リニューアル再掲:青森高校温泉研究フィールドワーク(校外学習 2015.11.2)
映像:アドバイザーを務めた青森高校フィールドワーク(校外学習)の研究発表会場
今から9年前のこと、青森高校の生徒から「温泉に関する研究」のアドバイザーの
オファーがあった。企画から講師調達まで全て自分達でやるのが今回のミッション。
文部省指定校(東北二校)スーパーグローバルハイスクールとしての研究活動の一環。
自由主題:温泉で心も体もポッカポカ サブタイトル:温泉地の活性化策について
学習参加:高校一年生4名+泉研代表 参集場所:青森県総合社会教育センター
後日:この日のレクチャーを受けて生徒が更に学習を深め、学行内で研究発表会が
開催され、聴講。流石に県内トップクラスの学び舎。大学生の研究発表に劣
らない発表内容で沢山の研究テーマの中に温泉があった事が何よりも嬉しい。
飛翔:温泉研究を選んだ生徒も、もう大学を卒業し立派な研究者になってるだろう。
参照#① 青森高校温泉研究フィールドワーク研究発表会場青森高校校舎
② 講演 / 講師 / 研究発表一覧( 学会・セミナー・自由研究 )
(過去の記録:2015.11.02)
温泉を研究している者にとってこんな嬉しい事はそうない。青森県有数の進学校の
生徒が「温泉と観光」をテーマに学習。そして筆者が講師を務めた。短時間で温泉の
素晴らしさを伝えるのは難しいが、蓄積した資料を提示して温泉観光をレクチャー。
山行速報:高森山 17 トレッキング GPS軌跡図 【 2024.03.27】
本年三回目、17回目の高森山。三月に入り天候不順の日が多く天気図を睨み
ながらの山岳トレッキング。山パートナーが多忙故、今回もソロ登山となる。
天気図では八甲田山も良好だったがソロでの冬山高山は封印してるので里山
動画:展望台 ➡ すす川口 ➡
草花:マンサク ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2024年最初の山岳草本を鑑賞
温泉:浅虫温泉 はだか湯(道の駅 ゆ~さ浅虫)・高森山 17 山行後仕舞湯
記録:🗻387m 3:50分 8.2㎞ 564ⅿ 563m 天候:☀
開始:10時05分~ 13時56分 休憩22分 ペース:やや速い 110ー130 %
行程:ころび山 ~むつ湾展望所 ~登山口 ~高森山頂上 (赤祠) ~すす川口
記録:標高387M、それでも 8.2キロ・564Mの登坂は、良いトレーニング
山感:昨年に続き今年も初登山は高森山となった。ここがホームマウンテン。
恐らく今年もこの山が中心となるだろう。浅虫へ海も、山も、温泉も。
参照#山岳 / 溪谷トレッキング 2024
開花速報:自宅の小さな庭に、クロッカスが咲いた。黄色と白
そして紫。これまでグレーの庭がようやく春めいてきた。
(過去の記事:クロッカスに関する寺山修司の短歌2015.03.15)
寺山修司記念館では特別展が開催されていた。寺山修司の元妻
良き理解者である九條今日子が亡くなった回顧展である。愛し
た女性と寺山のほのかな交情が偲ばれ寺山修司の光と影を観た。
短歌:歌集「血と麦」(1961年)より
『きみが歌う クロッカスの歌も
新しき家具の一つに数えむとする』
解説:昭和の啄木とまで言われ歌人でもあった劇作家寺山修司
の新婚当時の短歌である。愛する妻九條が口づさんだ歌
をモチーフに二人の幸せなひと時を文字で紡いだ佳作だ。
花言葉:青春の喜び、切望、黄のクロッカスは「私を信じて」
花感:花言葉は「私を信じて なのだが」、花の命が短すぎ、気
がつくと萎んでいて、残骸が痛々しい。切ない花だった。
参照#寺山修司 (前衛芸術・歌人) 探訪紀行
Memoir:三島大社(静岡県三島市) 2019.5.24
静岡県沼津市に海鮮料理を食べたく立ち寄った際に隣町にある三島神社参拝。
この神社は全国の三島神社のルーツ的社格・祭神で東海道の主要神社である。
