宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

アメリカの優柔不断と日本の無知蒙昧

2007-03-26 23:57:28 | 北朝鮮
アメリカのバンコデルタからの資金引き揚げを金融制裁解除と同時に行った意味が分からない?
方針が決まったのなら、サッサと気持ち良く進めるべきだ。後々しこりの元になる。
まあ、ブッシュさんの政策に不肖無精なのであろうが、このアメリカにとってのマイナスイメージは隠しようがない。
和平にも勢いと言うものがある。
相手を信じたのなら、策略などしないでお互い気分良く進行させるべきだ、詰まらん事で出鼻を挫いても何の得にもならん・・・・疑心暗鬼が振り出しに戻ってしまうだけだ。
日本政府の言動にもイライラ感は拭えない。
ある人は、「北朝鮮核を封印したら解体の技術供与をする」と言うバカな事を言っている。
またある人は、「条件が整えば総理の訪朝もあり得る」などと有り得ない白ける事を舌先三寸で言う。

日本がいかように思われているのかの自覚がまるでない、お気楽な人たちだ。
まあ、選挙前だからのちょっとした一言であろうが・・・・

北朝鮮にしても、他の各国にしても、日本には真から出てきて欲しくはないのである。
お金の時だけで良いのだ、それをお金は出さないが、えー、解体技術は提供するよ・・・誰がそんなもの頼むか!

総理の訪朝?笑わせないでよ・・・・・
徹底的に極右で足元を見る、計算高い、策士の安倍さんが嫌われているのが、分からんとでも思っているのかいな?
心のこもっていない、弱っている国を何とかしてあげたいと心から思う同情心の薄い人では、諸外国との深い絆を作ることは不可能である。
それが日本の右傾の考えの中には、まるっきし、無いのである。弱っている国を徹底的にいたぶり、苛め抜く事のできる人たちの集まり、と言っても過言ではないだろう。
その点、中国は違う・・・・
まあ、地形的な側面はあるにしても、「無償の愛」を貫けるのだ。そこのところが全く日本とは質を異にしている点である。それが、中国をアフリカの多くの国々が支持し、日本が安保理常任に推挙してもらえない大きな理由のひとつなのである。
よしんば会える事があったとしても、相当の振る舞い酒が必要な事は解ってるのじゃろうな。それでもキムジョイルさんに面会できることは一割の可能性でしょ!
安倍さんとその取り巻きの行為、行動を見れば、この人は油断できぬ人で、あまり心からの交流などできぬと思うであろう。
私は安倍さんが訪朝できる確率は99パーセント・・・無い!と思っています。
こんなに人の気持ち、国の気持ちの分からん小泉さんや特に計算高い安倍さんや取り巻きでは、日本外交冬の陣になるのは当たり前ですな。

安倍さん!あなたの顔は残念ですが、各国からはお金にしか見えませんですから・・・・
お金を出さないあなたは、当たり前に「言うほどに唇寒し」の除け者です。
でも一応、大人の対応はしてくれるでしょう・・・・が・・・・・・?

どんなに敵対する相手であったにしても、一面の優しい心を持たぬ人の外交は、寒々しいものであり、お金を介したお付き合いをするしかないのである・・・・

だから言うのだ、「相手に対する慈愛の心」を忘れた右傾は、不必要にお金がかかる・・・と。










結婚制度から憲法へ

2007-03-25 22:51:58 | 憲法
ありがとうございます!
結婚に何を求めておいででしょうか?
正式に認められた苗字というものでしょうか?
保護、保証でしょうか?
互いのご家族を集めての結婚式に相当するものでしょうか?

