こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[見上げてごらん]

2018-01-26 20:02:43 | 季節を感じる
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[見上げてごらん]

空を見上げること、ありますか?私は最近多くなりました。空想癖のせい?ではありません。忙しく、すこし気持ちがざわざわすると、空を見上げるようにしています。

今日のざわざわの原因はなんでしょう。それは、電車の遅延です。昨日に引き続き、本日も南武線は遅延、今回はストップしていたようです。朝、テレビをみていた主人から聞き聞きました。今日はいちはやく情報をゲットできました。本来は8時30分に家をでればいいのですが、昨日のように競歩になるくらいなら、さらに30分早くでて、隣駅まで散歩がてらでかけました。

空気もつめたく澄んでいます。さっそく空を見上げました。冬らしい雲と薄水色の空が綺麗です。通勤時間でるから、空を見上げているような人はいません。逆に、じゃまにされます。しかし今日は徒歩です。昨日とは違う裏道ルートでいきました。我が家の付近には、畑がおおいのですが、人が入らない畑は、残雪が多く野菜が悲しいくらいにシュンとしていました。

そして、桜の季節になると多くの人が訪れる川にきました。川と川面に映る近代ビルのミスマッチがとても気にいりました。


▲両脇桜の木、川、川に映るビル


そして、今まできがつきませんでしたが、こんな絵画のある建物ができていました。とてもお洒落です。

▲お洒落な壁画



そして今日は横浜で仕事でしたので、昼休みも空を見上げてみました。朝よりも空の色が濃くなっています。青です。

ティーンエイジの頃に、最後にこの店に来て、体がしずむようなソファーでゆっくりお茶を飲んだ喫茶店。看板は残っていますが、雰囲気が変わってしまいました。きっと、小学生からの友達M子さんは、同じ感想をもってくれるでしょう。あの「締めの白十字」今は、こうなりました。

▲横浜「白十字」看板


そして、私の幼い時の憧れ高島屋。今でも横浜西口での存在感が大きいデパートです。

▲憧れデパート横浜高島屋

遠くから写真を撮っていた気がつきましたが、工事中の建物は横浜駅なのですね。ここには以前横浜東急ホテルがありました。高校生の頃はここで、テーブルマナー会食があり、大人になってからは、中学生の友達Mっちが結婚式の二次会をしました。そこに、「横浜駅」と看板があります。ホテルのあったところまで駅になるのでしょうか?工事が長く続く横浜駅は謎です。


▲元横浜東急ホテル付近


先週で終わった中学三年生の英語の集団授業の時、生徒一人一人にメッセージカードを書きました。中でもとても気になる生徒がいました。彼女はとても真面目で、いつも全力投球。きっと多くのことを犠牲にして学習しているのでしょう。余裕がまったくないのです。その心理状態が心配でした。彼女には、
「受検が終わったら、少しのんびりしてくださいね。そして、空を見上げてみたり、四季を感じたりしてください。」
という言葉を送り、本人にも直接話しました。彼女が笑顔で空を見上げて、その時に少し私のことを思い出してくれたら、とても嬉しいです。

みなさんも、お天気の時、気分のいい時だけでもいいです。空を見上げてみてください。そこには、とても綺麗な景色がひろがっています。



▲番外編その1


▲番外編その2 川が綺麗でした




[競歩]

2018-01-25 21:11:08 | 体験する
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[競歩]

いつものように、仕事開始時間の30分前に家をでました。今日は雪が降ってから4日目。天気も良好。道路には、残雪処理のために中央に投げられて雪が凍結しています。なにが危ないといって、この「凍結薄氷」ほど怖いものはありません。滑る滑る。

風は寒いです。この寒さ48年ぶり。私は今年で48歳になりますが、誕生月は5月なので、私が生まれる前の記録ということになります。そんなに寒かったのでしょうか。1970年。

