宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

アメリカが北朝鮮攻撃を止めた理由を考える?

2010-01-02 10:06:12 | 北朝鮮
北朝鮮のこと、
軍事の最大可能性として、5年後辺りには200基くらいあるとされるノドンへの小型核の積み込みに全部完了するそうです・・・・最大ですが・・・・
また、現況では日米の迎撃では2分の1から3分の1程度しかできないそうですから、
100発のノドンは飛来することになります。そこにサリンあり、マスタードあり、放射性物質あり、また、核もあるかも知れませんからとんでもないことになります。
通常戦力の弱小国に自制を求めても、それは無理というものでしょう・・・・彼らは彼らで潰されたく無い一心から必死に防衛しなければならないのですから、日米韓の戦闘継続意識を断念させるように仕向ける方法を講じないとならないのです。
それは自ずから中国の防衛意識と日本の防衛意識とアメリカの防衛意識と、北朝鮮の防衛意識とでは大きな相違があるのです。
北朝鮮には彼ら日米韓と対等に戦争を継続して行う能力がないのですから、大規模攻撃の後には、後は小規模にじっくりと自爆等の戦闘で長々と続けるしかないのです。
米軍が何故北朝鮮への攻撃を止めたのか・・・・?
いろいろとその要素は有りますが、①中国、ロシアの協力を得られなかった事と(それは、金正日さんの逃亡とも関わり、又、資金、武器の提供とも重なり、更に日本軍の参戦があれば北朝鮮を支援するしかない由であるかも知れない)破れかぶれの北朝鮮による拡大方針(憎き日本へのノドン撃ち込み)とも繋がる、又②米軍の40%の航空戦力を失う可能性もあり③韓国ソウルが余りに至近距離にあることもあり、米軍の厭戦気分もピークであり④戦争継続資金も底をついていることもある。
⑤次第に粗雑な兵士が多くなって、逃亡兵士が足を引っ張る事態に追い込まれる事になる⑥北朝鮮からは獲得資源に期待が持てないし、進駐もできそうにない(中国が自国の権利保護のために開戦と同時に入って行く可能性が大=部分的にポイント攻撃をするしかない)⑦核を持っている以上核攻撃を視野に戦争しなければならないが、それだとますます進駐が不可能となる。
⑧その結果、ソウルが東京が・・・・核に見舞われる事になると、ブッシュさんもオバマさんも、一生の後悔に苛まされる事となる。
それらのことを鑑みるに、日本の右翼たちやもどき達や俄か達の敵愾心に燃える野放図が、アホらしくてお話にならない。

日本が開戦した時には、近隣国に味方になってくれる国はありませんでしたが、北朝鮮の場合は、中国とロシアという大国がそれとなく、目には見えなくとも支持見守ってくれている事情があり、その点の違い、それが今のところ北朝鮮の理性を引き出してくれているのです。
これからは兎に角アメリカは、軍事技術が日本を通じて中国に流れてしまうのを阻止しなければならないので、日本への軍事技術の提供には慎重にならざるを得ないでしょう・・・・日米間にギクシャクが生まれるのは止むを得ない事なのだ。
この機会に日本も軍事防衛の縮小というものを考え直すキッカケともなろう・・・

米朝のゆらぎ

2009-12-19 06:28:46 | 北朝鮮
ボズワースさんの訪朝はほぼ予測の通りに推移した。
北朝鮮は兎に角、何とかここまでやってきたのだから、核技術もミサイル技術も、中途半端で終わらせる訳にはいかない。アメリカとの平和関係は結びたい、経済制裁も終わりにしたいのはヤマヤマであるが、核とミサイルは確実にものにしたいのである。
アメリカも東アジアをひとつの紛争危険地帯として、米軍を置いておきたい思いがある。北朝鮮との和合が出来てしまうと、残るは中国だけとなってしまい、中国だけを対象にした米軍駐留では非常に都合が悪い、片方で米中の蜜月を演じて置きながら片方では対峙政策をしているように見られてしまう。アメリカの見方としては、中国も北朝鮮も、韓国も、日本も・・・・要注意国家のレッテルなのである。
韓国も、日本もまだそれに気付いていないだけだ。
時の勢いのここがアメリカの監視から離れるのは非常事態であるとも言える。
そんな訳で、アメリカも北朝鮮と和を結ぶことになれば、韓国の姿勢も危機を回避しなければならない都合上で、流石のイ・ミョンバクさんでも北朝鮮と和を結ばざるを得ないと思われる。という事は自動的に中国やロシアの威光というものが、半島の先端にまで至るのだ。
日本も、やがてそのような時代が来ることを予測できているからの中国への擦り寄りなのである。
さてそこで米軍が、どのような選択をするのか?は、なかなか予断できぬが、日中との軍事技術の融合はアメリカにとっては危険極まりないことであるから、それだけは阻止しようとするだろう。
日本を縛り付けるためにあらゆる制御のための手を打ってくるかも知れない。
日本は残念ながら、米中にとっては戦略的に重要な地勢にある。
アメリカにとっての中国の情報拠点基地として、また、中国にとっては防衛前線基地として、最適な位置に属するのだ。
米中ともに、前科のある日本も強盗侵略危険国家としての要注意国家に指定しているのは変わらない。
これらを考えるに、米朝の平和への進行もなかなか容易ではないだろう・・・・・

