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お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

熊ノ沢温泉 ( 八戸市 尻内 )

2021年03月27日 |  ♨青森おすすめ湯

入湯速報:熊ノ沢温泉  2021.3.27    本年入湯1回(通算5)≫

映像:画面手前の白湯が人工炭酸浴槽、他の浴槽は薄茶の源泉が投入

凡そ3年2カ月振りの入湯。今日は八戸のお隣の岩手県の里山トレッキング
の帰り道、汗を流す為の立ち寄り湯。久しぶりに八戸市内の温泉銭湯に入湯。
登山で緊張した筋肉にこの施設特融の「炭酸泉の湯(人工)」が気持ち良かった

【Data】含重曹ー食塩泉  25.6℃ PH8.3       源泉:熊ノ沢温泉

留意:掛け流しと言えども、加熱しているので大量ではない。地元民が利用す
   る時間帯を避け味わうのが理想。人工炭酸浴も気持ち良いのでお試しを。
湯感:八戸市内には高温泉が乏しい中、都市部の八戸温泉も令和4年5月31日
   で閉館となった今では、ここ熊ノ沢が唯一の筆者の立ち寄り湯となった。

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三沢温泉三沢保養センタ-(三沢市)

2021年03月07日 |  ♨青森おすすめ湯

入浴速報昭和のレトロ温泉公衆浴場(三沢市三沢園沢) 2021.03.05  入湯3回目≫

三沢空港に所要がありついでに立ち寄った。およそ一年二か月振りの訪湯。半端ない
レトロ感が今も残っているか、まだ営業しているか確かめたかったのが、立ち寄った
理由だ。道路から坂を下りて行くとあのまんまの三沢温泉が出迎えてくれたのだった。

(最初の入浴記録)
ひょっとしたら、これが最後の昭和レトロ温泉公衆浴場かも知れない。三沢在住時代
立寄る事のない温泉施設だった。今回ようやく訪湯。広大な敷地の左手の食堂・宿泊
棟は崩壊。が、正面の大浴場部門は奇跡的に営業を続けていた。壁の滲みは芸術的だ。

【Data】単純温泉  43.9℃ pH8.8   源泉三沢温泉  計測:湯口43.5℃ 湯船42.5℃ 
      
浴感:昭和時代に建設された大浴場は、壁にはシミができてカランも彼方こちら故障。
   しかし、長型不規則楕円型の湯船には想像以上に源泉が投入されていた。昼下
   がり老人が2,3人ノンビリ入浴を楽しんでいる。遠い昔どこかで見かけた光景

参照#①三沢市の温泉探査紀行  ②青森県の温泉公衆浴場(民間) 31

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浅虫温泉 辰巳館 (青森市)

2021年02月08日 |  ♨青森おすすめ湯

   入浴速報:浅虫温泉 辰巳館 ( 映像:男子浴室  by  辰巳館HPより転載)2021.02.06

    コロナ災禍時の温泉旅館宿泊はなかなか勇気がいる。しかし、温泉旅館を助けるのも
    温泉愛好家の社会貢献。その悩みを解決してくれたのが青森県民対象「あおもり宿泊
    キャンペーン&冬の青森・ご褒美キャンペーン」旅館もお客様も、お得感満載の取組。
  今日は浅虫の湯っこを浴びて、洋室ながら、浴衣を着て、おもてなしの部屋食で乾杯
      ※辰巳館新館31号室での部屋食(部屋食はコロナ防止の三密を避ける意味で安心だ) 

     【Data】含芒硝ー石膏泉  56.5℃ pH 8.21      (源泉入浴累計 1,113湯目)
          源泉:集中管理方式(集中管理源泉1・3・4号、浅虫36・41・45号統合泉)

  解説:辰巳館は浅虫温泉郷の海手側の温泉旅館では老舗旅館。佇まいも昭和の温泉
       旅館そのもの。駐車場を拡大、浅虫温泉郷の景観を維持し健闘している旅館。
  浴感:十三年振りの入浴。大きな岩風呂には浅虫温泉の共同配湯泉が掛流し、湯温
     42℃~43℃とやや高めだが、明け方(6時頃)の豊富な湯量投入は絶品湯心
     と感じた。朝食後の女将の煎じる
焙煎珈琲の美味さと併せてこのお宿の特徴。
  会話:当館女将とは温泉地活性化活動以来の旧知、久方振りの会話ではお互いの近
     況や、コロナ災禍の旅館経営などの情報交換をした。相変わらずの美人女将。

  参照青森市(外ヶ浜地域)温泉紀行

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下風呂温泉 海峡の湯 (青森県 下北半島)

