サナト・クマラが地球惑星のロゴスになるまでのことを語った『サナート・クマラ物語 惑星ロゴスへの道』(ヴァイワマス著 チャネル&編著ジャネット・マクルーア ナチュラルスピリット発行)という本があります。
この本の「美しい惑星」の中でサナト・クマラが惑星ロゴスになるための修行を師から受けているときに、サナト・クマラが地球と出会う場面があります。
ロゴスについて、またハイアラキーについて理解する助けになると思いますので引用します。
『……私のスクリーンに“地球”が現れた。なんと美しい惑星だろう。
それは完璧な形をしており、生命力で振動していた。
第三の眼で見ると、そこにはすでに数え切れないほどのレベルで生命が機能しているのがわかる。
「私はひとつの惑星を開闢の時から導くものと思っていましたが」と言うと、師は「その通りです。ただしそれは連続的な時間でいえば過去に遡ってなされることもあります。」と答えた。
そして私に訊ねた。
「この惑星について特に気づいたことはありますか?あなたにとって、とても重要な惑星のようです。」
私はその美しい世界を凝視した。
そしてそれをハートチャクラに取り込み、こう答えた。
「このうえない美しさです。」
と言い、彼もまた地球の美しさを称賛した。
これから話すことは、この物語のなかでもとくに重要と思われるところだ。
師の助けによって、私は地球の創始まで時を遡った。
そしてこの新しく生まれた惑星のいわば“進化意識”と呼べるものに、私のエネルギーあるいは生命力が文字通り組み込まれた。
私はエーテル界を静かに行ったり来たりしながらそれを自分に結びつけ、いまやはてしなく広がっているハートの内にそのすべてを据えた。
それが私のハートチャクラと完全につながると、この生まれたばかりの惑星に途方もなく大きな愛を感じた。
すると、すばらしいことが起きた。
その惑星自身が私のハートから外へ向かって流れ出しはじめたのだ。
それは動きながら、しだいに物質次元で機能できるようになっていった。
ついに地球は存在した。
いま物理的に誕生したのだ。
この惑星をすっかり探求し、すべてに私の意識を深くゆきわたらせたとき、地球と私の喜びに満ちた旅が始まったのがわかった。
ナンバー2123に続くでしょう。