宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

憎まれを厭わず進んで買う人

2006-07-31 20:37:30 | 政治
わざわざ日本が、「恨まれ役」を買ってくれたからアメリカも幾分ホッとしていることだろう?あちこちで憎まれるのも結構シンドイもんだ。
アメリカにとって、ミサイル売買の競合は絶対避けなければならないのだ。ネオコンさんの中には、軍需関連と太いパイプの人もいる、だから共和党はタカ派と言われ、敢えて戦争や危機を強引に作りたがるのだ。
「悪の枢軸」発言を具現化させ、先ずイラクを潰した。しかし、流石の天下のアメリカネオコン右翼も、ちっぽけな国のアフガニスタンタリバン、イラクフセイン残党がこんなにも根性持っているとは、予想外であったろう?
私も湾岸戦争時の「もろさ」を見ているから、こんなにも抵抗能力を有しているとは思えなかった。
やはり、正当な理由無き侵攻が、イラクに「正義の御旗」を与えてしまったのはブッシュさんの大誤算であったろう?
どうヒイキしても、世界的にみれば「悪役」はネオコンアメリカでしょう。どう言う訳か?日本人の多くからはそのようには必ずしも見えてはいないようであるが・・・・?
石油の権利を取ったにしても、隣のイランがまた難しい状態ではいつ、失うことになるか、不安でならない筈だ。失ったらブッシュさんの責任問題が大きい?共和党からも総スカンを食いかねない。
大分お金も使って、まだまだ出費が嵩みそうだ。それを兵器と石油で賄わないと何をしてんだかわからんことになる。兵隊の交換要員もいるのか?出張しての番兵だからお金も掛かる。そっちの方がもっと深刻だ。
アメリカも対北朝鮮のように「危機」を煽っていたほうが賢明なのだ、その方が日本などの最も近代的兵器を欲する金に糸目をつけない国が、受注方式で買ってくれるから安心して作れ、自国の兵器産業は潤う。日本、中国、韓国へ危機意識を植え付けることに成功しているのである。他の国がやらないからって、自分からやってしまっては商売的にはナンセンスそのものだ。
そこへ持ってきてイスラエルも良いお得意様だ。支持に回ればますますアメリカの信用力はガタガタだが、兵器産業保護のためには止むを得ない、少し頑張って攻撃してもらう。
その結果、自己中共和党が定着してしまう。イスラエルもアメリカも「悪役」として名を連ねる。
ヘイコラ追従している同盟日本もお仲間の烙印か?いっそのこと三国同盟でも結んだらどうだい?・・・・どこかで聞いたことがあるぞ?
安倍さんなら喜びそうだわな・・・・
アメリカさんに「ちょっと、うちの軍隊疲れたから、代わりにあの国の応援にいってくれないか!」って頼まれでもしたならば、小泉的仕事継承、アメリカ親交だから、笑顔でホイホイ自衛隊を行かせそうな気がするけど、皆さんはどう思う?
安倍さんって言えば、日本ではポスト小泉がうるさいな。どうせ「アイドル、ポット出の主人公役」と「形を作るための引き立て道化役」だけの勧善懲悪舞台で「いぶし銀的脇役」不在の面白くも無いドラマだろう?
何を血迷ったか、「憎まれ」を進んで買うような人なのだ、○○を通り越して私としては言葉もない。「日本国内とアメリカ」に受けが良い、は「他の多くの国」からは受けが悪いのだ。
ただ、アメリカも日本も、良いにつけ、悪いにつけ、影響力だけは並外れているので、各国とも、差し障り無くシブシブ付き合うしかないのである。





ミサイルの値段で勝負だ!