2021年01月21日 |  ♨青森おすすめ湯

 ≪入浴速報:下風呂温泉 海峡の湯 (湯船計測43度) 下北半島 風間浦村 2021.1.19  ≫

 日本を代表する共同浴場「大湯」&「新湯」が、新しい公共公衆浴場に生まれ変わった。
 筆者的には二つの共同浴場はそれぞれに歴史的価値があるもので現状を建て替え保存し
 て欲しかったのだが。行政は時に歴史文化よりも経済を優先する。その施設に本日入浴。

 この施設は、大湯、新湯、そして旧長谷旅館の使用源泉(メイン画像:海峡の湯)の
 つの源泉を楽しむ事が出来るのが売り文句なのだが、嘗ての源泉掛け流しとはならない。
 新施設は掛け流しの趣を醸し出している。しかし、湯船からお湯が溢れないのは寂しい。
 
  ( ↖左:新湯湯船:湯船計測45度  右↗:大湯湯船:湯船計測46度 ↘ 手前に熱湯47℃ )
    左右の湯壺の湯色に注目、左は透明、右は白濁である事が確認できる。 

【Data】   ①海峡の湯 酸性硫化水素泉 58.7℃ pH2.33 源泉:大湯2号泉
      ②大湯 酸性硫化水素泉   56.5℃ pH2.19 源泉:大湯1号泉
      ③新湯 含食塩ー硫黄泉   78.8℃ PH7.19 源泉:新湯1~4号泉(混合泉)

 参照#①海峡の湯(旧長谷旅館源泉大湯2号) ②大湯共同浴場 ③新湯共同浴場
    ④「海峡の湯」の命名由縁となる旧長谷旅館の3号室(井上靖が逗留した部屋)
    ⑤青森県の共同・公衆浴場(公共)厳選集  

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あすなろ温泉 (七 戸 町)

2020年11月22日 |  ♨青森おすすめ湯

   入浴速報:青い森名湯巡里 あすなろ温泉(七戸町)2020 .11 22   累積入湯7回

   今日は、名久井岳トレッキング後旧名川町唯一の温泉である古町温泉を訪ねた
   ところ、なんと令和元年に閉館していた。今日玄関を訪ね初めて知った。それ
   で国道沿いの名湯であるあすなろ温泉で汗をながした。トレッキング名湯三昧

      【Data】単純温泉  46.3  ℃  pH9.05    源泉笊田泉 薄褐色透明
      計測:湯口44℃、温い湯41.8℃(前)、熱い湯43℃(奥)、水風呂21℃

   浴感:循環や塩素消毒が当たり前の公衆浴場にあって豊富なお湯使いの浴場
      を筆者は最近見直している。名湯には歴史、文化、自然環境など温泉
      を取り巻く諸条件色々あるが。 この様に身体にやさしい温泉も又名湯

   参照七戸町(東八甲田山麓)温泉紀行

   (過去の記録)
    ・今回入湯しこの温泉の温泉力を以前より増して感じた。
    ・八甲田山ツーリング後の心と体を癒すには温泉が最適。
    ・今回は平野部をぐるりと周り七戸町のあすなろ温泉だ。
    ・昼下がりの温泉場は地元の人はいない。源泉独り占だ。

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石神温泉 (下北半島むつ市)

2020年11月02日 |  ♨青森おすすめ湯

入浴速報青い森名湯巡里・石神温泉露天風呂  (むつ市関根’20.11.01入湯7回目)

釜臥山トレッキング(むつ市釜臥山)し選んだ癒しの湯はむつ市関根浜の「石神温泉」
48℃の強烈な源泉に疲れた四肢を癒してもらう。その強烈は恐山の恵み熱源むつ矢立
温泉と同等である。特に今日はほぼ真っ直ぐ直登りなので、下肢筋肉も緊張している

【DATA】食塩泉 48℃ PH6.6  源泉:関根3号泉 (温湯43℃、あつ湯45℃
  浴感:久し振りの45℃の激熱湯殿は、今ではむつ矢立温泉を越え下北半島随一だ。

参照#①むつ矢立温泉  ②全く湯趣が異なる恐山温泉「花染めの湯
   下北半島の公衆浴場等 厳選集

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松崎温泉(青森県平川市)

2020年09月12日 |  ♨青森おすすめ湯

入浴速報:筆者推奨湯処 松崎温泉(平川市) 2020.9.12
映像:熱い湯(左:45.5℃)と温い湯(右:43℃)の湯船編成

平川市(旧平賀町)は湯の町。先だっての大坊温泉の見直し
もう一度、疎遠だった温泉銭湯を入湯確認する。今回は弘前市
に近い松崎温泉。湯船だけの施設だが、掛け流し源泉は力強い

