『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「単騎、千里を走る。」 時空を超える抱っこ

2006年02月09日 | 映画
「英雄 HERO」「LOVERS」と立て続けにCG&ワイヤーアクションの武侠映画を撮ってきたチャン・イーモウ監督が、憧れのスター高倉健を撮るとスタイリッシュな映像になるんだ~と驚いた海辺に佇む開巻。
で、続くシーンはいつもの日本映画に出てる高倉健と思ったら、日本場面での演出は降旗康男監督でした。
な~んだ。
でも、中国に着くと、田舎に行けば行くほどチャン・イーモウの映画になっていきました。
特に子供が出てからは!

「こんな風に子供を抱いた事がなかった・・・」という健さん扮する剛一さん。
一体どんな親父ぶりだったのかは、勝手に過去のフィルモグラフィーから推測するとして、子供の感触がさぞかし心地よかったのでしょう。
もう一回おねだりします。
一度目の抱っこは、息子健一を重ね合わせて。
二度目の抱っこは、ヤンヤン本人との別れの抱っこ。
寺島しのぶのお腹に忘れ形見の孫が宿っていればと、思わずにはいられません。
高齢出産大丈夫!やんごとなきファミリーのあの人もそうだから。

旅行に行ってもファインダー越しで観光するアホウ(ビデオカメラ)、旅先でも常に日常に帰りたいアホウ(携帯電話)、撮影スポットでいいショットが撮れるまで何度もシャッターをきるアホウ(デジカメ)と、私の嫌いなアイテムが良き使われ方をしています。
健さんが、これらアイテムに精通していないから、必要最小限、原点に帰るような使い方しかしてないからかもしれません。
あ、すいません。
デジカメは好きなアイテムでした。
赤ちゃんは、じっとポーズなんてしてくれないから、ぶれる写真ばっかりだもん。

ところで、健さんとヤンヤンが鬼ごっこ&うんこをする場所(迷った場所)あそこは、雲南省の名所、石林ロケなのでしょうか?
知っている人がいたら教えてください。


★★★