
映像:噴湯丘に囲まれた渓谷に露天風呂が設置されている(画面左上に球状石灰華)
昨年、偽装で有名になった『白骨温泉野天風呂』。何も偽装しなくても炭酸石灰
を含む硫黄泉は良質だったが時期によっては色が希薄になる事がある。白濁硫黄
泉を望む観光客にサービスの精神でした事が温泉界を揺るがす大事件へ発展した。
【Date 】 重炭酸土類泉 34.5℃ PH6.78 源泉:隧道1号泉
参考:本物の名湯ベスト100‐70白骨温泉(講談社現代新書:石川理夫著)
学術:日本温泉地域自然資産NO.76噴湯丘と球状石灰華(日本温泉地域学会編)
解説:白骨温泉は炭酸石灰を含み噴湯丘からの湧出。故に白濁湯が特徴であるが、
気象や引き湯の条件から希薄になる事がある。色が薄いからといって湯成分
は変わらない、正しい理解の上で温泉を楽しむべき。観光スポットで利用人
数を考えたら浴槽の塩素消毒は必須。それも理解しなければならない。世界
的に貴重な噴湯丘湧出した露天風呂に入り渓谷景観を愛でる浴感は満足する。
情報:現在(2018.10.14)休業中、2019年に営業再開