源頼朝が平家打倒の旗揚げ時に、三島神社(当時)に戦勝祈願したとされる。
社格:官幣大社、主祭神:大山祇命(山の神)、積羽八重事代主神(福の神)
指定:北条政子奉納「梅蒔絵手箱」は国宝。
本殿(三間社流造)、幣殿、拝殿等は国重要文化財。
解説:三島とは伊豆諸島の島々、もしくは伊豆諸島を御島と表現した由縁説
文学:社殿の一角に、歌人若山牧水の歌碑が設置されている。牧水が三島を
詠んだ貴重な短歌とされる。1925年2月歌集「樹木とその葉」に収録
この歌は、牧水の住まい近くの沼津海岸から眺めて詠んだとされれる。
『 野末なる 三島の町の あげ花火 月夜の空に 散りて消ゆなり 』
参照#① 隣町沼津の「駿河にぎり」 ② 静岡県 温泉地 探訪紀行
平成調査結果:研究&調査 若山 牧水(自然主義文学短歌推進) 1885.08~1928.09
映像:牧水が晩年八年間過ごした沼津市の牧水お気に入りの千本浜にある牧水記念館
(by 公式 HP )浜辺には「幾山河 越え去り行かば 寂しさのはてなむ國ぞ
けふも旅遊く」の石碑がたっている。多くの人々に愛されてきた名作中の名作。
宮崎県出身、早稲田大学卒後中央新聞社入社、その後退職し、尾上柴舟に師事。短歌
俳句で活躍。旅と酒を愛し日本全国に歌碑が点在している。大量の飲酒で体調を崩し
43才の生涯を静岡県沼津で終焉。北原白秋、石川啄木と交友歴がある。創作社創設。
(下記アンダーラインをクリックすると本ブログの訪問記録参照可)
解説:渋温泉では旅の記録文が石碑に刻まれていた。長野県の山中を徒歩で移動した
記録は、現代で言えばトレッキング記録。渋温泉で旅の疲れ等が癒された模様。
一方、 3.と4.は短歌石碑である。当時は温泉地が最大の娯楽先。二首とも
山里の温泉場の情景を良く 詠み込んでいる。流石に自然主義文学者の面目躍如
たる由縁。筆者の温泉紀行では観察した歌碑は少ない方だが、この他にも住ま
いの近くの三島大社にある歌碑には『のずゑなる 三島のまちの あげ花火 月夜
のそらに 散りて消ゆなり』と刻まれ、終の棲家の平穏なひと時を思わせる歌意
観察:若山牧水の早死の主因は、大量の飲酒習慣ともされる。一日一升。この現象は
同じく酒と自然を愛し蔦温泉で客死した文人大町桂月や、旅を続けて山口県で
亡くなった自由律俳句の山頭火を想わせる。文人が酒で若死にする大正の時代。
参照#① 芸術 &温泉 &文学 探訪紀行
② 大町桂月(酔仙人) 探訪紀行
③ 山頭火 (放浪の俳人)探訪紀行
④ 石川啄木 (悲哀歌人)探訪紀行
( ⇧ 本館奥にある八戸市民保養所の湯景観 )
廃止報告速報:八戸市は施設老朽化を事由に洗心荘を24年3月24日付で廃止を決定。
またトレッキング後気軽に入れる名湯施設が消えた・・今日迄、温泉をありがとう。
( ⇩ 過去の記録:2023.10.14)
入浴速報:青森おすすめ湯 八戸市民保養所 洗心荘 (十和田市 2023 .10.14)
およそ七ケ月振り。今回は八甲田山紅葉トレッキングの仕舞湯として利用。八甲田
大岳を下山後、酸ヶ湯周辺、蔦沼周辺を紅葉トレッキング。八甲田山中はピークで
いよいよ冬のたよりが聞こえる季節。恐らく八甲田山は〆の山行。これからは里山。
【Data】単純温泉 55.8℃ pH6.5 源泉:猿倉温泉混合泉(小笠原2、4、7号
泉、注水井1,2,3号泉:入湯6回)
参照#①十和田市(湖・渓流 )温泉紀行 ②青森県の共同・公衆浴場(公共)厳選集
リニューアル再掲:上北温泉観光セミナー(東北町コミュティセンター未来館2階会議室)
映像:立上げ記念講演を受け持つ石川理夫氏(現日本温泉地域学会会長)
今から14年前の活性化活動、これが筆者の温泉探訪の原点の一つ。
十和田市・三沢市・東北町・七戸町等の、温泉経営者が参加開催の会議
は今思えば活気的なことであった。上北地方の温泉資源の豊かさを体感。
この時の会議・連携が今の上北地方の温泉施設連携協業に繋がっている。
参照#① 十和田市(十和田奥入瀬)温泉紀行
