お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

小野小町墓(宮城県大崎市)

2009年12月31日 | 💖 感動 ‼ 東日本..

日本女性の代表的美人:秋田美人小野小町は平安時代の女流歌人でもある。伝説では
晩年故郷の秋田に帰る途中、ここ新田夜烏の里(大崎市)に差しかかり、病に倒れて
路傍で歿し、村人が憐れんで手厚く葬り、墓碑を建立してその菩提を弔ったという。

解説:小野小町の墓は全国各地にある。しかし、墓碑は江戸時代初期の仙台藩2代藩
主伊達忠宗の時代に建てられたもので、室町時代に編纂された「義経記」の中でも「
・・・昔、出羽郡司の娘小野小町と申す者が住んでいたという玉造・・・」との記載がある。

感想:真偽はともかく、この地域(玉造:現大崎市)には小野小町に関する地域の民の
信仰があり歴史的事実がある。この地は人が歴史を作り、歴史が人を創る典型である。

コメント

桜野温泉 熊嶺荘(八雲町)

2009年12月21日 |   ♨ どさんこ 湯処.

 映像:八雲町野田追川渓流を望む熊嶺荘の露天風呂

 久し振りの名湯発見!北海道の温泉は山岳秘境秘湯以外は全部探査したつもりだがまだまだ
 漏れがあると実感。今日は初めての温泉を紹介。桜野温泉熊嶺荘は渓流沿いに湧出する温泉。
 内湯と露天風呂、露天風呂から野田追川渓流を望む景観は素晴らしい。釣り人を遠望できた。

  【Data】食塩泉 55.5℃ ㏗7.2 源泉:熊嶺荘

コメント

菱の門(国宝姫路城)

2009年12月20日 |  🏰城郭史跡探訪

国宝で世界遺産姫路城の最も美しく堅牢な門。姫路城の核心部分登閣部分にあたる。
この門の凄いところはその華麗な造りと相反して鉄壁の防御を備えたところだろう。
日本の城郭建築物でも存在感を示す。旅人はこの門をくぐるとタイムスリップする。

コメント

ROOP BAS(兵庫県有馬温泉)

2009年12月20日 |  🚐交通乗物探訪

有馬温泉は神戸電鉄有馬駅から有馬川沿いになだらかな
坂道をあるいて温泉中心(端っこ)に辿り着く。距離は
そんなにないがレトロなバスに揺れ行くのもいいだろう。

コメント

姫路城(播磨国姫路藩)

2009年12月20日 |  🏰城郭史跡探訪

映像:千姫居住区桜門橋から、天守群を望む撮影スポット。遠くに天守が聳える絶景

日本の名城NO.1姫路城。全体の姿が白鷺の趣きから白鷺城と呼ばれる。大阪伊丹空港
からリムジンバスで容易に来れた。城の歴史的価値を今回ジックリ味わう。歴史体感

   城郭:渦郭式平山城 城主黒田氏~池田市~本田氏~酒井氏
   遺構現存天守、櫓、門、塀、石垣、堀、土類、庭園
   石高:姫路藩15万石(築城当初は52万石、千姫化粧料10万石)
   指定国宝(大小天守閣、渡櫓27棟、門15棟、塀32棟)、国特別史跡
      ミシュラン三星(★★★)、日本百名城(指定59番)、世界遺産
   家紋:剣片喰(最終城主 酒井氏)
   映画撮影:乱、大阪夏の陣、007は二度死ぬ、影武者、ラストサムライ

参照#①姫路城で最も美しい菱の門 ②世界遺産姫路城(国宝:兵庫県)

コメント

日本一小さな美術館(京都市嵯峨野)

2009年12月19日 |  ✈ 関西・中国紀行.

