心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに №1091

2014-07-08 21:34:01 | Weblog
鉱物王国の誕生
第二ロゴスのエネルギーが、精妙な質料の界層から粗雑な質料の界層に順番に流れ込み、
その界層にある質料に入り込み、特有の形態を持つことで、その形態の機能を活性化させます。
こうしてそれぞれの界層の質料特有の特質を与えますから、
非常に多数のモナドが、それぞれに独自の特徴を持つ
多くの並行した流れとなって鉱物の世界に降りていきます。
第二ロゴスのエネルギーが物質界にまで達すると、
ここでも一連鎖期のあいだいに濃度の違う7つの区分の中を段階的に進化することで、
鉱物界層の濃密な質料による体を持つようになります。
第二ロゴスが段階的に鉱物の界層を降りることで、精妙な状態の質料から
粗雑な質料による物質の世界へ向かいながら、同時に生命の流れは枝分かれし細分化していきます。
このエレメンタル王国から鉱物王国へ逆進化していく
第二ロゴスのエネルギーの流れを見ていると、
ホログラムと似たような一貫したシステムになっているように感じます。
現代の物理学では、あらゆるすべての物質をつくる素粒子の中に、
さらにミクロの世界があり、その世界はホログラフィックであり、
何もない空っぽの空間と思われた真空の中にも、目に見えない
何らかの物質やエネルギーが充満していると考えています。
この目に見えない物質やエネルギーは、物質世界を形づくる素粒子の材料あるいは素材であり、質料です。
神智学によればこの質料によって、メンタル界の思考やアストラル界の感情もできているといいます。
第二ロゴスはコーザル界とメンタル界の質料を通りながら
コーザル界とメンタル界の質料を活性化させ形態を持つ能力を身につけて、
アストラル界の質料の中でも同様の能力を発揮できるよになることで、
鉱物界の中に降りた第二ロゴスは、メンタル質料やアストラル質料に対する感応力を備えています。
第二ロゴスのエネルギーが、鉱物界という最下層にまで下りると、
鉱物という硬い物質の中に生命の器となるための能力が生まれます。
この器があることによって鉱物は自分の外の世界と、内側の世界があることを
理解する能力が生まれますが、この鉱物界の硬い物質からできた質料の器によっておおわれてしまいます。
そのため対応できる反応の範囲は狭く、感応力は鈍くなりますが、限られた範囲でも、
自己と他者を判断し反応する能力があるということは、意識を持つということであり、
鉱物も精神的な生命活動を行っていると考えることができます。
この鉱物界という進化の最下点に達して、逆進化と進化のバランスが取れると、進化のための上昇が始まります。
№1092につづく

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