北朝鮮と訪朝とノーベル賞

2009-12-09 20:18:55 | 北朝鮮
北朝鮮へボズワースさんが行ってるが、オバマ政権はブッシュさんよりも強気の姿勢である。
これでは3度目の核実験と中長距離のミサイル実験も早々にあるかも知れない。
アメリカはまだ解決を急ぐような形ではなさそうである。
お互いに会談する、というのを見せ付けるだけで良いのであろう・・・・
長引かせて、韓国や日本からの費用を出させ続ければ良いのであるから、慌てて進行させる必要もないのだろう・・・・但し、小型核がノドンに積み込まれてしまっては完全に手遅れになるのであるから、これからも北朝鮮のミサイルや核実験の様相を注意深く見守る事になるのである・・・・まだ北朝鮮はどうやらそこまでは至っていないと読んでいるのではないだろうか・・・・?

北朝鮮も、まだミサイルにしろ核にしろ中途半端であるので、これからも実験を繰り返さなければならない、今はまだそれを止める訳には行かないのだ。
かねてからの北朝鮮の要望をみんな受け入られてしまえば、核開発も長距離ミサイル開発も取り敢えずは断念するよりないのだから、それはここまで持ってきた北朝鮮としては、飲めないであろう・・・・・
事によるとアメリカも、小型核積み込みまではやむを得ぬ位に思っているのかも知れぬ・・・・?日韓の国益には叶わなくとも、アメリカの国益には響かない。人工衛星の大気圏再突入と正確な着地まで出来るようになる時点までは、日韓のお金を引っ張ることが出来ると思っているかも知れない・・・・?

しかし、アフガンに増派して、ノーベル平和賞を受け取るか・・・・・?
平和への働き掛けを何もしないで、行動しないで、受け取るか・・・・?
ノルウェーに平和賞の決定権を与えたのが良かったか、それとも悪かったか・・・・ノーベル平和賞の価値が大幅に下落した・・・・

実りはないボズワースさんの訪朝?

2009-12-08 06:59:36 | 北朝鮮
ボズワースさんの訪朝がやってきた。
韓国を経由しているところを見れば、ほとんど役立たずの訪朝にしかならないことは自明である。これは韓国のご機嫌伺いをしているというもので、相変わらず今までの方針に何の変化もさせない、という意思表示でもある。
このようなまるで意味の無い訪朝が何?かを意味しているのか、を考える時、ただ単に話し合いをしている姿勢を見せることが多分、重要なのであろう・・・・
ノーベル平和賞に則っているのかも知れないし、北朝鮮の動静に探りを入れるのかもしれないし、北朝鮮の主要人物たちの顔ぶれを認識しておきたい思いもあろう・・・・この結果、6カ国協議に結びつくことはほとんど・・・無い!・・・といっても差し支えなかろう・・・・・

いきなりの鳩山訪朝か?

