こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

【伝える】

2019-05-09 23:51:59 | 言語
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

5・6月無料体験
5月14日(火)
5月28日(火)
6月11日(火)
6月25日(火)
16:00~19:00

ホームページからご連絡ください
フェイスブックでつながっている方は
メッセンジャーからどうぞ
こくごレストランホームページ
または、インスタグラムのメッセージ
フェイスブックから
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。

紙芝居イベントでも申し込みできます。

こくご食堂今日のお話は
【伝える】

一昨日、大好きな京浜急行に乗車していました。
横浜から乗車。日ノ出町のカーブ待ちをワクワクしていました。


▲京急
赤い彗星と言われています



午後の車内。
ゆったりと座った人が数人。私の隣には外国人の若者が座っていました。

もう少しで、日の出町カーブ。トンネルだ!
と思った瞬間。

「すみません、ここにいきたいのですが」(英語できかれました)
おっと。英語です。

英会話は堪能ではありませんが、「英会話マインド」はあふれるほどあります。

しかし、指さしている駅が「生麦」。乗車してるのは、急行。どこから乗車されたのかわかりませんが、かなり先の駅です。

「生麦はもうすぎてしまいました。」(かなりブロークンな英語で対応。
小首をかしげる外国人の女性。

次の日の出町でもどったほうがいい。すぐに携帯電話で京急の路線図を出しました。
「次の駅はここ、そして生麦はここ。8駅先です。乗り換えて、もどらないと。」
行き過ぎたことを理解したようです。しかし乗り換え。乗り換え。

「チェンジ。」
そしてその若い女性は、
「ここから8番目の駅ですね。」(英語)
と繰り返していました。

私は、
「ノーマルトレイン。急行ダメ。」
と言いましたが、それを理解していたかどうか不明。

若い女性とお別れする間際。鎌倉の仕事で鍛えた、唯一言える英語を
「Have a nice day.」
と言いました。
「You, too」

黄金町に向かう車内で、考えました。
彼女、また急行に乗車してしまったら、永遠に生麦に行くことができな。大丈夫だろうか?

大学時代に友達と二人でイタリア旅行に行きました。その時、とても親切なお婆さんにお会いしました。私達は、ローマで知り合い家に泊まっていましたが、その家がわからなくなってしまったのです。電話しよにも、当時治安の悪いイタリア。公衆電話はコインではかけることができませんでした。困っていると、ご年配の女性が通りかかりました。ジェスチャーで電話ができないと説明すると、さっと財布からテレフォンカードを出してくれました。
そして、二人でローマの知り合いに電話をしている間に、去っていってしまいました。電話を切って、声をかけました。
「Grazie(グラッツエ)」

遠くでバイバイをしてくださいました。

その経験から、どんなにつたない言葉でも、困っている外国の方がいたら、積極的に話すようにしています。そこに、「話せるか」「話せないか」は関係ない。「伝えたい」という気持ちがあるかどうかです。

関西の方は最強。外国でも関西弁で買い物されるそうです。その「気持ち」ですよ。

来年はオリンピックです。みなさんも、「伝えたい」という気持ちをもって、日本語でもいいので、外国の方とコミュニケーションを持ってくださいね。



★二子新地
駄菓子木村屋さん
第二第四水曜日
5月22日(水)
15時~18時30分くらいまで
中庭マルシェ
https://takatsu-kawasaki.mypl.net/shop/F00001000005/




★★農園フェス
5月12日(日)
川崎市宮前区 小泉農園敷地内
小泉農園さんで開催される
農園フェスに紙芝居で参加します。
詳細はまた後日発表します
https://www.facebook.com/events/306969126642449/?ti=cl


★「三社祭1日目5/17浅草舵輪ハーモニカLive」
ライブからの参加
チャージ2000円+御飲食代
(駄菓子食べ放題)
ここでも駄菓子とご縁がありました。
伊藤かなさんのブログ
https://ameblo.jp/hamonica-kana-hamonica/entry-12451863995.html


★★メイズダイナーイベント
5月18日(土)
二子新地駄菓子木村さんから徒歩2分
カフェのメイズダイナーさんのイベントに
紙芝居で参加します。
12時~
16時~
https://www.facebook.com/MaysDiner/




インスタグラムmasasayama
こくごレストラン
目玉のおもちゃ
https://www.instagram.com/masasayama/?hl=ja
フェイスブック

https://www.facebook.com/kokugoresutoran/
国語作文教室in川崎
こくごレストランHP
https://www.kokugoresutoran.com




