休業速報:またも悲しい報告だ。昨年、公衆浴場の大屋根が破損した山田温泉
今日理容院での情報で、その後営業を断念したという。大変残念だ。
一方、旅館部の内湯は問題なく、旅館としては営業を継続とのこと。
(過去の記録:2018.09.25)
入浴速報:♨山田温泉(鶴田町) 2018.9.25 6年ぶり通算入湯9回目
鶴田町の東部にある温泉。精米工場が隣接し、季節になると売店では米も販売する。
好きな温泉である。宿泊部門もあって、泊まる事も可能。行商、工事関係者の定宿
にもなっている。この地方独特の微石油モール掛りで名湯といってもおかしくない。
【Data】食塩泉(含重曹であったが現在は食塩泉) 65.2℃ PH8.1 源泉:小泉温泉
計測:手前44.5℃、奥は激熱46℃以上(同じ源泉、同じ流量なのに手前は頻度が高いから低め)
考察:昭和57年の温泉分析表では泉質が含重曹食塩泉、泉温61℃であった。今回
掲示では重曹成分が抜けて、温度は4℃も高くなっている。その分、ヌメリ
が少ないが殆どの温泉は泉温が下がる傾向にあって高くなったことは評価。
浴感:微石油臭というよりも独特な古代(鉱物)香がする。色も澄んだ珈琲色。筆者
的には有り。しかし、流石に施設は老朽化してきた。ここもギリギリの施設。
余談:入浴後、帰り道約1キロたどり、道の駅つるたで鶴田町名産のステューベン
🍇を買い求めた。鶴田町はブランドフルーツ「冬ぶどう鶴田スチューベン」
作付面積・収穫量日本一を誇る葡萄の産地である。そんな目で山田温泉の浴
室壁画を見ると、風船気球が何故か葡萄に見えてくる。
参照#津軽(田園いで湯)温泉紀行
( ⇧ 本館奥にある八戸市民保養所の湯景観 )
廃止報告速報:八戸市は施設老朽化を事由に洗心荘を24年3月24日付で廃止を決定。
またトレッキング後気軽に入れる名湯施設が消えた・・今日迄、温泉をありがとう。
( ⇩ 過去の記録:2023.10.14)
入浴速報:青森おすすめ湯 八戸市民保養所 洗心荘 (十和田市 2023 .10.14)
およそ七ケ月振り。今回は八甲田山紅葉トレッキングの仕舞湯として利用。八甲田
大岳を下山後、酸ヶ湯周辺、蔦沼周辺を紅葉トレッキング。八甲田山中はピークで
いよいよ冬のたよりが聞こえる季節。恐らく八甲田山は〆の山行。これからは里山。
【Data】単純温泉 55.8℃ pH6.5 源泉:猿倉温泉混合泉(小笠原2、4、7号
泉、注水井1,2,3号泉:入湯6回)
参照#①十和田市(湖・渓流 )温泉紀行 ②青森県の共同・公衆浴場(公共)厳選集
閉鎖速報:久し振りにみちのく銀行保養所の温泉に入ろうと立寄ったら、私有地に付き立
ち入り禁止の掲示と、玄関内に飼い犬が放し飼いにされとてもお客を招く施設
とは思えず撤退、本日この施設を忘れじの温泉と認定。貴重な源泉だけに残念。
(過去の記録:2006.11.06)
映像:普段は温泉を利用できない。しかし、湯船にはいつも岩木山の名湯が注がれている
今日は筆者の心を捉えた温泉を紹介。岩木百沢の集落外れにある某企業の保養所。温泉は
地球の贈り物。泉質、湯勢に加え使う側の心遣いで如何様にも変化する生(なま)物でも
ある。我々泉研が毎日温泉探査に励むものはこの捉えようもない魅力を発見、推奨する為。
普段一般の人は入れない。まさに普段着の温泉、湯の魅力が詰まった絶品湯だ。何気ない、
湯管理にこのような素晴らしい趣の温泉が誕生する。ただ、泊まる方々は宴会で良く湯船
を観察出来ないかも。映像で心当たりある方は、今度は温泉をじっくり味わって頂きたい。
【Data】含土類ー重曹泉 39.5℃(計測) pH7.5(推定) 源泉:みちのく荘温泉(筆者命名)
休業速報:実は昨年の5月頃から『設備修復の為当分の間休業』との張り紙
があった。真に受けて静観してたが昨日バイパス越しに観察した
ら全く気配がない。廃業に近いと判断。これまで、他の施設でも
○✕○で当分の間の言い訳で貼紙のあげく、多くが廃業となった。
(過去の記録:2014.09.29ブログ公開・6月27日入湯)
久し振りの三内温泉。湯量はどうやら元の状態。今日は長野県の温泉仲間を
伴っての入浴。久しぶりの三内温泉であるが、やや入浴客が少ないと感じた。
しかし、街中にこの様な濃厚な温泉がある事に感動。これからも存続を願う。
【Data】含硫黄ー食塩泉 46.8 ℃ pH7.5 源泉:三内ヘルスセンター温泉
参照#青森市(縄文の街)温泉紀行
閉館速報:2024年2月6日に中里地区に中泊町湯らぱーくがオープン
し、老朽化した本施設は2024年1月末で営業を終了した。
(過去の記録:2022.06.25).