2006-07-29 22:56:13 | 政治
アメリカの北朝鮮核問題で送り込んでいるヒル次官は、カナダ、オーストラリア、も含んだ8カ国協議をしよう、やれ10カ国協議にしようとか、北朝鮮の一国と、アメリカとの問題にこれはなんなんだ!この人はどれほど権限委譲されているのか知らないが、多分北朝鮮の言い分を全て拒否するように言われているのだろう?だから北朝鮮も、もう話しさえする気もおきないのだ!そのくせこんなバカバカしいことを言い出す。
最近大きな顔をしだした中国へのあてつけか?
どうだ見たか!アメリカだって一声かければ、みんな集まってくるんだ。「しかもあんたらの国では喉から手が出るほど欲しい資源国ばかりだろ!」と言わんばかりのハッタリ挑発である。
アメリカの影響力がいかに優位にあるかのみせつけでもある。
古い体質の自己アッピールであるな?
だからどうなんだ?それがどうした?そんなことをして何の意味があるのだ?
常に外様中国の出方を伺うアメリカが見える。
アメリカのやろうとしていることが見えてきた。
つまり、破裂して、難民が韓国へ行こうが、中国へ行こうが、どっちでも良い、ということなんだ。
破裂して、ミサイルが東京に撃ちこまれようがそれでも一向に構わないのだ!
ゆっくりとじっくりと効果的にミサイルを撃ち返せばいいだけだ。ミサイルの届かない(米本土に)北朝鮮は相手ではないのだ、問題は常に中国の出方にあろう。それだけアメリカも中国の思惑を測りかねているとも言える。
空中戦と制空権はアメリカが、上陸作戦は日本が・・・と言う段取りではないのか?上陸したところで、犠牲多く何のうまみがないのは分かっているから、それは今のアメリカ軍は絶対しない、東京にミサイルが降ってくれば、日米は撃ち返すしか選択の余地はなかろう。税金が莫大に上がりそうだ?
兎に角、格安(多分アメリカの10分の1以下の価格、一台で十数台のミサイルが買えるかも知れない?)で性能が申し分ないのであれば、誰だって飛びつく。
それではバックに兵器産業を抱えるブッシュ米国も困るのだ。そんな安値で売買されたらお手上げだ!米国だけでもなく、兵器が輸出の大部分を占める国では、大変な痛手なのだ、何としても阻止しなければならぬ。
それが前述のヒルさんの訳の分からんようで、分かり過ぎるほど分かる、8カ国協議、10カ国協議への誘いになっているのだろう?
ミサイル防衛システムとミサイルとは、果ての無い技術と価格の競争へ向かう。
日本も米国のミサイルよりも北朝鮮ミサイルを買った方がいいのじゃないか?(冗談じゃなく、破格だよ)
北朝鮮もそんなアメリカの思惑を分かってもよさそうだし、そろそろ、2国間協議だなんていつまでも言ってないで、世界にミサイル売買の外交して歩いた方がいいよ?製造場所さえ入れなければヒット商品間違いなし!何せ偽ミサイルじゃないからね、価格差はどうなのか分からないが、アメリカミサイルと販売競争したらいい。アメリカもこれだけは困るから歩みあうことにはならない。
北朝鮮の最後の切り札がミサイルであるから、これが売れるか、売れないかは、日本の安全にも関わってくるのだ。
ミサイルは高額商品であり、国家だろうが、テロ組織だろうが、大量にでるものだから、アメリカが横槍、邪魔さえしなければ当分は困らない。
しかし、これが圧力で売れないとなるといよいよ大変で、その時は、自国だけが惨めに崩壊することだけは絶対拒否するだろう?日本ジャーナリズムは国民に無用な不安を与えないように「道連れ崩壊」は口が裂けても言わないが、間違いなくそうなる。自分の親父が作った国を、息子の自分が壊す、それでチャラだ!
よくよく、キムジョイルさんの待遇を中国、ロシア、アメリカが考えてやらないと、日本にとって厳しい結果がやってくるであろう?
ソ連の場合は内部から民主化の望みがあったが、北朝鮮の場合は明らかに日米の外圧に因る、それだけでも恨みつらみの点が大いに違うのだ!贋金、麻薬、ミサイルどれをとっても危険物ばかりで、覚悟を感じるのは私だけか・・・・?!日本の皆様!


