宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

何がそうさせるのか?

2005-09-24 07:27:30 | 政治
郵政事業がこんな混迷社会にしたのか? 不景気の根源なのか? 改革もどきの改革でお茶を濁す。さも大改革をしているように錯覚させる。大ペテン師だ! まんまとそれに乗せられてしまう国民が無知で哀れだ。
後で「勝たせ過ぎてしまった」なんて、何とまあ! 言葉もない。ガンを宣告されて「あーすれば良かった、こーすれば良かった」って言っているようなものだ。愚かなことよ。ほんとに本当に私の提唱する「精神成熟大国」とは程遠く、対極にあろう。はっきり言って、やってしまった行い後、自分へのトガを受ける段になって悔やむ、結果を読めない犯罪者に近い。こんな性質を擁した国家であるから、折角アメリカが二度と戦争をしなくともいいように、手枷足枷憲法を作らせた意味も理解できず、むざむざと再犯の可能性に向けて、性懲りも無く進もうとする国家であるから、都市の空襲を受けるのも、原爆をお見舞いされるのも、バブルに踊るのも、徳政があっても怒らないのも、なるほど納得できる。ほどほどさに欠け、ゆがみ、たわみ、ひずみが何をもたらすのかが理解できずに、何事も腹八分目が意識の中で欠如しておるのだ。これははっきりと先天的バランス脳欠損症と言う病気であろう。
いくら株価を戻しても、その代償の借金を増大させた責任は誰がとるんだ!!そうだ残念ながらあなただ。何の責任も無いと思われるが、しかしあなたに取っていただこう。
あなたの善意が、税金が、潰れる筈だった企業や銀行を救うのだ。これでまるくバンバンジー!!
それでもそんなリーダーを選んだ付けなのだから仕方なく我慢しよう。
反転して、こんなにも長い間、戦争をしないでこれたのは、誰の何のお陰だ!!
もっと根源的なところも理解しよう。
更に反転、「天下り」  これは昔から変わらずあったものでしょうが、自民党が人材登用
の際に、今までの人に辞めていただかねばならなかった。その時に用意されたポストが発祥の元であった。つまり金か、ポストで人を動かすのだ。
そうすると、次は大企業が「良かれ」と思って真似をし、中小企業まで波及していく、そのための配下の会社を作っておくのである。
そこまでは企業努力と、言えなくもない。しかしながら「天下り」は立場を利して、役所の活動に影響を与え、少ない勤務にも拘わらず賞与、給与、退職金等、破格の金額を支給される。
それがひいては、売り上げ金額等に跳ね返り、国際競争力を弱めることに通じていくのだ。役所がその強い影響力を受けて、税金を使って無駄なことを野放しで行ってしまう。そこに人のお金という意識よりも、自分の将来、保身を考えてしまう人間のズルさ、弱さを感じずにはおれません。
首相の指名権、任命権が端を発しているのは言うまでもありません。
さあ、上から下に向かってのそういうことの積み重ねが縁故と言う形になって現れ、新陳代謝を阻害し、企業の競争努力を奪い、同時に本社お伺いの他力本願となって返ってくるのです。それが民衆の受身体質への移行を表しているものであり、強い英雄を待望する危険な因子になっていくのです。不思議なことに、トップに力を与える状況になると、経済力は確実に落ちていきます。本当は底辺のガンバリズムが経済を下支えするのです。強い英雄の登場は決まって不況の真っ只中に発生します。
受身心の増大した国民が、それに縋りたがるのでしょうか?
国民が戦前の軍隊にゲタのすべてを預け、「任す」その結果はエスカレートに結びつき、そしてそれと同じ様なことが現実になってしまいました。謙虚を忘れ、傲慢になって、エスカレートに結びつかなければいいが・・・・?いい気になるな、と言う方に無理があるか?人間だもの、いい気になるわな。多少の無理も通しちゃうわな。小泉さんとともに政党が強大な権力を持つに至り、わが世の春ってところですか?
