リニューアル再掲:慈照寺仏舎利塔 銀閣( 2006.6.10 撮影)
世界遺産:銀閣寺は森閑とした東山に存在感を漂わす。
東山文化ともいわれる庭園文化はそのまま日本を代表
する景観である。創建1490年の文化財をじっくり賞味。
指定:国宝(観音殿 他)、重要文化財(絹本著色春屋妙葩像)
特別史跡、特別名勝、世界遺産(古都京都の文化財)
参照#① 銀閣寺の鳳凰 ② 慈照寺(京都府京都市東山)
リニューアル再掲:金閣寺(北山 鹿苑寺 舎利殿「金閣」・世界文化遺産)
(過去の記録:2009.12.19)
映像は、昨年末、関西方面温泉探査での感動映像。今回の金閣寺は朝陽に輝き
単なる金ピカではなく、人間が求める美しさ、安らぎの本質が凝縮されている
と感動した一瞬を捉えたもの。愛も欲も、沢山の人々が関わり、年月を経ると
このように時空を超えた宝物となる。 (世界文化遺産:鹿苑寺 舎利殿 金閣)
記録:創建1937年 京都北山文化
指定:重要文化財(絹本著色足利義満像ほか)、特別史跡、特別名勝、世界遺産
驚愕:金閣寺は当初国宝であった。しかし、若僧の放火により昭和25年
7月2日に消失、後に再建されたが国宝から外された。この7月2日
は筆者の誕生日。この大切な遺産が失われた日に、筆者が生まれた。
参照#① 鹿苑寺(京都府京都市北山) ② 銀閣寺(古都京都の文化財)
③ 日本 パワー・心霊スポット ④ 畿内温泉地 データ・ベース
⑤ 慈照寺 金閣の「鳳凰」
リニューアル再掲:羅臼岳中腹から望むオホーツクの海、北方国土国後島(2006.9.6撮影)
日本最後の秘境「知床半島」は 1964年に国立公園に指定、すぐれた自然景観、原始状態を保持している地区として保護が徹底されている。観光などの公園利用にも厳しい制限を設け特別保護地区は半島の面積の約60%を占め、国立公園面積は、38.633ヘクタール,海域は沖合い1km指定され、2005年7月ユネスコ世界自然遺産に決定された。
日本には自然が絡む世界遺産は屋久島、吉野熊野、白神山地があるが、秘境としてはこの知床が最初で最後だろう。徹底した環境管理も日本随一と思われる。吉野・熊野、白神でも規制はあるものの常時保護要員が監視する訳でも無いし、車の乗り入れも自由。この知床方式を本州の世界自然遺産に適用すべきと思う。
もともと知床は100坪運動 (全国からの寄金で買い取り、土地の保全と植林による森の復元を目指し、イギリスのナショナルトラスト運動と成田空港の一坪地主運動をヒントに発案)など古くからの環境保護活動が『知床財団』組織の下地だったとされる。サアこれから知床の自然を体感するぞ!
参照#① 知床半島周辺 温泉探査 紀行 ② 日本 パワー・ スポット探訪
リニューアル再掲:知床五胡巡り(世界遺産知床半島:2010.08.11撮影)
カムイワッカからまた五湖に戻ってきて五湖めぐり、湖というには小さく、
池といった感じであるが、その様は幽玄そのもの。素晴らしい景観が随所
にある。危険を伴うので熊よけの鈴を自然管理センターで貸し出している。
知床半島の観光はカムイワッカで制限もあるで、知床五湖の周辺トレッキ
ングが主。後はウトロ港から海側の観光遊覧だ。世界自然遺産の自然体感
を目的の人はやや不満足かも。もっと羅臼側に人を誘導するとか工夫必要。
参照#① カムイワッカ湯の滝(第一の滝)・世界自然遺産 知床半島
② 白神山地(世界自然遺産 1993,12指定) トレッキング 紀行
祝速報:世界文化遺産登録 決定 2021.7.27ユネスコ(イコモス)
(2009.2.3の観察記録)
厳冬の三内丸山遺跡を散策。白い世界一面の雪が遺跡を覆い幽かに構造物だけが確認。
縄文の景観が戻った様な光景が。古代の向こうに時空を超え、八甲田山の稜線が浮ぶ。
現代の名山と古代の遺跡が垂直に交差。縄文人も寒い日々を八甲田山を眺めて凌いだ。
…八甲田の山々はやがて春の兆しを人々に厳かに告げる。世界遺産に相応しい景観だ。
祝速報:世界文化遺産登録 決定 ユネスコ(イコモス)2021.7.27
(過去の観察記録)
つがる市にある亀ヶ岡遺跡、その近くにある公園にこの巨大な像がある。車力
温泉で湯浴みして就寝。目が覚めると朝日にシャコチャン(土偶の愛称)が照ら
されていた。なるほど、大昔の人々は朝日が一番に射す場所に居住したものだ。
祝速報:世界文化遺産登録 決定2021.7.27ユネスコ(イコモス)
(2016年9月5日観察記録)
≪グラン:Histoire(イストワール)・合掌土偶(八戸市2016.9.5 📷Iphone6s)≫
今日は10月9日土偶の日である。夏に是川縄文館を観察した時に
撮影したのが国宝合掌土偶。記念日のブログ資料にと暖めていた。
北東北では縄文遺跡群・出土物を世界遺産に申請中で今後が注目。
🔵 国宝合掌土偶は横からみると一段とその特異さが理解できる
解説:青森県の代表的な縄文遺跡はやはり亀ヶ岡遺跡。そこで出土
した遮光器土偶が有名。だが合掌土偶は合掌する姿に人間の根源的
祈りが認められ遮光器土偶を超えて国宝となる(クリアケース保護)
指定:国宝(合掌土偶) 参照:遮光器土偶(青森県亀ヶ岡)
土偶グランプリ:ネット投票で第12位( エントリーNo.03)
祝決定!:世界文化遺産登録! ユネスコ(イコモス)2021.7.27
大湯ストーンサークル、北東北でも著名な遺跡。国の特別史跡指定である。久しぶり?