天皇論

2006-07-28 22:38:24 | 政治
最近ある方からのTBで、天皇論を展開されていたので、ここで私の天皇への思いを綴ってみたいと思います。
先日来、天皇の言葉を筆記している人の日記が公にされまして、天皇が思いもしないところで戦いが進んでいったように表現されていました。
それは、結果責任逃れの自己弁護に過ぎないと思います。
統帥権を持っている立場の者が、「天皇陛下バンザイ!」を唱えて死んでいった人たちの断末魔の叫びを知らない筈はないのです。
例え積極的に戦争を推進していったことでないにせよ、消極的ではあったとしても
トップとして流されてしまった責任は未来永劫に感じなくてはなりません。
何のための御前会議であったのでしょうか?
まるで、「戦争はいけないことだ!」として無知になって逃げる人と同じ穴のムジナです。
勝っている間は「おーよしよし!」が本音だったのでないのでしょうか?
勝ち戦の裏側にある、日本軍の残虐シーンを天皇は言うに及ばず、多くの日本国民も想像しなければならないものでしょう。実はそれが簡単なようで難しいものなんです。頭の中を勝ちムードが覆って、他の感情を寄せ付けないのです。
それが、バブルに踊った、北朝鮮拉致に踊った、ことと同義を表わしてもいます。
戦争を悪者にして逃げてはいけない!
何度もうるさく言うように、踊ってしまう人の心が戦争と言う事柄を誘発していくのです。
 さて、日本の天皇制と言うものに光を当ててみましょうか。
日本が本当の民主主義でありたいのならば、天皇制は廃止すべきです。
天皇制を維持しながらの主権在民を擁する民主主義はありえないのです。
世界の歴史を考えて見ますと、先ず人ありき、最小単位の家族ありき、そしてありき、村ありき、国ありきとなっていきます。
問題はありきの段階で、みなそこそこに共同生活的なるものを営んでいたことでしょう?未開の地にてその生活形態は今でも散見されます。その中では経験豊なる長が安全維持のために大抵治めています。やがて裕福なと、貧相なが発生すると同時に争いも起こるようになることでしょう。
それが古代史の基本です。
そして今、先進的な国では、民主主義と共産主義という、特権階級時代から一般人が政治に参画する時代へと変遷してきております。
いまだに王政の国もありますが、それはそれで安全に治まっていれば、傍がとやかく言うものでもありますまい。
厳密に言えば双方の主義とも純粋のものとはお世辞にも言えませんが・・・?
これらの思想は共同生活に近づいていると思いませんか?
何か、いろいろな方式を経験してきたところで、やっぱり共同生活の基本線がはっきりと見えてきたのではないでしょうか?
国取り物語から国の合流物語の時代へと変わろうとしている潮流があります。
それぞれの国が作り上げた「国としての形」「個性」を重んじつつ、互いの長短を補正しつつ、主義主張を越えて、歩み合おうとする時代に突入していきます。
そんな世界先進の潮流の中で、日本の天皇制もある意味個性ではあります。
西欧社会のように、貧民を横目で見やりながら、手も打たず、貴族たちは自己中に贅の限りを尽くしていたからこそ、社会に貴族の必要性を喪失していったのだ!
日本では、その貧民を横目で見やりながら、しかし、天皇が贅の限りを尽くしていたかどうかは定かには伝わってこないから、天皇制が存続できたとも言える?
以上、昨今の事情を踏まえ鑑みて、シンボリックであろうが、遺伝子の優劣は常にあろうが、特権階級としての天皇制には異を唱えたい!
人間宣言をしたのであるから、全ての日本人は法の下の平等であって欲しい!
それこそが民主主義もどきではない、本来の民主主義だ!
これは希望だ!今では到底叶えられぬ夢だ!
 天皇を和の象徴として、伝統として表現するのはどうかと思う?
何故なら、金に糸目をつけぬ装飾を施し、その力を内外に鼓舞知らしめ、また外来のあらゆる文化などの集積としての異端の雅文化なのだから・・・?
人の羨みを一身に背負い、頭を垂らす目的の必要からなのである。
それらの思想を、日本古来よりの伝統、文化として定義づけするのに意味するものはない?
ただ単に憧れる一部の人たちの自己満足に過ぎないのだ。
本来の和は、武人、町人、村人の生活の中にこそあり、それこそが日本の伝統なのだ。