つまり、独裁者を作り上げているのは、まさに国民の選択でもあるのですから、十分に責任の一端があるとしても差し支えないと思います。だからそれなりの覚悟もしていただかねばなりません。あのヒットラーの勢いに任せた行動も、民衆の支持あってのものだったのでしょう。
最近でもっとも解りやすい例を上げてみましょうか。
野球の巨人です。あの渡辺さんの性質も、そう言う意味でファンや取り巻きが作り上げておだて上げた結果なのです。日本人の特徴なのか、それとも人間というものの特徴なのかは定かではないが、ある人のファンになってしまうと、全てがあばたもえくぼになってしまう傾向が見受けられる。取捨選択が出来ないのだ。つまり、視野が極端に狭く緑内障になる。これは、持って生まれた島国という条件から来る性質なのであろうか?それとも世界でも同様なことはあるのだろうか?
巨人は、元々相手チームからスターを引っこ抜いてくれば、それだけで相手チームは弱体化すると考えていましたが、かの有名な長島さんがスター選手が好きで、スターはファンをも引き連れてやってくるから、高給を支払ってでも余りある、と言うかんがえであったようです。
一時的にそれは効果があったようですが、目先の考えは所詮小手先です、ボロが出ます。新陳代謝と投攻守のバランスとの競争努力を失ってしまったチームの弱体化は否応なしでやってきます。上の考えによってしか事を為せない場合はやる気を削いでしまうものです。
エネルギー量の減少につながります。
国民は打出の小槌があると思っている、いつまでも利益誘導体制の自民党を勝たせ続けるつもりなのだろうか? いつまででも成長し続けられると思っているのでしょうか? 無理に借金して、やがて経済破綻がやってくるのは見えているのに、自民党への、国民の欲求に答えていく、いかなければならない浅はかさ、知らないがために、健全なバランス感覚の欠如が最大の不幸を誘発する。
バランスの欠如した、新陳代謝を考慮しない、小泉政権がまっとうな政治ができるのかは、大いに疑問であり、先ず持って出来る訳も無い。
自民党の行ってきた、天下りやら何やらの既得権益を手放すことができるか? できまい、それが営々と築き上げてきた自民党的なるものの全否定になるのであり、否定することは今後の政治運営に相当の爆発を余儀なくされる筈のものである。それが本当は、するべき改革なのである。つまり、「しがらみ」のやり直しなのだ。
昔はそれが革命や内乱であったのだが、これからはそれを平和裏にするかしないかなのである。
多分、そんなことはすっかり忘れていて、このまま乗り切れればそれで改革はお終いであろうと、先ずは様子見ってところでしょうかねえ・・・・
私は小泉さんがキラいな訳ではない。
ただ、バランスを保とうとする健全性の欠けた国民であったとしても、愚弄だけはして欲しくない!!と思う。やっている言動、行動がいちいち愚弄しているとしか思えないのだ。できもしない改革をさもできるが如く発言し、ボロボロにして手を打つ、そんなテクニックも平然と使える人だと思うから・・・・それは小手先の「良し」であって、後では巨人のように、収拾のつかないことに相なりそうなことだからである。無駄にお金を使い、実りの無いことに終わりそうである。残念!

日本取り込みの意味

2005-09-20 23:48:27 | 北朝鮮
北朝鮮が日本の取り込みを始めました。
拉致問題を話そうとしています。
今の北朝鮮には、中、露がバックに構えていることを夢夢忘れるべからず。
中、露、そして印までも巻き込もうとしている東アジア構想を、米はまだ十分の理解をしていない? か、はたまた、意地を張っているのか? 中の強引とも思える攻勢に対して柔軟性で対処できない米の状況を見て、米の孤立化を図る目的で日の引き離しを画策しているようである。
引き離しは無理な話でも、米の無闇で無駄な意地張りに付き合っていては、進歩性、発展性がない、とふんだのではないか? 米の譲歩がまるで、はな(最初)からないのだ。北朝鮮の落胆は良くわかる。このように日米に拘わらず、右の思想には柔軟性という力が弱いのである。はっきりと北朝鮮の考えは露、中の考えと思っても差し支えない、中、露の軍事演習の意味、印との軍事演習の可能性の意味の米の受け止め方に怒りさえ覚えているように私には思える。6カ国協議は6カ国だけの協議ではない、世界が米の思惑出方、中、露の思惑出方、日の思惑出方、韓の思惑出方に注目している協議なのである。
所詮、米は遠くの国であって北朝鮮には関係の薄い国なのであって、仲良くする、しなければならない必要性は双方ともあまり無い。
こう言うことなら、米と話を進めるよりも、日と進めた方が早い、と読んだのではないか? 
