宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

小沢さんの壊しは、建設を伴う

2010-02-11 23:13:56 | 政治



しがらみも何もかも、従来の状態を壊すこと(変更)から物事は始まる。
「上書き」も、以前の状態を変更する事で、壊すことには変わらない。全く同じ状態で上書きするのであれば、それは意味をなさないので、する必要なし(黙認)・・・・・だが?いかが・・・・
さて?・・・・どちらが合ってるか?・・・・なっ。


つまり、岡田さん、鳩山さんの拉致対応は、自民党の作り上げたシナリオからの継続を選択しているので、これは大体のところ「上書き」に相当。これは私の言う破壊には当たらない・・・・
自民官僚主導の政治手法から、民主の政治主導への変換は、本来のシステムへの復活で、前の手法の破壊なくしては新たなるものは作り得ないもの。これが自民党と官僚との固いしがらみからの脱却を指す。
従来の何が悪かったから現在に至ってしまったのだを考える時、その元凶を探り、それを是正するのが政治の本来の姿。
それには良い点は上書き(黙認)すれば良いが、いけない部分は破壊して変化させる必要があるだろう・・・・つまり、北朝鮮問題をこれほどに拗れさせてしまった元凶を探り、是正する措置をとるのが外交政治というものだ。


つまりだ、それができる人と、できない人とが世の中には居るのだ。
従来の考え方やシステムを踏襲するのは「楽」だ、誰でもできる、が・・・
それを壊すのは、どんな場合でも相当な腕力を必要とする。
自分ひとりだけの意見の違いでみんなの意見に反対するようなものだからなのだ。勇気と度胸と知恵が試される。
それができる人材は、そうは居ない・・・・・