結婚は異性間においても結構不安定なものです。
お互いが、その都度思いやり、労わり、ねぎらいを発揮して努力して育てていかなければ、意味のない結婚で終わってしまうでしょう。
子供を育てる、育むように、大人同士も育てる、育む必要性があるのです。

結婚と言う形式は、公に、世間に、周囲に、親戚に一緒に生活して、家族を形成している、しようとする事を認めてもらう、或いは認めさせる行為ですね、
だから、お互いがお互いの面倒を見るという、義務が生じ、と同時に各種の権利も受益できるのです。
そんな煩わしいしきたりを二人の間に割り込ませて、果たしてうまくいくのでしょうか?
勿論、その煩わしさが「生きる」ことの証になる人もいるには居るでしょうが、それには大変な労苦が伴います。
むしろ結婚制度よりも、周囲近所の人たち、親戚、親、などの意識改革が先になされなければならないでしょうが、現実的には、テレビなどでもそれらの方々が活躍しておりますが、多くは「化け物的、道化的」役割と反面の「知性的」役割とがマッチして、だからこそ支持を受けているのが実情でありましょう。
残念ですが、それだけではなかなか普通に認知されるには遠い道のりであります。
異性結婚と同様な結婚を望んでも、それは質的にも無理があるのではありませんか?
例えば運転免許などでも、眼鏡をかけなければならない、という但し書きのように、条件が違うのですからそれは甘受しなければならないでしょう。

法律はその人の心の中の区別する深遠まで踏み込む事はできません。

それよりも、最近では、「内縁関係」という名称が発達して、恥ずかしい関係から、堂々とした生き方に変化して、権利も徐々にではありますが、取得してきています。
それにむしろ結婚と言う形態をとっている人たちよりも、若い時の不安一杯、苦痛の心がある分、長い時間を内縁関係でいたカップルの方が、そのお互いを思う気持ちはより強いもののように感じます。
それに準じた方がよろしいのではないかと思われますが、いかがですか?

上の人の男色は、それがタブーであるからこそ燃え上がるものであって、一般的とは言えますまい。


従って、基軸法まで変更させる意味は薄いものと思います。

世界が、日本が、60年前よりも進んでいる、と思われるのは仕方ないことかもしれませんが、実は基本とするところは何ら進んではいないのです。

憲法は、アメリカの押し付けと言う人がいまだにおりますが、何にも分かっていない人の言葉です。

日本の悲惨な敗戦から生まれただけのものではないのです。当時最も先進性の飛んだアメリカ自体の考え方、或いは歴史ある西洋ヨーロッパの史実からの考え方が随所に入っているのです。具体的に指摘はできませんが(研究者ではないので・・・)
日本民族への適合性などを勘案した結果生まれたものである事は確かです。それが、日本人にピッタリ適合できてきた事は、60年間もの長い間、意味も分からずながら、維持されて来た事で理解できるのではないですか?

つまり、かなり近代化された、また世界歴史の言われに則った法体系と言っても過言ではないでしょう。

その変化に付いていけてないのは、過去に安寧を求め縋りつき、遡ろうとする安倍さん以下、右傾の方々と
断じても不思議ではないでしょう・・・・

憲法が人を不幸にするとは、これいかに・・・?です。
違うのではありませんか?
憲法が、自殺者を作りますか?
憲法が不景気を呼び、教育環境、家庭環境を悪くしておるのですか?

憲法は少なくとも、人々の最低限の生活を守るように(つまり誰に言っているのですか・・・?)規定していますよね、違いますか?
最低限の教育を受けさせるように(誰に言っておりますか?)
何人も職業を自由に選択出来るように・・・・
政治を司る立場の人たちに物申しているのでしょ?
そのためには、納税、勤労などの義務も課しています。
憲法は人を不幸にさせるためにつくられているのでは無い事をあなたに知って欲しい・・・・
司る者たちが、憲法を守らず、人を戦争に行かせたり、税金を食い物にしたり、この世からおさらばする人たちを拵えたりしているのです。分かりますか?