京都嵐山嵯峨野を散策し見つけたお店。
日本一小さな美術館・・・なにやら怪しい
雰囲気だが京都だから許せる喫茶店サ。

コメント

清水寺(京都府京都市東山)

2009年12月19日 |   卍 寺院霊場探訪

Mémoireメモワール  💒社寺神域 清水寺(京都府京都市東山)2009.12.19

師走の清水寺を参拝した。賑やかな清水坂を参拝客をかき分け
漸く辿り着いたのが仁王門。その向こうに仰ぎ見る清水寺の境
内。音羽山と呼ばれる丘山。もう一息、漸く清水の舞台に立つ。

宗派 : 北法相宗 寺格:大本山  本尊:千手観音   開祖 : 延鎮
山号 : 音羽山 指定:国宝(本堂) 、重要文化財(仁王門他)、世界遺産
鑑賞 清水寺(🌏世界遺産:古都京都の文化財)

コメント

鹿苑寺(京都府京都市北山)

2009年12月19日 |   卍 寺院霊場探訪

Mémoireメモワール  💒社寺神域 鹿苑寺(京都市北山)2009.12.19 ≫

京都北山に開かれた古刹寺。今日は開園と同時に入れる様に早朝一番乗り。
どうしても朝陽に輝く金色の建物を独り占めしたかったから。誰も居ない、
居ても映像には映らない。そんな金閣寺を鮮烈な陽光のもとで鑑賞出来た。

宗派 : 臨済宗相国寺派 寺格:相国寺山外搭頭 本尊:観音菩薩
開祖 : 足利義満、夢想疎石(勧請開山) 別称 : 金閣寺(1397年)
指定 : 重要文化財(絹本著色足利義満像  他)、特別史跡、世界遺産
鑑賞 金閣寺(🌏世界遺産:古都京都の文化財)

コメント

三ノ宮駅(兵庫県神戸市)

2009年12月18日 |   🚉駅港空港紀行

有馬温泉の温泉探査をする時の基地が神戸三ノ宮駅だ。駅地下の餃子店専門店
「ひょうたん」
で餃子をツマミにビールで一杯、明日の温泉調査に備え体力増強

記録:一日平均乗車人員121,332人(2015年)路線:JR神戸線、乗り換え(
   阪急電鉄、阪神電気鉄道、神戸新交通ポートアイランド、神戸市営地下鉄)
参照:三ノ宮駅ガード下餃子の店「ひょうたん」

コメント

極楽寺(兵庫県有馬温泉)

2009年12月18日 |   卍 寺院霊場探訪

阪神淡路大震災で被害を受けた庫裏を修復中その基礎から豊臣秀吉の
湯山御殿遺跡が発見された。徳川時代になり、豊臣の文化は徹底的に
破壊された。湯山御殿も破壊されその上に庫裏が建築されたのだろう。

宗派:浄土宗 本尊:阿弥陀如来  開祖:聖徳太子(伝)
指定:神戸市史跡(豊臣秀吉湯山御殿)

コメント

太閤の湯殿(兵庫県有馬温泉)

2009年12月18日 |  ♨温泉力情報発信

映像:豊臣秀吉、ねね夫婦が浸かった湯殿が発掘・復元

有馬温泉は戦国時代では京都に近い温泉の中では最も太閤
殿下に愛された。太閤と正妻ねねは湯浴に通ったのである。
現代の湯治。拠点極楽寺地下から太閤の湯殿が発掘された。

( ↓ 太閤湯殿館:太閤秀吉の湯殿を保存、合わせて温泉縁起展示)

日談:その後の研究で、太閤殿下(秀吉)の為に設計施工された湯殿であったが
    実は、太閤殿下はご高齢で、この湯殿が完成する前に亡くなったという。
    しかし、太閤殿下はことある毎に有馬温泉で湯治をしたほどで、有馬好
    きなことは違いないであろう。この湯殿は日本で初めての座湯だそうだ。

コメント

有馬温泉有馬天神泉源(兵庫県)

2009年12月18日 | 💛関西中国 名湯巡.