[億り人]

2018-05-06 20:05:00 | 言語
はじめまして。2018年5月。川崎市中原駅徒歩5分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分、神明神社で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を「こくごレストラン」を創業しました。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[億り人]

資産が億単位になった人を「億り人」と言うそうです。さらに、資産が10億を超えると「自由億」。これは、「じゆうおく」と「じゅうおく」をかけた造語だそうです。

この言葉は、仮想通貨で資産運用した稼ぎ手に使われる言葉です。私は仮想通貨運用にはあまり興味がないのですが、この言葉、面白いと思いました。

まず、「億り人」これ、音できくと「おくりびと」です。この言葉を聞くと、本木雅弘の映画「おくりびと」が思い浮かんでしまいます。お葬式を職業にする人のストーリーで、数々の賞を受賞した名作です。そのイメージがあるので、この「億り人」ということば、「金儲け」色がでないのです。この言葉を作った人、天才です。

そして、「自由億」これもおもしろい。自分で稼いだお金なのだから「自由」につかっていいでしょう。という雰囲気がでています。また、頑張って稼いで「自由」になるお金が沢山あるのですよ。すごいでしょ。そんな意味あいもあります。言葉で自慢するよりも、「自由億」と言っておけば、それだけでいい。

馬車道は「アイスの発祥の地」と言われています。この「発祥の地」というのも実は曖昧で、全国各地に「発祥の地」があります。美味しくアイスクリームを食べている私は、どこが「発祥の地」でもいいのですが、おらが一番と思っている方々は意外と真剣です。アイスの「発祥の地」が確定でないように、「億り人」「自由億」とネーミングした人を探すのは難しことです。しかし、面白い言葉を作ったものです。もしも、「億り人」を作った方が、映画「おくりびと」を知らない世代だったら。それは、本当にすごい。でも、その世代だったら、ただの面白い造語としか感じないかもしれないですね。

この二つの造語、音で聞くだけでは活字が想像できません。これは活字になって「なるほど」なのです。日本語は面白いです。音と活字で遊ぶことができるのですから。

さて、私は「億り人」「自由億」になりたいか?なりたくないと言ったら、嘘になります。ローンを完済して、マンションの管理費あと60年分くらい支払う額があればいいかな。いやいや、将来生まれてくるだろう孫と一緒に一回は旅行に行きたい。もう一度イタリヤ旅行もしたい。考えると、「欲」がでてきます。しばらく、「億り人」「自由億」になったつもりで、空想してみます。空想するだけはタダですから。





無料体験のご案内
各回、6名までとさせていただきます。応募はホームページ問い合わせよりお願いいたします。
ホームページ小学生の国語作文塾 in 川崎 こくごレストラン
https://kokugoresutoran.jimdo.com/



[これだ!]

2018-03-17 20:42:26 | 言語
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[これだ!]

去年の7月。暑い夏でした。そして暑い7月にブログを始めることにしました。そして、ブログのネーミングを検討することになります。当時は、派遣の仕事で早朝錦糸町に通っていました。早朝なので、電車の本数が少ないので早く家をでて、街散策をしていました。その時に、街中の看板をチェックしました。店名からヒントを得ようとしました。

面白い店名、オーソドックスなネーミング。塾の屋号にしようと思っているので、真剣です。学習と違うものをジョイントしてみようと思いました。動物園、遊園地。お子さんがすきそうなものがうかびあがります。そこで思い浮かんだのが、「レストラン」です。最近レストランという言葉を使用していないと感じました。私が子供の頃は、洋食の店はレストランと呼び、テーマパークのイメージがありました。学習塾に来るのではなく、居心地のいいコミュニティーにやってくるイメージにしたかったのです。これだ!
それを活字にしてみました。「国語レストラン」。とても硬いイメージです。なぜか?「国語」と漢字で書いてしまうと、勉強のイメージだけになってしまいます。私の塾では、「国語」の勉強をします。しかし、学校で学習する「国語」ではなく、自分の思考を発表して文章にするのがメインです。そして、日本語で人に「伝える」ことを学習していきます。ですから、勉強のイメージだけではありません。そして「ひらがな」にすることを選びました。

「こくごレストラン」

なんだろう?と思っていただくことが一番です。この屋号を大切にしょうと思っています。学習は楽しいもので、楽しいと勉強していることと遊んでいる時の高揚が感じられます。分かった、伝えることができた、その楽しさを生徒と一緒に体感していこうと思います。