憲法改正動議について

2007-03-23 06:58:19 | 憲法
ありがとうございます!
あなたのおっしゃる通りです。
改正、一切まかりならん!と言うのは傲慢であるし、よろしくありません。
ただ、安倍さんその他がその基本として考えている思想から生まれる案件が、基軸法としての根幹を揺さぶるようなものになって行くことが問題なのです。

つまり、歪んでいる人たちの考える法整備は念入りにチェックする必要があるのです。
そのために、憲法改正動議には二重三重の関所を設けたのだと思います。
今思えば、成立に尽力された方々の心の内が手に取るように理解できるのであるし、理想であるとの自負も感じる事ができるのです、だからまた変な思想を国民に押し付けて、簡単にこんな立派な憲法を変えさせてなるものか!という強い意志を感じるのです。

そして事実、その甲斐あって15年ごとの悲惨な戦争を繰り返していた右傾愛国の精神が淘汰され、60年以上に渡って安寧が訪れていました。
しかし、近年愛国右傾がまたもや鎌首をもたげてまいりました。当然に憲法の危機でもあります。何度もこういう危機は訪れていましたが、今まであまりの強い憲法の抵抗で、(流されやすい付和雷同、国民の抵抗ではない、事が皮肉です)結局断念の憂き目に合っていたのです。
人の心(国心)はあまり信用できない、作成者の強い意図を感じますね。

ガンが正常細胞の変化であるのと同じように、人の心、国の心が「ガン化」することもある、ということを理解できていた人なのか?どうなのか?・・・・・


訪れし平和を喜び、今後は誰からの横槍も、邪な輩からの思惑をもシャットアウトして、日本国の行く末への切実なる願いが強く込められている、この憲法を、高らかにアジア各国に、紛争の無い世界への、平和を求めようとする国々に向かっての宣言だったのだとは思いませんか?

憲法についてのある方のコメントに対しての返答が、自分なりに良くできていると思い、こちらのメッセージとしました。




北朝鮮を悪、日本を善と思っている方々へ

2007-03-21 22:50:31 | 北朝鮮
アメリカと北朝鮮との歩み寄りで、こんな筈では、と言う思いであろう、北朝鮮問題の専門家の方々、残念でしたね、あなたがたの予測、願いが外れてしまって・・・・
とくに重村さん、最初に出ていらっしゃつた時は随分と詳しい方ですねえ、と感嘆しておったのですが、次第に日本びいきが鼻についてきまして、今では、完全に日本側からの視点でしか、物事、事柄の解説ができなくなって、正確性に陰りが漂ってまいりました。
人間、長くひとつの事に関わっていると、或いは、多くの投書等の批判に晒されると、多くの人たちにおもねいた(迎合)意見しか言えなくなるのか?それとも、それだけの器であったのか?残念ですね、この方の価値も低下してまいります。
マスコミも現金なもので、彼らの予測が外れると、失望し、登場の期待感が薄れ、人気に陰りが出てきて、採用を手控える事に相成ります。

今の右翼もどきの方々も多く、予測、期待感、願い、が大きく外れたのではないでしょうか?
右に偏ってしまうと、どんなに常識感を持って語るつもりであっても、その右の位置からの考察でしかないので、歪み度数を差し引いて考えないとならず、これはとても大変な事だろうと思う。
まだ自分が「右」である、と、自覚が出来ているならば救いはあるが、その多くは無自覚が通例なのであるから、知らずに、認識も無く、むしろ更に右へ右へと傾いでいってしまうことになりかねないだろう。

どうしても、「美しい国にしたい」などと、身内びいき、親戚びいき、友人びいき、日本びいき、という思いは分からぬでもないが、それは、他人、他国を厳しく、自分を、自国を、甘く評価してしまうのであり、語りの正確さに欠けてしまうのは否めない。
所謂、それでは世間様、地球号に乗る各国様の賞賛、尊敬、は得られぬし、その資格もない。
人のため、各国のために尽力してこその国際的なエールを受賞することができるのである。
ましてや自給自足もままならぬ(加工貿易立国)身においては、尚更のことである。
そんな国が、国の力量を見て対処を変化させる(人の金持ち度合いを一瞬のうちに判断し、態度を変化させる商人気質)方策は、世界の厳しい目には、如何に映ることだろうか?
アメリカに突き放されるのは、己れにも問題あるやなしや・・・・?
むしろ本当は日本が、アメリカのそうしなければならない事情たるやを早くに察知して推し量り、北朝鮮との対処を密にしなければならなかったのだ。

時にそれを期待した事もある北朝鮮でもあったのだが・・・・!

