万城目学『プリンセス・トヨトミ』文春文庫、2011.
このことは誰も知らない―400年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、東京から来た会計検査院の調査官3人と大阪下町育ちの少年少女だった。秘密の扉が開くとき、大阪が全停止する!?万城目ワールド真骨頂、驚天動地のエンターテインメント、ついに始動。特別エッセイ「なんだ坂、こんな坂、ときどき 大阪」も巻末収録。(出版社HPより)
ガッちゃんが万城目さんの本を読むのは、「鹿男あをによし」に続いて2冊目だけど、まさに万城目ワールド全開という感じでオモシロかったね
己を貫く会計検査院の調査官と大阪国を守るオトコ、そして、自分に真っ直ぐ生きようとする中学生の少年と少女。なんかワケわからん不思議な感じでおもろかったり、あほみたいやったりするけど、それぞれが自分の信じた道へ全力で突き進んでいこうとするトコロがちょっぴり感動させられる。
舞台が大阪なので、読みやすさもあったね