アメリカの挫折と日本の屈折

2006-07-27 22:59:01 | 政治
アセアンプラスの外相会議。
日本の麻生さん、「北朝鮮を6カ国協議に引き戻す」と言っている。
まあ、えらそうに言ってしまっておりますね。お金を渡して何とか中国に相手をしてもらえるようになってやっと体面が保ち、いい気になってはいませんか?そんなに横柄に言っていてもいいんですかね、大臣さん!
軍事全体国家の北朝鮮を相手に、日本の皆様、国民も政治屋さんも良く責められますね、糾弾できますね、世界最大の軍事体制国家アメリカだって、もう少し温和しめで、謙虚なんじゃありませんか?慎重ではありませんか?それは「恐れ!」を知っているからですよ。
それとも、日本もいつの間にやら軍事突出国家になってきたのでしょうかねえ?
だからこんなに横柄にものが言えるのでしょうか?
それともやっぱり「トラの威を借りる・・・」ってところでしょうか?
一体どっちかな・・・・?
みんな二代目議員さんたちばかりだから、「危機のアンテナ」が緩いんじゃないかと思って心配なのですよ。
イスラエルのはみ出し攻撃で、はっきりと擁護に向かわざるを得ない自己中国家の烙印を押されたアメリカ、安保理で借りを作ってしまった。
イラン問題、北朝鮮問題で、露、中に返さなければならないだろう?
さすがのネオコン国連大使でも強くは出られないのではないだろうか?
アメリカにとっては困ったもんだ。
さあそこで、アメリカの代わりに日本の総理がシャシャリ出ていってお金を落として行っている。
止めた方がいい・・・!
肉体は大人でも、精神が子供では、笑われるだけがオチだ!
こうなっては、いつまでもイスラエルの一人勝ち残虐舞台を強引に続けるだけだから、イランの能力を高めてもらうしかないだろう。
うっかりレバノンに手を出せば、やけどをするバランス体制が必要ではないか?
イスラエルのこの一件で、イラン核問題が完全に宙に浮き、制裁決議など、とてもとても・・・発動することなどできぬであろう?
よくよくのおいしいエサでも、イランは首を縦には振れぬ。
この調子で北朝鮮核も同じだ。右寄りネオコンブッシュ政権の末路とはこんなものだ。
日本の右寄り保守、小泉さんと安倍さんはどんなものだ!
世界のブッシュさんは世界警察を目指したが、合えなくボツ!
今やロシアと中国の協力タッグを作り上げてしまった。自己中ゆえにイラクにまで手を広げ「過ぎた」結果なのだ。
ロシアが手を焼いて、手を引いたアフガニスタンのイスラム原理主義を叩き、名実共に世界一の称号を胸に抱き、意気軒昂と勢いに任せて宿敵イラクも簡単に落とした・・・と、思ったつもりだった。そんなに生易しいことではなかった。
アフガンの戦術がそのままイラクに引き継がれた。敵をおびき寄せては、夜も眠らせず周りから叩く戦法なのだ。決死の肉弾攻撃だからたまったものではない、日本では報道されることのない正に地獄絵図だ。
元のイラク国民に正義の御旗を与えてしまった、利権乗っ取り国アメリカの大誤算であり、失政でもあるだろう。結局、スンニ派叩きをするようにならざるを得なくなり、その肩入れ、エコヒイキが、イラク国民同士の民族対立の激化に拍車をかけ、それに因る悲劇は、暫くは長く続いていくものと思われる?まるでイスラエルの構図と瓜二つではないか?これでブッシュさん一家は、味方であるべきアメリカ軍兵からも狙われそうで、一生枕を高くして眠れることはないであろう?



リークは安全への祈念なのか?

2006-07-26 23:54:31 | 政治
今度は、昭和天皇が、ニューヨークタイムズの記者からの質問に文書で回答した内容の中に、「恒久平和は武器では得られない」と書かれていたそうな、
なるほど日本国憲法の原点には、アメリカ国民と政府関係者の「もう嫌だ!」と言う不戦の考えだけでもなく、天皇自身の考えでもあったのだな?
お互いに散々殺し合いをした挙句、みんな辛い目に遭ってやっと気づく始末なのだ。
犯罪も起こす自分に返ってくるツケが割りのあわないものならば、随分と減るであろう?
巨大国家を目指して強盗に行き、その結末が悲惨であれば、もう二度とやるものか!と覚悟も持てるのだ!が、不幸にして日本は経済大国にまでアッと言う間に上り詰めた。またぞろその結果に「いい気になる」横柄、傲慢なお調子者が出てくるのだ。
何故に「苛める」ことや「挑発」を、やる前にそれが気づかないのだ。
それが、人間の愚かしさ、幼さそのものなのだ。
北朝鮮を追い込んでその不実を論えば、恨まれ、憎まれ、そのトガは必ずややってくることになることを知ってても良さそうに思うのだが・・・現実は理解できていない。
もしかして国民は、ミサイルの威嚇と言う事態に直面して恐れおののき、同時に怒りが込み上げて、そのことだけが頭脳を飽和させ、「追い込んでいる」と言う実感を消失させているのかも知れない、これが「苛め」の加害者になるべく特徴なのだ。
その時、必ずや相手の何故?何故撃ったんだ!と言う疑問が打ち消され、しかも相手の「痛み」の程度を慮る気持ちは全く遠のいてしまっている。
このことから私は、わが身に照らして考えることの出来ない幼い精神年齢であると思っている。
物事の一つ一つを常に反省、検証しながら、より良い方向への打開策の知恵を学んで行って、ちゃんとした分別のある大人になっていれば、バランスシートの大切さが実感から学びとれる筈であるが、その通りに実践していないものだから、いつまでも幼児を脱しきれないでいるのが実情である。
しかし、昭和天皇の隠し事が二度に渡って、こうもあからさまにされると言うのは、現天皇の意向なのか?
何か?誰か?のリークなのか?真意が図りかねる?
傾きを是正しようとする働きがあるのかも知れないな?