日本の為政者にそれだけの裁量がないだけの話である。

「西に困窮する国あれば、行って共に働いてやり」の精神が、基本理念の憲法の精神なのだから、無駄に、やたらと敵対視したがる人間、貧乏国の食料事情の足元を見透かして、つっけんどんにするような人を、総理の座に君臨させては絶対ならぬ事なのだ!

人間は日々、年年歳歳、過ぎ去った事柄の反省をひとつひとつ欠かさぬことだ、反省を怠っては大人の国家など有り得ない。






行く先の見えている韓国と見えない安倍日本

2007-03-18 09:27:14 | 政治
ずぅーと将来のことを考えている、と言うのは将来の勝ちと価値を見据えている国は、ノムヒョン韓国である。
それに比して何にも考えていない、目先の事だけに目を奪われているのは安倍日本である。

どんなに北朝鮮が悪さしようが、仲間意識同族意識がそれを許せる。
まるで母親のように無償の愛が貫ける。
周囲が呆れるほどに、徹底して弁護できるのだ。どんな事があっても北を見捨てはしないのだ。人情がそうさせるのだ。
アメリカが居なくなれば、もう彼らの気持ちを敵味方に区別分断するものはなくなる、それが時間経過の為せる技でもある。
日本人の右傾に走る彼らには理解できまい。

そして、中国もロシアも、ユーラシアアジアの地続きの同胞を許容するしかないし、確かな友人たちなのだ。それは揺るぎない事情なのである。

それに対して、日本を安倍さんを、大きく見せる事のできない極右の考え方が、将来を見据える洞察に劣っている所以なのだ。
「拉致」という憎しみを抑えきれずに拘り、その憎しみを越えたグローバルな視野に立った先見を発揮する事もできず、己れ自身の感情の趣くままに各国との歩調を合わせることもせず、自分から窮地に入り込んでしまう愚を為している安倍さんの若輩振りが、いかにも今の国民受け右傾による結果の、押しては引き、引いては押しを忘れた貧弱外交日本を象徴している。

そう言う日本政治が、世界(主にアメリカ、ロシア、中国、韓国)からは、内心で笑われていることに気づく事はなさそうだ?
「北朝鮮の核廃絶にあなたの国は真剣に取り組み気があるの?」「核を容認する訳ね」と言う声が聞こえてきそうである。
核廃絶させるための、支援と言おうか、損失補填と言おうか、賠償金を払う必要性がないのなら、6カ国協議に出ても話すこともないでしょう、とこうなるのではないですか?
これでは完全に阻害の憂き目に合いますよ、哀れなのは安倍さんの命を受けた局長さんの会議場での手持ちぶたさで孤立した表情ですね。



大人顔の子供の姿

2007-03-17 22:04:56 | 政治
なっ、な~んと!安倍さん、コソコソと憲法改正のための投票法案を力づくで決めてしまうツモリーなのだそうな!
これで教育基本法と連続のダブルで参議院選挙前の与党単独採決。

この人、私の思っていた通りのおじさんの岸信介さんと、同じ轍を踏もうとしている。性質から来ているんですな・・・・

優男顔でこの強引さだから始末が悪い。
こういうタイプの人間は、どうにでもしてくれっ!と、開き直るタチも合わせ持っているものだ。

このやり方に、議会制度「万機公論に決すべし」の討論を無視した傲慢さ、人の意見、非難、批判に一切耳を貸さない自分勝手さ、横暴さ、と言う彼に対する感覚を持てない国民ならば、国民自身がすでに右傾化の坩堝の中に彷徨っている、と、いうことなのだ。
この性質は北朝鮮やアメリカも含めて他の国に対する考え方にも当て嵌まるものであろう。
後半年もこの右傾化路線が続いてしまうと、それがあたかも正道であるかのような感覚に多くの民は陥ってしまうであろう。

それは日本自身、国民自身の不幸の始まりであり・・・・・終着点への一本道であるかも知れない?