【Data】食塩泉 61.9℃(湯口52℃)PH8.0 源泉松崎温泉

浴感:三年振りの入浴、相変わらず強塩泉の心地よさ入浴4回目

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大和温泉 (平川市 中佐渡)

2020年06月15日 |  ♨青森おすすめ湯

 ≪  入浴速報:大和温泉 平川市(旧尾上町)中佐渡南田 2020.04.03 
    映像:典型的な温泉銭湯の佇まい、左右真ん中にカラン群正面奥に湯殿

 平川市で現在営業している温泉銭湯の最後の探査。此処も以前から知っていたが中々
 入る機会が無かった。今日漸く入湯した。新型コロナウィルス厄で心なしか町は閑散
 温泉施設も利用者は居なかった。女将とご主人と懇談した後貴重な街中名湯を味わう。

【Data】単純温泉 44℃  pH 8.6  源泉中佐渡温泉 (源泉入湯1,084湯目)

 浴感:久し振りの街中名湯。フルフルの清水湯が湯船から溢れ出る幸せと源泉の
    肌触りの良さは、数キロ離れた黒石市の岩木温泉に実に良く似ているのだ。
  
 参照#①平川市(旧平賀町・旧碇ヶ関・旧尾上町)の温泉探査紀行 岩木温泉  

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湯野川温泉 濃々園(むつ市)

2020年06月10日 |  ♨青森おすすめ湯

入浴速報:湯野川温泉「濃々園(じょうじょうえん)」6回目 2020.6.7

縫道石山トレッキング疲れと汗まみれの体を保養する為に訪れたのが
下北半島の秘湯:湯野川温泉。湯船に投入された43℃の源泉掛け流し
は疲労した下半身と、汗まみれの全身に深く滲みわたる。温泉最高 

【Data】単純温泉 54.8.0℃ pH8.5    源泉:湯野川2号源泉
   ※温泉分析表により源泉が3号泉から2号泉に変わった事を確認

参照 # 下北半等(ジオパーク)温泉探査紀行

参照 # 湯野川温泉が舞台の一部となった昭和の名画『飢餓海峡』

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大秋温泉 ブナの里白神館(西目屋村)

2020年03月31日 |  ♨青森おすすめ湯

                     開放的な大浴場景観(by公式HP)
 ≪ Memoir:大秋温泉 ブナの里白神館         (西目屋村 2009.5.5)     

西目屋村には公共が関与する温泉宿泊施設(公共の宿)が二軒ある。その内の村の
中心部にあるのが「ブナの里白神館」大秋温泉である。白神山地が世界遺産指定の
前から営業している。役場の真ん前だが、最近道路向かいに道の駅ができて便利だ。

【Data】含重曹ー食塩泉 44.7℃  PH8.5  源泉:新大秋温泉(源泉入湯累積 1,082)

浴感公共が経営する施設らしく、アルカリ性の長所は塩素剤などで無くなっている。
   しかし、世界遺産白神山地ゲートウェイにある温泉施設は貴重である。ブナ林
   逍遥の後、汗を流すには持ってこい。又道の駅が真ん前なので車中泊にも便利

参照青森県の温泉旅館・宿泊施設 厳選集

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梅田温泉(うめたふれあいセンター)

2020年02月06日 |  ♨青森おすすめ湯

 ≪  入浴速報:梅田温泉(うめたふれあいセンター:五所川原市梅田)  2020.2.4  
     映像:男子浴室(日替)、二つの浴槽があるが、以前真ん中を仕切って男女が使用。

冬枯れの奥津軽路を温泉を訪ねて・・・・板柳町のふるさと温泉の高額な施設の割には温泉情緒が
感じられず物足りなく、もう一カ所気になっている温泉施設に向かう。ここも未湯の梅田温泉
うめたふれあいセンター」の名称だが民間。デイサービス、老健施設など多角経営。宿泊も可

【DATA】食塩泉 45.7℃  pH 7.72  微弱黄色透明 源泉:梅田温泉(源泉入湯1,067湯目)

浴感:お湯は適度にかけ流し、消毒はあるもいやな匂いはしない。寧ろ、微か鉱物香がかおり
   良く温まる。老人がひとりトド寝をしていた。やっとふだん着の温泉に辿りついた感じ。

参照
立佞武多の里(五所川原市)温泉紀行

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スパハウスかわむら(三沢市中央町)

