北海道新幹線木古内駅は外観が完成していた。架線工事が仕上げに入っていた。
もう2年を切った開業まで北海道内は工事が急ピッチ。北海道の旧駅がその儘
新幹線の駅となる。この次の新幹線停車(現:渡島大野駅)が新函館駅(仮称)だ。
記録:高架駅2面3線、乗車客67人/日
映像:混浴露天風呂から眺めた対岸の湯治棟屋(2004.04.17)
岩手県花巻市の温泉宿の中で、宮沢賢治が好んだ温泉。恐らく、戦後に花巻に
隠棲の高村光太郎もこの混浴場で冷えた身体を温めたに違いない。そんな文学
の香りがする湯の里は混浴でも人気だった。現在は女性用の露天風呂が川向い
に設置されたので、敢えてこの混浴露天風呂で湯浴みする女性は少なくなった。
【DATA】単純温泉 51.3℃ PH9.2 源泉:大沢の湯
参考:本物の名湯ベスト100 (講談社現代新書:石川理夫著)‐72位 花巻南温泉峡
小川原湖の名産はシジミ貝だ。道の駅:おがわら湖ではその日採れたての
シジミ貝を買う事ができる。そのシジミ貝を採る為か早朝の湖水に漁師が
腰迄浸かりシジミ貝を採る。漁具鋤廉(ジョレン)を何回も引く姿が印象的。
参照#同じく、シジミ貝で有名な、津軽半島の十三湖の景観(津軽紀行)
宝湖とも言われ古代から人間が漁を営んできた形跡がある。周辺には貝塚も存在。
今も漁が盛んで、朝靄をついて小舟が湖を行き交うのもまた、ここの風物詩である。
主要水産資源:ワカサギ、シラウオ、ハゼ、シジミ(ヤマトシジミ)、ウナギなど
小川原湖に伝わる玉代姫・勝代姫伝説に因んで湖畔に建造された塑像。
十和田湖の乙女の像と対比されるがその背景は異なる。乙女の像は県
の依頼で高村光太朗が製作したもの。この像はメモリアル製作塑像だ。
参考:玉代勝代像の製作者は高村光太郎の弟子で青森県野辺地出身の
小坂圭二である。武蔵野美術大学を卒後、青山学院の美術教師。
映像:いにしえ街道沿いにある正調江差追分の道場(家元教室)
北海道の民謡と言えば・・・江差追分。そう、ここ江差町がその本場だ。
あの独特の唸り、節まわしに全国の民謡ファンが唸る。江差追分もまた
ニシン漁・交易船で集った人々から持たされた古き日本の文化である。
江差追分歌詞:一部
『 ♪・・・
<前唄>
〇蝦夷の前浜 鰊が群来(くき)て ヤンサノエ いさむ舟子の 大漁節
曳けや浜から 黄金が上がるネー 黄金千石 二千石
<本唄>
〇江差の五月は 江戸にもないと 誇る鰊の 春の海
<後唄>
〇姥が神代の 昔も今もネー 土地の花なり かもめ島 ・・・♪』
映像:前回訪問したときはお堂の柱がイタズラ切断されてたが、今回復元されていた。
由布院で温泉仲間と合流後、いよいよ九重温泉郷の名湯探査。由布院から国道387号
線を下りと先ず最初に辿り着いたのが宝泉寺温泉。共同浴場の橋に某温泉教授が暗躍し
ている『源泉掛け流し宣言』が出ていた。こんな事をしなくても名湯なのに残念である。
(筆者三回目の訪問)
【Data】単純温泉 79.6℃ PH8.3 2000リットル/分 源泉:宝泉寺温泉
残念:現在(2014年4月)はここは 共同浴場ではない。度重なるイタズラ?のせいか
理由づけは色々だが、結局は裸になり混浴もありうる共同浴場のスタイルは今の
世では提供しずらい環境になってしまったということだろう。貴重な入浴施設が
失われたという事では残念である。日本全国どれだけの混浴風呂が失われた事か。
後日:ネットサーチ情報では、2019年にはお湯も抜かれ足湯もないそうだ。残念である。