お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

高尾の湯(栃木県 秘境の宿元泉館)

2017年12月31日 | 🌏秘湯極湯100選

いく年、くる年。今年も沢山の名湯に出逢った。数多い名湯の中で優劣を
つけ難いが、今年の仕舞湯は栃木県塩原温泉にある秘境の宿元泉館の高尾
の湯を挙げたい。二回目の訪問だが、温泉仲間がモデルの湯景観は絶品だ。

【Data】 含食塩・重曹ー硫黄泉 50.6℃ pH6.5 源泉高尾の湯

解説:塩原温泉郷の中で最も古い源泉宿。今回、湯仲間と日帰り施設に入
   浴した。三種類の源泉の中で緑白濁湯の湯色の露天が陽射しに反応。
由縁:江戸時代の名妓2代目高尾が奥塩原元湯の出身で幼少時代この源泉
   で湯浴みした事に由縁。以来美人の湯としても関東一円に知れ渡る。

参照本物の名湯ベスト100‐21塩原温泉郷  (講談社現代新書:石川理夫著)

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二岐温泉 柏屋旅館巌風呂(福島県)

2017年12月30日 | 💛東北 名湯巡里地.

福島県二岐温泉柏屋旅館の看板は「休業」表示だった。今回の探査チームの
リーダーが交渉。女将の快諾を得ての入浴可となった。お取込み中を快く受
け入れてくれた女将に感謝だ。案内され向かったのが自噴源泉の混浴巌風呂

【Data】石膏泉
 45.8℃ ph.8.9  15.6ℓ/分  源泉:二岐15号泉

浴感:2~3人も入れば満員の混浴風呂。混浴と言っても実際はカップルが適
   当かも。岩壁から染み出る源泉の程良い浴感は貸切でゆっくり寛ぎたい。

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柏屋旅館(南会津二岐温泉)

2017年12月29日 |  ♨温泉地風光景観

南会津の温泉探査第二弾二岐温泉。甲子温泉帰り路で危うい時間を
過ごし、やや時間を取られたが予定通りに二岐温泉に辿り着いた。今
回は月並な大丸あすなろ荘ではなく柏屋旅館にお世話になる事とした。

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甲子温泉 大岩風呂 (福島県大黒屋)

2017年12月27日 | 🌏秘湯極湯100選

阿武隈川源流域の渓谷に湧出の霊泉。この大岩風呂に浸かり悠久の時
を瞑想するのもいいだろう。温泉を楽しんでいると今度は落ち着いた
カップルが来た。この二人にもゆっくり楽しんで欲しいので立ち去る。

【Data】 単純温泉 43.1℃ pH7.8 源泉: 2号源泉(220ℓ/分)

記録:子宝の湯とも言われ、湯船の中の大きな石「子宝石」を撫でる
   と子宝に恵まれると言い伝えられて、カップルだと効果倍増だ。
浴感:無味無臭無色透明の単純温泉はマニア好みではないとされるが、
   湯量が豊富で清涼な温泉は貴重なもので、多くの人に愛される。
参照同様の泉質で混浴プール状の湯の瀬温泉(山形県鶴岡市)

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混浴湯小屋(南会津大黒屋)

2017年12月26日 |  ♨温泉地風光景観

幽谷の温泉郷甲子温泉。その中でも好きな浴場が大岩風呂。
渓流沿いに湧く大岩風呂を優しく包んでくれるのが湯小屋
最初は先客があったが、すれ違いでこの霊泉を独占できた。

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大黒屋(南会津甲子温泉)

2017年12月25日 |  🚙東北縦断紀行 .

映像:2017年、晩秋の北関東周辺の温泉探査は甲子温泉大黒屋からスタートした。

2017年秋の温泉探査
は南会津から栃木県。良き温泉仲間が今回も企画してくれた。
最初の探査温泉地は甲子温泉。20年前に訪問したが記憶もデータも定かでない。
今回、新たな気持ちで向かう。現地は霙模様で幽谷の温泉郷の景観を呈していた。

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ちりめん丼(高知竜馬空港食堂:高知県)

2017年12月22日 |  🍜美味三昧紀行

 道後温泉で温泉を楽しみ、翌日は高知に戻り、空港食堂ご当地グルメだ。
 土佐湾の黒潮が育んだカタクチイワシの稚魚土佐のちりめん。湯落とし
 し、そのまま食べると大変美味である。この地方ならではの味わいを食す。

 参照四国探査の始まりと終わりの高知竜馬空港(高知県高知市)

        ( 2017年 四国 城郭・名刹巡礼の旅 完 

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合評会参加:2017年度研究論文合評会

2017年12月21日 |  ✒連携・温泉・地域.

