「南米」対「欧州」の対決は「南米」に軍配が上がった。
下馬評では断然有利のリバプールは、サンパウロゴールに次々と襲い掛かったが、セニのファインセーブなどもありゴールを割れなかった。逆にサンパウロは少ないチャンスをミネイロがモノにして、それをキッチリ守りきった形となった。
フォーメーションはサンパウロが準決勝と変えず3-5-2。しかし、リバプールは準決勝の4-4-2から4-5-1に変更してきた。
(ベニテスはサンパウロのサイド攻撃を警戒して変えたのか、相手が3バックだから1トップにしたのか分からないがガッちゃんは変えなかったほうが良かったんじゃないかなぁと思ったねー)
まず試合開始直後にリバプールがチャンスを迎える。右サイドからのスローインをジェラードがセンタリング、これをモリエンテスが頭で合わせるがゴール左にそれる。
その後どちらもあまりペースが掴めないまま時計が進む。そしてサンパウロのファーストシュートは22分。アロイージオがアモローゾとのパス交換からシュートを放つ。しかしこれはGKレイナの正面。
そして、27分にサンパウロの得点シーンが生まれる。右サイドから中央に送られたパスをアロイージオが受け、スルスルと上がってきたボランチのミネイロに浮きだまのスルーパス。これをミネイロが落ち着いて左隅に決め、先制。
(この場面、後方から上がってきたミネイロに対してマークの受け渡しが全然できておらず、ミネイロが完全フリーになってたねー)
その後リバプールがサンパウロゴールに襲い掛かるが、GKセニの好セーブやルイス・ガルシアのヘディングシュートがバーに当たる不運もあり、前半は1-0で折り返す。
後半はほとんどリバプールの攻勢。7分のジェラードのFKはゴール右隅に飛ぶがGKセニがうまくはじき出す。その後のCKも身体を張ってセーブ。
その後もルイス・ガルシアやヒッピア、シナマ・ポンゴルがゴールを狙うが、オフサイドやまたまたGKセニの好セーブでゴールを割ることができない、、、
後半ロスタイムにはこぼれだまをジェラードがミドルの位置から狙うがゴール左にそれる。
リバプールは1点がホントに遠かったね、、、
大会MVPはもちろん好セーブ連発のロジェリオ・セニが選ばれた
ん~リバプールもシャビ・アロンソとジェラードが長短のいいパスを何度も供給してたんだけどねー