これで、米のイラクでの軍事力行使による思い描いたようにはいかない躓きの更なる不信とともに、中近東と東南アジアからの影響力が極端に落ちていくものと思われる。影響力の下落は国家の衰退を表す。
だから本当は、東アジアでの影響力を維持しようとするなら、意地を捨て、大人を演出しなければならないのであって、張ってはならないのだ。中は一応メンツを立てようとしていたのであるが、その融通性のなさに中は業を煮やしたと思われる。
これは中、露の強気でくる思惑を理解できない哀れなる右派、米の大きな判断ミスだ。






選挙を終えて

2005-09-12 22:59:41 | 政治
えぇー!!自公で3分の2ですか。
憲法改正できてしまうじゃないですか。
やっぱり日本人のバランス感覚は未成熟な幼稚そのもののようですね。
これは由々しき問題で、困ったものですよ。
民衆の個人それぞれが、大変なことをしてしまった、と言う認識よりも、むしろこの閉塞した政治を思い通りに進めて欲しいという応援メッセージとも思えるので、やった行為を誇らしくさえ感じている筈である。しかしながら全体的には、芸能人の人気投票的に為政者を決めてしまった結果になる愚かしさは否めない。こんな程度なんです、このようになってしまうのですよ、全体で表す日本人の行動って・・
そして、こう言うところなんですよ、私がいつも力説する「至る道程」が、いかに大切なことなのか、バランスを保つことが肝心要なことなのかってことが・・・・
普段、私たち人って、食事時には栄養のバランスを考えて取りますね、これは自分の健康を考えている、大事に、大切にしていることだと思うのですが、それはとりもなおさず周囲の人や他国への安心につながってもいるものなのですね。
周囲の人の安心は、その周囲の人も健康にするものなのです。
自分を大事に気づかえないのは、他人様さえももっと大事にできないのです。自殺者をほったらかしにしている政治に良く現れています。
バランスを取るとは、本能です、自分、自国を大切に思う所以です。
ところが、政治をスポーツと同じ次元でヒイキするように選択してしまうのは他人事に他ならないのです。およそ大切に思う心がどこかうら寂しく、哀れです。
民主主義が根付き育つことはなかった証左であり、賢明なる民の選択とは言いがたい証左でもある。
まあ、ヤジロベエバランスを欠いていると言うことは、とりもなおさず、日本の三半規管が故障しているか、「重大なる病魔」に冒されているからと、考えるのが妥当のようでもあります。病魔は予兆ではなく、すでに冒されているとしても不思議ではない。久しく景気浮揚、引き締めの原動力、公定歩合の話題から遠ざかっているのが何よりの証拠になるでしょう。
とにもかくにも、これからは小泉独裁政治が幕を開けます。稲穂や草木がたなびくように、人の心も右に右にとなびいていくのでしょう?政治をするものたちの心ならずもが、なびかざるを得ない状況をしっかりと目に焼き付けた事でしょう。あれはこれからの民衆の起き得るであろうまえがきの縮図であります。
この人々の投票行動が歴史の分岐点になっていくのです。後で振り返ると分かると思います。今は多分それほどの認識はないと思いますね。でも、憲法改正が浮上してきている段階でのこの日本人の判断が、今後の進路の舵を右に切ると思われます。憲法改正が目玉です。そして、怖いことになっていくでしょう。自制する、自ら制御する、自らコントロールするにはもう非力でかつ遅い、思考回路も単一思考になっていくのでしょう。後は、右への暴走を食い止めるには、アメリカor中国からの外圧頼みしか多分、方法は残されてはいないのではないでしょうか。国民がこのような安易な判断(バランス感覚の欠如)をするのだから、政治をする者たちも似たり寄ったりの「押して知るべし」と思えます。
右シフトの結果、露、中、韓との関係がかなり難しくなっていきますね。
丁寧にやらないと、厳しい事になりますよ。相手は露と中ですから尚更に厳しく接してくるようになるでしょう。バブル時のように、ふんだんに使える資金の裏づけでもあるのなら良いのですが・・・・
日本のような人口過密な国は、充当できるような資源に限りがあるので、加工貿易で食べて凌いでいくしかない。従って相手がどんな体制だろうが仲良くしていかなければならない宿命にある。片や超大国アメリカ、片や超大国、ロシアと中国、どちらとも偏らない姿勢が必要である。露、中に印を加えたら、将来どのように化けるのかは誰しもが予測不可能なのだ。だから中庸を守るしかないのにもかかわらず、
偏った選択をしてしまうと、中庸の維持は大変困難である。民衆のこのような無分別な選択に、小泉さん自身も、時間の経過とともに次第次第に、考えれば考えるほどに当惑していくのではないでしょうか?
