三日連続の栗本さんのオンライン講座、中日が終わりました。あるお子さんが「ふん転がしレース」なる遊びを考案し、毎回レースをしていました。そのレースで私は毎回敗北し、体力も消耗。ああ、でもあの子にはやはり必要だったんだ!私なりにその解明の糸口を得た、充実の時間でした。
明日も楽しみです。
新コロナの外出自粛の中、学びの中心がオンラインになりました。以前なら「オンライン講座、講演会」なんて、遠いところの出来事と思っていましたが、今ではなんて便利なんだ!とその恩恵を享受しています。
そこに飛び込んできたのが、こんな豪華なプレ講演会情報!
浅見淳子さん
「治るかどうかは生きるか死ぬか コロナ禍の中で見えたこと」
南雲明彦さん
支援を整理する時代へ~生き抜くための作戦会議~
新型コロナウィルスについて様々な報道がある中で、発達障害のお子さんがいるご家庭では日々の暮らしが大変だ、ということをテレビや新聞記事などでも何度も見聞する機会がありました。
放課後等デイサービスには基本的には、文部科学省が感染しないようにしながら開所してね。厚生労働省は感染拡大の地域は縮小、臨時休業もありだよね。でも虐待やストレスがひどいなど見受けられたら臨機応変に対応してね、あ!あとね、オンラインで接触あったら利用料金出しますよ、というような通知を出していると私は理解しています。
そうかそうか、一応、各家庭への配慮もあるんだね、と読みながら、あれっ?と…。
そもそも、新型コロナ以前の放課後等デイサービスというものの存在意義は何でしたかね?
障害を持つ子どもたちの自立支援のために存在していたのですよね?
今回の新型コロナウィルスの騒動で、その自立っぷりが発揮されて、お家で上手に過ごしているお子さんがいる一方、日々の療育、放課後等デイサービスに行けないことでリズムを崩すお子さんがいる。
療育などに通うというのは、一日の中で、一体どれくらいの時間のことでしょうか?そのたった数時間のことを別なことに置き換えて、リズムが崩れないようにすることは、それほどまで困難なことなのでしょうか。
そして、日々行われていたであろう「自立支援」の成果は、こんな時にこそ発揮されるべきではないでしょうか。なんだかおかしい気がするのは、私だけではないと思うのです。
また、障害のある子たちのために、開所している施設で働く方にも家族がいると思います。その方達は、仕事とはいっても時には、マスクもできないお子さんや成人の方とも関わることがあるでしょう。その働く人たちの安全は?
「障害について理解してほしい」「社会が理解するべきだ」そんな主張が主流だった新型コロナ以前の発達障害界隈。
一見理解されたかに見えても、社会に余裕がなくなるとその日常の脆弱さが露呈し、それに翻弄される子どもたち。
自分に、お家に軸足がしっかりあれば、そんなに社会情勢に翻弄されずに日々暮らし、生きていけるのではないでしょうか。
アフター ザ 新型コロナ!
どんな提言があるか、プレ講演を楽しみに待ちましょう!