(以前の記憶がない?)に訪れてビックリ、綺麗に整備されている。何故ここにこの様な
サークルストーンがあるのか不思議。近年の青森三内丸山遺跡の発見でやや影を潜めた
が考古学史上重要な史跡である。地形的にはやや高台で四方を山々に囲まれ、大湯川の
湿地帯が南面に拡がり農耕・狩猟に優れた一帯と思われる。ここもまたパワースポット。
【世界遺産白神山地:十二湖トレッキング 2019.10.18】
映像:誰も訪れる事のないガマ池、青池と対照的にひっそりとガマ色であった。
晩秋の世界遺産白神山地をトレッキング。十二湖側の入山者の少なさ、マナー
の低さを実感。ゴミ投棄禁止・ペット持ち込み禁止など「世界自然遺産」の重
みが掲示等に無いのが寂しい。「知床半島」との比較では一歩も二歩も及ばない。
参照#世界自然遺産の代表的なトレッキングコース知床半島「知床五湖木道」
【世界遺産白神山地:十二湖トレッキング 2019.10.18】
世界遺産白神山地十二湖トレッキング迄の終盤足取りが軽くなるところに位置するのが
『落口の池』。人通りが多い割には野鳥が多い、カモ類やアオサギなどが羽を休める池。
盛夏の7月中旬から8月上旬の夜には、ホタルが見られるスポット。駐車場迄もう一息。
参考:キョロロ駐車場に車を置いて、鶏頭場の池からトレッキングを開始して、青池で
感動した後、いよいよトレッカー。ブナ自然林から沸壺の池~仲道の池~八光の
池~日暮の池~王池西湖・東湖~越口の池~中の池~落口の池~ガマ池と2時間
【世界遺産白神山地:十二湖トレッキング 2019.10.18】
津軽国定公園十二湖は33の湖沼があるが、見晴らしから12が見え十二湖と称された。
名前の類似から津軽半島の十三湖と間違われる。青池を観て海側に下る白神を容易
に体現できるコース上にある4番目の池、青池から鶏頭場の池、落口の池と続いて
流れが繋がっているせいなのか、水面の色はなんとも複雑な色合い。渋~い景観だ。
参照#十二湖の中で景観・人気ともNO.1の「青池」
【世界遺産白神山地:十二湖トレッキング 2019.10.18】
十二湖の中でやや黄金色の色彩を放つのがここ王池西湖だ。東湖とつながっているのに
不思議である。恐らく、鉱物(鉄鉱石)が染み出ているものと思われる。勿論光の加減
もある。西側なので太陽を正面から眺めることも水面に微妙な色変を与えるものと推測
参照#繋がっているもう一つの王池の全く違った色彩の湖面景観「王池東湖」
【世界遺産白神山地:十二湖トレッキング 2019.10.18】
沸壺の池清水の正面が落口の池でさらに西に下ると王池が待っている。駐車場を挟んで東と
西に池があり、夫々東湖、西湖と名付けられている。この池には岸沿いに散策道がありプチ
トレッキングが楽しめる。王池東湖はどちらかというと、深さ水質と光線により青色に耀く
参照#十二湖の三十三湖沼の中で、崩山の手前にある湖沼鶏頭場の池
【世界遺産白神山地:十二湖トレッキング 2019.10.18】
「仲道の池」から「日暮の池」の池へ移動する中間にある小さな池。しかし、池の佇まい
は白神山地らしい幽玄さを醸し出していた。十二湖の湖沼観察トレッキングも山場になる。
参照#世界自然遺産白神山地隣接地域:津軽国定公園十二湖の似たような景観の「萱原の池」
【世界遺産白神山地:十二湖トレッキング 2019.10.18】
世界遺産白神山地周辺地域は指定区域外だが容易に白神の自然を体験できることで人気だ。
特にこの津軽十二湖は津軽国定公園とし保護区に指定され、豊かな自然空間が保存・管理。
湖沼トレッキングの中間地点。幻の魚“イトウ”の養殖場&十二湖ビジターセンターがある。
参照#「越口の池」を含め三十三の湖沼を歌に詠んだ大町桂月歌碑