NPO法人ひろだいリサーチの2017年研究論文合評会が青森市で開催された。
今般、平成28年10月~29年9月に渡って調査研究をした研究者4名が参集。

🔵合評会詳細
  会場:青森グリーンパレスホテル  ミニミーティングルーム  14:00~16:00
  主催:NPO法人 ひろだいリサーチ(弘前大学大学院地域社会研究科内)
  概要:発言者順 

  ①井上青森大学教授  ・買物弱者問題啓発活動
   2017年度ひろだいリサーチの調査研究結果について青森大学地域貢献講座で
   主教材として学内活用。経産省、総務省、厚労省等の最新資料により、研究
   を深堀した内容で講座聴講者を啓発・支持を得た。

   青森市民が以外に知らない買物弱者問題に着目

  ②佐々木弘前大学教授 ・学会・論集の発表活動
   夏季集中調査後、深浦(岩崎)への追加ヒアリング、資料検証を重ね研究を更
   に深化・分析して、2017年度所属学会などでの発表論集原稿を取りまとめた。

   地域行政の創業資金10分の10補助に着目

  ③竹ケ原理事長    ・地域コミュティ(問題解決・主体)支援活動
   その後、資料収集・検証を重ね研究をさらに深化させ論文推敲研鑽を重ねた。

   啓発活動・・・南部町(三戸)駅周辺町会コミュティ取り組み支援

  ④谷口副理事長    ・大都会における買物弱者現地取材
   基本的には2017公益財団法人ふるさと・みちのく貢献基金平成28年度教育・福
   祉・環境助成金報告書「事業名:移動販売車による買物弱者支援の動向調査」に
   記述した問題提起に変化はないが地方の過疎化中心の視点と対峙するかたちで
   好景気下の首都圏における『買物弱者』に関する調査・検証・比較対照を発議。

   啓発活動・・・講師を務める講座などで高齢化社会の問題(買物弱者)を紹介

参照28年度調査研究・報告書(NPO法人ひろだいリサーチ) 
参照2017年移動販売車による買物弱者支援の動向調査(徳島県とくし丸調査)

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今治駅(愛媛県今治市)

2017年12月21日 |   🚉駅港空港紀行

今治と言えば「タオル」を思い起こすほどタオルで有名だ。実に国内生産の50%。
しかし、今日寄ったのは全く別の目的。今話題の「加計問題」である。愛媛県第二
の都市で造船業等四国随一の工業都市でもある。その玄関駅は寂しく閑散であった。

記録:予讃線 起点:高松144.9K 構造:高架駅  乗車:2,488/日(2017)
考察:四国の鉄道で感じたのがその多くの駅が土地を有効利用の高架式だった。
参照四国の駅舎に温泉施設がある駅(森の国ぽっぽ温泉:愛媛県松野町松丸駅)

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石鎚山(愛媛県西条市)

2017年12月20日 | 🗻日本百名山(私的)

愛媛県から帰路空港がある高知県に向かう途中高速道路から
念願だった石鎚山を遠望した。山頂の峻嶮な姿は見えないが
確かに石鎚山だ。四国の探査紀行を締めくくるには相応しい。

記録:標高1,982Ⅿ 四国山地 構成:天狗岳、弥山、南先鋒
形状:バイアス式カルデラ   信仰:山岳信仰(7月1日女人禁制)
指定:石鎚国定公園、日本百名山、日本百景、日本七霊山
日本七霊山:富士山、立山、白山、大峯山、釈迦ケ岳、大山、石鎚山

日本百名山:作家で登山家の深田久弥著「日本百名山」NO.94の一文
  『・・・私は四国道後温泉の共同湯に浸かりながら・・・「伊予能高嶺」
   という言葉をみつけ・・・その翌日、私はその伊予の高嶺に登る
   ことに決めていた・・・伊予の高嶺とは石鎚山のことである・・・
参照:日本七霊山(本ブログに掲載分) 富士山白山大山

