宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

日本が廃れて行く

2009-08-29 06:28:44 | 政治
兎に角、首都圏周辺地域で最近増えたもの・・・・・売り貸し工場、売り貸し店舗、貸し倉庫、貸し部屋のオンパレードです。
借りられるような業績の良いところが少なくなってきてもいるのですし、新規のチャレンジヤーも少なくなって、もう老後年金暮らしを選択する人々ばかりになっているのです。
こうなると日本の復興は絶望的と言えます。新しい物作りのチャンスの目が無くなれば、日本の衰退は目を覆うばかりです。
自民党の今の状態を見ていれば、いかに「驕り」というものが、つるべ落としのように降りかかってくるのがわかろうというものです。
ちょっと先が見えなかった、予兆があったにも拘らず予測できなかった・・・・
自民党の落日はそのまま日本人の、日本国の落日であるとも言えます。

田舎の方でも、爺さん婆さんが頑張っているようですが、やがてゴーストタウンがジワジワと広がって行くことでありましょう。今は手入れされている林道や市道県道もやがては草茫々の昔に帰って行くのです。
何せ、国も地方も借金に埋もれているのですから・・・・・
その借金をキチンと払えるだけの力も年寄り国家にはありません。
だから、人のいない奥地から次第に、開発維持は廃れていくものです。
ただ自民党では早まるが、民主党なら、少しはそれが遅れる程度でありましょう・・・・その危機感が、やっと自民党にも自覚できたと思う。
つまり愚の政治であったと言うことです・・・・・・

つくづく選挙を思う

2009-08-27 22:53:58 | 政治
いよいよ選挙ですが、今まで選挙に行っても何も変わらないと思っていた人たちも、今度は変わりそうだ、と言うんで行くんでしょうね・・・・・
本当は、小泉さんの時に変わるべきでした、変わらなければならない筈でした。
だから、そんな国民の微妙な雰囲気を感じ取ったか?自らも自民党内部の腐食を感じ取っていたのか?・・・・は定かではありませんが、小泉さんは「自民党改革」を旗印にして、キャンペーンを行いました。
これがそもそもの日本の破滅の一因であるのです。
派閥を抜ける、と宣言しつつ、国民を欺き続けたのです。
まあ、それに乗せられたマスコミも国民もオロカですが、本当に平成維新の大改革をするのであるならば、自民党を脱党して事を行わなければならなかったのです。
それをしない小泉さんを支持した国民がオロカバカとしか言いようがありません。
結局、以後無駄金使いの右翼政治が連続で行われ、にっちもさっちも行かなくなってしまったのです。
安倍さん、麻生さんなどに至っては最低最悪の人選です。
今の自民党の苦境に至る前提として、小泉さんの登場があったのです。

今の日本の実情をこのようにさせてしまったのは、「しがらみ」という事象に有った事を誰一人として気付かなかった愚かさ、が、そこにあるのです。
長い自民党的なるものを打破するためには「しがらみ」をリセットする必要があったのです。しかしそれは「しがらみ」の渦中にいては、切れるものも切れなくなる竹刀でしかありません。
本人にはしがらみが無くとも、閣僚が族議員であっては結局何もできないのです。
それを早くに読んでいるのが賢民であって、読めないのは愚民でしょう・・・・

だから、現在の状況に当然成るべくしてなるのをほとんどの自民党議員たちもマスコミも右翼も理解出来なかったのです。
単なる「風」と思っているのかも知れませんが、そうではありません・・・・すでに自民党政権への苛立ちが小泉さんの時から始まっているのです。
そして、小泉さんの時に、本当の「しがらみ改革」が為し得ていれば、日本がこれほどの惨憺たる状態になってしまうのを防げたのです。

だから、今の政権交代は・・・・・時、すでに遅し・・・・・
で、あるのです。日本からの「新しい物作り」は絶望の淵に追いやられ、技術力は一部を除いて停滞、退行が起こり、アメリカの二の舞となるでしょう、お金ある人々はペーパー利殖で利を貪るようにもなります。
内需の拡大期待などほとんどなく、輸出企業の利潤をどのような形で日本に還元させるかが、日本の生きる最大のテーマとなります。
日本の内需が期待できなければ、外国企業は言うに及ばず、日本企業でさえも日本への設備投資を削減するようになるでしょう・・・・効率の悪い日本開拓時代の終焉です。


