宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

マスコミの問題点

2010-02-21 07:32:03 | 政治
しかし、問題点はそこにあるのではない。それらの自民党をいつまでも認知してきた国民自身に問題があるのだ。取り返しのできない日本にしてしまった責任は無知なる国民にあるのだ。
日本国債の金利もジワジワと上昇に転じているらしい・・・・いよいよ落日の日本がやって来よう・・・・・私は以前から金利上昇が始まったら危険領域だと唱えてきたが、いよいよ切羽詰まってきた。
今度の予算で景気が上向かず、財政の収入が伸びないことになれば、もうそれはお終いを意味するのではないだろうか・・・・・?
10年、15年も前に本当は終わらなければならなかった自民党政権を、なかなか終わらせる事ができなかった国民であるから、これからの生活の、暮らしの苦労は、甘んじて受けるしかないであろう・・・・・
小泉さんの「改革」の誤魔化しを予見しなければならなかった、しかし、それができなかった・・・・国民も欺かれる事を証明したような愚かさの究極である。それが、拉致であり、この小沢問題なのだ。
欺く元凶としてのマスコミの役割は、最も多大なものである。

拉致が拗れてしまったのも、マスコミの北朝鮮悪者論キャンペーンがその端緒・・・・今度の小沢問題もマスコミと検察との「悪者キャンペーン」のタイアップがその主要な役割を担っている。
もっと昔、北方領土問題でソヴエト連邦攻撃を繰り返していたのは、右翼と自民党とマスコミのタイアップによる・・・・・近年は嫌韓、嫌中の漫画と右翼とマスコミのタイアップキャンペーン・・・・
常にマスコミが顔を出す。このようにマスコミがみんな一様、一律になってきたのは、誘拐報道での警察からの要請に基づいた頃からか・・・・?どうもあの頃から、マスコミ同士の協力姿勢というものが生まれてきたような気がするのは私だけか・・・・?協力、即ち、大本営発表のような声明文となってしまい、結局はある方向への誘導
を促進するものとなってしまう。
あの戦争も、一番の重大な犯罪組織はマスコミではなかったのか?と勘ぐらずにはいられない・・・・・・恐らく、的を得ているのではないのだろうか、マスコミ報道で哀れな国民が扇動されていく姿をよくよく鑑みて見れば、あながちズレているとも思えない。

マスコミも大幅経費カットをしなければならない昨今の事情であるだろうが、人件費は抑えることができず、日航化してきているのが実情ではあるまいか?・・・・そのしわ寄せが、取材活動という部分でのカットに至ってしまっているのだろう・・・・・だから、他人からの、他組織からの、別局からの「貰い記事」が多くなって、勢い大本営発表に近い形にもなって行く事になる。同じ内容の垂れ流し・・・・という事態に至る。キャンペーンは関係者同士で結託していると思える・・・・
これらの行いの背景には「嘘も続ければそれが真実」という暗黙の了解が自然的に発生したるものであるのだろう・・・・
従って、「ゆがみ」はこれらの積み重ねによって増幅されて行くものだ。ここでのコメントにしても、みなさん報道からの抽出の取り出しが多いが、ゆめゆめそのまま鵜呑みにするのだけは避けたいと思う。