宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

何でも高性能の能率発展機械化はマイナス要因でもある

2007-10-28 22:46:28 | 政治
病院が潰れていっているという。
多分、高度医療器械に潰されていくのであろう・・・・?
それを買ったら買ったでローンが診療報酬の下落での差額で圧迫し、、買えなくば、集客に翳りが生ずる。
農家も同じだった・・・・
小さな耕作面積でバカ高い機械化農業・・・
楽になった分、単価は下がりに下がっていくのである。
だから機械の元が取れない。
農家がみんな競って機械化に進んでいかざるを得ないからなのだ。
病院も同じ、高度な医療が集客の決め手になる、したがって無理して機械を買い換える、企業は儲かるが、病院自体は火の車となる。
建築の業界も同じだ。
機械化が進めば進むほど、単価は下がり、台所が苦しい。
こんなことなら機械などない方がよっぽど良かった、ということに相成る。
しかし、時代がそんなことを許してはくれない。
事務所もどこもかしこもパソコンとの睨めっこになっている。
全身運動が無くなって、折角の体格の良さを活かす場がない。
勿体無い話だ、人間力の有効活用ができていない。

アメリカも戦争兵器が高額なためにヒーヒー言っている。
高額、高性能兵器は欲しいが、値段に潰される。
イラクに負ける、アルカイダに負けるのではなく、大体が自滅なのだ。
貧乏な国は、安い人件費を使って何倍もの効率の良い自爆ができるのだ。
今後のアメリカの「戦争後遺症」は考えるにハバッタイほどの暗澹たるものであろう・・・・中途半端な文明社会だからだ。
むしろ、イラクの「後遺症」の方が軽いかも知れぬ?
何故なら、何にもない一からの出直しであるからだ。外へ避難した人々がエネルギーを片手に帰ってこよう・・・・

それに対して、キングオブアメリカの失望感、喪失感は、なかなか思うように言うことを聞かなくなった中露の影響力の台頭だけではなく、戦争後のツケ払いの困難さが更にの絶望感を呼び覚ますであろう・・・・・?



高度な文明国家は短期決戦が絶対条件なのである。


基本を知らない高度な文明社会

2007-10-27 07:09:01 | 政治
福田さん、やっと拉致被害者と面談した。
やっとだ、福田さんも彼らと顔を合わすのが辛かったであろう・・・・?
経済制裁を半年続ける以上、前に進むことは有り得ぬことだから・・・・
町田さん、高村さんなどの無能無策では、進展を期待するなど考えるのもアホらしい・・・・
相手をなじるだけで、こちらから謝ることのできぬ堅物だから、この際の適任者ではないことが露呈してしまっている。
まず本人たちに何としても助けようとする気概が一切ないのだ、身内ではないからだ。
あれば、たとえ日本が、辱めを受けようとも、自身が不利になろうとも、炎の中に飛び込んで行っていると思う。本当の現実は、そんな彼らであったならば、その方が、人心を掴む筈なのであるが、彼らはそれに全くといってよいほど気づいていない、のが、愚かさの典型なのだ。

押しっ放しでは埒があかない、というのが、いまだに拉致家族にも理解できないのは、政府や官僚たちと大して差もない。
全くの弾力性を失ってしまっているのだ。
全体主義、絶対君主に近い国に対しての喧嘩腰は、自らの首を絞める結果になってしまうのだ。
いいかい、それでも半分この国を理解して、支援に向かおうとしている現状の対応を見て、北朝鮮という国を見くびって対処していては、当然に中国、ロシア、韓国、更にはアメリカとの関係もギクシャクしていくようになるものかが、わからないだろうか?
片方では世界との付き合いだからと給油をゴリ押ししながら、もう片方では拉致を言い訳に付き合いをしない、いい加減な国なのだ。お隣さんだからこそ、大事に政治をせねばならないのだ。
足元を固めないと、足元を掬われることに相成るのである。
相手を窮地に追い込めば、それだけ守りに徹してトゲを出し凝り固まるは常道なり!
そんなこともわからん、人々の集合とやらは高度な教育の成果であるのか!・・・・?
未開の地に暮らす人々だってその位は理解している。