映像:有馬温泉を代表・象徴する源泉井戸。天神神社境内にある

関西の湯処と謂えばやはり、有馬温泉。京都を旅して宿は有馬温泉
が、温泉通の京旅といって良いだろう。実際、太閤秀吉は京都から
ねねと一緒に有馬まで何回も足を伸ばしている。此処は太閤の湯処

【Data】含鉄ー食塩泉  98.2℃  PH5.89 毎分28㍑  源泉:天神泉源

参考本物の名湯ベスト10011 有馬温泉(講談社現代新書:石川理夫著)
学術:日本温泉地域自然資産No.83:歴史的源泉(日本温泉地域学会編)

解説:鉄分を含み、空気に触れると酸化する。太閤秀吉は「金の湯
    と呼び好んだ。このことから含鉄の湯は黄金の湯とも呼ばれる。
参照北の黄金の湯=黄金崎不老ふ死温泉
   南の黄金の湯=筌ノ口温泉共同浴場
   東の黄金の湯=渋温泉大湯共同浴場

コメント

あさひ温泉 ( 青森市富田 )

2009年12月10日 |  ♨青森忘れじの湯

Memoir:青森まあまあ湯  あさひ温泉 青森市富田       2009.12.10 ≫
映像:あさひ温泉の豪快な水風呂、温冷交互浴が好きな筆者には堪らない(by公式HP) 
                                                   
玄関を入ると、聞きなれない演歌が流れて来た。この様なBGMは上北温泉郷玉勝温泉
でも聞いた記憶がある。そんな演歌に導かれて湯殿に入ると、これまた昭和のスタイル
遊び心が随所に観られ、褐色の食塩泉が掛け流しされている懐かしの温泉銭湯だった。
 
【Data】食塩泉  44.9℃  pH7.7  源泉:石江源泉
                  (本ブログ初掲載で入浴源泉1,145湯目計上)
記録:新規井戸掘削工事が長引いて昨年8月より休業中。再開は今春の予定だったが・・・

参照#①青森市 ( 縄文の街 ) 温泉紀行 ②青春18切符で行く温泉番付

コメント

地主神社(京都府清水寺)

2009年12月09日 |  ⛩ 神社教会探訪

京都清水寺の側にあるのが縁結びの神:地主神社。この神社の由来は諸説ある
が清水寺全体の敷地を鎮守する神社として考えるの妥当であろう。明治政府の
廃仏毀釈により、神仏一体で祀られていた社寺が分離した例が全国に多数ある。

社格:郷社  祭神:大国主命他  
指定:重要文化財(本殿、拝殿、総門、敷地他)

コメント

千姫宝塔(京都府知恩院)

2009年12月09日 |  🏰城郭史跡探訪

memoir(メモワール)・Histoire(イストワール):千姫宝塔 知恩院2009.12.19 

千姫は江戸で亡くなり、遺骨は傳通院と茨木県の天樹院弘経寺に墓所がある。
千姫懐かしの場大阪京都では徳川所縁の知恩院に分骨この宝塔に収められた。
この千姫こそ、織田信長、徳川家と豊臣家が絡み合う歴史絵巻の悲劇の姫君

背景:豊臣秀吉嫡男秀頼お市の方の孫、茶々の子供)と徳川家康初孫千姫
   (秀忠と江の長女)が結婚。家康が豊臣を滅ぼし大阪城から千姫を救い
   縁戚である後の姫路城城主本田忠刻(家康孫・織田信長孫)に嫁がせた。

解説:千姫にも、秀頼にも、再婚の本田忠刻にも織田信長、豊臣秀吉、徳川
   家康の血が流れる。絡み合う戦国血筋絵巻物の中心に千姫がいたのだ。
   又、江は茶々の姉(浅井三姉妹)で、いとこの婚姻。姉妹の敵対であった。

参照千姫第二の人生の拠点・居城となった、世界遺産姫路城

コメント