宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

アメリカの4年ごとの軍事計画について

2010-02-10 22:17:33 | ニュース
アメリカの北朝鮮への厄介は終了するような雲行きですが・・・・
このような状態になることで怖いのは・・・・
アメリカのバックアップが薄れる事に懸念する韓国が、危険を呼び戻す必要に迫られて、北朝鮮との緊張関係を新たに作り出そうとする行為に及ぶ可能性がなきしにもあらず・・・という事だ。
普天間や辺野古移転は無くなるにしても、このような緊張関係の創設は、日本にとっても有難迷惑となってしまうのか?・・・・韓国と日本との結びつきを強めてしまえば、日本の態度次第では、巻き込まれてしまうことも有り得る事となるが、また、それによって兵器増産の恩恵も受けられる・・・・ここは慎重に考えねばならんだろ。
イ・ミョンバクさんの「焦り」を推し留める必要もありそうだ。

兎に角アメリカは、中国、北朝鮮、ロシアの台頭で、ここでの戦争は避けるしかないのだ。韓国がいくら不安に駆られたとしても、もうすでに米軍が大きな顔をしていられる状態とは言えない。
日本もそれに沿って外交を模索するしかないのだ。日本が中露北に対しての及び腰である以上、つまり、資金繰りに困っている日米韓共々、中露北の勢いの前には平伏すしか方策はない!・・・
その事が、日米で膝を折って話し合えば話すほどに分かってくるのだ。もう極めて危険な日本海に、艦船を侍らす時代は過ぎた・・・・という事を理解する時代なのだ。
覇権国にとっての日本海での空母は、格好の標的であり、餌食でもあるだろう・・・
まして動かざる近距離基地なども、あってないに等しい・・・・
国力(全てに渡る影響力)の衰えは、戦争遂行能力の衰えでもあり、また、近代戦(ミサイル)に於ける懸念払拭での遠方への後退である。
今のいままではアメリカが、この近辺での緊張関係を作り出す主役を演じてきたが、今では、むしろ韓国の逸脱を牽制しなければならない
役割となっているようだ。ここで何事かが起こったとしても、米軍は恐らくは仲裁に回る事ぐらいしかできないであろう・・・・
(グルジアでの空母派遣のように)スタイルを取る事しかできまい。
そのような情勢分析はこの近辺の国々のほとんどは読み切っている事であろう・・・・仲裁がこれからのアメリカの主要な役割となる筈だ。

アメリカの経済制裁の延長行為は、北朝鮮の核ミサイル増産への了解とも合致して、同時に、米軍の後退とも時を同じくするものである。
つまり、経済制裁行為がイコール核ミサイル容認とも受け取れるのであるから、日米韓は取り返しの付かない行為をしている事と全く同一であることを知らなければならない。
その事にいつまでも気づかないボンクラが自民党右翼政権であったのであり、被れたマスコミに扇動された日本国民の大多数の無知の大群なのだ。