進まなくてはならない方向性

2009-08-20 21:10:25 | 北朝鮮
民主主義も共産主義も共同体構想という点では一致している。今までの「王様ありき(ボスありき)」の特定のブルジョワジーvs貧民という構図ではなく、平民が政治を司る形式は何と大昔に帰っているのではないか・・・・・最初は共同生活ありきであったろう・・・・そしてやがての人口爆発とともに再び共同体が見直されてきている。
勿論、少数の共同生活とは似ても似つかぬものであろうが、ラセンの歴史証明にはなる、だから右翼のニートに戻る思想は、進むべき道の反動なのである。彼等は、その点を理解できていない・・・・・
理想であるかどうかは分からないが、進まなくてはならない方向性であることは確か・

鳩山さんが失敗するとすれば、アメリカ政府の自信に満ちた「包括パッケージ」とやらの二の舞を演じてしまう事だ・・・・・
アメリカ政府は、まだ共産社会というものを分かっていない、北朝鮮というものを理解できていない・・・・・
お金を前面に出しては、間違いなく交渉は失敗する。
交渉には先ず「信頼の構築」が大前提であるのだ。
信頼せずに及び腰で「これでどうだ!・・・」では、何の意味も無い。それで失敗したのが小泉さんなのだ・・・・・
笑顔で打ち解けあう姿勢、互いの腹の中にある「蟠り」を払拭し合ってこそ浮かばれる・・・・・右翼の人々にはそれがないから、その後の政権がチャレンジしただろうが、無下に跳ね返される・・・・・
思い切って経済制裁を取っ払ってからの交渉であるならば、成功疑いなし・・・・・
方法は数々あるだろうが、何はともあれ共産主義を理解し、損得勘定なしに友好を目指そうとする姿勢さえあれば、6カ国協議再開に疑問の余地なし・・・・・


クリントン元大統領との約束を律儀に守り、何の代償を求めず解放したのは、ひとえに「約束を守ることの大切さ」をアメリカ政府に分からせるためでもある、日本の政権は悉くそれらを軽視して、信頼を損ねたのであり、今生の憎しみ最大対象国に格上げせざるを得なかったのだ。6カ国協議が日本の不義理ゆえに失敗したのは、北朝鮮の責任ではなく、他の5カ国の責任であることに疑うことの余地は無い・・・・それはクリントン元大統領を通じて、オバマさんに伝えられたと思う・・・だからアメリカは日本を何とかせねばならないのだ・・・・それができなければ、鳩山政権を待つよりない・・・・・


進まなくてはならない方向性とは・・・・
アセアン、EU、A・A会議、上海協力機構、東アジア共同体等等・・・・みんな国家間のイザコザ、諍いを避けて、互いにテーブル上で話し合う姿勢、というものが今の世界情勢であるのだから、これらは、歴史の途上を構成している。東南アジア途上国の紛争が近年ほとんど聞かれなくなったのは、各国の知恵というべきもの・・・・
中露、中印、印パの国境紛争も大分緩和されてきているのは,必ずしも核保有という問題だけではない・・・・どの国も、アセアンやEUの試みを参考にギスギスした問題を話し合いで解決しようとしている事なのだ。尖閣、竹島、等等、これらを殊更大仰に取り上げて、喧嘩腰になっている右翼的思考は、すでに時代遅れの感を免れない・・・・