入浴速報:宝森温泉(中泊町老人福祉センタ―) 【中泊町 2022.6.25】
入れなかった温泉に漸く入湯した。定休があったり、開始時間が午後
一時からだったりでなかなか入れなかったが入って見たら、なあんだ
という感想。循環で温泉の風味がしっかり削がれて、沸かし湯の様だ。
【Data】食塩泉 44.0℃ pH8.3 源泉:宝森温泉(源泉入湯1,157湯目)
分析:期待をもって初入湯に臨んだが、温泉の表示も、分析表の提示
も無。一般に温泉を提供する施設は温泉分析表の掲示が義務付
けられている。想像するに温泉の条件を満たしていないのかも。
循環・消毒は理解するが湯船から一滴の湯も零れない不自然さ。
社協ホームページでも「お風呂の入浴サービス」と明記されてる。
推測:2021年9月東奥日報の記事によれば、中泊町では2023年に温泉
やトレーニング施設を備えた「総合福祉健康センター」を中里
地区に建設するとある。とすれば、この施設はもはや温泉では
く単にご老人に入浴サービスを提供する福祉施設かもしれない。
参照#① 津軽(田園いで湯)温泉紀行
② 青森県の健康(老人)福祉温泉施設 23
休業速報:速報かは怪しいが、本日、自分の目で確認したので、残念ながら休業
を認定。昨年の2月時点で休業の話は出ていた。茶屋にオヤジさんが
姿を見せなくなり、身内で茶屋だけは営業して来たが、温泉までは手
が回らないようだ。浴室の屋根も雪で壊れかかっていた。残念である。
(過去の記録)
東八甲田山雛岳の麓に湧く、グダリ沼近くのグダリ温泉:2020.7.18 入湯 3回目
画像:左が源泉(36℃)投入の源泉掛け流し風呂、右が42℃の加温風呂
(2020.7.18の浴後記事)
約10年振りの入浴。湯情はすっかり変わっていた。今回は、八甲田山雛岳初登頂
でギリギリ(人によっては相違)の四肢疲労を癒す為利用。なんと貸切状態にな
っていた。恐らくコロナ災禍での運用方法を考えての事だろう。一時間千円、ソ
フトクリームか生姜みそおでんのどちらか付きである、山岳トレッキングの疲れ
汗まみれの身体をケアできたことは料金以上の幸せだ。源泉温度が当初より14℃
も下がっていたのが心配であるが36℃の源泉浴は火照ったからだには最適である。
(2010.6.23の浴後記事)
東八甲田の又兵衛茶屋に温泉が湧いてから7年。いぶし銀の様な温泉だ。茶屋
の前には足湯もあるから気楽に温泉を味わえる。内湯の様なご覧の浴室に濃い
源泉がチョロチョロ流れていた。混まない時間帯にゆっくりと入りたい名湯だ。
【Data】含重曹ー芒硝泉 52.3℃ PH7.43 微褐色 源泉:南駒込温泉
解説:源泉名は南駒込温泉であるが、それはあくまでも源泉名であり、又兵衛
茶屋の有る地域は作家井伏鱒二が訪れ、紹介した「グダリ沼」があり、こ
の秘湯を考えた場合、筆者は『グダリ沼温泉』と名付け、今後呼称する。
その後、筆者の訪問時(2020.7.18)には「ぐだり温泉」と掲示していた。
破産情報:またも悲しい情報。嶽温泉地創業300年の山の上ホテルが負債5億円破産。
山の上ホテルは旧赤石旅館、創業当初は軒先にツバメが巣を連ねる湯治宿。
(過去の記録:2011.1.28 )
小島旅館の西側に隣接するのが「山のホテル」。今はホテルとしているが此処も古い
湯治宿。燕の巣が軒下に一杯あって湯治客が出入りする往時の景観はない。嶽温泉で
