『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「メゾン・ド・ヒミコ」 「小学五年生」三月号の表紙はHG

2006年02月17日 | 映画
実際にゲイのための老人ホームがある(フィリピンで)ことより、大学にゲイのサークルがあることに大いに驚かされました。
私が大学生の時にも、私が知らないだけで、あったのかな~と思いながら、
帰りに立ち寄った本屋で学年誌「小学五年生」の今月号表紙がHGであることに驚き!
えらい時代やの~。
そういえば、昨日の「うたばん」でHGが、「自分は子供たちにアンパンマンとかウルトラマンのように見られているのでは」と、自己分析していました。
ついでに、石橋貴明が昔やっていた「保毛田保毛男」を大いにリスペクトしている感が。

いまだにゲイとホモとニューハーフとオカマの違いがわからない私には、この映画のよさがダイレクトに伝わらなかったのが残念です。
でも、ラストの落書きに、「ほら、これだから中坊は!あいつら人の親切につけあがって。二回目だから殺していいよオダギリジョー。いや、別の中坊か?」と思った私には、いいシーンでした。
だって一番感情移入できたのは、小栗旬&妻婦木似の野球部中坊だったんだもん。
ノンケを二人ゲイの世界に引きずり込んだオダジョー、「殺すぞ!」の一言以降、ちょっと踏み込んだ野球部中坊のその後が気になります。

全く好きなタイプではない、むしろ苦手な柴咲コウの二度にわたるラブシーンには、ドキドキさせられました。
話題になってなかったから、脱いでないとはわかっているものの、実力派女優と言われる彼女のことだから現場のノリで下着姿は当たり前、ひょっとしたらチラリ、ポロリはあるかもと思いました。
でも、スッピン&目を合わすのはエロい!
脱ぐのは、次の犬童作品ということで。
村石千春が地味な事務員に負けるとこは、「ジョゼ虎」で上野樹里が池脇千鶴に負けるとこを彷彿。
まぁ、監督の好みでんなぁ~。
次の「愛と死をみつめて」で広末涼子を再生できるか見物です。
広末、二度目の犬童だから脱ぎ頃なんだけど、TV作品だから脱ぎません!

以下、思い出したこと。
卑弥呼(田中泯)・・・「キッチン」の橋爪功
ルビィ(歌澤寅右衛門)・・・「花いちもんめ」の千秋実
チャービー(メゾン・ド・ヒミコの世話係)・・・安田大サーカスのクロちゃん
塗装屋の専務(西島秀俊)・・・「アンフェア」の西島秀俊


★★1/2