損しても必ず徳が来る

2009-08-20 21:05:57 | 北朝鮮
南北での民間流通が動き出すからといって、普通に考えてもあまり意味はない、韓日がどうのこうのではなく、韓国と、日本との政治体制が根本的に変わる、ということが大きな問題なのですよ。
ノムヒョンさんと鳩山さんならばもっと違った状況が生まれたのでしょうが、今は、韓国がタカ派のイ・ミョンバクさんで、日本が同じタカ派の麻生さんなのですが、政権交代になってハト派の鳩山さんになれば、むしろ日朝接近の可能性の方が高まるのです。
麻生さんだって、選挙のために官僚を動かして北朝鮮にコンタクトを望んでいたのですが、右翼麻生さんだから、相手にしてもらえなかったのですよ・・・・・
だからイ・ミョンバクさんも同じです。
北朝鮮には、同胞としての韓国は「無償の愛」が必要なのです。損得で接してはならないのです。
それができたのは中国なのですよ・・・・・
だから日本外交も、それなりの損しても、何れは徳が巡ってくる・・・・という姿勢が求められるのです。


例えば、麻生さんが北朝鮮とコンタクトするのは、在籍している自民党の選挙目当てな訳ですね、4代続いた日本の右翼政権はみんな得を求めている姿が如実なのですよ。だから、お金がほしいんだろ・・・・という驕りきった卑しい考え方が席巻するのです。
共産社会というのは、必ずしも損得で物事を判定するのではないのです。それが資本主義、商業主義に慣れ親しんだ国の人間には理解できないところなのです。そのような基本的要件をしっかりと理解してから国を判断しなければ誤ります。
それから、アメリカにも北朝鮮と同様にプライドがあります。アメリカから折れる・・・・ということはし難いのです。だから、鳩山さんの働きが大きいのです。タカ派という方々は自尊の心が必要以上にあるのです・・・・その点では鳩山さんは非常に柔軟性に富んでいるのです。私は鳩山、小沢、菅ラインに期待します。小沢さんも野党を経験して器が大きくなったものと思っています。

アメリカから折れる訳には行かない、北朝鮮からも折れられない、それならば、折れ易いようにどちらにもうまく働きかければ良いのだ。
日本が積極的に国交回復を図れば、アメリカも止むを得なくなるのだ、お金は掛かるが・・・・・後でもっと大きな「徳」が世界の観衆からやってくる、世界のみんなが見ているのだ・・・・



共産主義国家というものの存在を認知することが大事だ。共産主義にアレルギーある人では無理だ・・・・
アジア各国とも仲良く付き合うには、共産主義の思想もある程度認めなければ、日本は永久に孤島生活しか送れないだろう・・・・・

鮮明さん
希望的観測を打ち揚げても現実とは掛け離れるばかりだよ・・・・
経済制裁中なのに一介の経済人が勝手に金正日さんと約束手形が切れると思っている考えが、どうかしている・・・・?
この支離滅裂さんは、昔の名前は誰なの?・・・・・

日本外し

2009-08-20 20:59:09 | 北朝鮮
対北朝鮮への日本の強硬姿勢はしょうがないのです。
北朝鮮が、バカの一つ覚えで拉致ばかり叫んでいるだけの日本への無視政策を続けているから、日本の、麻生さんの自民党内だけから選ばれただけの半端なプライドもズダズタなのです。
「日本外し」を米韓が了解しない以上、武大偉さんが話に行っても恐らく6カ国協議に出るつもりはほとんどないでしょう・・・・・
「日本外し」で全てが滞っているのです。
鳩山政権がほぼ確定するようであるならば、動きだします。
鳩山さんのアメリカに声を掛けつつ、北朝鮮への「声掛け」ひとつで、スムースに事は運びます。
アメリカとの段取りはもうすでにできているのかも知れません・・・
クリントン元大統領との会話内容が漏れ伝わって来なくて、相変わらずそれほどの進展もないところを見れば、両国とも時間を計っているとしか考えられませんね・・・・・

李明博さんは、残念ですが、金正日さんは相手にしていませんよ。
日本の態度に変更が出れば、自動的に韓国も積極的に交渉するようになるのです。日韓がそうなればアメリカも自動的に変わるしかないのです。
この静かなるシナリオは全て中国のコキントウさんのシナリオに、全部ではありませんが、沿ったものでしょう・・・・
中国の言い分を、シナリオを、アメリカは聞かない訳にはいかないのです。
日本も、中国様様で、中国のシナリオに合わせるしかないのです。
日本は偏狭な右翼政権であったから、政権が風前の灯火の外交オンチだから、各国とも始末に困っていただけなのです。