口座凍結と万年野党

2006-07-24 22:50:47 | 政治
中国銀行、マカオ支店の北朝鮮口座をアメリカ政府の圧力で凍結した。
これか、キムジョイルさんが言っていた、中国の裏切りの真意は?
「非難決議」で「裏切り」呼ばわりは変だなと思っていたが、これならば納得はできる。中国も背に腹は変えられない苦汁の辛い選択であったようだ・・・?
さすがはアメリカ政府!伝家の宝刀を抜いたようだ。
やっぱりまだ、アメリカの影響力は何かにつけて巨大である。
そりゃそうだ、あっちこっちに軍隊を配しているのもアメリカくらいなものだ。
まだ中国4大銀行の内の一つらしいが・・・・
他も追随するようなら、北朝鮮の息の根を止めるようになるのかな?
こうなってくるとミサイルの売買もきつくなるのではないか?やるなら現金商売だが・・・・?
イランもベネズエラも産油国で金持ちなのだが、世界注視の中なのでなかなか難しいであろう、が、技術移転、指導ならば可能性はある。
さあ、これで北朝鮮が「核実験」に踏み込むか?
東京を意識した、日本領海へのミサイル撃ち込みか?
日本海に展開している日米艦船への軍事挑発に向かうか?まあ、これはアメリカが来なければ、最終手段の一つの方法として、動機付けをしてやることだ。
また、中国が凍結の見返りの代替手段として、そのような考えにならぬように強力な援助に向かうか?
ロシアが、韓国が、何とかするか?
中国がミサイルを買ってやるとか、助けなければ北朝鮮は破裂する。破裂は何処に向かうか?日本に向かうしかないだろう?
 それなのに安倍さんが「拉致は解決できる!」と宣言した。
凍結効果によって、資金繰りに苦しんでいる状況を踏まえてか?
相当のお金を積むようだ?心のつながりは安倍さんでは無理だろうから、そこまで言えるのはそれしかないと思われる。ただ、それを北朝鮮が受け入れるかは、未知数である、何故なら日本は今の状況下では、北朝鮮にとっては鬼畜日本の敵対国でなければならないからだ。まして安倍さんの粘着性質が分かっていれば、尚の事、意地でも頭は下げる訳にもいかんだろう・・・?
しかし、情けないのは民主党だ、小沢さんだ!本当は野党が言わなければならない事柄なのだ。それを先に言われてしまっている。
以前私は、おタカさんの社会党、菅さんの民主党がそれぞれトップであったとき、すでにそのことを思っていた。
自民党が迷路に入り込んでオタオタと解決できない問題を「私だったら間違いなく解決します!」と何ゆえ言わないのだ!確信持って言えないのだ!と・・・?
言えないのは、自民党と大衆と何ら変わらない同じ視点であるからだ、独創性も何もないからだ。
国民感情を配慮して、また、自身がその感情に入り込み、専門家として冷静に紐解く作業さえ怠ってしまうのである。
時として、国民感情に逆らう勇気と知恵ある言動が必要だったのだ!それがないから万年野党なのだ!



天皇メモと難破船?