「歪み」を歪みと感じなくなった時点で、終焉が見えてしまうのだ。それが戦争が出来る国にして行く道を選択することであり、ちょっとしたテロ鎮圧要請、或いは反政府軍の鎮圧要請などにより、武器、兵器、戦闘服の軍人の輸出は、やがてそれが思いのほか抵抗が強くあれば、膨張拡大した戦争へ結びついていくのに時間は要さないであろう・・・・
挙句の果てのその行く先は何事が起こるであろう事は誰も予測できない。

もうすでに日本人がイスラム国へ旅行するのさえ、注意深くして行かねばならないのだ。

戦争は始まってしまえば、勝つまでやり続けることになってしまう、何故なら、負けてスゴスゴ帰って来れば、右傾の連中が黙ってはいまい、政権自体が危うくなるからだ。勝ったとしても、その犠牲は大変なものとなろう、しかも、その税負担も半端じゃない。

まして、ロシアなどの大国は、善悪などそっちのけでチャンスとばかり新製品売り込みの武器商人として本領発揮するであろう?新製品の実戦使用は、武器商人にとっては大事な売り上げ倍増のためのテストケースとも言えるのだ。アメリカのイラク鎮圧司令官が悲鳴をあげているのを聞いていると思う?


自衛隊が海外へ出て行けば、すぐにでも犬も棒に当たる時代なのだ。
憲法改正を視野に入れた投票法案を通すことは、結局、サミットで大きな顔をしたいからなのか?
まったく無意味な、前近代的な行為の数々であることよ・・・・
まだ大人になりきれない子供の証明をしているようなものである事に気がついていない愚かしさに・・・何とも空しさを禁じ得ない。

こんな程度の総理大臣なら・・・・・いらんっ!

大人の顔をした(一般民衆の技術力)子供の(政治、経済、思想)日本の首脳たちが、内心では世界に笑われているのが見えないか!・・・・読めないか・・・・!













★歪みを生ずる起因とは

2007-03-11 22:12:16 | 政治
憲法改正の前段階である投票法案を、単独でもやるとしていたが、考えを変えて、とりあえず今国会を見送るとした安倍さんの言葉を受けて・・・・

これも「やっぱりな・・」である。
どうも支持率が・・・・!って言うところか?
ここで無理やりの単独採決は、教育基本法でもやったし、自民党のお家芸と揶揄されかねないしな、アメリカ議会は「従軍慰安婦の強制連行」を議決するって言うし、選挙前の流れが最悪でまずい!と言う事でしょう。

こんな「重要な法案」を何でもかんでも単独で決められちゃ叶わんぞな、自民党にお灸を据えんといかん!と言う人々の声が、流石の寄らば大樹の「烏合の衆」でも上がってくるわな・・・・

しかし、憲法選挙で戦うと豪語していた割りに、ポシャっちゃったですな・・・・
こちらも肩透かしですよ。

こんな「歪んだ思想の人」が日本国の舵取りをして、国民がそれを許し容認しているようでは、国民には、そのイビツな現状の「歪み」も、そして「歪み」の結果生まれた事柄、事象の起因となるものが、何であるかが理解できてはいないのでしょうね。





日米の行く末

2007-03-10 22:55:34 | 政治
北朝鮮問題。
安倍さんは、北朝鮮がインフラ資源が枯渇していて困っている筈だから、そのうちに何か日本からの支援を求めてアクセスしてくる筈だ!と言う考えでいるそうな?