② 三沢市(大空・基地の街)温泉紀行
③ 七戸町(東八甲田・山麓)温泉紀行
④ 東北町(小川原湖・伝説)温泉紀行
⑤ その他(六戸・野辺地・六ケ所 他)
⑥ 温泉評論家 石川 理夫
(過去の記録:2010.06.22)
本日の『温泉観光セミナー」の意図は、継続的なセミナーの開催をして
温泉関連の知識を高め、23年度には『上北温泉検定』を実施してこの
地域の温泉地リーダーを育成し、温泉観光資源の活性化機運を高める事。
●温泉観光セミナーの開催 ●温泉観光フォーラムの開催
●上北地域温泉ガイドブック作成 ●上北温泉検定
●上北おんせん湯守士の認定
温泉地活性化研究会代表が、アドバイザーに就任、支援・サポートした
🔵上北温泉セミナー:6月22日は第一回セミナーとなり立上げ講演実施。
⇧ ネットワーク立ち上がりの様子、正面中央筆者。
☆ 第一講座:温泉評論家 石川理夫 14:10~13:00
『温泉とは何か、癒しと健康、温泉の素晴らしさについて』
☆ 第二講座:温泉地研究家 谷口清和 13:10~13:50
『北日本の温泉観光&日本温泉地域資産について』
参照# 講演 / 講師 / 研究発表 一覧
入浴速報:ロマントピア温泉(星と森のロマントピア 弘前市相馬地区)2024.03.21
およそ五年と四ケ月振り。絶景露天風呂の機器故障が回復し、入湯大満足。
動画:instagram再生(鑑賞にはインスタフォローupが必要)
【Data】含塩化土類―食塩泉 58.2℃ PH7.8 源泉:ロマントピア温泉
鑑定:屋内湯船は循環・塩素消毒だが、露天風呂は加水掛け流しを採用して心地よく
主文でも述べた通り、岩木山の眺望が超絶景となっているのがこの施設の特徴。
参照#① 弘前市(城下町)温泉紀行
② 同じく山岳を眺望する筆者絶賛十勝岳温泉
(過去の記録:2018.11.06)
2018年晩秋。岩木山が白く薄化粧の模様はこの温泉の露天風呂からは絶景として映え。
恐らく岩木山がもっとも美しく見える露天風呂に違いない。それもその筈この露天風
呂がある星と森のロマントピアは岩木山の真正面に位置する。お湯はともかく絶景湯。
速報:大人の休日倶楽部2024年3月号記載、私のお気に入りスポット「行って良かった
城(東日本エリア)」ランキング第二位に選定された(一位 松本城、三位 鶴ヶ城)。
映像:天守台(石垣改修前)の上に鎮座する…弘前城の絶景美 (2008年12月4日撮影)
動画:2024年 弘前城雪燈籠まつりの instagram ➡
(過去の記録:2018.12.8)
もう、何度この景観を堪能したことか。お堀と城壁、鯱と甍、白壁と狭間、青空と白雲、
桜と松、お濠と水蓮、曲線と直線一つ一つは不揃いなのだが統合し調和された美に感動。
城郭:梯郭式平山城式 城主:津軽氏 家紋:津軽牡丹
石高:石高10万石(実数27万4482石)、現石14万2043石、明治政府の石高改めで表高
に対する現石が、1.4倍と国内一位。木造新田など西北の新田開発が背景にある。
遺構:現存天守、櫓(辰巳櫓・丑寅櫓・未申櫓)、門(三の丸追手門・三の丸東門
・二の丸南内門・二の丸東内門・四の丸北門(亀甲門))、石垣、土塁、堀
指定:国重要文化財(天守閣・辰巳櫓・丑寅櫓・未申櫓・三の丸追手門・三の丸東門
・二の丸南内門・二の丸東内門・四の丸北門(亀甲門))
国史跡、日本百名城(指定4番)、★ミシュラングリーンガイド一つ星
解説:日本の古城で天守閣が現存するのは12城(弘前、犬山・松本・丸岡・彦根・姫路・
松江・備中松山・丸亀・宇和島・高知・松山)のみで築城から400年近く天守閣
、3つの櫓、5つの城門、三重の水濠の築城形態現存、日本一の桜の名所、紅葉と
松、秀峰岩木山の借景美観そして規模こそ小さいが往時の城郭全体がその儘残る事
を総合すると、国宝姫路城にも劣らない名城とし世界的にも優れた観光資産である。
参照#① 弘前城 (津軽藩) 探訪紀行
② 日本城門 (史跡) 探訪紀行
③ 戦国武将 (奥方) 探訪紀行