小泉さんは東アジアでは相手にしてもらえていないのですから(これが何故なのかは散々私が申し述べてきた)振る舞いを相当しないとならないのですよ、使うばかりの小泉さんだから、みんな自分のところは辛い思いをしなくて大丈夫と思っているのでしょうが、国民への苛めはこれから始まりますよ。小泉自民党を支持したのだから、覚悟くらい出来ているのでしょうね。
 こう言う結果を生んだ背景を考えますれば、民主党だけでもなく、野党は一般的にあまり知恵袋がいないんですな。
小泉さんは言葉の遊びをしているんですよ、言葉をその場その場で転がしているんですよ。
そんな人とまともに相手の土俵で言葉遊びをしたって、仕様がないでしょう。お主若いのう!でチョンです。
何で、数字で勝負しないんでしょうか?
確実に悪くなっているのだから、数字で証明すれば、小泉さんの言葉の遊びは空虚そのものではないでしょうか。元々彼の言葉には真剣もどきの空虚があるのですよ。でも、彼のもどきを民衆は洞察できないのです。
昔っから野党は言葉で責めようとしていましたが、どんな言葉より数字はすべてを物語るのです。そして、説得力を持つのです。言葉は耳だけからの伝達であり、ホンの一部しか記憶の片隅に残らないのです。
でも、分かり易い数字の看板を見せられれば、目から映像化され、「目は口ほどに物を言い」どころではなく、現代のようなテレビ人間にとって「口以上に」と置き換えても良いほどに、人は「目からウロコが落ちた」かのように感じ入るのです。言葉で飾りつける必要も何らないのです。「数字を掲げた絵の資料は言葉よりも雄弁に語ってくれます」
「目は口ほどに・・・」とは一人称でしたね。失礼!だからそれ以上なんです。
それが、誰一人として考え及ばないところが私には合点がゆかぬ。
例えば「自殺者」4年前、5年前10年前20年前何人?その内訳は?現在は?
影響を受けた人の人数と理由は?残された人たちの言葉は?
自殺者が多いと言うことは、影響を受ける人たちも何倍かで居ると言うことです。また、病気死も多くなることでもあるのです。とても人に優しい国政とは申せませんね。人を大事に考えている国政ではないのです。モトイ!金持ち、優秀な人、必要な人は、大事に考えてはいるのでしょうが、中国や韓国や北朝鮮の戦争体験者の心をどうしても理解ができないのです。刺激するようなことを言ってしまい、糾弾されてシブシブ、不承不承しながら躊躇するのです。
これからはデータ重視の時代です。ちょっと遅きに失しておりますが、
相変わらず声を嗄らして叫んでいる演説に時代錯誤を感じるのは、私だけでしょうか。その内の何人に、あるいは、言った言葉の何パーセントが、有権者の耳の奥に届くのでしょうか?
そんな人たちが政治のひのき舞台で喧々諤々とやっているんですから、笑っちゃいますね。
今日はこのくらいにしておきます。おやすみなさい!







再び、合同訓練の波及効果

2005-09-10 23:41:18 | 政治
おかしいな?まだアメリカ ネオコンさんたち、北朝鮮に対して強気ですね。
戦争できるはずもないのに、中、露の合同軍事演習の影響はでていないのですかね?
そもそも、北朝鮮とアメリカが戦争して、アメリカにはプラス要素は何ひとつないのですけれども?おかしいですね、脅かしに乗らないぞ、と言うアメリカの精一杯の
見栄なのでしょうか。内心穏やかならざれしものである筈なのですが・・・?
