シャンバラの大計画に基づいた教え
古代の教えには、共通するものが何かあるようです。
拝火教の教えは火や光を生命や霊の象徴としていますし、古代エジプトの教えも、
あらゆるものの中に内なる光があり、光こそ生命であるというものでした。
これは私の勝手な憶測ですが、当時はまだ科学的な思考がなかったので、
この宇宙に存在するあらゆるものすべてが、様々な振動数のエネルギーによって出来ているということを
わかりやすく説明するために、光や火を生命や霊の象徴として使ったのではないかと思います。
そして神智学によれば、どちらの教えもシャンバラの大計画に基づいて、
シャンバラから来られた大師匠によるものだといいます。
オルぺウス教(№971)もまた、大師匠によるものであったと、
『神智学大要 第5巻太陽系下』(出帆新社 発行)にありますので、少し引用してみます。
『…現在のアテネとなっている土地に最初の都市が紀元前8000年に建てられた。
大師匠はこの土地にオルフェウス(Orpheus)としてやって来られ、オルフェウス秘儀を創始した。
後のギリシア秘儀はこれより派生したものである。
彼は紀元前約7000年に来て、主として森林に住み、そこで自分の周囲に、弟子を集めた。
彼は歌唱の達人として来て、自然の生活を愛し、都市と人々の蝟集(いしゅう)する所を嫌悪した。
彼は歌と楽器の音とによって教え、いつも五弦琴を持ち(恐らくアポロンの竪琴の祖であろう)、五音音階を用いた。
彼は音によって弟子達のアストラル体とメンタル体とに働きかけてそれを浄化したり拡大したりした。
また音によって精妙な体-複数-を肉体から引き出して高次元世界-複数-に、解放した。
彼の音楽は何回も繰り返される反復進行とは全く異なっていた。
彼はメロディによって働きかけたが、そのメロディは各チャクラ固有のものであって、それによってそれぞれのチャクラを働かしたのである。
彼は弟子達に音楽によって生ずる生きている画像を見せた。
これはギリシア秘儀でも同じ方法で行われているが、元来はオルフェウスから伝わったものである。
彼はあらゆる物には音があり、もしも人間が自分自身を調和の状態に保つならば、
聖なる調和が彼を通じて顕現し、全自然が歓喜する、と教えた。
彼の伝説が広く拡がり、彼は太陽神、フェブスにしてアポロ(Phoebus-Apoll)なる日の神、北国では美の神バルダー(Balder)となった。
大師匠はこのようにして、亜人種達に次々とヴィヤーサ(Vyasa)、ヘルメス(Hermes)、
ツァラトゥストラ(Zarathrustra)および前述のオルフェウス(Orpheus)として現れて、
それぞれ太陽、光、火、音の教えを説き、いずれも共通して生命は一つ、愛は一つという教えを与えた。
彼の弟子達のうち何名かがヘラス(Hellas)からエジプトに行き、
「内なる光」の教師達と親しく交わり、また遠くジャワまで行った弟子達もいた。
その後約7000年後に「大師匠は彼の民に最後に現れ、最後の光耀(イリューミネーション)に達して仏陀となった。』
『神智学大要』を読んでいると、オルフェウスはいつも五弦琴を持って歌と楽器の音とによって教えたのは、
当時の人々が、雄弁で詩と音楽を好み、指導者に対して情熱的に献身したことに合わせたため、このような教えになったようです。
№991につづく
古代の教えには、共通するものが何かあるようです。
拝火教の教えは火や光を生命や霊の象徴としていますし、古代エジプトの教えも、
あらゆるものの中に内なる光があり、光こそ生命であるというものでした。
これは私の勝手な憶測ですが、当時はまだ科学的な思考がなかったので、
この宇宙に存在するあらゆるものすべてが、様々な振動数のエネルギーによって出来ているということを
わかりやすく説明するために、光や火を生命や霊の象徴として使ったのではないかと思います。
そして神智学によれば、どちらの教えもシャンバラの大計画に基づいて、
シャンバラから来られた大師匠によるものだといいます。
オルぺウス教(№971)もまた、大師匠によるものであったと、
『神智学大要 第5巻太陽系下』(出帆新社 発行)にありますので、少し引用してみます。
『…現在のアテネとなっている土地に最初の都市が紀元前8000年に建てられた。
大師匠はこの土地にオルフェウス(Orpheus)としてやって来られ、オルフェウス秘儀を創始した。
後のギリシア秘儀はこれより派生したものである。
彼は紀元前約7000年に来て、主として森林に住み、そこで自分の周囲に、弟子を集めた。
彼は歌唱の達人として来て、自然の生活を愛し、都市と人々の蝟集(いしゅう)する所を嫌悪した。
彼は歌と楽器の音とによって教え、いつも五弦琴を持ち(恐らくアポロンの竪琴の祖であろう)、五音音階を用いた。
彼は音によって弟子達のアストラル体とメンタル体とに働きかけてそれを浄化したり拡大したりした。
また音によって精妙な体-複数-を肉体から引き出して高次元世界-複数-に、解放した。
彼の音楽は何回も繰り返される反復進行とは全く異なっていた。
彼はメロディによって働きかけたが、そのメロディは各チャクラ固有のものであって、それによってそれぞれのチャクラを働かしたのである。
彼は弟子達に音楽によって生ずる生きている画像を見せた。
これはギリシア秘儀でも同じ方法で行われているが、元来はオルフェウスから伝わったものである。
彼はあらゆる物には音があり、もしも人間が自分自身を調和の状態に保つならば、
聖なる調和が彼を通じて顕現し、全自然が歓喜する、と教えた。
彼の伝説が広く拡がり、彼は太陽神、フェブスにしてアポロ(Phoebus-Apoll)なる日の神、北国では美の神バルダー(Balder)となった。
大師匠はこのようにして、亜人種達に次々とヴィヤーサ(Vyasa)、ヘルメス(Hermes)、
ツァラトゥストラ(Zarathrustra)および前述のオルフェウス(Orpheus)として現れて、
それぞれ太陽、光、火、音の教えを説き、いずれも共通して生命は一つ、愛は一つという教えを与えた。
彼の弟子達のうち何名かがヘラス(Hellas)からエジプトに行き、
「内なる光」の教師達と親しく交わり、また遠くジャワまで行った弟子達もいた。
その後約7000年後に「大師匠は彼の民に最後に現れ、最後の光耀(イリューミネーション)に達して仏陀となった。』
『神智学大要』を読んでいると、オルフェウスはいつも五弦琴を持って歌と楽器の音とによって教えたのは、
当時の人々が、雄弁で詩と音楽を好み、指導者に対して情熱的に献身したことに合わせたため、このような教えになったようです。
№991につづく