えないご苦労さんのお金だ。何故に使えないドルをここま

買い増していたのか?全くデクノ坊のお利巧さん方たちだ・・・・・




右傾総理は、間違いなく失敗する

2008-09-12 21:44:37 | 政治
今度の自民党の総裁選び、中国やロシアの台頭で、右翼的、愛国的、排他的、攻撃的思想では、絶対に外交は失敗する・・・・
つまり、麻生さんではうまく行かないのだ・・・・
小泉さんが非難を浴びたのも、安倍さんがあのような辞め方をせざるを得なかったのもその右翼的志向の結果であったことを知らない人も知る必要があろう・・・・

小沢さんの三つ巴の外交政策が的を得ているのである。
アジアに近接している日本は、影響を受けるも与えるのも、アジアをないがしろにはできないのである。
正に遠くの親戚よりも近くの他人・・・故である・・・・
それをアジアには牽制しつつアメリカへの援護を欠かさず、では、必ずや、しっぺ返される筈である。
まあしかし、自民党の日本国の主体はアメリカに向きつつ、対アジア外交は、適宜よろしくやって行くと、言う中途半端な考え方をしているが、やがて立ち行かなくなるのは火を見るよりも明らかなのだ・・・・何故なら、これからの中国、ロシアとの経済的交流は否応なしに拡大していかざるを得ない状況に直面しているからである。
そうすると、自動的に人的交流も活発にならざるを得ない、大学の中国語やロシア語講座は経済人として必需になるであろう・・・・中国の影響力が増すにつれて、その言語は当然今、以上に脚光を浴びることになるのである・・・・そうでないと、経済など、あらゆる影響力の分野で、日本は中国に遅れをとってしまうからなのである(政治的にはすでに遅れをとっている)
中国の影響力が、アジアのみならずアフリカにも及んでいる、と言うことは、AA諸国に至っては、中国語を話せるかどうかが、商売発展の鍵となることなのである。
今、アメリカが経済的にも困っている、だから中国が救いの手を差し伸べてくれているが、やがて、日本が困る事態が必ずやってくる、多くの日本国ナルシストはそこまで考えていない、いや、考えるに及ばないのだ(最初から当然ある物質時代に誕生している面々であるからだ・・・だから日本国の困窮など、想像すらできないであろう、しかし、最早その時代は訪れる)・・・・・その事態がやってきた時、を、今から計算の内に入れておかねばならない・・・・・

だから、右傾の総理では、衝突案件が多く出過ぎて、外交に躓くことになるのである、しかし、それが不幸にも右傾化した日本国民受けするから、日本人には節操という自制する能力がないのだ、従ってあの戦争も起こるべくして起こったと思う他ない・・・・
近隣が左傾の国々で、右傾を貫こうとすると、うまくやるためには、矢鱈にお金を必要とする筈だ(小泉さんや安倍さんや福田さんの時のように・・・)金持ち日本国の筈が、それを渋ると、外交が失敗するのは必定!・・・・悲しいかな・・・・・?どの国も
日本を「金、出づる国(金づる)」だと思っているであろう・・・・日本国内の企業も、団体組織もそう思っている筈だ、これが自民党政治の総決算なのである。