などと、頭の中でいろいろ想像して最寄り駅につきまいた。遠くからでも聞き取れる声で
「遅延。」
と言っています。まさか?エスカレーターは止まっています。南武線が遅延です。ありゃ。とりあえずホームに向かうと、反対側に落下してしまうほど人であふれています。電車が来るのを待ってみました。到着しましたが、降りるひとが、ほとんどいないのに、乗車するひとが押し合います。そして時間調整で停車しているのです。
「こりゃだめだ。」
本年二回目の徒歩。隣街の駅まで歩くことにしまいた。今回は朝、仕事開始時間に間に合うか、あせります。そして近年みたこともないようなスピードを出す私の健脚。走るのは難しいですが、早歩きは得意です。48年ぶりの寒さを吹っ飛ばすような、華麗なウオーキングです。隣街の駅につき、いつもとは違うルートを選択。乗り換え検索で、その駅からも2ルートあり、早く到着した列車に乗り込みました。その時点で、開始時間の40分前。大丈夫です。ここまでくれば。なんと、10分前には到着しました。今日の仕事場では、電車による遅延は二回目です。普段は30分乗車で到着するのに、一回目の遅延では1時間かかりました。それから怖いので、30分早く家を出ています。そのおかげで、いつもと同じように到着しました。

しかしです。今回、偶然間に会いましたが、こんな出来事があると、もっと早くでるべきではないかと考えてしまいます。今回は徒歩圏の駅でルート変更できましたが、できない場合もあります。バスは難しいです。そんな時落ちついて行動できるのは、1時間早くでるということです。しかし通常通りに到着した場合、この寒い時期に、1時間も仕事場付近の駅で何をするのかということです。喫茶店でお茶を飲んでもいいのですが、4時間の仕事のために、お茶代として出費があると合わないような気がします。しかし、送れるのはダメです。というせめぎ合いになります。

乗り換えは成功しました。横須賀線も事故があり、完全に止まっていました。雪の影響は、明日も続くのでしょうか・・・・明日も早く出発します。



▲大井町・サンマルクカフェ
広々として二階はとても日当たりがよい
気持ちのいいカフェ

[黄色い缶]

2018-01-24 21:49:50 | 季節
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[黄色い缶]

家の電話にタイミング良くでることはめったにないのですが、19日金曜日の夜22時頃、電話が鳴りました。母です。私は仕事でバタバタしているので、母には、携帯電話に電話してほしいと再三お願していますが、それができません。きっと携帯電話に電話をすると、自分の魂を吸い取られると思っているのでしょう。

夜に電話がくるのは珍しいです。何かあったのかと、心配になりました。電話の用件は、
「鎌倉にお参りに行って、お土産に「鳩サブレー」を買ってきたので、いつでもいいから取りにきてほしい。」
ということです。両親は、孫である甥と一緒に、鎌倉に新年のお参りに行ってきたのです。我が家はお菓子大好きファミリーです。丁度21日の日曜に名古屋から遊びに戻っている甥に会う約束をしているので、「鳩サブレー」を受け取りに行きました。

甥を囲んだ宴は、家族の集合時間の問題で、実家に集まることになりました。思いのほかもりあがり、帰宅することになりました。「鳩サブレー」のことをすっかり忘れていましたが、母が
「これ。」
と出してきたのが、大缶です。

▲鳩サブレー

久しぶりに見ました。全部で28枚入っています。我が家では、最初に等分しないと争いがおこるので、さて一人何枚かな?と独り言を言うと
「一人7枚は食べられるよ。」
その日は母が一番冴えていて、一番に解答しました。これで喧嘩もなしです。中身も四等分されているので、他の山の食べないようにと、確認のラインもしました。

毎年この時期になると母からの連絡があります。今は、私の住んでいる隣町で購入できる「鳩サブレー」ですが、『鎌倉で買ってきた』という大義名分がつくとありがたいお菓子様になります。

東京駅の横須賀線のホームでこんな駅の看板を発見していました。

▲東京駅横須賀線ホーム
豊島屋(鳩サブレーの会社)の看板


鎌倉をイラストで描いていますが、そのタッチが鎌倉らしくてとても好きな看板です。この看板を見る度に、
「このまま、この電車で鎌倉に行ってしまおうかな。」
と放浪心がウゴウゴしてきます。この鳩サブレを食べ終わるころ、鎌倉に行ってみようと思います。

[かまいたち]

2018-01-23 20:28:27 | COOLJAPAN
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[かまいたち]