そして、このブログの「こくご食堂」グーブログでブログを始めるにあたり、先のブログと屋号が「こくごレストラン」なので、今度はその兄弟です。レストランが洋食なら、食堂は和食でそれも庶民の味で定食セットのイメージです。今度は、もっと日本らしいものに目をむける意味をこめて名前をつけました。今は、小学生向けのクラスしかありませんが、中学生や大人のクラスも作っていきたいので、その時は、「こくご食堂」にしようと思っています。

名前を決めるのにこんなに長く検討したのは、息子の名前をつけたとき以来です。私の息子は二人いますが、「こくごレストラン」は三男(三女)。「こくご食堂」は四男(四女)。私の思考から生まれたこの子供達を、これから大切に育てていこうと思います。

[はげてん]

2018-03-14 20:11:32 | 言語
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[はげてん]

新しい場所、初めて会う人。2017年夏、「商人セミナー」という講座を受講してから、そんな体験をしてきました。昨日もその一つです。

多言語で言葉にふれあう、セルラスというNPOの活動に参加しています。ロシア語、スペイン語、英語、韓国語で同じ内容の会話文を聞いて、言語を理解するのです。私は1月から始めたばかりで、どの国の言葉もあまりわかりません。そして、いつもは溝の口に通っているのですが、横浜に初めて参加しました。

溝の口は、小さいお子さん(3歳)から大人まで年齢層も厚いのですが、横浜の午前クラスは、大人の女性ばかりでした。コーディネーターの方Nちゃん(みなニックネームで呼びます)は、表情豊かでとても明るい方です。笑顔で迎えていただきました。

実は、横浜に向かう前に実家の母に電話をしたのですが、出ない。何度も何度もコールしても出ない。恐ろしくなり、父の仕事場に電話しました。父が出勤するとき、母は起きていたそうです。心配なので実家にむかいました。実家の最寄り駅を降りて、もう一度電話をすると、でました。親戚から電話だったそうです。私も、母も、実家の電話がキャッチフォンであったことを忘れていました。何もなくてよかったです。

てんやわんやの朝を迎えて、時間より少し遅れて横浜会場にむかうと、まだメンバーは集まっていませんでした。そして、初めてなので自己紹介をします。毎回、他の国の言葉で覚えておかないといけないとおもいながら、英語で自己紹介になってしまいます。他の方は韓国語、ロシア語、スペイン語で自己紹介されました。今は、日本人の中学生の少年がアメリカにホームステイするという内容を、多言語で取り組んでいます。その中で、スペイン語で「やっぱ七人」「えだまめ」と聞こえると言うのです。他に韓国語では、「はげてん」と聞こえる言葉あるそうです。私は大笑いです。音源で聞いているのですが、気付きませんでした。「空耳」。これからは、楽しく音源を聞くことができそうです。むしろ、「はげてん」待ちをして他の言葉が入ってこないかもしれません。最後にコーディネーターのNちゃんが、
「難しいとおもわないでください。楽しんで。」
とまとめていました。本当に楽しかったです。

初めての場所、初めての人、最初はとても緊張します。それでも、どんどん新しいものにチャレンジしていきます。

[耳の反応]

2018-03-12 19:26:07 | 言語
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[耳の反応]

耳が反応しました。

土曜日の夜、「のど自慢THEワールド」という番組が放送されていました。息子が観ていたのですが、この番組で二回耳が反応しました。

ウクライナ出身の人が、歌い終わってから
「スパイシーバ」
と言っています。あれ、聞こえる。ロシア語じゃないか?ウクライナ語というものがあるそうですが、ロシア語も通じるということなので、「ありがとう」という意味の「スパイシーバ」は共通なのかもしれません。

それから、アルゼンチンの人が歌い終わってから、
「ムーチャスグラシアス」
ななんと、スペイン語。

普段、あまり聞き取れないなと思って聞いている音源があるのですが、それでも「ありがとう」は何度もでてきて耳に残っていました。そして、ある日突然、自然と聞こえてくるのですね。言語って、面白いと思いました。

簡単な言葉から覚えてみようと、本気で考えました。ポジティブな言葉がいいです。「美しい」、「美味しい」など、馴染みのある言葉を多言語で調べてみると面白そうです。

春です。街にでると外国からの観光客をみかえることがあります。その人達が話している言葉が、スペイン語かな?ロシア語かな?と言語がわかるようになるだけも楽しいです。

多言語の活動をしていて、何も身についていないなと思っていました。それでも、言葉に反応する耳を手にいれていました。これからも、楽しく多言語にふれあっていきます。