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off  the  ball

「清く、楽しく、オモシロク♪」
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スペイン×イタリア

2012-07-02 | 11-12 football

スペインがイタリアを圧倒。4-0で勝利し、ユーロ連覇達成

前半14分にセスクのクロスからシルバがヘディングシュートで先制すると、前半終了間際には、シャビのスルーパスを受けたジョルディ・アルバが落ち着いてゴールに流し込んで追加点。

後半の序盤、イタリアが攻勢に出るが、カッサーノと交代で入ったディナターレが2本の決定機を活かせず、、、

試合終盤、スペインは、集中力の切れたイタリアからトーレス、マタが立て続けにゴールし、決着。

ん~イタリアは、しょーがないよね

「しょーがない」なんて言うと元も子もないけど、前半にはキエッリーニが負傷退場、後半も代わって入ったばかりのモッタが負傷退場してしまい、10人で戦うハメになったんだからね。そして、あのスペインの強さ、、、ん~やっぱり、しょーがない

ということで、ココからはスペインの得点シーン(1点目&2点目)解説

1点目は、中央やや右よりにいたセスクの動き出しを感じたイニエスタがスルーパス。そしてセスクのクロスにシルバがヘディングシュートでゴールという形。

まず、セスクの動き出しに対して正確にスルーパスを出せるイニエスタ。これだけでもスバラシイんだけど、ボールを受けてからクロスを上げるまでのセスクの動き、ココが「巧」

イニエスタからのボールを受けた瞬間、セスクはキエッリーニに詰めよられるんだけど、ココでわずかにクロスを上げるフリをしてるのだ。一瞬だけど、この一瞬のプレーによってキエッリーニはセスクに対して何もできなくなっちゃったのである(注意して見ないとセスクがただワンタッチしてからクロスを上げただけに見える)。そして、クロスからシルバのヘディングシュートが生まれたんだねぇしっかりゴール前に飛び込んでいたシルバもステキだよね~

こういうセスクのような一瞬のわずかなフェイクを、スペインの中盤の選手は、ボールを受けるとき、出すときなんかに絶えずしているからこそ、イタリアを含めた相手チームがボールを奪えないのだね

そして2点目は、全力で駆け上がるジョルディ・アルバにシャビがスルーパスを出し、そのままジョルディ・アルバがゴールという形。

文字にするといたって普通なんだけど、このシーンはシャビがアシスト以上のプレー(つまり、7、8割はシャビのゴールと言っても過言ではないという感じ)をしているというトコロがスゴイのだね

全力で駆け上がるジョルディ・アルバに対して、オフサイドラインを気にしてタメを作りながら、ジョルディ・アルバのスピードを落とすことなく、後方から寸分の狂いなく足元にピタリ(まさにピタリ)とパスを出す技術。パスのタイミング、正確性、スピードがパーフェクトな美しすぎる尼さん、、、じゃなくて(なんかそんなのが一時期流行っていたよね)、美しすぎるパス

ガッちゃんがシャビからあんなパスを受け取ったら卒倒するね

こういうパスをこの試合、何本か通していたのだから、いやはやシャビのパスはホント別次元。おそらく手を使うよりも精度がいいんじゃなかろうか

そりゃ~強いよね、スペインは

そして、別次元のフットボールをするスペインのなかでもまた更に別次元でプレーしているのが先ほどのシャビとイニエスタの2人なのだね

フットボールは、足を使うスポーツだから「ミスをするスポーツ」と言われてきたけど、シャビとイニエスタにとっては「ミスしないスポーツ」と化してる。中盤でボールを持っている際に、ボールを奪われる、パスミスをするイメージがないもんね~この2人は書いているうちにスゴイを通り越して恐くなってきたね、、、

これ以上書くとホントに恐ろしくなるので、このくらいにしておこう

ちなみに、バレンシアファンとしてこれだけは言わせてもらうけど、スペインの4ゴール中3ゴールは、元バレンシア(シルバ、マタ)&もうすぐ元バレンシア(ジョルディ・アルバ)の選手なんだよね~

ホント、スペイン連覇おめでとう