➃ 日本の城 (史跡) 探訪紀行
山行速報:久渡寺山 Ⅴ トレッキング 弘前市坂元山元 【 2024.03.16】
凡そ一年振り、五回目の久渡寺山。一ケ月のブランク、本年四回目の山登り。
パートナーの都合で一人では山も楽しくないのが実情。もはや毎週山岳トレ
ッキングは出来ない。それでも体力維持を目的に近場の山を可能な限り登る。
動画 : Instagram閲覧にはフォロー申請が必要
温泉 :久渡寺山トレッキング後の仕舞湯はこれも久し振りの桜湯(弘前市)
記録 :🗻203(663)m 49分 1.0㎞ 92ⅿ 96m 天候:☀/☁
所要:11:29~12:18 ペース:ややゆっくり 70-90 %
山況:出会った登山パーティはソロとペアの二組。ペアは駐車場で遭遇して
やけに早いので頂上の状況を聴いたら無言。女性が浮かぬ顔で個人的
事情で中断と一言。後で考えれば成程足元は楽しい登山では無かった。
山感:この日はソロということでやや始まりが遅い。しかも、イザ登ってみ
ると雪はシャーベット状でスパイクチェーンを装着しても足がぬかり
踏みが効かなく登坂がままならず遅くなると判断し登山中断。久渡寺
を周回して下山。暖冬でのソロ春山登山はもういいかなと感じた次第。
久渡寺山登山道太陽の道から岩木山の銀嶺を観たかったのだが・・・。
決断:山は登る為に来たのだが、これまでの経験で引き返すのも登山と学習。
特にソロ登山はこれが肝要。山は逃げない。しかし、命は一度キリだ。
これまで登山中止の山は岩手山 (2023年)、岩木山(2023年)、釜臥
山(2023年)、遭難しかかった山は八甲田山乗鞍岳 (2020年)である。
参照 # 山岳 / 溪谷 山行紀行 2024
入浴速報:桜温泉 【弘前市 賀田二丁目 2024.03.16】
およそ一年と八ケ月振りの入湯。今回は久渡寺山登山後の仕舞湯として利用。近年知
った街中名湯は健在であった。ここも岩木山の温泉力がもたらした名湯。岩木山周辺
のなかでは、ここだけ違った湯の香りが個人的に好み。昼下がりノンビリ利用醍醐味。
動画:instagram再生(鑑賞にはインスタフォローupが必要)
【Data】含重曹-食塩泉 52℃ PH6.6 鉱物香 源泉:桜温泉 入湯 2回目
湯感:所謂山岳系の名湯といって良いだろう。 色・味・匂いの温泉三要素が備わる
参照#弘前市(城下町)温泉探査 紀行
閉鎖速報:久し振りにみちのく銀行保養所の温泉に入ろうと立寄ったら、私有地に付き立
ち入り禁止の掲示と、玄関内に飼い犬が放し飼いにされとてもお客を招く施設
とは思えず撤退、本日この施設を忘れじの温泉と認定。貴重な源泉だけに残念。
(過去の記録:2006.11.06)
映像:普段は温泉を利用できない。しかし、湯船にはいつも岩木山の名湯が注がれている
今日は筆者の心を捉えた温泉を紹介。岩木百沢の集落外れにある某企業の保養所。温泉は
地球の贈り物。泉質、湯勢に加え使う側の心遣いで如何様にも変化する生(なま)物でも
ある。我々泉研が毎日温泉探査に励むものはこの捉えようもない魅力を発見、推奨する為。
普段一般の人は入れない。まさに普段着の温泉、湯の魅力が詰まった絶品湯だ。何気ない、
湯管理にこのような素晴らしい趣の温泉が誕生する。ただ、泊まる方々は宴会で良く湯船
を観察出来ないかも。映像で心当たりある方は、今度は温泉をじっくり味わって頂きたい。
【Data】含土類ー重曹泉 39.5℃(計測) pH7.5(推定) 源泉:みちのく荘温泉(筆者命名)
映像:浅虫温泉で最も高い位置の展望風呂(9階)から眺めた景勝むつ湾湯ノ島
報道速報:浅虫温泉の活性化に向けた取り組みについて、東京の官民ファンド、
地域経済活性化支援機構は、3つの宿泊施設の事業再生を支援すると発表。
・海扇閣は、宴会場に浅虫がテーマのねぶた大賞を受賞ねぶたを設置
・椿館は、当館ゆかりの棟方志功の、作品展示ギャラリーを設置充実。
