弘前城さくらまつりではとかく桜の木に目が行くが弘前城内随一の名木で
知られるのが、「鶴の松」と呼ばれるアイグロマツ。丹念に手入れされて
老鶴形の美しく優雅な姿は、向いの「亀石」とペアで鑑賞すると目出度い。
参照#① 弘前城本丸虎口「 亀 石 」 ② 弘前城(津軽藩)探訪紀行
鑑賞速報:弘前城大手門(追手門)桜満開 (2024.04.20 弘前さくらまつり)
2024年春。今年も弘前城がもっとも美しい季節がやって来た。今日は朝から夜まで
弘前城内で桜三昧だ。先ずは白銀町からここ大手門。朝の陽射しに眩しく観える門
は弘前城の正門。堀、門、土手そして満開の桜。一年に一度の景観は北のまほろば。
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参考:弘前城(弘前公園)の現存する門・・・大手門、南内門、東門、東内門、亀甲門
(津軽弘前城史によれば、1676年当時上記五門存在、つまり創建時のまま)
因みに、城割りの西側は岩木川利用の自然要塞状態で戦闘用の城構えであった。
考察:当時の津軽藩の脅威は南部藩であり、津軽南部には南部藩の出城があった程で
弘前城の東南は二重堀、大手門、東門、亀甲門(北門)で堅めて、もし侵攻が
あった場合、岩木川を越えた本拠地の大浦城、種里城へ逃れる万全の城構えだ。
参照#弘前城(津軽藩)探訪紀行
鑑賞速報:弘前城天守閣:二の丸下乗橋付近 (2024.04.20 弘前さくらまつり)
2024年弘前さくらまつり。本日(4月20日)、満開宣言がなされた。コロナ災禍後の
本格的な花まつりで晴天下で往時の賑わいが戻ってきた。気になるのが桜の木の古木化
と低木化だ。嘗ては堂々と茂り、見上げながら逍遥したものだが・・・天守台の城壁に
足場が組まれ修理中だが、いよいよ来年は元の場所に収まる。その後が真の桜まつりだ。
観察:本来は足場の最上部に天守閣が聳え建っているのだが、映像奥に僅かに仮天守台
の天守閣の甍が覗いている。工事は着手からおよそ10年の月日がかかる難工事。
参照# 弘前城(津軽藩)探訪紀行
リニューアル再掲:映像は2023年2月11日の雪灯篭祭りの天守閣の景観
動画#Instagram 2024年の様子(フォロー必)
(過去の記録:仮台座に鎮座する天守閣)
厳冬期の合間、束の間の青空の下、弘前城天守閣は悠久の時を刻んでいた。
ただ違うのは、天守閣が設置されている場所がお堀の前ではないという事。
平成・令和の大修理が終わると元の場所に移される。今しか見れない景観。
城感:現岸田首相が外務大臣時代にこの城を外国の要人を伴い見学に来た。
筆者は偶然その場に出くわした。そんな時代の趨勢を天守は見守る。
参照#① 修理前 (正位置) の天守閣 ③ 日本のお城 探訪紀行
② 弘前城 (津軽藩) 探訪紀行 ④ 日本の武将 探訪紀行
弘前城 大手門 【弘前城 晩秋 トレッキング2023 2023.11.15】
弘前城を二の丸、三の丸、四の丸、北門、外濠を経て大手門に戻る。市民会館駐車場に
戻る為でもあったが弘前城トレッキングの最後に修復された大手門を鑑賞・確認する為
であった。雪燈籠まつり時も鑑賞したが大手門を雪の無い状態で眺めたかったのである。
記録:弘前城の最初の顔ともいえる大事な建造物。東北では現存する大手門は天守閣同
様弘前城だけの貴重な歴史資産。この日、財布を持たずにトレッキングしたので、
有料ゾーンの本丸には、電子マネーを取り扱っておらず、残念だが入れなかった💦
参照#①修復後、雪景観の大手門 ②弘前城 晩秋 トレッキング 2023
電子立札(二の丸) 【弘前城 晩秋 トレッキング2023 2023.11.15】
高札は中世であればお上の命令などを告知するものだが、この電子札は
弘前城の観光情報を伝えるものだ。もう何十年も城内を逍遥しているが
タッチパネル式の電子掲示板は初めて遭遇した。弘前城も進化している。
参照#弘前城 晩秋 トレッキング 2023
天守閣&下乗橋 【弘前城 晩秋 トレッキング2023 2023.11.15】
弘前城の核心地に迫る。下乗橋の袂から天守閣を望む。天守閣の台座が
修復中なので台座に足場が組まれた先に仮の天守閣甍が聳えていた。こ
の天守閣が元の場所に戻るのが楽しみだ。そんな願いを込め天守を拝礼。
