宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

不起訴、断罪すべき検察とマスコミ

2010-02-03 21:18:50 | 政治
小沢さんの一件が不起訴。
最初からこのような結果になることは読めていた。
今後、検察のこのような「見込み捜査」は戒めていかねばならないだろう・・・・
時の政権のツートップをイジメルような体質が正常である訳がない。
贈収賄に最も近いのがその時の政権であった自民党であるにも拘わらず、野党のツートップを狙い打ちする検察の姿勢は、昔の「特高」と相似して、このような組織にメスを入れなければ絶対にならぬものである。
民主主義もどき・・・・が、あっ!という間に喪失してしまうことになる。
現実に政権を担っている政治行政のトップたちを捜査するなら、かなりの確率で証拠があがっている状態でなければ、世間を騒がすような捜査をしてはならないのだ。散々騒いだ上に証拠が無いから起訴しない・・・・で、済まされる問題ではないのだ。
ではそれまでの支持率の低下の責任をどのような形で取れるのであろうか・・・・?左遷程度で済まされる問題ではなかろう・・・・
民主党政治に対する信頼性というものの喪失を何と心得るのであろうか・・・・?
決して小沢さん一人の問題ではないことを肝に銘じる必要があろう・・・・
マスコミも含めてそのトガは甘んじて受けるしかないであろう・・・・・

今回を見ていれば、マスコミの姿勢というものも、大いにメスをいれなければならないであろう・・・・
残念だが、マスコミにもトガを負ってもらうしかない。
マスコミには特にバランス感覚が要求される。それをいかにも罪人が当然であろうが如き報道は、マスコミの低落を見事に表しているであろう・・・・・
私は昔から、ニュースに対しての説明、解説者には、最低両極端の考え方の相違が必要であることを力説してきたが、いまだにそれが守られていない。何人もが全く同意見を述べているようでは、単に誘導しているだけと捉える事でしかない・・・・・裁判でも検事と弁護士で意見を闘わせるものだ、マスコミもそうでなくてはならない・・・・・それができなくては、マスコミの主張はますます国民から乖離して無視されるようになって行く。