そうか!安倍さんはもう「拉致被害者、家族」の事などどうでもいいのだな。
できるだけ早く解決しようという気持ちもさらさらないのだ!
拉致家族もそのようである。
心はすでに拉致された人の救出から外れてしまっているのだ!
それより、憎き北朝鮮を困らせてやろうという腹づもりのようだ。

ロシアもインフラ支援を旗揚げしている、アメリカとの話し合いも今のところ順調に進んでいるようだ。
オーストラリアも接近しようとしている。
韓国もご存知の通りだ。
中国は、どうなのだろう?かなり北朝鮮の奥の奥まで浸透していっているのかも知れない?
何れにしても北朝鮮が、自由開放経済、自由開放市場の一部導入などへ移行していけば、
非常に魅力的な市場になる事は間違いない。
何せ、ここから生まれるものは超破格な物品であり、人件費も超破格なために競争力で他の競合する国に勝てるのは必定、あっ!と言う間に成長していくのは目に見えている。
機械化、ロボット化への道筋はまだ遠かろうが、周囲に優秀な国々を擁している以上、真似していけば、自動的に発展していくものだ。

安くて、真面目で勤勉で優秀な人材に手作りの高級品を作らせれば、その純利益の割合は莫大である。これをほっておく手はないのである。資源だけではなく、人材の宝庫と言ってもいいであろう。

何れ日本もいつまでも敵対視している訳にもいくまい、他国がみんな利を求めて開放経済に手を貸そうとしているところへ、後から行っては権益もなくなってしまう。

さて、日本が支援せずにこのままほったらかしで済むと思うか?
まず十中八九済まないでしょう。
それぞれが自分勝手に支援したりしなかったりでは、それこそ、アメリカの威光が衰退していく証明でもあるのだ。
同盟国日本の一国さえも、意のままにできなくなる態様は、そのまま威厳も影響力も全て失くすことになる。

これからのアメリカは、東アジアでの、ユーラシア大陸での、影響力が極端に低下していくであろう?暫くは向こう十年、経済、軍事、政治の各方面に於いて充実を図る期間になる筈だ「軍事に使いすぎたお金を取り返さなければならない期間とも言える」
つまり、世界の「音頭取り」を暫くは手控えるという状態で推移していくと思う?
その間、勢いを増すのが、消費国中国であり、タッグを組む資源供給国ロシアである。そして、三つ巴となるインドも忘れてはならない。
これらの国々へ、周辺の国々も「草木も靡く・・・」となる。
お互いがそれぞれ戦争を起こす事のできない間柄なのだ。

しかし、翻って日本はどうなのだろう?嫌中、嫌韓などと言って、よもや中国と戦争など到底出来もしないくせに、嫌われようとするその心掛けは、常識人の発想ではない!
中国が軍拡するからといって、日本も軍拡して、どうしようというのだ?
どんなビジョンが頭の中にあるのだ!?
つくづくも人間って・・・・・・・・・・・・・・




拉致前提の軽薄層

2007-03-08 21:47:22 | 北朝鮮
やっぱり日朝作業部会決裂!
当然そうなるわなあ・・・
gooさんのRssの北朝鮮項目を見てみると、一斉に北朝鮮への非難轟々。
やっぱりそうなるか・・・・
読み筋通りです。
安倍さん、「関係各国には理解してもらっている」と言うが、本当か・・・?
そんな筈はない筈だがな・・・・?

日本が支援の輪から抜けたら、露、中、韓はそれを許す訳がない・・・!
アメリカとても、中露との関係に亀裂が生ずれば、それこそ東アジアでの発言力が完全に封じられてしまう筈だ、それは困るであろうから、アメリカは日本の説得に向かうしかない。
世界2位の経済力でありながらも日本が、東アジアでの影響力に、発言力に、陰りが生じているように・・・
今現在に於いてのアメリカでも、東アジアでの力の誇示、威厳の誇示が希薄になっているのだ。
そんな事とは露知らず、日本の軽薄層は「拉致前提」を至上の命題よろしく、固辞する愚かしさに蔓延されている。
その内各国から強烈な圧力を受けるであろう。何れ、安倍さんはその圧力に抗し切れない事態がやってこよう・・・