温泉石鎚山から30キロだが、筆者としては奥道後温泉がお気に入り

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みどり筏(弘前城大手門堀)

2017年12月19日 |  🏯弘前城址探訪

Mémoireメモワール):弘前公園 みどり筏(弘前城追手門堀)2017.6.25

初夏の弘前公園を逍遥。春には見られない光景がたくさんある。
その中の一つがこれだ。この景観も今でしか見られない。これ
以上暑くなると浮き草が大きくなりすぎる。今が絶妙のみどり

参照花いかだ&鴛(弘前城大手門外堀)

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正岡子規(賽銭の・・・愛媛県椿神社)

2017年12月18日 |   ✒歌碑句碑 紀行

司馬遼太郎作「坂上の雲」の主役の一人:正岡子規の句碑を初めて視た。
松山市の守り神『椿神社』の境内に鎮座していた。文武の街の文を担う
正岡子規の生まれた故郷ということを、この句碑で実感した次第である。

碑文:正岡子規(慶應三年~明治35年、35歳の生涯)

   『 賽銭の ひびきに落(おつ)る 椿かな 

解説:この椿神社は港の側にあり、湊は津、側は脇で、津脇(つばき)
   とも。また、境内の森に椿が多く「椿の森」神社ともいわれた。
   椿特有の花の散り方(花びらが纏まってボタっと落ちる)が、賽銭の音に
   反応して落ちる様が連想されて、見事に情景を切り取っている。

参照松山と言ったらやはり、夏目漱石も愛した「道後温泉

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北海道風景画館便り 二十八

2017年12月17日 |  ✒風景画館 鑑賞

≪ 速報:北海道風景画館便り二十八 中富良野 奈江  2017.12.16 ≫
 映像:便りに添えられた奥田画伯の芦別岳スケッチフォト *BY POST CARD

北海道富良野から郵便物が届いた。内容は『風景画館便り28
今春、北海道に渡る予定であったがある事情から行けなかった。
この便りは今回も大自然に跪く画家の呼吸が伝わる内容だった。

便り:奥田修一画伯のお便り文章に共感した一文抜粋
    「・・・・・・まずは感動から始まるべきである・・つまり自己発見である。」
    「・・・・・・・・・・・・・・芸術は物を作る事ではない。精神を描く事である。」
    「自己の狭い世界を押し付ける事ではなく心洗われながら生きる事」

参照#①奥田修一画伯作品「月と雲の芦別岳」北海道風景画館カテゴリー
   奈江の空(北海道風景画館二十五

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伊豫豆比古命神社(愛媛県松山市)

2017年12月16日 |  ⛩ 神社教会探訪

温泉の街松山市の守り神。愛称は『椿神社』。愛媛県の県名は愛比売命から
名づけられており、全国の都道府県名で神名を使用しているのは愛媛県のみ
その意味でも、愛媛県、松山市を代表する神社といってもよいだろう。参拝。

社格:県社(式内社、別表神社) 様式:王子式(本殿) 神事:椿祭(1月)
祭神:伊豫豆比古命(男神・いよずひこのみこと)、伊豫豆比売命(女神・いよずひめのみこと
   伊与主命(男神・いよぬしのみこと)、愛比売命(女神・えひめのみこと

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繁多寺(愛媛県 四国巡礼)

2017年12月15日 |   卍 寺院霊場探訪

松山市内でのニワカ巡礼三番寺繁多(はんた)寺とは妙な名前だ。
お寺の背後に鬱蒼とした樹木が茂るからだろうか? 名前とは裏腹
に寺の佇まいは閑静だった。これから参拝客が沢山くるのだろうか。

宗派:真言宗豊山派  本尊:薬師如来  開祖:行基(伝)
札所:四国八十八箇所 五十番札所
詠歌よろずこそ  繁多なりとも  怠らず  諸病なかれと  望み祈れよ
観察:一遍上人が七年間も修行した寺で、風格のあるお寺。

参照:四国で最初の巡礼体験・・高知県延光寺(2007年)

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