2006-07-22 07:28:58 | 政治
天皇の言葉のメモ「戦犯合祀への怒り」の声が出た!
それらのことは分かり過ぎるくらい当たり前にわかってもいたのだが、非常に具体的であり、証明にもなっている。
「政争の具にすべきではない!」などと参拝派が打ち消しに賢明だが、保守右よりの国民の皆さんのために「選挙をよろしくお願いします!」で行ってるのではないのかい?
さあ、①天皇崇拝擁護派が強いのか?
②それとも政治と軍隊を牛耳って、一時的にせよ日本を勢力拡大したことのあるA級戦犯を英雄視して尊敬している派が強いのか?
③それとも、政争にせんがために打ち消しに賢明なる現在のおいしい思いをさせてくれている自民党を支持するのか?・・・・・それぞれ三派の右寄り国民の選択は果たしてどちらだ・・・・!?それ次第で政治は変わってくる。
自民政治に打ち消された天皇のお言葉など採るに足らないと、ジャーナリズムは一日で尻つぼみのようだがな・・・?
 福田さんが下りた。あの顔では選挙の顔として女性票は無理だったかも知れん?
いよいよ安倍さんか?小沢さんにとっては組し易かろうが・・・?みてくれで劣る。
見掛けの良さと右寄り共感支持の安倍さんと、いぶし銀プロで左より共感支持の小沢さんとの一騎打ちか、それとも・・・?    まだこの図式は未定だが・・・・?
右傾にどんどん傾く日本はこれからが大変だ!難破船にならなければよいが・・・?
これから九月まで、安倍さん自身の歪んだ本質を果たして隠していられるだろうか?・・・ジャーナリズム次第かも知れないな?ジャーナリズムも人気のバロメーターで扱いが違ってくるから、健全性ということに関してはあまり頼りにはならんだろう。然も、女性の決めた固定ファンは容易には離れないから、よくよくのことがない限り、このまま突っ走って行ってしまうのかも知れない?





恨み憎しみの心の増幅

2006-07-16 18:05:31 | 北朝鮮
さて、最後の総決算。
安倍さん、麻生さんたちによって「恨み、憎しみ」を増幅してしまったのは確かである。
これは成功しても失敗しても、度合いこそ違えども増幅に役立ってしまったことは疑うべくも無い!
戦争も・・・そして平和も、みんな「心が作り上げるものだ」と言うことは再三再四述べてきた。
安倍さんや麻生さんたちの憎しみの果ての「追い落す心」によって、救いようの無い「恨みと憎しみの連鎖」は、始まってしまった。
中国での上海領事館員の自殺事件も、情報を得られる立場の安倍さんが、わざわざ穿り出してきて、文句をつけて相手を落とし込もうと画策したのだ、そんなことをするのは心の中にあるイビツな性質を表わしてもいるだろう。
これらの無理やりでも強引な手法の陰湿性の強い考え方が、強盗、強殺、策謀戦争に至る端緒になっていくのだ。
「恨み、憎しみ」の心の発展、発達は最重要課題である!
実はミサイル試射は、この「怒りと共に醸成される恨みと憎しみの売る、買う」なのであるが、そのことを理解している人がほとんどいないことが、大いなる問題点なのだ。
だから、こう言うことを(制裁決議)安直にやるべきではない!早かった制裁決議要請は、安倍さんの腹一つで思慮分別もなく安直にやってしまった結果なのだ。
そんな危険性があるにも拘わらず支持を与えるのは、怒りの感情には、冷静足るべき政治の玄人と、素人の間に差異はないということなのだ。発射の件で日本は恐れ、不安を覚え、怒りと憎しみが発生した。
決議によって北朝鮮は、怒りと憎しみが拡大し、恨みが内に最大で篭っていく。
日本の恐れと不安と怒りと憎しみは、そのまま、アメリカに与えられた北朝鮮の心に湧き上がったものだ!
みんなどの国も最初は正義のつもりで相手の不実をなじって威勢が良いのだ。
それは戦争の現実をあまりにも知り得ていないからだ。
チャンバラ、テッポウの時代じゃないのだぞ!
「怒り、恨み、憎しみ」これらの感情は次第にエスカレートしていくのは、人間であればこそ必要と実証されているものなのだ。容易には薄めることができぬ、なぜなら、これらの感情はかなり人間の心の深いところにインパクトを与え、渦の様に巻き起こっていて、確認するため常に「思い起こし作業」をするからだ。それが人間の人間たる所以でもあろう。
安倍さんが、わざわざ「憎しみの種」になる事柄を引っ張り出してくるのがいい例である。思い起こすことは決してマイナスではないが「憎しみの種」として思い起こすのは芳しいことではないだろう?こう言うのを「紛争」と言うのだ。
経済制裁が、結果ミサイル発射を促すのだ。核実験もあろうかと、思う?
だから、自ら日本が不安材料を作り出してもいるのだと言える。経済制裁を唱えながら、当然やってくるかも知れないミサイル発射に脅え、恐れ、怒り、こんな日本人のやり方選択を、私は力なく笑うしかないね、自業自得であると思う。
この安倍さんのやり方を見ていると、日本は、北朝鮮の攻撃を今か今かと待っているようだ?戦争をしたくてしたくてしょうがないように見える。こう言う軽はずみでいつまでも執ッコク相手をいたぶる人が、逆に本能からの「反発憤り」を買い、日本に紛争、戦争を誘導して来てしまうのだ。これは危険誘導の重大な責任問題に抵触し、国民もそれを察知するだけの能力が無ければ、この国の前途は暗澹たるものがある。
日本へもたらす不幸を、国民は予見するだけの知恵力があると言えるのだろうか?