まあ、天下のネオコンが中、露の演習で、世界に対して怯む態度を見せるわけにもいかないのでしょう。しかし、歩み寄りのタイミングもあるから、意地を張り通せばタイミングを失してしまうおかしいな?まだアメリカ ネオコンさんたち、北朝鮮に対して強気ですね。
戦争できるはずもないのに、中、露の合同軍事演習の影響はでていないのですかね?
そもそも、北朝鮮とアメリカが戦争して、アメリカにはプラス要素は何ひとつないのですけれども?おかしいですね、脅かしに乗らないぞ、と言うアメリカの精一杯の
見栄なのでしょうか。内心穏やかならざれしものである筈なのですが・・・?
まあ、天下のネオコンが中、露の演習で、世界に対して怯む態度を見せるわけにもいかないのでしょう。しかし、歩み寄りのタイミングもあるから、意地を張り通せばタイミングを失してしまう。
どちらにせよ、アメリカがこのチキンレースに断を下さなければ、北朝鮮が歩み寄るとは到底思えないから、決裂するでしょう。アメリカも北朝鮮もそれでも良いと思っているかも知れません。アメリカはこの上、北朝鮮との戦いを繰り広げることはできない、世界の鼻つまみ者になってしまうし、アメリカの威厳の低下は留まることを許さない、然も下手をすれば「独裁者ブッシュ」の名が世界史に残る。利益をもたらすことのない戦争は、アメリカも、よしんば日本さえも意味を持たない、できることなら避けるに越したことはない。
北朝鮮の強いところは、その点にある。アメリカの思惑は、中、露、北に言わずもが、で筒抜けなのだ。その結果のアメリカへ認識をさせる合同演習なのである。
アメリカが頑なに譲歩を拒むならば、アメリカが「王様の孤独」になっていくのは
必然である。つまり、露、中、そして来年早々の印との三国合同軍事演習にこぎつけられる、って事は、アメリカ単独の世界警察への野望が崩れることを意味します。それを踏まえた上での外交をしなければ、日本国家の信用回復は当分望めません。小泉さんの裏切り、官僚の裏切り行為の果ての日本としての信用失墜は、少なくとも東南アジア各国の脳裏に焼きついたことでしょう。これで決裂すれば、話し合いは来年に持ち越しでしょうか?
アメリカは日本に防衛機器が売れればそれでいいのだ。
それよりも韓、中、露、そして印を無視して戦争を仕掛ける訳にもいかないのだ。それより何より同盟国、日本を東京をミサイルの餌食にはできないのだ。
それは自殺行為でもある。たとえ叩いたとしても、北朝鮮へ侵入することは不可能なのだ。各国がそれを良しとしない、徹底的にアメリカを糾弾するだろう、今の今まではそれが出来なかった、が・・・
逃げ惑うしか選択民の余地はないのだ、いやっ、逃げ惑う余裕さえもないのだ。それはブッシュさんの傲慢に付き従う傲慢小泉さんのワラ人形として、露、中、韓など周辺諸国の教科書に載るのであろう。それは同時にその人を選択した日本人民の仕方のない末路でもある。100人の拉致の怨みのために、北朝鮮を破壊し、また、日本人民の人生をも破壊することになるのだ。今でも、3万の自殺者を無視しているのだから、本末転倒であったとしても人間と言う野獣は、怯む弱そうな相手に向かっていくのである。ところが、北朝鮮は弱そうであっても怯まないのである。それは核を擁しているから?バックが協力だから?・・・ノン! 失うものがない強さである。
捨て身、捨て石、路傍の石になれる強さである。飾る必要のない強さである。そして、それはどの国の人も我れと我が身に照らしてみれば、傲慢でさえなければ、思わず涙を零すほどに理解が出来るものなのである。弱い者、数少ないものをバックアップする、これは自然的なる持ちつ持たれつのバランス感覚である。成熟したる大人国家であるならば持っていて当然の性質だ。何故なら「自然様」がそれを強く要求しておられるのだ。バランスが崩れれば、崩されれば、即ち重篤な病いがもたらされる。
従って皆様も、露、中、韓とも、北朝鮮を敵視していないことに注目すべきである。そう、大人社会だからだ。無闇に強さをひけらかすアメリカと違い、人の痛みをわが事の様に慈愛する心の希薄な日本とも違う。あの「雨にも負けず」を読んだ感動の日本人はどこへ隠れちゃったのかな?・・・
