Angela Garden

シンプルに、そしてエレガントに。試行錯誤しながらも、そんな人生を送りたい。

倉吉 美建築

2013年01月31日 | ★ヴォーリズ&その他近代美建築(西日本)

 

 

 

 

明日から2月!!
今月は、お正月早々夫婦でダウン、
その後、先週夫が軽いノロ症状となり、自宅で寝たきり。。。
とっても、ぐったりした年明け1ヶ月でした。

今年は、いつもに比べて、寒さが厳しく感じられて、
なかなか思うように、身体が動きません。。。
無理をすると、頭痛がひどくなるので、
2月いっぱいは、冬眠生活とすることに。。。
3月から、また家の中の見直し、整理、お掃除~など頑張ろうと思っています。
去年、かなり思い切った見直し、整理、処分をしたので、
今年は、さらに細かくモノを見直し、
日用品、実用品も含めて、気に入ったモノだけを
身の回りに置くようにしていこうと思っています♪

 

 

 

さて・・・日本的な町並みが印象的な倉吉でしたが、
なかなか素敵な、洋風建築もいろいろ残されていました♪

こちらは、1931年(S6)に建てられた、
旧日本貯蓄銀行の倉吉支店の建物です。

倉吉で初めての鉄筋コンクリート造りだそうです。
今は、「ギャラリー和」というショップ&カフェになって
使われています。

昔の銀行の支店は、とても小さな建物が多いのですが、
それでも、素敵がぎゅっとつまった、重厚だけど
可愛い建物が多いです~ 

 

こちらも、もと銀行の建物です。
1908年(M41)に建てられた、旧国立第三銀行倉吉支店です。
日本的な土蔵造りですが、擬洋風建築とも評価されています。
鳥取県内の、国の登録有形文化財大1号の建物です。 

今は、「白壁倶楽部」として、カフェ&レストランとして、
また、地元の音楽家の演奏会なども開かれているそうです。 



この外観は、当時のままの姿で残っているそうです。

こちらも、少し大きめの一般住宅と変わらない大きさですが、
雰囲気がとっても素敵でした。
内部も、当時の様子が残っているようです。

 

 

そして、こちら、一瞬???と思ってしまう建物。。。
倉吉で、江戸時代から酒造業を営んでいる、
旧家、小川家の建物。  

すごく日本的な焼き板の壁の表だけ、宮殿風~
建物の表だけを洋風にしたものは、
看板建築と分類されるのですが、かなり極端

でも、この堂々っぷりに、これもアリなのね・・・と
なんとなく納得させられてしまいます。 

 



でも裏側に回ると、もしかしたら、この建物を建てた方は、
新しいものを、どんどん試してみたくなる
超前向きな方だったのかも、と思ってしまいました。 



広~い敷地なのですが、壁が白壁、レンガ積みの壁、
そして、日本的な石積み、などが使われているのです。
なかなかおもしろい趣を醸し出しています。 

ちなみに、国の登録有形文化財です 

 

 

そして、小川家の少し先には、小さいけれど、
歴史を感じさせる建築物。 



1932年(S7)から、1990年(H2)まで、
現役だった、倉吉初の上水道施設です。 

すぐ近くに今も、大きな川が流れていて、
その水源地から、水を汲み上げるポンプ室だったそうです。



昭和初期までは、こういう施設も、
レンガ積みや、石積みで造られていて、
とっても良い雰囲気を残してくれています。 



「萬解泉」と書かれています。
尽きることのない泉、と言う意味です。

奥に最近建てられたらしい建物がありますが、
倉吉特産の赤瓦を使い、昔の建物とのバランスも崩さないように、
窓がアーチ型に造られています。 

これで、鳥取、倉吉レポートは終わりです。
お付き合い有難うございました~