≪メモワール:東京23区 茶房神田伯剌西爾(ぶらじる) 2014.5.23≫
神保町の古本街を巡って、疲れたころに目に留まるのがこの喫茶店。
「茶房」は全国に散らばった喫茶店の枕詞となった。又、ぶらじるも
よく見られる社交場の名称。やはり東京が故郷だ。ここで一服休憩。
考察:喫茶店という名称は今は珍しい。喫茶店の「喫」は喫煙の意味
でありタバコを吸ったりお茶を飲んだりする社交場なのだが
今の時代喫茶店は受動喫煙で好ましくない名称である。その
意味で「茶房」はお茶をする意で好ましい。筆者もタバコは嫌。
≪メモワール:東京23区 神田神保町 書店壁書庫2015.23≫
映像:左端の人物に比較し、壁書庫の大きさが理解できるだろう。
神田神保町は本の街だ。特に、古本街として日本一、いや日本でも
多分ここだけだろう。お目当ての古本、暇つぶしで掘り出し物発見。
良くも悪くも本の価値は自分自身で決まる。そんな探し物の壁書庫。
≪ メモワール: 東京23区 御茶ノ水ジオラマ (お茶の水2013.6.28) ≫
中央上高架が総武線。左の鉄路口が中央線。奥神田川上が聖橋。下に丸の内線の鉄道ジオラマ。
神田川を中心に三つの線路が交差する場所。湯島天神から秋葉原方面お茶の水への回り道、この
場所でしか味わえない光景がある。鉄ちゃん垂涎の中央線、総武線、メトロ、御茶ノ水ジオラマ
🔵下左:中央線 🔵下右:丸の内線(御茶ノ水橋から観察)
≪メモワール:東京23区 湯島聖堂(2013.6.28)≫
日本の学問発祥の地とされる湯島聖堂。江戸時代徳川綱吉が建てた孔子廟。
その後江戸幕府直轄の学問所となった。東京では湯島天神と並ぶ学問の聖
地。今の時期、受験生の参拝も多い。ここから東京日本の学問が始まった。
歴史:湯島聖堂の敷地に昌平坂学問所が創設され今の東京医科歯科大学湯
島キャンパス。明治時代には国立博物館、東京師範学校(筑波大学
(東京教育大学)、東京女子師範学校(お茶の水女子大学)等があった。
指定:国史跡(湯島聖堂) 記録:丈高4.57m、約1.5tの孔子銅像は世界最大。
参照#東京医科歯科大学(お茶の水橋口)
≪メモワール:御茶ノ水ソラシティ 東京23区 2013.6.27 ≫
映像:塔屋にビル影が映る黄昏時、御茶ノ水は青春の色だ。学生時代が懐かしい。
筆者の東京の主な立ち寄り駅では、乗り換えが東京、新宿駅。美術鑑賞は上野駅。
ブラ寄りが御徒町駅、池袋駅、渋谷駅。宿泊が品川駅。必ず寄る駅が御茶ノ水駅。
その聖橋駅口側はスッカリ変わった。東京は本当の空が何処なのか目が離せない。
≪memoir:伊豆半島湯処 松原温泉会館(photo BY HP) 2004.3.19≫
伊豆半島の伊東温泉は名湯の里。その中で、一番大きい公衆浴場。
会館というから多目的施設だが、やはり温泉が主。一階に大きな
浴槽があり地元の人で賑わっていた。こういう触れ合い湯もいい。
【Data】単純温泉(アルカリ性) 43℃ PH9.0 源泉:伊東温泉混合泉
参考:本物の名湯ベスト100‐53 伊東温泉(講談社現代新書:石川理夫著)
学術:日本温泉地域文化資産№.81松川河畔の伝統的旅館街(日本温泉地域学会編)
≪ メモワール: 温川荘(福島県塩沢温泉 2005.11.12 ≫
残念ながら、この施設も東日本大地震後客足の伸びが止まり
平成14年度から休業中で、ネットでは廃業の表示もあり残念。
又一つ、まったりぬくだまりの温泉宿が消えようとしている。
(過去の記録2005.11.12)
安達太良山の塩沢温泉登山口道近くで登山客の利用者も多い。
今日も、三人も入れば窮屈な露天風呂にはチョイ悪オヤジ達
ご覧の通り、登山の疲れを癒す。撮影に快く応じた萬年青年。
泉質:単純温泉 30.4℃
参考:湯温が30.4℃で必然ボイラー沸かしが必要、この経費
は温泉経営には負担となる。客が来ないとなおさらに。
速報:学会・研究情報 2017.2.17
筆者が副理事長を務める非営利特別法人ひろだいリサーチの
2016年度研究報告会が青森市(青森市民ホール第二会議室)
で開催され研究者が集い久し振りの学術情報交換の場となる。