2009-11-18 20:14:19 | 北朝鮮
アメリカの譲歩案を調べて、韓国の求める譲歩案を検討して、日本の譲歩できる範囲を閣僚と党とで打ち合わせして、更に日米韓とで話し合いを持ち、譲歩案ABCDを策定して、お土産を考え、戦争補償という形ではなくとも、それなりの十分なる自由経済移行へのバックアップの資金供与という形式で持参する。戦争をするのでなければ、北朝鮮を引き摺り込んだ方が利巧な、賢明なやり方だ。そうすれば内実があからさまになってくるだろう・・・・
相手の出方待ちをしているようでは、自民党と何ら変わるところなく、薄らバカに輪を掛けたようなものだ。国心や人心を勉強した方が良い・・・・・
2009/11/18(水) 午後 7:44 [ ara*2*66 ]

鳩山さんより、小沢さんが先に訪朝した方が良い。
いきなり鳩山さんでは、心の準備が出来ていない、絶対ダメ!
心の準備とは・・・・?・・・・相手を許せる大きな心が現在時点であるかどうかなのだ・・・・・?

小泉さんにはこれが無かった・・・・だから失敗する。
小沢さんには北朝鮮に対して憎しみの一切も無い・・・・と見えた。
その客観性が大事だ。鳩山さんにはそれが薄い・・・・
2009/11/18(水) 午後 7:52 [ ara*2*66 ]

訪朝する時は、経済人たちも引き連れて行くといい・・・・
経済特区の提案、提供を受けるのだ。ダメ

米朝の戦略パート2

2009-11-17 05:47:21 | 北朝鮮
そのために経済制裁を敢行している。北朝鮮が軍事大国化を目指そうと画策するのを止めるのは容易ではない。
しかし、経済制裁の浸透によってその進行を遅らせる事は出来る。
事実、西海での南北艦船の銃撃戦では1対4と言う事もあるが、韓国が勝っている事が実証された。だからまだその実力は中途半端である。
やはり多くの国の技術の集合の方が優れる。
多少の増加は、ここに緊張状態を維持させるためには必要不可欠なのである。今現在まだ北朝鮮の力量はアメリカを恐怖させるまでには至っていないのだろう・・・・
制裁で、少なくとも北朝鮮からの物的流通を堰き止めるのは効果を発揮しているのではないか・・・・
ただ、人的流通を堰き止めるのは非常に困難、しかしながら人的貢献では、北朝鮮の利益は極小に留まる、従ってまだ中途半端否めない。
2009/11/13(金) 午前 6:36 [ ara*2*66 ]

アメリカは、どうしても在留米軍はこの位置に維持させなくてはならない、且つ・・・・・・・・・日本の技術と中国の資本と軍事とを結びつける訳には絶対にいかないのだ・・・・・
それは白人社会にとって最大の脅威と成り得る。

北朝鮮の軍事大国化への歯止めがどの程度か、といえば、アメリカ大陸に核ミサイルを正確に防ぎようが無く落せることが出来るようになった時、始めて軍事大国化の道が開く・・・・・多分その前に情報で察知すれば、アメリカは折れる筈だ。まだその域までには至ってはいない・・・・
アジアの中だけでお互いが消耗戦になろうが、アメリカは痛くも痒くもない、中東の中だけでの消耗戦は平然と行える、だからそのために日本の手綱はしっかりと握っておく必要がある。だからのオバマさんの最初の日本訪問なのだ。
アジアの中での政治、軍事安定(東アジア共同体構想)は、在留米軍の意味を失くす・・・・・・
2009/11/13(金) 午前 6:57 [ ara*2*66 ]

だからアメリカは韓国の軍事力増強でさえも警戒する。
考えても見たまえ、日中韓北そして露が結びついたらどうなるか・・・・?アメリカにとっては悪夢のようなシナリオだ。
このようなシナリオは右翼の愛国からは絶対生まれては来ない、だが、現実には無い・・・・とは言えないシナリオなのだ、だからアメリカはそのシナリオを徹底的に叩く・・・・・
正に日本を自在に扱いながら・・・・・ゲーツさんの強気がそれを現している。
2009/11/13(金) 午前 7:15 [ ara*2*66 ]

米朝の戦略図

2009-11-17 05:44:54 | 北朝鮮
アメリカは99.9%、北朝鮮の核保有は将来共一切認めない。
あるのが分かっていても、認めない。
認めない上で、この先もいつまでも韓国、日本に居座り続ける。北朝鮮だけのために居座るのではない、日中韓の逸脱を牽制する必要性から居座り続けるのだ。
従って、いつまでもこの周辺での緊張状態をし続ける必要があるのだ、平和になってもらっては困るのだ。
だから、平和条約は一切結ばない、北朝鮮が核を廃棄するのは、米軍が近隣国に駐屯している以上、当然無いものと理解している。それは、ボズワースさんレベルの訪朝姿勢に現れている、事を進展させるつもりは一切ない事が分かる、それは北朝鮮の譲歩がほとんど期待できないからである。
つまり、双方共に形だけのものである。
2009/11/12(木) 午後 8:27 [ ara*2*66 ]

