映像:晴れた屈斜路湖面をバックに池の湯は荘厳な佇まいだ。
和琴半島へ向かう途中にある露天風呂。これまで探しながら
入湯を果たせなかったが、わかりにくい入口だが実は以外と
簡単に辿り着ける場所だった。この無料の野天風呂は絶景だ!
【Data】重層泉 38℃ PH- 源泉:屈斜路湖池の湯
参考:本物の名湯ベスト100‐100屈斜路湖畔温泉群(講談社現代新書:石川理夫著)
学術:日本温泉地域自然資産NO.5屈斜路湖畔自然湧出泉群(日本温泉地域学会編)
休業速報:2016年から休業している。
屈斜路湖河畔にあって豊富な湯量と湖の名物玉砂利床の浴室
で知られる。眼前には湖が広がる湯感は素晴らしい。元々は
営林局の保養施設だったがいまは細々民間が営業をしている。
【Data】単純温泉 43.4℃ PH7.4 200L/min 源泉:仁伏温泉
浴感:屈斜路湖眺望入浴と、玉砂利足感、水明適温湯に感動
朝の湖畔は忙しい、テントの掃除、ご飯支度など子供たちは朝風呂の準備
このテントサイトは足元の砂を掘ると湯が沸きだす全国でもここしかない。
【Data】重曹泉 59.2 ℃ PH6.6 源泉:砂湯温泉(筆者命名)
2011年の北海道温泉探査の最北の目的地に辿り着いた。
屈斜路湖…湖畔の砂浜を掘ればMy温泉が出来る温泉湖
水遊びも温泉浴も森林浴も可能な日本で最高の避暑地。
摩周湖展望台から眺めた硫黄山は文字通り硫黄成分を噴出している。
地球は生きている! そのように実感するのが目の前の硫黄地獄だ
昭和初期まで実際にマッチ棒などに使用される硫黄を採掘していた。
有毒ガスも噴出しているので風向きに注意して見学が必要だ。
吉田松陰は日本の未来を憂いて道の奥津軽半島まで足跡を残した。
黒船で密航しようとして横浜では逮捕、そんな時代の寵児がここ
まで来たことに驚く。津軽藩は陸奥湾を睨み外国船の防御をした。
解説:攘夷の雰囲気が漂う時代、津軽藩はロシアの侵攻を懸念して
陸奥湾岸平舘の地松前街道沿いに砲台を築いて守りを固めた
摩周湖には展望台が三つある。一般的なのは第一、第三展望台。映像は第三
展望台の様子。湖畔の崖沿いに展望通路が設置されているのがわかるだろう。
筆者は第一展望よりも此処が好きだ。嘗て第二展望台もあったが廃止された。
参照#もう一つの展望台裏摩周展望台(清里町)
北海道にあってもっとも神秘的な山。摩周湖の主。霧の摩周湖では
確認できない幻の山。この山をたとえ映像でも、観ることが出来た
皆さんには幸運が訪れる筈。山頂が天を目指すパワーポイントだ。
アイヌ語:カムイは神、ヌプリは山…神の山と訳す。和名は摩周岳(標高857m)
摩周湖の真ん中にある小さな島。アイヌ語でカムイは神、シュは
老婆という意味。普段は霧に隠れめったに姿を現さない神秘の島。
伝説:コタンとコタンの争いで孫とはぐれた老婆は摩周湖に辿り
着き、毎日、毎日孫を待ち続けてとうとう湖面に浮かぶ島になる。
参照#霧の摩周湖景観