経済人が経済制裁中にも拘わらず、これだけの約束を取り付けてこれるのは、イ・ミョンバクさんの意向が強く働いているのは確かであるし、韓国が、アメリカの今後の意向を汲み取ってのことでもあると思える。
まあ、金正日さんもたかが経済人の一人といろいろな約束をするなんて、イ・ミョンバクさんの強硬姿勢を強く皮肉ったようにも見える。
所詮南は、日本や米国の態度如何でコロコロ変える、と揶揄されているのかも知れん・・・・まあ、多くの国民の望む事と反対のことをしている、しなければならない負い目があるからだろう・・・


北朝鮮は、日本の非協力に怒っているのですし、日本外交の無能さが(何年も解決の目途を立てられない)露呈しているから、自民党オーno!と選挙不支持に繋がっているのですよ・・・・
それを鳩山さんだけでもなく、ほとんどの民主党議員は分かっているのですが、まだ、国民の思いの「北朝鮮憎し」が残留しているから、民主党の外交姿勢を公にはできないのです。しかし、一連の鳩山さんの言葉の節々から、対アジア外交の骨格が見え隠れしているではありませんか・・・・
右傾政権を長く続けた結果、このような事態になってしまった(自民党の衰退、拉致の未解決、経済の破綻、格差の拡大)のは、すでに答えが出ているのです。
北朝鮮が真から日本を無視することもできないのです。右傾政権であるから相手にしないだけなのですよ。右傾化思想はアジア圏を不穏にする元凶ともなるからです。
北朝鮮が日本を相手にしない理由を(右翼だから・・・・)官僚たちも分かっているから、鳩山外交は大きく変わります、変わらざるを得ないのです。
米韓は、最終的には日本にお金を出させないとなりませんから、外すことができないでいるのですよ

クリントン元大統領が持ち帰った金正日さんの言葉で(思いのたけを述べたであろうと思う・・・)方針はすでに出ているものと思う。
クリントンさんがピョンヤンの空港で、見送りの子供に向かって笑顔で、「あなたの国が幸せでありますように・・・・(?)」のようなことを語った言葉が非常に印象的でした。ほとんどこの言葉がアメリカの今後の姿勢を打ち出しているものと思われます。
残されているのは日本の処遇だけなのです。日本をどのように料理するのか、は、待つまでもなく日本自身が答えを出しそうなのです。
その答えを両国は待つしかないのです。
中国を中心としたアジア経済の目を見張るばかりの回復に、ただ一国乗り遅れる北朝鮮経済は不自然極まりないのです。中国の経済も北朝鮮あってのものと考えても何ら不思議ではないのです。


武士道そして原爆の話

2009-08-15 21:07:03 | 政治
右よりの方々の愚かしさは・・・・・日本古来の武士道の心の有無をも言わさぬ見事さ、優しさに敬服し、だからこそ日本国を愛しいと感じると思うのであろうが、己に厳しく、己の至らなさを悔い、精進して磨く・・・・そこにこそ日本特有の奥床しい美しさがある筈だ、が、愛国を標榜して止まない現代の彼等にそのような思想があるか・・・・?あるまい・・・・過去を反省するでなく、美化しようと躍起になり、無理に理屈を付けて嘘八百で歪曲し、被害を受けた国を散々罵倒し、
それが本来の愛国者か・・・?聞いて呆れる・・・・
凡そ日本を愛するに資格もない行い・・・・である。
日本を愛する者は、己が欠点を見詰め、他国の長所を認め、取り入れ、しかも、筋の通った思考回路でより素晴らしい未来に向かおうとする心掛けこそ、が、尊ばれる事であって、強盗行為を働いた時代に回帰することではない・・・・・