一番変貌したお宿かもしれない。浴室は大きくなく、4~5人程白濁源泉が堪らない。
【Data】 含明礬・緑礬ー酸性塩化土類泉 46.9℃ PH2.05 成分総計2.959g/kg
源泉:嶽温泉旅館組合4・5号集湯槽、6~8号集湯槽
参照#弘前市(城下町)温泉紀行
休業:2022年の豪雨で、橋が流されとうとう再開望めず、いままでありがとう。
≪ 入浴速報:青い森名湯巡 温川山荘(青森県西八甲田山中) 2018.8.23 ≫
映像:数年ぶりの湯船に浸かる筆者(この日の日帰り入浴は最後となり今後は宿泊のみの予定・・・)
文豪吉川英治が投宿して執筆・作想を練った八甲田山中の一軒宿が営業を再開する。
平川市のお医者さんが手放し営業を止めて久しい。今回風の噂で入浴できるとのこ
とで訪湯。やはりかなり荒廃していたが。新しい宿主が再開にむけて準備していた。
碑文:「ぬる川や 湯やら霧やら 月見草」、全国に4つしかない吉川英治の文学碑
(温川温泉の敷地内にある吉川英治文学碑の碑文である)
【Ⅾata】含食塩ー石膏泉 69.5℃ PH7.1 源泉:温川菊池1号泉~3号泉
記録:この廃宿を手に入れたのは関西出身の脱サラ氏。何でも前職は旅行関係だと
か。平川市の地域おこし協力隊員でもありこの地に関心があるのは頼もしい。
ご家族(奥様は鳥取出身)で温川山荘を守って欲しいと心から願うものである。
廃業速報:速報となるか分からないが、本日入浴しようと立ち寄った
が、施設は見事に変容。就労継続支援施設(B)になって居た。
(過去の記録:2014年6月)
十和田市の奥入瀬温泉赤沼荘に入湯。旧奥入瀬町と旧十和田市の境目。
駐車場に牧舎が隣接し、いまでもポニーや牛がいる雰囲気の古い施設。
やや湯量が少なく、かなり古いが十分楽しめれる源泉が湯船を満たす。
【Data】単純温泉 42.5℃ PH8.8 源泉:赤沼温泉
所感:施設はかなり老朽化。旅館部もあった形跡があり温泉は源泉豊。
地域のご老人の健康を支えている現況に何かセーフティネットが必要。
閉館情報:嶽小島温泉に宿泊後、久し振りに付近の温泉を味わお
うと立ち寄ったら施設は老健施設ディサービスに変わってた。
2022年7月28日訪問、電話(音信不通:只今使われていません) で確認。
【県民割温泉探査 2022.07.27】
(過去の記録)
弘前市郊外岩木山の途中。この辺は温泉が少なく貴重な公衆浴場。
この地域は五代と呼ばれる。水稲とりんごが主な産物の農村地帯。
お湯は少しモールがかった単純温泉で、カランも温泉使用である。
【Data】単純温泉 48.2℃ PH8.2 源泉:五代温泉
現況:経営がかわって、建物を新しくし五代温泉玉の湯とし営業。
閉館:令和4年5月31日で閉館。理由は源泉の枯渇。真に残念である。八戸都市
部の数少ない高温の源泉を保有。公衆浴場の雄として、筆者立寄湯であった。
(過去の記録:2007.1.8)
八戸市内の温泉梯子だ。新八温泉の次は近くの八戸温泉。新幹線八戸駅近くにあり、
旅館部もある。温泉部は日帰り温泉、いわゆる温泉銭湯。今日はまだ正月、大変な
混みようだ。数えたら50人も浴室にいた。いかに名湯でもこれではお湯が持たない。
お互い入湯時間をズラスなどして温泉を愉しみたいものだ。この施設は昨年の10月
にリニュアルし、新しい発想が随所にある。循環でも新湯注入率はマニアには嬉しい。
【DATA】食塩泉 51.6℃、PH6.94 160ℓ/m 源泉:八戸温泉