アメリカのやがて凋落

2007-10-26 10:26:19 | ニュース
福田政権もいよいよ最後の瀬戸際に到達した政治に差し掛かっていることを、理解してきたようだ。
やっぱり安直、安易な消費税という禁句に手をつけざるを得なくなったか?
アメリカのサブプライムローンの焦げ付けの事態が、なかなか解決に向かわないところを見ると、アメリカ財政もかなり逼迫しているのだろう?(戦争の対価に底辺のバブル、そしてカルフォルニヤ州の大火災)お金のかかることばかりである。

日本はバブル崩壊を税金の投入で済ましたつもりであるが、そのツケはいよいよみんなで踊った同罪としての国民から吸い取ろうとしている。
アメリカも低利の時代にはいるのであろう。
それには日本はより以上の低利なので抗しようがない。
輸出産業が打撃を被ることになるのは必然だ。
アメリカも日本も似たり寄ったりの愚か者たちの踊り食いだ!

アメリカも日本も多くの人たちが、先進国の先進高度な技術が、実は「高価な金額の代償の果て」であることに気づいていない。
弱小国は簡単に捻り潰せると思う、大変な誤解が、大きな超大国と雖も戦争に因って、経済を破綻に導いてしまうものなのだ。
未開の世界に暮らす人々は、それほど高度な高価な技術も資金も必要としない、だから「何にも無い」を前提として成り立っているから「幸せ感」は全く同じなのである。


年金崩壊は火を見るよりも明らかであるから、保険料での徴収は絶望に近い。
ならば税金で、と言う事にならざるを得ないないが、それの収入を消費税に求めるのは軽率ではないのか?

もうすでに底辺層は、格差で苛め抜かれているのだから、もう我慢の限界に近づいているであろう・・・・?
他の方策はないか?
大体、資金が大量に滞っているところはないか?財務省は把握できているのか?
多分、できていないのであろう・・・・・なっ?
お金の滞留場所から税収を得るのが、自然であろうと思うがいかがかな?
無駄な部分は何処なのか?
しっかりと調査執行をやってもらいたいものだ。

アメリカは大不況の時代に入る筈だ、
日本は危険分散せねば共倒れの風邪になってしまう。
そこで中国、ロシアなのだ。
しかし、右かがりの方々は相変わらずの「敵視」時代遅れが自覚できぬ愚かさがそこかしこにある、永久に敵視を引き摺っていくのであろうか・・・?
何か?から、誰か?から、教え込まされた共産主義を「アカ!」として引き摺っていた、いる、お年寄りと同じ次元なのであろう・・・・
今はさしずめ中国を「シナ」と書いたりしているな・・・・若いくせに「シナ」って書くから笑っちやいますな。
勿論、中国、ロシアとて、注意深く是非で付き合う必要はあるであろうが・・・・

やっぱり小沢さん!同じ穴からの分裂

2007-10-15 22:45:09 | 政治
野党の悲哀を味わった筈の小沢さんには、少々ガッカリした。
やっぱり性質は変わってはいなかったのか?
ISAFに参加すると言う、反対なら出て行けばよい!と言ったそうな・・・・
それでは自民党の考え方と変わりないではないか・・・・
自民党の一部タカ派の人々には願ったり叶ったりではないだろうか・・・
こりゃまるで大政翼賛会の与野党合同ではないか・・・
結局は小泉さんの言う、出身母体が同じ穴のムジナの類だ!
小沢さんとて、それが何を意味しているのか分からぬでもあるまい。
危険への可能性が増大する方向を何ゆえ目指さなければならないのか?
全く持って人間の愚の象徴である。
多くの人は日本が戦前の愚に戻るわけが無い、と言うが、日本に、誤解ある武士道と大和魂と、義理と人情や勝てば官軍なる言い伝えを都合よく理解する輩が今でも存在している以上、いつでもどこでもトラブルに巻き込まれる可能性は随所にある。
自民党と同じ方向路線を標榜しては何にもならないのだ。
それでは民主党は自民党には勝てない。
民主党小沢さんのそんな拘りに乗ることは自民党にとって何の障壁でもないのだ。
ただ時期と方法論の問題だけなのだ。

安倍自民党の凋落が、ヤバイ方向への進行に不安を覚えてであった事でもあることを知るべきであろう。
小沢さんが相変わらずそっち方向への道を目指すのであるならば、この日本は救いようの無い裂け目に落ち込んで行くであろう・・・・

