グリーンウッド的あんじゃねぇライフ

四季折々に移ろう泰阜村での生活の中から、元気が出るような日々の出来事をスタッフがお伝えしていきます。

『だいだら最強の応援団』

2008-09-09 14:46:59 | スタッフ ズクダス

どうも、けんちきです。

9月1日よりだいだらぼっちの

2009年度募集が開始されました!!





おかげさまで、申し込み・問い合わせが多数来ております。
また、新しい仲間たちと出会っていけることを楽しみにしています。


でもこうやって、だいだらぼっちが活動ができるのも
たくさんの支えてくれる人がいるからです。
応援してくれる人がいるからです。


だいだらぼっちに参加している
子ども達のお父さんお母さんも応援してくれる方々です。


いつも、たくさんたくさん応援してもらっています。
上の写真は保護者の方と一緒に作業をした後に撮ったものです。


つい先日、

中学校PTA作業の後に、そのままの勢いで
だいだら周りの草刈りを手伝っていただいたり、





美容師をされているお母さんには
子ども達やスタッフの髪を切っていただいたり、



イス作りなど木工を仕事にされているお父さんには、
子どものものづくりの相談にものっていただき、作業まで見てもらいました。




本当にいつも助かります。



ボクは、これって、

だいだらぼっちのすごくイイところだ!!

と思っています。



ただ子どもを預けるというのではなく、

●一緒にだいだらぼっちを支えながら子ども達を見ていく事。

●いろんな得意技を持つ大人たちが背中を見せる事。

●みんなのお父さんお母さんとして接してくれる事。




これらは子ども達にとって、抜群にいい環境だと感じます。
自分以外の大人と関わることで子ども達はいろいろと成長していきます。
大人にとっても、いろんな子ども達と関わることがとてもよいと思います。

一緒に作業をしたりする事ができるって本当に幸せです。
子どものことを話しながら薪作業できるって本当に幸せです。
そんな関係をみんなで作っていきたい。

これからだいだらぼっちに参加される方々とも、
そんな雰囲気を作っていければと思っています。


それにしても、
ほんとたくさんの応援をしてもらっています。


ある日はおそうじ大会ということで保護者の方々が集合して、
だいだらぼっちをキレイにしてくれたり、

地域の方々と交流をするために飲み会を企画してくれたり、


子ども達のためにゴハンを作ってくれることもあります。
あの料理はおいしかったし、子どもも真似して作りました。


だいだらの桃やブドウのなり具合を見てくれて、先日は収穫もできました。
こんな風にやるんですね、すごい!!


歯医者を営んでいる方は、子ども達に虫歯の怖さを話してくれました。
僕らまでおそろしくなりました(笑)


だいだらの流しやドアやいろんな故障箇所を直してくれるお父さん方もいます。
手が届かないところを、本当に助かります。


畑のことについてアドバイスしてくれて資料を送ってくれたり、
手作りのおやつについてのレシピをくれたり、食に詳しい方々がいろいろと子どもやスタッフにアドバイスをしてくれます。


ピアノの調律ができるプロのお母さんがいるから子ども達が楽しくピアノがひけています。


薪作業を一緒にやってくれる方もいます。
チェーンソーで薪を切ってくれるパワフルなお母さんもいます。


子どもが宿題をしているときは教えてくれたり、

将来のことについてアドバイスしてくれたり、

子どもの悩みを聞いてくれたり、息抜きをしてくれたり、

僕らに子どもが言えない事も代わりに聞いてくれていたり。


自分もテーブルやイスを作ったりして子どもに背中を見せてくれる人もいます。
一緒に遊びに参加して楽しんでくれて盛り上げてくれるひともいます。


だいだらぼっちの祭りなどの出し物大会ではいろんな得意技を披露してくれます。
こんなレベルの高い出し物大会見たことない(笑)


田植えでは手堅い仕事を見せてくれる人がいます。本当に憧れてしまいます。


スタッフにやさしい言葉、励ましの言葉、厳しくも愛のある言葉をかけてくれる人がいます。


自分の子どもだけでなく、みんなのお父さんお母さんとして接してくれる保護者の方々がいてくれています。


みなさん、ほんとうにいつもありがとうございます。
たくさんのことをありがとう。


これからも一緒にだいだらぼっちを元気にしていければと思っています。
これからもよろしくお願い致します。


けんちき


松本大学の実習を受け入れました

2008-09-09 08:18:55 | グリーンウッドの「ねっこ教育」


お久しぶりです、けんちきです。
みなさんお元気でしたでしょうか?


夏のキャンプも終わって、だいだらぼっちの生活に戻ってきました。
キャンプにどっぷり入って、久々に子ども達の顔を見ると、
嬉しくなってしまいます。


さて、先日キャンプが終わって間もなく、
松本大学の学生達の2泊3日の実習受け入れをしました。


やったことは、
話し合い、薪作業、風呂焚き、ゴハン作り、畑・田んぼ作業、
村の人へあいさつ、仕事のついでに遊んだり、ものづくり…



そう!いつも、だいだらぼっちがやっていること。



学生達にはだいだらぼっちの大家族の一員になって
昼はスタッフと一緒に作業、朝夜は子どもと共に仕事をしてもらいました。


みんなで仕事をする中で、子どもやスタッフとすごす中で、
学生がイキイキとして変わっていきました。



実は最初は学生同士の話し合いでも作業でも時間がかかっていました。



しかし最後の日になると
話合いを決めていくスピードや作業、
チームワークどれをとっても、


1,2日目とは比べ物にならないほど、良くなっていました。
引率の先生とボクは横ですげーなーと驚いていました。

みんなで薪を取りに行くことも、協力してゴハンを作ることも、子どもと過ごすことも、とてもいい経験になったようです。
だいだらの子ども達の頑張る姿に影響を受けたこともあったようでした。


山賊キャンプのボランティアや
ワークショップに参加する青年達も
グリーンウッド・だいだらぼっちに来て、
何かを得て、イキイキとして帰ってきます。


グリーンウッド・だいだらぼっちには、
いろんな人を元気にする空気があるなと思います



元気な子ども達やスタッフ、
23年間で培った場の空気、伝統。
そこから生まれる
言葉や雰囲気。

だから、いろんな人が訪れて、
どんどん元気になっていく。
またそこに、人が来て元気になっていく。
いい渦を巻いている場所。



これはだいだらぼっちの『場』の力だと思いました。



ちなみに2日目の夜ゴハンは、学生さん達が作ってくれました。




畑作業の際に取れたトマト、村の方からもらったアスパラ、
分けてもらった玉ねぎ、堆肥場でなっていたかぼちゃ
拾った栗で栗ご飯など、

活動の中でいただいた恵みを利用して、40人分の大家族のゴハンを作ってもらいました。(なかなかできない経験ですね(笑))

普段はゴハン作りもなかなかやらない男性7人組でしたが
あのゴハン作り中のチームワークや表情はとても気持ちがいいものでした!


ほんとうにおいしかった!!そして、ありがとう!!



けんちき