ユーモアセンス溢れたあの大将を今では悪人と言う認識はないのである。つまり、暴発を今や、露、中、韓が止められるのだ。
イスラムの台頭、広がりの恐れと違って、独立独歩の北朝鮮は、アメリカにとっても恐れるに足る国家ではない、恐れるに足る国家でもないのに、攻撃を仕掛けるようなアメリカの勇み足がもたらす蛮行が、却って日本を悲劇のドン底に陥れることになるのだ。
歩み寄らない強硬姿勢はやがて世界からの風当たりを強く受け、アメリカにとっても日本にとってもプラスに働くことはない。
どちらの国も、経済では露、中をないがしろにはできない状況なのだから、結局はバックアップを受けている北朝鮮に歩みよるしかないのである。露、中の信認ある北朝鮮は、露、中の影響下の各国とも親交を深めることができる。すでに孤立した国家、北朝鮮ではないのだ、むしろ、アジアから孤立しているのは・・・そう!!ニッポンですら。憲法改正の機運や靖国参拝が自民党の踏み絵なら、その都度、他のアジア諸国では残虐非道の悲劇を思い起こすことになる。日本は東アジアの一員なのか?・・・・それとも・・・・?
中、露とて、北朝鮮一国のために自国が不利益になるのは避けたい筈だ。だが、それ以上にアメリカの傲慢さには辟易していると思われる。事ほど左様に危険がはらむことを理解しつつの合同演習なのだ。ここからアメリカがどれほどインドへの切り崩し影響力を発揮できるか?パキスタンとの関係を考慮しながらの推移を見るのが鍵となることでしょう。
インドvsパキスタンの和合もアジア連合構想内ならば有り得ないと誰が言えるでしょうか?しかしながらそこまでの構想は、流石の私も語れない。


元気の終焉

2005-09-07 23:21:52 | 政治
そうか!!わかりました。外資の日本株式会社の今の買いの意味が・・・・
小泉さんへのお礼の意味なんですな。
日本銀行に札びら切らせて、外資に日本株式を買ってもらうことにより、株式を有する人や企業などの上の方だけのインフレを誘発させ、不良債権の徳政をして再建を図る、まあ、こんなやり方しか残されていなかったんでしょうがね。
これでバカを見ている人々がいる。それは・・・・貧乏な、株とは縁のないあなただ。
イラクへの駐留も日本の沈没を助けてくれたブッシュさんへのお礼の意味がある。
今度は、そのお礼のお礼が小泉さん応援の株高なのである。
さあ、そんな表に出てこないドロドロの( 付け) が、選挙後のウズウズの増税なのだ。実際は日本株式会社、そんなに強くはないのだ。
このやり方は、不良債権ある会社もない会社もいっしょくたんだから、ない会社はトヨタのようにボロボロ儲けのコンコンチキ。
何にも知らない一般国民は上げ潮ムード(なんとなく不景気を乗り切ってくれたように錯覚してしまっている)と、今更ながらの改革もどきに乗って、乗せられて、後先が見えないって、言うのも困ったものだ。
小泉さんが選挙したがったのも、外資のバックアップができていた、いわゆるデキレースですか?
しかしそれにしても、格好ばかり気にして、改革を旗印に登場してきたのにも拘わらず、無駄使い三昧の小泉さん、で、いいのか?小泉さんの考えていた改革ってどんな改革だったのだ?どのレベルを言うのだ?それまでの財政破綻が見えていたからこその、旗印の改革なのではなかったのか? ちがいますかな? それを更に更にこんなに借金増やして、どう言い訳できるのか? 国民もそれでもいいのか、目先の欲得ではなく、将来、未来を後からくる人達のために少しでも考えたらどうなんだ!!
借金を減らす必要があるのに、徳政優遇で借金を増やしてしまうことに責任を感じない人間をいつまで国民はリーダーにおいておくつもりなのだ!! これがやがてどうにもならない、元気の終焉をもたらせてしまうことになるであろう事を誰も予感できないでいる。私には日本人民の愚かしさがどうしても理解できない。
無謀な戦争という名の強盗をやり続けた人々の心の終末のわかりきった愚かしさも理解できなかった。