ある日、リラックスして伸びてる桜です。
さて、「新型コロナは猫はうつる」というニュースを、先週、早朝の仕事に行く前のNHKのテレビのニュースで聞いていました。
私が聞いていたのは上記の東大の方々が実験したもので、ここに書いてあるように「猫から知らないうちに人にうつすかもしれません」ということも放送で言っていました。
新型コロナにかかった猫とかかっていない猫を一緒にして、かかったから猫同士はうつる、これは理解します。
新型コロナに限らず、猫伝染性腹膜炎という猫コロナウィルスが原因の病気だって、猫カゼといわれるものもカリシウイルスやヘルペスウィルスが原因で猫同士でうつってしまいます。
でも、それらが人にうつることはありません。
新型コロナはどうなのでしょうか。
先ほどの東大の方々のもうちょっと丁寧な記事です。その中で、「猫から人への感染の可能性はわからない」、とされています。
この「現時点では、わからない」ことがニュースで取り上げられると、「うつすかもしれません」になるのは、どういうことなのでしょう。
「わからない」の解釈を「可能性があるから注意喚起しておいたのだ」ということなのでしょうか。
私がこのニュースを聞きながら思ったのは、無駄に怖がったり、心配して飼い猫を捨てる人が増えませんように、ということでした。
現にイギリスでは飼い猫が捨てられることが起きているのですね。
日本でもここ数年、すごい猫ブームです。これまで家では犬を飼う人が多かったのに、2015年にその数が逆転して以来、ずっと猫を飼う人が増えているのです。
猫の魅力に気がついた方が増えたことは、嬉しいことですが、こんなニュースを聞いて安易に猫をのら猫にしてしまう人がいないことを祈るばかりです。
本当に、新型コロナ以降、テレビ、新聞だけでなく、さらに元に情報を求めることの意義や自分の頭でもう一度考えることの大切さを思うことです。