小型核が完成してノドンに積み込まれれば、核の所在はほとんど不可能になる。ノドンの位置情報を敵軍に知られるのは死を意味するからだ。それも近い事を思えばアメリカは歩み寄るのが通例だが、それをしないところを見れば、もうすでに完全廃棄は諦めているものと思って差し支えない・・・・・だから多分、戦略を変更した。
このままずうーと経済制裁をやり続けると思っている、日韓の出せるお金が底をつくまで・・・・
ベトナム、イラク、アフガンとは違う、かの国々は、「撤退」で戦後の収束があるが、北朝鮮に撤退は・・・・無い。
日韓からお金を用心棒代、助っ人代として絞れる間中は、制裁を止める必要もない。北朝鮮を押したり引いたりの引っ張る戦略技術は卓越している。
2009/11/12(木) 午後 8:43 [ ara*2*66 ]

その戦略技術は北朝鮮に対したものだけではない、日韓への仕事の結果に対する請求書を見据えての硬軟織り交ぜてのテクニックである。
北朝鮮の押したり引いたりの戦術テクニックともハーモニーのように連動するだろう・・・・
最初に音を上げるのは多分「日本」だろう・・・・・韓国の大統領選挙次第であるかも知れぬ・・・・?

日米韓vs北朝鮮

2009-11-12 21:58:07 | 北朝鮮
アメリカは99.9%、北朝鮮の核保有は将来共一切認めない。
あるのが分かっていても、認めない。
認めない上で、この先もいつまでも韓国、日本に居座り続ける。北朝鮮だけのために居座るのではない、日中韓の逸脱を牽制する必要性から居座り続けるのだ。
従って、いつまでもこの周辺での緊張状態をし続ける必要があるのだ、平和になってもらっては困るのだ。
だから、平和条約は一切結ばない、北朝鮮が核を廃棄するのは、米軍が近隣国に駐屯している以上、当然無いものと理解している。それは、ボズワースさんレベルの訪朝姿勢に現れている、事を進展させるつもりは一切ない事が分かる、それは北朝鮮の譲歩がほとんど期待できないからである。
つまり、双方共に形だけのものである。
2009/11/12(木) 午後 8:27 [ ara*2*66 ]

小型核が完成してノドンに積み込まれれば、核の所在はほとんど不可能になる。ノドンの位置情報を敵軍に知られるのは死を意味するからだ。それも近い事を思えばアメリカは歩み寄るのが通例だが、それをしないところを見れば、もうすでに完全廃棄は諦めているものと思って差し支えない・・・・・だから多分、戦略を変更した。
このままずうーと経済制裁をやり続けると思っている、日韓の出せるお金が底をつくまで・・・・
ベトナム、イラク、アフガンとは違う、かの国々は、「撤退」で戦後の収束があるが、北朝鮮に撤退は・・・・無い。
日韓からお金を用心棒代、助っ人代として絞れる間中は、制裁を止める必要もない。北朝鮮を押したり引いたりの引っ張る戦略技術は卓越している。
2009/11/12(木) 午後 8:43 [ ara*2*66 ]

その戦略技術は北朝鮮に対したものだけではない、日韓への仕事の結果に対する請求書を見据えての硬軟織り交ぜてのテクニックである。
北朝鮮の押したり引いたりの戦術テクニックともハーモニーのように連動するだろう・・・・
最初に音を上げるのは多分「日本」だろう・・・・・韓国の大統領選挙次第であるかも知れぬ・・・・?