記録:弘前城が元の姿に戻るのは 2025 年以降。下乗橋に立ち、天守閣
を背景にオスマシして記念撮影するのが観光客の一番の記念写真
なのだが・・・・暫くおあずけだ。十年の月日はやはり長すぎる。
参照#①往時の弘前城天守閣 ②弘前城 晩秋 トレッキング 2023
大イチョウ(西之郭) 【弘前城 晩秋 トレッキング2023 2023.11.15】
弘前城内に入り真っ先に向ったのは西之郭の「大イチョウ」の観察で
であった。晩秋の絶景はこの根元が盛り上がった大イチョウの黄色の
絨毯。弘前城構内の「古木・名木」としても、貴重な鑑賞木のひとつ。
観察:弘前城には桜の古木や植物園の珍しい果樹などがあるが、この
時期の大イチョウは樹齢300年、高31m、幹周6mと樹体も
立派だが、根元が大きく盛り上った樹容は気品さえ感じられる。
参照#①日本一の大イチョウ ②弘前城 晩秋 トレッキング 2023
南内門(二之丸)【弘前城」晩秋 トレッキング2023 2023.11.15】
今回の弘前城トレッキングは隣接する藤田記念庭園前の弘前市民会館
の進入口から入り、大手門を迂回。なので、最初のお城建造物はこの
南内門。一年間修復後初めて見る門に感慨。学生校時代から親しむ門。
門感:学生時代はなんの感慨も無くこの門を通っていたが、最近は門
の向こうに見える景色や、行き交う人々など、非日常の景観や
戦国時代の特徴である虎口構造の佇まいにいにしえを思い遣る。
参照#①お城側からの南内門景観 ②弘前城 晩秋 トレッキング 2023
東内門の真ん前、与力番所隣に植えられた一本の桜古木。
樹齢141年日本最古のソメイヨシノともいわれている。
満開を迎え照明灯に浮かび上がった姿は幽玄華麗だった。
記録:植栽1882年、樹高9m、幹周4.1m
散策速報:修理が終わった大手門 ( 弘前城雪燈籠まつり 2023.02.11)
久し振りの「雪燈籠まつり」今回は晴天のもと昼の弘前公園トレッキング。
平成・令和弘前城大修理が行われているが大手門、南内門が完成したので
確認の意味で、雪の弘前公園で開催されている弘前城雪燈籠まつりを鑑賞。
城感:弘前城大手門は見事に修復されていた。白壁、青い空、甍の波良観。
参照#①弘前城(津軽藩)探訪紀行 ②弘前城トレッキング(さくらまつり)
③日本の城門探訪 紀行 ➃日本のお城探訪 紀行
映像:雨に濡れた亀甲門【桜トレッキング 弘前城 完 2021.4.17 】
城中から大手門に抜けて、今度は外堀を一周して岩木川河畔駐車場へ戻る。
途中、北の方位にある亀甲門(北門)を左に眺めながら岩木川河畔に向う。
当初、ここが大手門の時代があった。 筆者はこの門構えが大好きである。
参照#①弘前城桜トレッキング2021 ②弘前城(津軽藩)探訪紀行
③晴天時、桜満開の亀甲門(北門)
映像:雨に濡れた弘前城二の丸南内門 【桜トレッキング 弘前城 2021.4.17 】
二の丸から三の丸へ抜ける南内門。いつもと逆の道順、西堀口から北の郭を経て
本丸、二の丸、そして南内門から大手門。だから、都度都度振り返りポイントを
チェックだ。南内門は生憎の雨模様。それでも満開の桜は門を艶やかに飾り付け。
参照#①弘前城桜トレッキング2021 ②弘前城(津軽藩)探訪紀行
映像:新しく建て替えられた弘前城波弥橋【桜トレッキング 弘前城 2021.4.17 )
プライベートゾーン北の郭から四の丸へ抜ける橋。この橋は公的ではない。恐らく
往時は殿さま方のお忍び行動の橋とも思われる。その橋もコロナ災禍の間にご覧の
通り、綺麗に建て替えられた。橋の下を用水が波をたてて流れる様が命名由来かも。
解説:この橋はその名「ハネ」の通り、橋を跳ね上げられる可動式だったという説も
参照#①弘前城桜トレッキング2021 ②弘前城(津軽藩)探訪紀行
映像:雨に濡れた弘前城桜天守閣 【桜トレッキング 弘前城 2021.4.17 】
岩木川河川敷臨時駐車場より弘前城の裏口ともいえる西濠北側の一陽橋にて一挙に
北の郭から本丸へ至った。振り返ったら、弘前城がすっかり仮置台に馴染んでいた。
しかし、筆者はお濠と石垣に映える天守閣が好きだ。天守台修理完成が待ち遠しい。
参照#①弘前城桜トレッキング2021 ②弘前城(津軽藩)探訪紀行