最大の支援国を袖にした・・・

2006-07-15 17:40:24 | 北朝鮮
北朝鮮が中国の次官の来朝を袖にした、と言うお話に私見を述べたい。
多分、普通の日本人ならそれほどとるに足らないとして通り過ぎてしまうだろう事・・・
私だけが、重大なことの意味を含んでいる、と、捉える。
本来、感謝すべき相手、そして、すずめの涙、僅かばかりのアメリカの譲歩を取り付けての訪朝、頑なでは守れない旨の事柄を携えての訪朝。
支援国、援助国であるべき国の代表なのに・・・?そこには北朝鮮が喜ぶようなアメリカの譲歩はやっぱりなかった。
アメリカも頑なだ。
度々申すが、アメリカにとっての北朝鮮は戦争する意味さえない国なのだ。
北朝鮮が自分から攻撃を仕掛けることは万に一つもないことを見切っているアメリカ。アメリカがきたら日本に撃つと言うのは決まっているのだが、肝心のアメリカがそれを分かっているので攻撃してこない、領海侵犯もない、北朝鮮には国民を鼓舞させる正義の御旗が必要なのだ!世界への言い訳も必要なのだ!何かして来いのミサイルなのだ。制裁でも議長声明でもどちらだっていいのだ。臨検でもして来いの覚悟なのだ。そんな挑発に乗るアメリカではない。恐れ怯えて乗っているのは日本の若きリーダーたちだ。
北朝鮮・・・・自国の尊厳を守り通す覚悟が決まっているようだ!
最大、最高の厚遇で守ってくれるべき中国に感謝しつつも袖にする、その意味するところ・・・恐ろしいことが起こりそうだ・・・?「もう守ってくれなくともいいよ」のサインか?玉砕覚悟が整いましたか?
さあ、どうする?日米と北朝鮮の戦争が見えて迫ってきた。
日本人、覚悟はいいか?
しかしながら、中国もロシアも拒否権を行使するはずだ!そうでないとアジアの結束が守れない、アジアからの日本外しは手軽にできても、北朝鮮を外すことはアジアの結束にとって、何の意味もなくなるのだ。条約が現存しているから、と言う次元の問題ではないのだ。制度の違う軍国北朝鮮を守ることは、周辺諸国の未来を築く礎であり、主義の違うアジア同胞の信頼を勝ち得ることなのだ!日米同盟に対しての中露の結束がどこまで対峙できるのか?の試金石であり、今後の影響力を占うものでもあるのだ。ここのところは日本の政治屋さんなどでは多分解るまい。
後は右派安倍さんの立てた「憎まれ看板」を、北朝鮮の覚悟と歩み寄りの無いことが分かっている小泉さんが下ろすかどうかにかかっている。日本の影響力も問われている。
安倍さんでは、兎に角諸外国から日本人が憎まれる一方だ!
この人の判断は、時代に逆行するために、現実とは乖離し過ぎていて、小泉さんよりももっと時代錯誤の笑い者になる可能性が高くなると思う?
まず、代理としての初仕事が「恨まれ憎まれる役」だ!軽薄で思慮が浅いからだ!先が思いやられると思う。
覚悟の定まっている北朝鮮に対して、無謀にも非難制裁決議案を上程しようとする安倍さんと麻生さん連合、何処まで北朝鮮の「覚悟」とやらを理解しているのか?
そして日本側が、政府も、自衛隊も、国民も、役人も、どこまでの覚悟ができているのか?
戦争も止さぬ覚悟の上での制裁決議案上程ならば、恐ろしいほど無鉄砲な政治屋さんである。人間の命が紙屑に等しい!
思慮分別に基ずく上程である筈がない!一般人が感じたと同じような、ただ腹立たしい!憎憎しい!舐められてたまるか!の一点であろう・・・・?
得てしてこのような形で「怒り」を表現する人は、それほど先のことなどは考えてもおらず、いきあったりバッタリ仕事の人である。従って、そんな人の船に乗せられている国民はたまったものではない。
たまたまその正直な「怒り」の感情が、国民の「怒り」の感情とレベルが一致して支持を得られているに過ぎない。政治屋さんと一般人の感情の抑揚レベルが全く低い位置で同一なのだ。
永く遠い未来を見据えた対処をしているのではないことははっきりしている(今、平和的にアジアの国と国が合流しようとする矢先に、それを潰そうとしていることでも理解できる)目先の、自制を促した末のミサイル試射という事柄のみしか見えてはいないのだ。後の論理があったとしても、それはお得意の、事後理屈合わせでしかない。
戦争になってもならなくても、日本にとって今後のアジア全地域との付き合い方も相当の難しさが予見される、アジアだけでもない、全世界に対しての政治運営が行き詰る筈だ!露と中の影響力を軽く値踏み見てはいけない、アジアに限ってはアメリカ以上なのだ!
この影響力が地域を動かし、そしてものを言うのです!
影響力とは、感動する力!信頼の力!安心の力!大きく包含する力!そして、ほっておけない、突き放せない、最後まで面倒を見る力!