最近のテレビが原爆の話を流しているが、それを落す方にも勇気が必要であることを理解しなければならない。
日本は、ヤルタもポツダムも無視した、一応、威嚇発砲的なるものは打ち上げているのだ。ヤルタ会談などでの出席者の国名なども政治をなしたる者は、知らなければならないのだ。その時のソ連参戦を約したのは後々の結果であるが、一応、米英露がツルんでいることからソ連参戦の危惧はすべきであった、防ぐ手立てはなかったろうが・・・・
原爆が落とされなければ、どうなっていたであろうか・・・・?を考える時、最低でも北海道はソ連の手に落ちた。
米軍がまごまごしていれば、下手をすると東京分割も無いとは言えない状況であったろう・・・・
それが良かったか、悪かったか、は、これを読んでいる人の判断による・・・・・


ソ連参戦の話の危惧は、一部の間では危惧されていたらしいが、得意の「まさか!」で、打ち消されていたのであろうし、当時としては防ぎようもなかった事であろう・・・・・秀吉の日本の歴史にはあるんだが・・・・・なっ・・・・
だからある意味、広島、長崎の犠牲で、北海道、東北を取られることも無く、東京分割も防げた事を思えば、仕方の無い論も生まれて来よう・・・・・・下手をすれば、北海道、東北が共産国で、関東の半分から南が民主主義国となって、東京も南北に分断されていたのかも知れない・・・・・



島と半島の相違

2009-08-14 08:07:17 | 政治
日本国は、その「島国」という特性上、縮こまる、身内で固まる、他を寄せ付けない排他・・・・と、いう性質を本質として身に有しています。
それが、日本歴史を尊んだり、純血思想(大和民族観)や優越意識の醸成となったりするのです。
それらが人種差別と言えば、確かにつながるのでありましょうし、本来的に他と独立している島国の特性がそうさせるのです。しかし近年は、いつまでも独立島として、世界の動きに無関心でいられないのですが、やはり時として、その本来持っている本質が出てくるのです。
従来では、島は安住の地であったのですから、よそ者に踏み荒らされたくはない思いはかなり強いと思います。
だから良く、日本否定に対して怒りが沸騰するのです。


従って私が、そんな彼等たちをよくニートと指摘するのです。
鎖国をするならそれでもいいのでしょうが、自分たちは外部からものを吸収して、他を寄せ付けない、では、随分ではないか・・・・それが得手勝手に映るのです。
半島にいる彼等も、多少なりそのような性質を内在させているものです。しかし、島国の日本人はそのニート性、故に、半島人にもその性質を幾分保持している事実に理解が及ばないのです。
或いはそのニート性が同病相憐れむのような気がして、嫌なのかも知れません。日本は開放、解放されたように思っている人が大多数でしょうが、実は、本質は何ら変わるところがないのです。他にも「島国」から来る性質を映し出している部分はあるのですが、取り合えず割愛させていただきます・・・・・


もうひとつだけ付け加えておこう・・・・
島国だから、相手を知らないから、強盗もできるのであって、強盗先が強い事を知ってれば、とてもできるものではない・・・・
半島は、己がひ弱であることを常日頃から分かるから、とても強盗などできるものではないのだ・・・・大陸から離れているのとくっついている違いはそういうところにも現れてしまう。
日本が強盗に赴いたのは、日清日露の戦争を経て、大陸の「心の密度」の甘さを実感したから為し得たのである。
半島には、どうしても拭えぬ大陸とのコンプレックスや怖れが付きまとう・・・・故にとてもじゃないが、強盗など考えも及ばない事なのである。

昔はワルだった

2009-08-13 22:10:43 | 政治
元々、傲慢、横柄、増長という「心」が強盗を発案するのであるし、そのような心を有する者たちに、慈悲の心は皆無と見るが自然。
相手の心など伺い知る懐はもとより有してはいない。
北朝鮮を中国を韓国を、無闇に非難する心に、その傲慢自己中は見て取れる。
本来の武士道は、己に厳しく、己を磨くに有り・・・・・己の弱さを知り、故に己をコントロールする事によって、相手に優しく、大きな懐を有する器となれり・・・・・
それに違う若輩者が、多く問題を起こす。
歳とっても若輩者は現存する・