テレビを見ていると、「かまいたち」という名前の芸人さんが出演していまいた。
かまいたち・・・・
どこかで聞いたことがあります。

それは、今から22年前の冬のある夜の出来事です。当時住んでいた家の奥にあった和室で、もうすぐ1歳になる長男とブロック遊びをしていました。そして、座って遊んでいる長男の額をみると、切り傷がありました。しかし、血液はにじむ程度。長男は泣いてもいません。一緒に遊んでいたので、どこかにぶつけてもいません。本当に不思議でした。長男が自分の爪でやるには難しい部分に難しい方向に傷ができていたのです。あまりもスパッと切れているのです。

義理の母に話をすると
「かまいたちではないか。」
かまいたち・・
私はまったくしりませんでした。義母は秋田県の出身です。東北地方では、冬に切り傷ができて、痛みもなく、血がにじむ程度の怪我を「かまいたち」の仕業だというそうです。日本全国で「かまいたち」現象があり、様々な言い伝えがあるようです。

今回20年ぶりに調べてみました。「かまいたち」は「鎌鼬」と書きます。その現象は、寒い時や風の強い時に起こると言われていますが、科学的には解明されていません。我が家の長男の現象も寒かったですが、室内です。かまいたちという妖怪もいるそうです。ゲゲゲの鬼太朗にも「妖怪かまいたち」が登場します。両手が鎌になっています。

ずっと忘れていましたが、当時は、奇妙なネーミングの怪我だなあと、不思議な気持ちで聞いていました。しかし、妖怪の仕業と考えるのも面白いですよね。日本独特の考え方です。このような話に遭遇する度に、「日本の文化って深く、面白い。」と思います。科学で解明できない不思議な現象と妖怪。他にも沢山ありそうですね。


[かたくりこ]

2018-01-22 20:21:52 | 季節を感じる
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[かたくりこ]

朝から心配でした。昼からの行きの天気予報です。今日は横浜で仕事です。なんとか武蔵中原まで帰ることができれば、なんとかなりそうだと思っていました。

仕事が終わり、外にでると、銀世界が広がっていました。

▲横浜高島屋前の雪景色


それでも、少し眺めただけで、JR乗り場に向かいました。なんどか横須賀線が運行しています。慌てて乗車すると、車内はガラガラ。雪が降ると一番で打撃を受けるのが、横須賀線、東海道線、京浜東北線。そのため、みながさけていたのでしょうか?ゆったり座って武蔵小杉に向かいます。それでも、怖いと思っているからか、電車はいつもとは違う揺れを何度かして、通常乗車時間よりも長かったです。

あまりにも簡単に武蔵小杉駅まで当到着したので、ホットしていると、南武線に向かう動く歩道が閉鎖されています。そして放送。
「南部線、二番線ホームは大変混み合っています。」
へ?ここで、と思いました。よく考えると、武蔵小杉から南部線を利用するのは、横須賀線の乗客だけなく、東急線の乗客もいるのです。今では、武蔵小杉の東急の駅には沢山の電車が乗り入れています。混むわけです。

▲雪の積もる武蔵小杉1番線ホーム
2番線下りの人の多さがわかります


ホームにはひとがあふれ、随分前に到着したはずの電車が動いていません。みんなが乗りたくて、ドアがしまるのに時間がかかっています。私は反対ホームにうつりました。同じ年齢くらいの女性がいたので、思わずお互いに話をしました。
「雪で、すごいことになっていますね。バスで帰ろうかとおもいます。」
と私が言うと、
「私は、歩いて帰ります。」
その言葉を聞いて、歩くという選択肢が浮かびました。バス乗り場をみると、人の山。

歩くことにしました。雪道ですが、人が通った後なので歩きやすくスイスイ進みます。そして、歩いているうちに童心にもどり、新雪を選んでいました。
キュ、キュ、キュ。いい音がします。誰もいない大通りより一本裏の道は、夜ですが、光が当たっている場所は雪に反射をしていつもよりもあかるくなっています。その中を、片栗粉に乗っているような感触を楽しみながら帰りました。滅多に見られない雪景色を堪能しました。
しかし、明日はどうなるか?電車が運行されるでしょうか?心配は明日に持ち越しになりました。


▲武蔵小杉駅付近のオブジェ
雪が積もっています



▲樹氷になっている木々
雪の中を歩いた特権