・ホテル秋田屋は展望風呂改造・貸切家族風呂新設などリニューアル
この三館は現在休館中で、4月19日にリニューアルオープン予定。
○呼応するように地区の温泉施設や地元企業などが出資して観光地経営会
社「MOSPA(モスパ)あさむし共創プラットフォーム」を設立した。
(Ⅿはマウンテン、Oはオーシャン、SPAは温泉)
・温泉施設の共同予約コールセンターを2024年2月に設置活性化
・街全体で潤って、来て良し住んで良しの街を目指し活性化事業計画
○併せて青い森鉄道の浅虫温泉駅にこれまでなかった乗降用エレベータが
設置されて3月23日(土曜日)から供用開始となり駅が便利になる
浅虫温泉の活性化支援はこれまでも行われて来た。いよいよこれが正念場かも。
浅虫温泉の魅力とは何かをもう一度考えて、この取り組みを支援、見守りたい。
(過去の記録:2019.11.11)
入浴速報:♨浅虫温泉郷 南部屋 海扇閣 最上階(九階)絶景展望風呂
今日は、来週の講演会場の事前視察として浅虫温泉海扇閣会議室をチェックの
あと、やはり、最上階の展望風呂。温泉ホテルに来て温泉に入らないてはない。
今日は、久し振りの小春日和。むつ湾は凪、湯の島は紅葉真っ盛りの絶景景観。
【Data】含食塩-石膏泉 56.5 ℃ pH8.21 源泉:浅虫温泉混合源泉
{集中管理源泉第1号・3号・4号、浅虫36号、41号、45号泉}
解説:浅虫温泉は、日本で最初の集中管理方式を採用した温泉地で知られてる。
参照#① 青森市(外ヶ浜地域)温泉紀行
② 浅虫温泉活性化事業(ボランティア:2007年)
③ 海扇閣会議室で講演した「青森市東部地域協議会町会長研修会」
➃ 「近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟青森支部」講演の様子
映像:庭に椿が咲き乱れる浴室、棟方志功の宿としても親しまれる旅館『椿館』
報道速報:浅虫温泉の活性化に向けた取り組みについて、東京の官民ファンド、
地域経済活性化支援機構は、3つの宿泊施設の事業再生を支援すると発表。
・椿館は、当館ゆかりの棟方志功所蔵作品展示ギャラリーを設置充実。
(過去の記録:2018.08.30)
入浴速報:浅虫温泉椿館 椿の湯 本年1回 入湯累積 57回 2018.8.30
何時からかは判然としないが、日帰り入浴が無くなったのは残念だ。
棟方志功の油絵に刻み込まれた文字『海も山も温泉も・・・』何年振りだろう
浅虫温泉に寄る。むつ湾の付け根に湧く温泉郷。縄文の湯といっていいだろう。
棟方志功が逗留し愛して止まなかった『椿館』の湯を宿ご主人は心を砕き守る。
【Data】単純温泉 75℃ pH8.77 源泉:椿の湯(自家源泉井戸1号~9号ブレンド泉)
計測:湯口46℃ 湯船41.5℃ 理想的湯温,優しく身体を包み込む
浴感:湯作りが素晴らしい。志功が目を養生したという。書類上は単純温泉に
分類、後36ミリグラム成分の不足のみでこれは立派な芒硝泉。飲んで良し入
って良し肌に良し、実に身体に優しい名湯( 温泉入浴指導員、温泉鑑定士推薦 )
参照#① 青森市(外ヶ浜地域)温泉紀行
② 棟方志功(世界のムナカタ)探訪紀行
③ 同じく棟方志功画伯が愛した美作三湯の名湯 「奥津温泉 奥津荘」
Memoir:浅虫温泉源泉公園 足湯(湯魂碑・飲泉・温泉たまご場 2010.06.11)
浅虫温泉の心臓部といっても良いだろう。ピーク時には120本以上の源泉井戸が
あった浅虫温泉は、掘り過ぎた故、温度低下、湯質低変を招いた。現在は椿館と
柳の湯以外は源泉井戸を七本に集約し、共同配湯管理をしている。其の貯湯槽の
直下にあるのがこの「足湯」。浅虫内陸部にあるので、観光客の目に触れにくい。
【Data】含食塩ー芒硝・石膏泉 59.8℃ ㏗8.45 源泉:浅虫温泉配湯泉
(足湯浴施設として初掲載で 、源泉 入湯計上 1,221湯目)
参照#① 青森市(外ヶ浜地域)温泉紀行
② 菅江真澄の道 浅虫温泉(菅江真澄遊覧記:外ヶ浜づたひ)