恨みの道連れ計画暴発

2006-07-14 19:39:20 | 北朝鮮
昔、その昔、日本にこんな標語がありました。
「敵は幾万ありとても・・・」
「欲しがりません、勝つまでは・・」
「贅沢は敵だ!」
今思うとおかしい・・・でしょう?
相手が大国アメリカだろうと、勝ってくるぞと勇ましく・・・・
だが、ちっとも勇ましくはなかった。弱い戦力であることは分かり過ぎるくらい分かっていた。にも拘わらず、義経の一の谷の合戦、織田信長の桶狭間を参考にし、元寇での勇敢な戦いを参考にして、宣戦布告なき真珠湾急襲や満鉄線の策謀爆破を行った。
所謂、先手必勝の顔面パンチで出鼻を挫く作戦だ。
根性論で士気を鼓舞した。
勿論「鬼畜米英」の憎しみを持たせて・・・憎しみを持たないと、持たせないと、なかなか普通人は人を殺せないものだ。
当時、日本を押さえつけたアメリカの恫喝は、当然と言えば当然である、が、どうしてか?罪も無い国に、侵略、強盗に行ったからである。イラクのクゥエート侵略はまさに同じ。
では、北朝鮮は果たしてどうなのか?
侵略の意図を持っているか?
アメリカに対して何かをしたか?
勝手に先進国で核拡散条約を作って、自分たちは好きなように核を作り、爆発させているではないか。
そう言う民主主義が絶対であることを標榜する傲慢な先進国に対して、そうでない国々は、素直に滅ぼされてしまうのか?今ある体制の国を作り上げてきた父親の、そして、自分の、力で捻じ伏せられ屈服される無念は計り知れないであろう?
そのうち「鬼畜日本」となって恨みを増幅させて行くのだ。だから、恨みを増幅させる発端になりかねない安倍さんや麻生さんの強引さは、日本の不幸を呼び込んでいるようなものであろう。
彼らに進路選択の責任を感じさせないといけないのではないか?私はこのことに関して有限責任であってはならないと思う。
何にも守るものが無い北朝鮮の彼らの「恨みの必然暴発」は(世界の非難を恐れもせず、悪徳商法に手を染める事で証明できる)ありえないことではなく、当然考えられる選択の何ものでもないだろう。
だから安倍さんなどが、相手を糾弾できるのは二代目の甘さなのではないかと、思ってもいる。
自殺行為を「ありえない、まさか!?」と言う気持ちがあるのではないか?
ところがドッコイ、日本が先鞭をつけているのである。
真珠湾が東京に変わる日も間近いかも知れぬ?
最後の頼みの綱、格安ミサイルが売れなければ、「日本への恨みは最高潮に達する」筈だ。お金が入ってくる道がなければ、飢えるか、暴発しかないのであるから、その覚悟は、 「死なば諸共の道連れ計画暴発」 に向かうしかないだろう。成功したスカッドもノドンも日本向けだ、参戦しない限り絶対に韓国には撃ち込まないと断言できる。むしろ日本海にタムロする日米軍の船舶向けでもあるだろう?
買ってくれて、外貨が入ってくれば幾分和らぐかも知れない?が、しかし、恨みは将来に渡って子々孫々まで伝えられることだろう。
一度築いた「恨み骨髄」は歴史の確認証明として、いつまでも人の心に拘り残るものだ、それは日本に文句を言う中国に対して異常なまでに怒り心頭の右傾の方々なら納得理解できるであろう?
大人になれない、思慮浅く、懐も浅く、分別に欠け、器が小さいリーダーは日本の将来に渡って禍根を残す。
それも日本の選択・・・・故か?