2020年01月16日 |  ♨青森おすすめ湯

入浴速報:スパハウスかわむら(三沢市中央町)2020.1.11  本施設初入湯

嘗て勤務していた三沢市。ここの温泉は全て踏湯した筈だったのだが・・。実は三沢市
米軍基地ベースゲート近くに温泉旅館があった。ここは未踏の湯だった。勤務時代社
宅が
あったので泊込むということが無かったのが理由。15年の月日を経て漸く入湯

【Data】単純温泉 46.1℃ pH8.81  源泉:三沢中央源泉2号泉(源泉1,061湯目

鑑定:三沢市中心部では豊富なかけ流しは此処がトップクラスだろう。温泉分析表を
   を見て懐かしい名前を確認、ここの女将の名前だ。温泉旅館が米軍基地の米人
   も楽しめる温泉公衆浴場に変貌(2007年開業)していた。お湯が流れる大理石
   座湯
は外国人を意識しての設備で青森県ではここだけのもの。流石に米軍の街


参照
三沢市内の温泉探訪紀行

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薬研温泉 むつ市老人福祉センター

2019年12月05日 |  ♨青森おすすめ湯

入浴速報:青森推奨湯処・薬研温泉むつ市老人福祉センター 2019.12.03

長野の温泉友人と上北・下北温泉探査の目玉は薬研温泉。衰退著しい薬研温泉
想像通りだった。夕方5時近く河童の湯は冬季休業、夫婦河童も店終い。旧古畑
旅館は真っ暗、そんな中、公共の湯は元気だった。先客は一人、管理人も大歓迎

【DATA】 単純温泉 68.2℃ PH8.4  源泉:湯ノ股2号泉(入湯源泉1,054湯目)

浴感:やはり源泉投入の浴感は堪らない。夫婦河童の出来過ぎた管理とは違い
   湯口から新鮮な源泉が流入。お付き合い程度の塩素薬剤はなんら気にな
   らない。老人福祉センターとあるが此処迄來る老人も少なく快適な入浴。

参照青森県の健康(老人)福祉温泉施設一覧

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大間温泉海峡保養センター( 大間町 )

2019年12月03日 |  ♨青森おすすめ湯

≪入浴速報:大間温泉海峡保養センター(2018.7.21 通算10回目)≫

久しぶりの大間温泉だ。大間海峡保養センターの併設湯。本州最北端
温泉としては、温泉ファン必見・必湯の湯。源泉は強烈だがリニュアル
して湯風情が鈍化。本州最北の地にある温泉ということで名湯としたい。

【Data】含塩化土類ー食塩泉 54.5℃  PH6.8   源泉:大間温泉

参考:今宵は佐井村アルサスにトンボ返りで車中泊。今年、間トイレ
   
を完備した。青森県の道の駅29番目の施設としてデビュー予定。

参照#①姉妹施設大間養老センター:青森まあまあ湯)
   海の駅(予定) アルサス外観(佐井村佐井漁港)

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エルム温泉(五所川原市)

2019年09月14日 |  ♨青森おすすめ湯

≪ 入浴速報:青い森名湯 ♨ エルムの湯(五所川原市) Now 2019.9.9

奥津軽イオンモールつがる柏で久し振りの映画鑑賞の後、エルムに移動。高速道を
利用しつがる柏から15分程度だった。エルム内のいきなりステーキで食事後、汗を
流すために隣接の「エルムの湯」に立ち寄る。奥津軽では久し振りの新しい温泉入浴。

【DATA】 食塩泉 59℃ pH7.5  源泉:エルム温泉 (初源泉1,044目)

所感:エルムの湯は名称の通り、当初は沸かし銭湯でオープン。その後温泉掘削で
   温泉を手に入れ「天然温泉 エルムの湯」として再スタート。筆者は只の銭湯
   のイメージで、今日まで訪湯しなかった。しかし、入湯して理解。59℃の源
   泉に井戸水を加水しているのだが、その井戸水が重曹成分を含む温泉の様な
   もの。この混合泉は微かに古代香(植物匂)、モール色を呈して素晴らしい

観察:各湯船には白湯表示の沸かし銭湯時代のなごりがあちこちにあるが、湯趣は
   十分。温い湯40℃。中湯42℃(画面手前)。熱い湯44℃(画面奥)と多様。
   筆者はぬるい湯と水風呂(22℃)、そして掛水(18℃)反復入浴を実施した。

心得:久し振りの街中名湯(湯質・湯趣・設備を総合して)と鑑定するが、条件がある。
   恐らく、週末、祝日はエルムの街同様相当な混雑が予測される。どんな名泉で
   も、混雑や汚れでリラックスできなければ、およそ名湯とは言えない。平日の
   昼前後の利用が筆者お勧めの名湯と認識される。なかなかこういう施設はない。

参照青森県の公衆浴場(民間経営)厳選 31

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