一週間の北海道探査は終わった。今年も感動の北海道であった。
自然、温泉、食…北海道ならではの味わいだ。なんといっても
広い大地を何にも考えずにツーリングする解放感がすばらしい。
(2012.北海道温泉探査 完)
映像:北海道と本州を結ぶメモリアルシップ。函館に摩周丸、青森に八甲田丸が保存。
BEY函館を金森倉庫群からJR函館駅に移動する途中
函館港埠頭に係留されている青函連絡船摩周丸を発見
青函トンネル完成前の北海道渡航手段の花形船である。
参照:青森市側に係留保存されている『八甲田丸』
映像:函館ベイ・エリヤの中心となっている金森倉庫群
港町煉瓦倉庫群が保存されている街函館。この倉庫群はお土産屋さん
レストラン、カフェ、休憩所、ガラス工芸工房展示…沢山の観光客で
溢れ、国際観光都市函館のクリスタル・パワースポットになっている。
運河の街小樽、雪像の街札幌、動物園の旭川、霧の街釧路…しかし恋の街函館。
金森倉庫界隈、山の手の教会群を二人で歩くと自然と切なさが楽しさに変わる。
北海道の旅の始まりと終わりの地函館、金森倉庫に温泉が湧いている。鉄分を
含む黄金の湯。隣接のホテルLA VISTA函館ベイの源泉が導かれる名湯である。
【Data】食塩泉(強塩泉) 44℃ PH6.8 源泉:No.485-044(海峡の湯)
駒ヶ岳を眺めながら鹿部町海岸を辿ると足元にハマナスの花を発見した。
砂丘に這うようにして咲く花を思わず切り取る。
感想:ハマナスは北海道の道花であると同時に青森市の市花だが、青森では
海岸部に見られなくなった。波打際に咲いている花を見ると遠い青森
を思い出すのだった。北海道には本州で無くなった物がそこここある。
分類:バラ(目・科・属)・ハマナス種 漢字:浜茄子
薬効:生薬名玫瑰花。花に収斂作用,下痢,月経過多,および疲労に用いる。
煎じらず熱湯を注いで服用、果実は疲労回復作用があり果実酒を作る。
花言:あなたの魅力にひかれます、美しい悲しみ、旅の楽しさ
とうとう最終ルート。噴火湾を南下すると道南の名峰駒ヶ岳が迎えてくれる。
いつもは大沼から函館入りするのだが、今回は鹿部地方を迂回し海岸麓から
磯崎灯台を背景に駒ヶ岳を眺望す。双頭の山頂も此処からでは一つに見える。
映像:後方の光のブリッジが白鳥大橋、手前は室蘭の臨海工業地帯だ。
登別温泉でゆっくりして、帰路に着く。今日のお宿は伊達市の道の駅だ。
途中、室蘭市内を通る。 白鳥大橋を渡り国道を通り、振り返ると室蘭
の工場の夜景が美しい。不夜城の様相だ。近年は産業観光としても人気。
≪Memoir:感動絶景 嵐山渡月橋(京都府桂川) 2012.12.19 ≫
京都の夜はそれだけで風雅であるが、嵐山渡月橋は
格別であった。嵐山全山がライトアップされる晩秋
この地に立った。全山紅葉の嵐山が渡月橋に映える。
映像:登別温泉の守り神さまとして鎮座する湯澤温泉境内鳥居。
帰路は道東高速道を中心に一気に走る。北海道の帰り、毎回立ち寄るのが登別温泉。
北海道温泉探査の原点でもあるこの温泉地はダイナミックな地獄もさることながら
温泉地としての歴史的歩みも、近代急発展した温泉地として又興味あるものである。
祭神:品陀和氣命/誉田別命[別名]応神天皇…皇祖神や武神
大己貴命/大穴牟遅神[別名]大国主命…医療神
少彦名命/少毘古那神…医薬・石・穀物霊
滝川乃湯本翁命[本名]滝本金蔵…登別温創業の祖
参照:登別温泉での掛かりつけ湯の『さぎり湯』(登別に立ち寄ったら必ず立ち寄る共同浴場)
映像:『十勝清水牛玉ステーキ丼』(清水町地域活性化協議会提供9店2010年~)
卵丼が好きで牛のサイコロステーキが好きだったら、ハマって仕舞う。
最近はやりのB級グルメの十勝版。いまこの地方で人気なのが牛玉丼。
日勝峠ドライブインでゲット。美味しい!筆者は卵丼と焼肉が大好き。
映像:国道274号線、十勝の国から日高の国への峠から十勝平野を望む
釧路から十勝に至る。日勝峠から十勝平野を眺めれば広大な北海道を感じる。
雲の下に拡がる牧場、農地、点在する集落、我が美しい日本は此処にもある。
人々が生活する農地を眺望。この切り取られた空間にも夫々のドラマがある。
映像:スクリーン、プロジェクター、パソコン機材持込みで講演する筆者(左上)
(2012.12.15 10:00~)
青森市小柳温泉2階で東部第三区連合町会研修会が開催された。
その講師として招かれ『健康と温泉療法について』を講話した。
温泉施設での講話は酸ヶ湯温泉以来で泉研の活動の原点である。
小柳温泉:石膏泉(含芒硝泉) 39.4℃ 源泉名:唐橋温泉
参照:『温泉塾 IN 酸ヶ湯温泉』の様子(クリック)
いよいよ帰路。十勝平野を横断し先ずは登別温泉を目指す。十勝平野まで至る
途中、何やら怪しげな神社を見つけ参拝。大乳授け・子宝・安産・縁結びの神。
社格:- 祭神:乳授姫大神(ちちさずけひめのおおかみ)
⇧ 乳神ご神体(砂岩自然石)