≪報告内容≫
報告1) JICA青年研修アグリツーリズム支援について
NPOひろだいリサーチ副理事長 谷口 清和
報告 2) 地域社会を通じて考える青森県で働くこと・生きる
ことのポテンシャ ル研究 について
弘前大学客員研究員 竹ヶ原 公
報告 3) 地域に根差した移動販売のこれまでの社会貢献
的役割について
弘前大学大学院教授 佐々木 純一郎
司会進行:青森大学教授 井上 隆
参照:2015ひろだいリサーチ研究報告会(十和田市)
参照:2014ひろだいリサーチ研究報告会 (函館市)
参照:2013あおもり県民政策ネットワーク研究報告会(八戸市)
弘前城二の丸と下条橋上に津軽錦絵の回廊が設置。道の両側に美人画(ねぶた見
送り絵)や武人画(扇ねぶた絵)の素となる錦絵が灯籠状になって楽しむことが
出来る。今年は混雑してとても撮影出来る状態でないが漸く切れ目に撮影出来た。
参照:2014年の津軽錦絵大回廊
≪速報:あおもりの祭 弘前城雪灯籠まつり 2017.02.11≫
今年も厳冬期の祭りが開催された。弘前城雪灯籠まつりである。近年の厳冬期は
やはり温暖化、異常気象が定着し、青森市は少雪逆に弘前地方は大雪かつ温暖だ。
祭り目玉が藤田記念庭園洋館大雪像。プロジェクトマッピング手法ライトアップ。
参照:2016年の大雪像:弘前城天守閣
≪Memoir:東北名湯巡里 岩根の湯2005.11.12≫
鷲倉温泉で白濁湯を楽しんだあと、もう一つの源泉を味わう。
まるで離れの様な湯小屋の湯壺に満たされていたのは珍しい
酸性緑礬泉である。 屋根付脱衣場の奥は解放的な露天風呂。
【DATA】酸性明礬泉 43.4℃ ph2.74 源泉:鷲倉温泉露天風呂
≪ Memoir(メモワール):東北名湯巡里 鷲倉温泉2005.11.12 ≫
土湯温泉「道の駅つちゆ」で車中泊後、向かったのが鷲倉温泉。
温泉街からは遠く離れて、標高1,230mの高原の湯の趣である。
温泉も白濁して、これまた温泉街の透明湯とは違う趣がある。
【DATA】単純硫黄温泉71.2℃ PH5.0 源泉:鷲倉温泉(イ)
Memoir:かんとう甲信越湯処 こんばいろの湯 2009.11.20
映像:足湯にしては立派な建屋。「こんばいろ」は地元でカタクリの意。
日本温泉地域学会那須大会で訪れたのが那須温泉郷。その象徴的な温泉
神社境内の手前にあるのがこの足湯。隣接の「鹿の湯」と泉質は異なる。
【Data】単純硫黄温泉(硫化水素型) 66.8℃、pH4.1 源泉:奥の沢噴気泉
参考:本物の名湯ベスト100‐30那須温泉郷(講談社現代新書:石川理夫著)
学術:日本温泉地域文化資産NO.44「鹿の湯」共同浴場と伝統的入浴法(日本温泉地域学会編)
参照:鹿の湯(栃木県那須湯本温泉)
≪メモワール: 吉野家 長野県小諸市湯瀬の温泉 2003.11.03≫
千曲川河畔の信州秘湯の一軒宿として観光客に親しまれていた温泉。
板張りの吊り橋「大杭橋」のたもとにあるので川釣り客らの利用も
多かった。しかし、泉温が低いので維持にはコストがかかり、廃業。
泉質:食塩泉 32.3℃ PH7.8 源泉:吉野2号 H22年5月末廃業
≪ Memoir:関東甲信越名湯 布引温泉こもろ 2003.11.3 ≫
映像:眼下に千曲川、頭上に浅間連山眺望の露天風呂に癒される
湯処を求めて信州を走る。小諸といえば、やはり島崎藤村を思い起こす。
大学の選択科目ゼミでは島崎藤村の「夜明け前」を解読したものだが夏
季現地ゼミには資金がなく参加できず残念。今、ようやく信州路を辿る。
【Data】食塩泉 41.4℃ PH8.11 源泉:布引2号線
文学:小諸の旅情を島崎藤村は次の詩に記している。
『小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ
緑なす繁蔞は萌えず
若草も藉くによしなし
しろがねの衾の岡邊
日に溶けて淡雪流る
・・・・・・・・・・・・・・
千曲川柳霞みて
春淺く水流れたり
たゞひとり岩をめぐりて
この岸に愁を繋ぐ』(「千曲川旅情の詩」より)