いいかいみなさん!拉致は、日本がかつて従軍慰安婦などのように見本を見せているのだ。アジアの各国に戦闘服姿で、弾を、精子を、好き勝手にバラ撒いてきたのだ!
中国も韓国もそれを全部知っているのだ!
世界にそれを言い振れ回れば、自分勝手なだけの被害者意識が世界に分かってしまうのだ。
あんまり拉致に拘るべきではない!それは得策とは言えぬ、しかし、極右安倍さんでは弾力性もなく、相手(敵)を慮る余裕もないのであろう・・・
残念だが、そんな人をトップとして容認している日本の不幸でもある。

オーストラリアがアメリカの変化をいち早く察して、北朝鮮との国交を復活させようとしている。
世界の言う事を聞かずに核実験を強行した北朝鮮にも拘わらず・・・・なのにだ!
この事は何を意味しているのか?を、賢民になりたいのであるならば、しっかりと見極めよう・・・・









日朝作業部会

2007-03-07 22:14:59 | 北朝鮮
拉致問題と日朝作業部会。
安倍さんとテレビにもっともらしく良く出てくる解説者らしき方々へ

これらの方々の事を「トウヘンボクの朴念仁」というのだ。
拉致に拘り、駆け引きをしているつもりだろうが、北朝鮮の今の体制にハッタカッタのハッタリは通用せぬのだ。
いまだにそんな古い前世の体質を擁しているから、北朝鮮の外交を手練手管の「老獪」と揶揄してしまうのである、およそ知恵の欠片もないように見える。

「相手の土俵に下りてやる」「押しても駄目なら引いてみな」というセンスが今の日本に必要な事であるのが一向に分からぬか?
呑気に、安倍さん、「時間がある」何て構えているが、そのあるべき時間は日本をみっともなくも恥ずかしい道に導いてしまう事になるぞ!

北朝鮮からすれば、今更日本と取引する必要性も何もないのだよ。
日朝作業部会など、拉致を何とか解決したい選挙間近の安倍政権ゆえにと、 プラス日本だけが作業部会を行えないのでは、5カ国どころか、アジアや世界への取り残された心証も悪く、経済大国2位であるが故にの「驕り心」の屈辱でもあるから、日本側が依頼して、仕方なくやっているようなものだろ?

結局は関係する各国と足並みを揃えるしかないのだよ、いつまでも「拉致前提」に固辞していると、ますます日本が窮地に陥ってしまうであろう。
第一それしか拉致解決の道がない、何て思っている頭の固さ、というよりバカさ加減には言葉を失うよりない!

北朝鮮が「折れてくる」と思っている甘い考え自体、な~~~んにも分かっちゃいないのだ!

どんな苦しくとも北朝鮮が、日本の言う事を聞いて「折れてくる」と言う事は「万にひとつもある訳がない!」 と、 きっぱりと断言できる。

そう言う事が理解できないから、やれ、憲法改正だとか、中国が軍拡しているから、日本もしなければならない、だとか、まるでゾウリムシの如くの発想にしか至らぬのだ!


まあ、勿体つけて、最後の最後、選挙直前で安倍さんが折れる予定の計算の可能性が無いではないが・・・・
いくら軽い参議院選挙だと言っても、全く急降下の支持であったなら、そこは考えなくばならないでしょう?
いいように政治利用されているのが、家族会の方々であるが、半ば帰ってくるのを諦めている風もあるのでやむなし、と言えるのではないですか?

あれだけ超軍事、経済国家、影響力国家アメリカに、捨て身の咆哮で答えてきた北朝鮮が、どうあっても日本のたかが若僧、極右安倍さんの政権の毛づくろいをしてくれるとは、思う方が私には理解不能だ!(訪朝時に核実験した国なのだ!) 思わず笑ってしまうしかない私が居る・・・・

どう言う部分で北朝鮮が腹立たしいと思っているのかが、いまだに理解できていない、日本の総理と北朝鮮問題に詳しい(?)はずの御方々なのだ。