アメリカ民主党のヒラリーさんが何故、大統領になったら数ヶ月内にイラクから軍隊を撤退させる、と発表したのか、分かるであろうか?
アメリカの民は、もう戦争は沢山!と、厭世感に覆われているからだ。復讐心や強さの誇示よりも、誰しも暮らしが大事なのだ。やたらの金食い虫の犯人が誰なのか?がやっと分かってきているのだ。
兎に角、最新兵器も、人件費も、保険料もイラクの比ではないのだ。うなぎのぼりに膨張しているのである。これらのツケは、次期民主党政権が払っていかなくてはならず、そう長くイラクに拘わっている訳にはいかないのだ。
それは、他の各国もおしてしるべし、
昔、豊臣秀吉が行った「朝鮮出兵」にそのルーツがある。大多数の大名が協力して出兵したが、家康は「江戸に引っ越しをしたばかりなので」と断った。
朝鮮出兵が秀吉軍勢を弱体化させ、反対に断って力を蓄えた家康が隆勢を極める元となったのである。

家康が今の中国であり、ロシアであるのだ。
日本もアメリカ同様、なまじ世界第二位の「経済大国」という見せ掛け、肩書きののレッテルに負け、愚かでバカな男の格好つけ屋が、無料ガソリンという無駄なお金を垂れ流す。

だからブッシュさんもイラクから撤退したいのヤマヤマなれども「燃料ただ」だからできないのだ。
私もガソリン燃料「タダ」なら日曜日ごとに何処でも行く。

「無駄で削れる予算が何処にある?」と自民党のお歴々は民主党を鼻で笑ってのたまうが、アメリカに協力している各国も、「参勤交代」のように無駄な出費になっている経費が重くなっている筈だから、できれば手を引きたいと思っている筈だ。
ブッシュさんですら、そろそろ解決しないと共和党の選挙にも影響するであろうし、イランからも舐められる。
ということは、イスラエルからも弱腰を詰られる。
しかし、もうそんな事を言っていられないアメリカの実情なのだ。
経済からも儲け口も探さねばならないし、自分で戦争を起こして当事者になってしまっては、儲かる筈もない時代になったのである。

無料給油してくれる国がなければ、アメリカの撤退も、各国の仕方ない付き合いのの撤退も、早まる可能性大なるものと思われる。
どの国も危険手当、保険料、傷病手当、出張費等、バカにならない出費である、それに燃料費を加えたら、これらが返ってくるお金ではないだけに大変である。

それに増して、日本は技術立国を標榜するだけに、自衛隊員が変に増長して日本軍隊の技術力、結束力を誇示しようと調子に乗るようなことになるやも知れぬ?
いや、なるだろう・・・・シビリアンコントロールなど、命を掛けている者達にとっては「絵に描いた餅」なのである。

そんなこんなを見ての通り、小沢さんの選択しようとしている道は道理には反しているのである。民生部門だとしても何れの軍事行動への道を言わずもが・・・・で示唆しているのだ。

それと同時に、

半年経済制裁の・・愚!

2007-10-10 06:57:48 | 北朝鮮
拉致被害者家族の方々も、政府与党の方々も、日本国民の多くの方々も、大勢はもう拉致被害者が生きている事、或いは戻ってくる事を諦めているのであろう。
何だか、「経済制裁を半年続けると言う・・・?」何で半年なんだ?
その間に選挙があるからか・・・なのか?
安倍さんも拉致を政策がらみで引っ張ってきたが、福田さんもおんなじか・・・・
何処の誰が、経済制裁していて「まいった!」と言って帰すのだ!そんな訳もあるまいって・・・それはすでに常識中の常識だ。
でも相変わらず家族会は「経済制裁」を声高に叫ぶ、
国民のある層が同調する。
それを自民党政府も人気維持の都合で迎合して、経済制裁に踏み切る。
かくて、他の4カ国は核廃棄に向けて協力体制を敷いているのに、日本だけがバカな逆の道を行く。
半年と言うのは、本意は経済制裁を止めたいが、選挙の手前上やむをえず仕方がない、ってところか?
北朝鮮がそのように洞察してくれれば、めっけもんなのであろうがなあ・・・・
北朝鮮側には、誰かが「建前上だと」伝えるのであろうか?
そうでもしなければ、福田さんの解決予定も軽く吹っ飛ぶ。
今、日本の姿勢をみているのだから・・・・・後々の外交が極めて困難になるでよ。
テロ特措法も同時に空白を迎えれば、アメリカの態度も多少違ってくるのではないか?まあね、流石にアメリカへは根回しするだろうが・・・・
しかしこれで、半年は拉致問題は進まない訳だ。福田さんも暫くは拉致から解放されて他の諸問題に頭を切り替える事ができる、何しろ歳だから、あれこれ難問を出されると付いていけないからな・・・・一時停止。