すっかり日本古来の武士道を忘れて、商人気質となってしまったのが日本社会の実体です。中途半端の愛国と、中途半端の商人根性とが、無責任な言動に全て表わされているのです。
今や究極の情報社会に存在しているのですから、例えば北欧やベネルクス三国などの先進性の高い制度などでも希望すれば参考にする機会を得られます。
己を知る・・・・と言うことは、相手を知る・・・・事に通じてもいるのです。希望する相手の善し悪しを見聞きすることで、己への参考又は、戒めとすることができるのです。

だから愛国を標榜する人たちに言いたい事は、過去を決して美化してはならない・・・・・「昔はワルだった」で良いではないか・・・・
然し、今は信頼を取り返すべく一生懸命世のため、人のため、東奔西走して生きている・・・・それが価値があるのであり、立ち直った国として周囲を安心させるのであり、経済的にも、政治的にも、社会的にも本当の大人社会を構築している羨ましい限りの国家像が出来上がるのである。
それをバカみたいに敵対視して、器の小ささ、ケツの穴の小ささを世界に知らせて、相手にもされず、ただの打ち出の小槌役を演じて、日本の言うことを聞かせている、とばかりに笑われているのも知らず、得意満面になって、何が嬉しい・・・・・まだまだ大人になるには遠い・・・・・

日本は戦後、安全になった・・・・?

2009-08-12 23:37:00 | 政治
取り合えず、アメリカも北朝鮮も打開するためには、日本の政権交代の待ち・・・・体制です。
また麻生さんの自民党ならば、間違いなく日本沈没です。
というより、官僚政治の復権ですから、また騙され続けるのです。
考えれば考えるほどに「おぞましい・・・・」
右翼政権が結構長く続いてしまったので、核実験、ミサイル実験での経済制裁が当然の帰結になってしまって、なかなか浸透してしまったこのパターンを覆すのは大変なので、鳩山さんも、うっかりとこのパターンを見直すとは言えません。然し、十中八九間違いなく政権をとれば、大幅に変更するのは予定の行動でしょう・・・・・
麻生さんが極右の好戦的であればあるほど、その対比が際立つのです。


自民党政治は小泉さんの前で本来は愛想をつかされて終わっていたのです。
小泉さんがうまく国民を騙くらかして、「改革!」なんて叫んだのですから、何となく自民党のしがらみ維新改革でもやってくれそうに思ってしまったんですな・・・・良く良く考えれば、本人は自民党から出るつもりも、派閥から抜けるつもりもないのですから、その辺で小泉さんの「ホラ吹き」に気付かなければならないのですが、皆さんすっかりムードに酔ってしまったんですね・・・・・
小泉さんが言うのはほとんどが真剣な「ホラ」ですので、官僚さん方は、きっと対岸の火事だった事でありましょう・・・・・



鳩山さんは一期しか考えていない、と、言う事ですので、相当の覚悟で事に当たると思います。だから、猛反発も視野に入れてのことでありましょう、多分、相当の実力者(猛者)たち(民間からもその道の専門家を大幅に・・・・)を閣僚に据えるのではないかと思う。
長い道程で強力に築き上げてきた「しがらみ」という大改革は、一朝一夕には行くまい・・・・しかし、民主党は何が何でもこの固い結束を解かなければ前へ進むことはできない。
そのためには歴史ある自民党代議士(所謂、族・・・・)を落すことから手始めにするのが近道である。
そこから問題点ある、しがらみを断つ・・・・!
小泉、安倍、福田、麻生さんたちの右傾代議士を総理にした責任者、神の国発言の森元総理、この人が手始めに落すべき最右翼の人物と見る。この4代続いた右傾政権が、日本の浮揚を阻害してしまった。戦後築いた日本への信頼を帳消しにしてしまった・・・・・
反面教師ではなく、世界から「羨ましい・・・!」と、思われる国にすべきではないのか・・・・それが本来の日本の生きる道ではなかろうか・・・・・どうだい・・・・