閉館(休業)速報 エメラルドの温泉 新屋温泉 【2021.11.13】
ナント悲しい事か、筆者が津軽で最も愛していた温泉、一時期は週二回ほど通って
いた温泉が休業していたことが分かった。コロナ災禍で訪湯を自粛していたので気
付かなかった。コロナも落ち着いたのでいつものラーメン屋に立ち寄りこの話を聴
いて、訪湯したら2021年9月26日付けで、休業につき回数券の払い戻しの告知掲示。
記録:公式ツイッターでは、8月20日から休業。当初は天井修理の為、しかし、9月
18日の声明では、設備不良で復旧のめどが立たないとのことであった。残念。
(過去の記録)
≪ 入浴速報:秘湯・極湯 ♨新屋温泉(青森県平川市新屋地区)Now 2021.1.14≫
令和3年の二番湯は、かつて足繁く通った新屋温泉。1年ぶりの入湯である。緑の
湯は健在であった。湯温が低下して加温での掛け流し。循環ならまだしも掛け流し
での営業は相当な努力。正月気分も抜け湯室はご老人一人のんびりと入浴していた。
(特殊な湯口とエメラルド色の湯)
【Data】単純温泉(含微硫黄) 45℃ PH.8.8 微石油香 源泉:新屋温泉
計測:カラン37℃、湯口42℃、浴槽41℃(2021.1.14測定)
入浴:累積入湯101回(嘗て掛かりつけ湯)、2021年1回
特徴:この温泉が名湯とされるのはエメラルドグリーンの視感に加え肌ヌルの触感。
更には鼻孔を擽る微石油香の嗅感にある。加えて必須の源泉掛け流しである。
記録:1年後の新屋温泉は施設がやや衰えた感があるが、料金400円とかけ流し
は変わりがない。真冬の出湯は爺様はノンビリ、女湯からの婆様の話し声が。
参照#平川市(湯の里)探査紀行
休業情報:2021年9月から休業、既に三か月を超えるので本欄に分類
(過去の記録)
鶴田町の名湯大沢温泉(つがる富士見荘)での西北セミナーを実施後
青森への帰路、鶴田町バイパス通りに出来た新しい公衆浴場に立寄る
久しぶりの新施設。源泉も味わえる公衆浴場。立寄りには便利だろう。
【DATA】食塩泉 56.2℃ PH7.88 源泉:山道&山道高留温泉混合泉。
参照#鶴田町の温泉・・・①鶴田温泉 ②山田温泉 ③大沢温泉(つがる富士見)
④梅沢温泉 ⑤鶴寿温泉ゆったり温泉 ⑥つるまい温泉
改業情報:2021年8月から温泉提供を止め、素泊まり宿に変更との情報
施設名も素泊まりの宿「青岩館」に変更
(過去の記録)
梅雨明けした青森県。海が恋しい季節となった。目の前に紺碧の日本海。
夕日が沈む海を眼下に眺めながらの入浴は又格別。近くの砂浜で焼いた
素肌を優しく包んでくれる。入浴後は亭主心尽くしの磯料理で乾杯
【Data】食塩泉 33.9℃ PH8.8 源泉:中小泊山温泉
休業情報:2021年8月頃休業
≪ 元食堂が提供する内湯 虹の湖温泉(平川市切明地区)2018.11.07 1,017湯目 ≫
晩秋の西八甲田街道を紅葉を愛でながら南下し虹の湖の端 国道454号線のトンネルを
抜けると左側に古びた看板の虹の湖温泉食堂の建屋がある。食堂は現在営業していな
いが実は食堂の奥に密やかな浴室があった。現在は入浴のみ営業している昭和の建屋
【DATA】含芒硝ー食塩泉 62.2℃ pH8.92 源泉:切明虹の湖温泉組合2号泉
浴感:なんともまろやかな湯心地であろうか?源泉掛け流しで42.5℃というほぼ
適温での入浴。昼ならではのノンビリ入浴は出湯の楽しさを満喫できる一湯