またもや他力本願の性質が・・・

2009-09-19 20:05:07 | 北朝鮮
まあ、北朝鮮問題でイニシャティブを取ろうとしないのは、鳩山さんだけでもなさそうだ、岡田さんも同じなのだろう・・・・他力本願の考え方はあらゆる部分に於いて出てくる筈だ・・・・官僚から政治を取り返す、と、言ってるが、多分取り込まれる事になる・・・・・のは十中八九読める・・・・・
外交の姿勢も内政も本質は同じだからだ。つまり、宣言した言葉どおりには絶対にならない、なれない、と確信する・・・・・
自民党との外交姿勢が同じ、と言うことは、ほとんど今ある外国との諸問題の解決能力が無い、に等しいということである。
相変わらずアメリカべったり腰ギンチャクであるし、相当のお金もたかられる。
折角、無駄金を搾り取ってもみんなアメリカに持っていかれる事になるであろう・・・・

しかし、あまりにも民主党を勝たせ過ぎたので、自民党が弱体化し過ぎて、追求に迫力もなくどうにもならない、自民党と共産党と公明党で、共闘できるのか?・・・・このままでは、民主党に軽く見られてしまうであろう・・・・自民党と共産党が共闘したら見ものであるが、社会党とは見せ掛けに仲良く出来ても、流石に共産党とまでは無理であろう・・・・
それより、自民党みんなで仲良く分解しないでやっていけるのか、次の参議院選挙がヤマであり、下手をするとその後は大政翼賛会になってしまう恐れもある。

北朝鮮の問題を積極的に先導しようとしない姿勢は、すべての内政においても「腰砕け」に陥る可能性は高い確率になろう・・・・・内政に於いても、一応マニフェストでは改革方針を謳っていても、前後左右あらゆるところから損得勘定やら利害得失の横槍が入る、それらの理性を跳ね返すには相当の覚悟を必要とするのだから、現状維持を唱えるような力を破壊の力で変革するには、外交の現状維持を望むような方向性では、打破することはできない。
8年も同じ事を繰り返して解決に至らず、どころか、相手にもさせてもらえない状態を、政権が変わっても更に同じように継続を望んでいるのだから、最低最悪の政権であるとも言える。はなから言いたくはないが、大人の政権にはまだまだ程遠い
小泉さんから麻生さんまで、幼稚な政権が並んだ、と思っていたが、どうしてどうして鳩山さんもドッコイドッコイかも知れぬ・・・・・残念!・・・・
少し、かいかぶり過ぎたようだ・・・・・

目に見えぬ中国のシナリオ

2009-09-19 06:29:16 | 北朝鮮
アメリカは北朝鮮への支援金を払いたくない、だから6カ国協議に拘るのだ・・・・北朝鮮がいくら最低でも「日本を外してくれれば、出席する」と、頼んでも、アメリカは頑として6カ国協議に拘っているのは、資金のせいなののだ。時間を費やせば費やすほど、その支援費用は嵩んでくるのである。だから、日本も本当は手を引きたい・・・・元々は拉致の復讐劇だったのだから、まだ生き残っている人がいるとはとても思っちゃいないのだ。もうすでに日本もアメリカも北朝鮮問題は終わりにしたいくらいに思っているんじゃなかろうか・・・・・
時間が経てはそれだけ支援金の金額は増していくばかりだから、経済制裁自体もそれの代替費用であって、日米にとっても高くつくのだ。
これで分かった事は、「核廃棄はもう絶望の淵に達している」と、いうことだ。
確かに、中国のコキントウさんの特使と金正日さんとの破顔一笑の立ち話談笑の姿を見せ付けられれば、日米共に「しらけてしまう」のは否めないであろう・・・・
経済制裁が却って中国を太らせてしまっている事に今更ながら気付いても遅い・・・・・経済制裁が、金正日さんの病気を治してしまった事に気付くのも遅すぎる・・・・
いつもは顔色から分析をする日本マスコミも、流石に健康色の金正日さんでは面白くないのかスルーである。
経済制裁に同調しながら関係を密にして行く中国とそしてロシア、これが外交というものだ。全くのザルになっていくのをいつまでも分からぬオバマさんと鳩山さんなのである・・・・・そろそろオバマ政権は理解しかけているかな・・・?
中国の圧力もあって、アメリカは仕方なく「経済制裁」を取り払うしかなくなる。
それは、アメリカ外交の負けに等しい・・・・
中国は、北朝鮮に対しては明らかにイニシャティブを握っているが、アメリカに対しても外交のイニシャティブを握っているのだ。そこに日本の出る幕はない・・・・・
北朝鮮は、コキントウさんに言われた通りに融和外交へ進んだ。コキントウさんの描いたシナリオがそろそろジエンドに向かう。ただ違うのは日本民主党鳩山さんが友愛の名の下に「独自外交」する筈がそうではなかった、と、言うことで、日本も財政再建の折、お金を惜しんだ、としか思えない。