しかし、拉致に対していまだに、経済制裁で帰せ!・・・何てバカな話だよ。
今も昔も変わっちゃいないネ、お利口さんだ!
時津風部屋体質だな・・・・

日本政府は核問題よりも、拉致問題の方が大切らしい・・・・あさってな考え・・だな。これらは連動しているのにな・・・・
核問題では話の輪の中に入れてもらえないんじゃないのか?・・・当然じゃろ。
お利口な人々がブログ上でも無闇に騒いでいるから、仕方なかんべさ・・・かっ・・・
ブログ上2チャンネル上で騒ぐ彼ら彼女らは、思ったよりも票に繋がらないんだよね、安倍さん支持の参議院選挙でそれを証明してみせた。残念!
自民党の方々も日本だけの経済制裁が何とも空しいことなのか・・・を良く知っている。それでもやっぱりやらざるを得ないか・・・お金が掛かるぞ!将来の解決には無償の大枚が必要になるぞ。
全てのインフラ開発権益は4カ国に持っていかれてしまうぞ。

半年、経済制裁継続が確定したって事は、アメリカのテロ指定解除も半年はないだろう・・・って予定、または予測な訳か?
それとも、中途でアメリカがテロ国家の指定を解除しようが、拉致問題の残る日本には正当性がある、とでもツッパルつもりか?
自分で経済制裁をして、拉致問題の解決をミスミス遅らせて、北朝鮮のせいだ!なんてお利口さんのやる事だわな。相手が謝って言ってくるまで何にも考えなくても、行動しなくてもいいものな、楽だな、そして無能だな・・・・
単純ゾウリムシで騒いでいる方々も同じ穴のムジナなのだろう・・・愚。







韓国と北朝鮮と福田さんと・・・

2007-10-04 20:36:48 | 北朝鮮
最近は私の本来やるべき事を積極的にやっていこうと思っているので、このブログもやや滞り気味である。
韓国と北朝鮮
思想が180度違うので、なかなか合体するのは困難な道のりである。
アメリカも簡単には合体は出来ぬであろうと思っているかも知れぬ?
ノムヒョンさんが陥落すると、またゆり戻しが起こる。
このままでは韓国自身が孤立してしまう、従ってまた元の体制に戻さざるを得ない。実に難しい選択ではある。
 北朝鮮は日本側福田さんの揉み手を待っている。極右安倍さんではいくら揉み手で来ようが、行こうが、無視される一手であったろう・・・しかし、福田さんなら話は違う。
福田さん、右傾化からまだ完全には解放されていない日本国民の手前、ヘイコラ、下手に出て無用な騒ぎにはしたくないであろう?
しかし、立ち置かれている緊張が拉致解決を急がせる事になるやも知れぬ?
勢い、へりくだった外交になるであろう。
民主党に謝った政治を目論んでいるが、民主党もそのへりくだりに、調子に乗って糾弾し過ぎると、それがマイナスに作用してしまう事は十分に考えられる。
ここは無闇に、闇雲に糾弾するばかりでは、ぶら下げられた「にんじん」を取り損なってしまうのだ。
近々、福田さんの北朝鮮訪問が実現する可能性もある。このまま日本だけが「核問題」から遠ざかっている訳にもいかないのだ。利を貪る米韓中露に遅れをとれば、いよいよ日本経済、影響力の衰退は「つるべ落とし」となってしまう。
福田さんは「機を見て敏」の手柄を立てたいであろう?
そのための工作はへりくだりのお辞儀をしつつ、じっと時期を狙い定めている筈である。
だから民主党がイニシャティブを握るには、やはり、機を見て敏 の是非が必要なのだ。
このように下手に出られる政治屋さんはなかなか油断ならないが、私に言わせれば、私の思惑通りに事を構えている福田さんからは、読み易い御仁であるように思える。二代目であるが故にであろう。
つくづくも麻生さんでなかった事が、日本を窮地から救った幸いであった。
一般的に口の曲がったお人は、嘘つきが多いと人相学上で言われていたが、麻生さんはどうなのであろうか?