麻生さんの、武器には武器で守る、という単細胞ゾウリムシ発言を聞くにつけ、そんな古めかしい考え方が、日本の一般ゾウリムシ軍団たちに伝染病となって湿潤していくのを、黙ってみている訳にも行かない・・・・・
もうミサイルの時代にあっては、その思考形態は過去の遺物である。
総理大臣が、大量破壊兵器の所持国に対して、「経済制裁」を為すなどの不見識にもあまりあるし・・・・それでビクビクしてりゃ「世話」はない・・・・と、言うしかない・・・・・
日本を愛するのは結構なれど、私は麻生さんやその信奉者さんたちに言っておきたい事がある・・・・世の中に「過ぎたるは 及ばざるが如し」ということわざがあるが、私が言い換えてあげよう「過ぎたるは 及ばざる より、悪し・・・」同じではなく、過ぎることは及ばないよりもっと悪いのである。愛国心を押し付けたり、指導したり、することは「行き過ぎ」に該当することである


「日本は戦後安全になった」という、近隣国は言うに及ばず、北米、欧州他アジア各国の、日本への安全神話を再び取り戻す事が必要であり、右傾の偏った(左傾も同様)思想とは二度とおサラバすることが大事である。兎に角、あらゆる分野でバランスや新陳代謝や相互関連性等の自然の定理原理法則というものを守って、高度な論理に基づいた
政治をしてもらいたいものである。


防衛外交政策

2009-08-02 21:35:33 | 北朝鮮
民主党が防衛外交政策をマニフェストに載せていないということは、相当の変更のあることを示唆している。
今の日本世論は、マスコミにしろ、国民にしろ、右傾化が是正してきているとは言え、まだ武力防衛からの脱却思想にはまだ至ってはいない。
だから、載せることはできないのだが、鳩山さんは武力での防衛の縮小を算当していると思う・・・・?
ただ国民にまだその考えを受け入れるだけの素地素養がない。
長い自民党右翼政権の代表的な弊害とも言えだろう。
武力に頼らない防衛に徐々にではあろうが採用していくものと思える。
全くゼロにするわけではなかろうが、必要以上の負担はこれからは当然に否定していくのが筋であろう・・・・まだ、それを政権取得前に発表する訳には行かぬ・・・・
だから、外交、防衛は恐らく大幅に変わる・・・・・
マニフェストに国の主要問題を載せないのは、不自然なのだ。
国民に受け入れるだけの下地がまだ無い以上、止むを得ない。
ほとんどの国民は、「防衛イコール武力」との認識しかまだ無いのが現実なのだ。そんな国民に向かって理屈を並べてもしょうがない・・・


暫く右翼政権が続いてしまっていたので、国民の感情感覚が右翼的思想に慣らされて、馴らされてしまっており、先ずはこの感情の「イビツ」を是正することから始めねばならない。
その上で、防衛の方法論にも各種あることを国民に浸透させるしかないであろう・・・・武力防衛を当然の事と思ってしまっているから、他の防衛方法案が矮小化してしまうのである。
戦争を防ぐには絶対の戦争否定が不可欠であり、絶対の戦争否定には、絶対の戦争の武器否定が必要なのだ。だから憲法は、その二つを併記しているのである。

もう右翼の喧嘩腰の外交は沢山でしょ・・・・うんざりしませんか・・・・何年「拉致」に関わっていれば気が済むんだ・・・・って思いませんか・・・・
拉致を解決するには、北朝鮮に行くしかないでしょ、小野田さんや横井さんでもグァムやミンダナオ島 へ行って探したから帰ってこれたんですがね、いつまでも日本で「帰せコール」してたって、ムダなことですよ。経済制裁してドンドン解決を遠ざけているのに、それを変だと思わない日本人ってなに・・・・?こんな風に右傾化って言うのは、歪んで行くし、歪んでいるのに気付かないのです。すでに日本メディアが大本営発表形式になっている事さえ携わる者達も大衆も気付いていないのです。